シャルル:弟
昨晩は警備の仕事で夜勤だった。
丁度先ほど目を覚まし、部屋着に裸足で洗面所からでてくる。
シャルル:弟
「さっき起きたとこ。アレクシアは……ああ、もう昼か。」
シャルル:兄
週末2日分の食事の材料が入ったトートバックを下げて車から戻る。
アレクシア
友人の結婚式に着ていくドレスを選ぼうと思っている、と言いかけて。
アレクシア
言ったらうるさいだろうな……という気がして途中で口を閉じる。
シャルル:兄
「でしたら、少し軽食でも作りましょうか。」
シャルル:兄
「甘いのと、甘くないのとどちらがよろしいですか?」
アレクシア
かばんを置きに一度部屋へ行き、戻ってくる。
アレクシア
いまさら兄のいる台所に手を出す気もなく、テーブルについた。
シャルル:弟
兄のこだわりらしい茶葉の配合されたティーバックを、コルク瓶からふたつとりだしてカップに。
そこへ熱湯を注ぐ。
シャルル:弟
そのカップのひとつをアレクシアに。
向かい側の椅子に座って。
シャルル:兄
冷蔵庫から取り出した生地を薄く、丸く焼いていく。
シャルル:兄
端が乾いてきたら砂糖をまぶして折りたたみ、皿へ。
シャルル:兄
それを何度か繰り返し、出来上がったものをテーブルへ。
シャルル:兄
とりわけ用の皿とナイフ、フォークを並べて。
シャルル:兄
「後で休暇中の焼き菓子も作りますが、ひとまずは。」
アレクシア
こちらも手元の皿へ。お行儀は非常によろしいです。
アレクシア
しばらくそうして、パンケーキをつついた後。
アレクシア
「……明日はちょっと、買い物に行くから」
シャルル:兄
「わざわざついてくるなとは、どちらに?」
アレクシア
「……どこに行くかは、まだ決まってない」
シャルル:弟
「……買い物か。俺が最寄りまで送ってってもいいけど。」
シャルル:弟
「決まってないって、なんか特別な感じか?」
アレクシア
「まあ……これからネットで目星をつける、つもりで」
シャルル:兄
追加のパンケーキを焼きながら聞いている。
アレクシア
言ってから、いや言わなければよかったか?と思っています。
アレクシア
「友人が一人、今度、結婚するらしくて……」
シャルル:兄
「おやおや、それはおめでたいですねぇ。」
シャルル:兄
「出席される用の……ドレスですか。」
シャルル:兄
「こう見えて、結構センスはある方だと思うのですが……」
シャルル:兄
「それで……無難とは、どんなものをお探しですか?」
シャルル:弟
「いや、別に……それなら俺でもよくねーか?」
シャルル:兄
「断言しますけど、アナタ『可愛い』と『似合ってる』しか言わないでしょう。」
アレクシア
なんだかんだ言って盛装のたぐいに自信がない。
シャルル:兄
「ええ。テーブルをあけておきますね。」
アレクシア
一旦部屋に戻り、白いノートパソコンを手にして。
シャルル:兄
1d6
DiceBot : (1D6) > 5
シャルル:弟
1d6
DiceBot : (1D6) > 4
アレクシア
1d6+1
DiceBot : (1D6+1) > 3[3]+1 > 4
シャルル:弟
1d6
DiceBot : (1D6) > 2
アレクシア
1d6+1
DiceBot : (1D6+1) > 1[1]+1 > 2
シャルル:弟
1d6
DiceBot : (1D6) > 3
アレクシア
1d6+1
DiceBot : (1D6+1) > 2[2]+1 > 3
シャルル:弟
1d6
DiceBot : (1D6) > 3
アレクシア
1d6+1
DiceBot : (1D6+1) > 1[1]+1 > 2
シャルル:兄
広いテーブルは綺麗に片付けられ、新しいお茶のカップが置かれている。
アレクシア
2d6+1>=7
DiceBot : (2D6+1>=7) > 8[5,3]+1 > 9 > 成功
シャルル:弟
2d6>=9
DiceBot : (2D6>=9) > 8[2,6] > 8 > 失敗
シャルル:弟
「結婚式に来ていくドレスって、なんか……花嫁と色が被らないとかルールがあるんだっけ。」
アレクシア
適当に検索をかける。『結婚式』『参列』『ドレス』。
アレクシア
検索結果を画像に切り替えると、ずらずらと出てくる。
シャルル:兄
2d6+1>=7
DiceBot : (2D6+1>=7) > 6[3,3]+1 > 7 > 成功
シャルル:兄
1d6
DiceBot : (1D6) > 3
*
3 なんだか気持ちが昂ぶってきた。自身の情緒+1。
アレクシア
2d6+1>=7
DiceBot : (2D6+1>=7) > 5[2,3]+1 > 6 > 失敗
シャルル:兄
「結婚されるご友人との付き合いや、他の参列者などにもよりますが。」
シャルル:兄
「年齢的にも、このあたりでしょうか。」
シャルル:兄
と、ボリュームは少な目で落ち着いた色の。
しかし背中が開いていたりするのを示し。
シャルル:兄
「移動するときは上からボレロなど羽織るのもいいですし……」
シャルル:兄
「でしたら……こういうのもいいとは思いますが。」
シャルル:兄
「アレクシアが着ると、少し子供っぽく見えるかもしれませんね」
シャルル:弟
2d6=>7
DiceBot : (2D6>=7) > 8[5,3] > 8 > 成功
シャルル:弟
裾が広がるタイプのもの。飾りがついているもの。
シャルル:弟
「アレクシア……綺麗だからなに着ても似合うと思うけど。」
シャルル:兄
「首から背までのラインはやはり……見せた方がいいのでは。」
アレクシア
なにやら思考がいまいち回っていない気がするが。
シャルル:兄
2d6+1=>7
DiceBot : (2D6+1>=7) > 3[1,2]+1 > 4 > 失敗
シャルル:兄
そこから、親指と人差し指であいている部分まで背を測り。
シャルル:兄
「これだと、そうですね……あまり。」
シャルル:兄
「うーん……やはり、実際着た方が早いのでは。」
アレクシア
「その顔は、結局お前もついてくる気か」
シャルル:兄
「ほら、目は二人分あった方がいいですし。」
シャルル:兄
「さっきも言いましたが、シャルルは全部いいって言いますし……」
アレクシア
弟には悪いが、実際全部良いと言われると困ることは困る。
アレクシア
「……一人で行くつもりだったんだが……」
シャルル:兄
「せっかくなのでアクセサリーも見に行きましょうか。美容室も予約して……当日の予定も。」
シャルル:弟
「俺、これとか……いいと思うんだけど。」
シャルル:弟
後方から、アレクシアと同じ目線になるようにして画面を覗き込み。
耳のすぐ隣で問いかける。
アレクシア
耳元に息のかかるような声に、かすかにだけ肩が跳ねて。
シャルル:弟
「…………うん。ここ、行ってみるか。」
シャルル:弟
「他に、もっといいのもあるかもしれないしさ。」
アレクシア
「……じゃあ、とりあえず明日はここだな」
シャルル:兄
「えー……もっと大人っぽいのがよくないですか?」
シャルル:弟
「アレクシアがいいって言ってんだからいいだろ。」
アレクシア
「……いまさらだが、なんでお前が一番楽しそうなんだ……」
シャルル:兄
「素敵な女性にお似合いのドレスを選ぶ機会なんてなかなかないですし。」
シャルル:兄
「アレクシアは元がいいのに、あまり華やかな衣装を好まれませんので。」
シャルル:兄
「楽しみに決まっているではないですか。」
シャルル:兄
「なんなら、次に選べるのはウェディングドレスかもしれませんし。」
シャルル:弟
「…………いや、アンタだけはないだろ。」
シャルル:兄
「じゃあ、せっかくなので私と結婚します?」
アレクシア
「そういうことばっかり言ってる自分についてちょっと振り返ってみろ」
シャルル:兄
「『アレクシアが私の事を好きになってくれますように』と」
アレクシア
「お前、適当ばかり言ってるとそのうち後悔するぞ……?」
アレクシア
「……そうでしょう、と言われてもな……」
シャルル:弟
「…………いや、普通恋人とかのが先だろ。」
シャルル:弟
「つーか、アンタはないだろ。ないよな?あるのか?」
シャルル:兄
「ふふ、そんなに気になるなら聞けばいいじゃないですか。」
シャルル:兄
「はいはいはい、喧嘩は怒られますよ。」
シャルル:兄
「アレクシア。ブーケとってきてくださいね。食卓に飾りましょ。」
アレクシア
「いや、せっかくなんだから、結婚願望のある子が取ったほうがいいだろ……」
シャルル:兄
「でも、恋愛するなら今が一番時間があるのでは?」
シャルル:兄
「キャラクターランダム式、CPなし1本勝負。」
シャルル:兄
「アナタ、今日は負けたら足置きにしますからね。」
シャルル:弟
「アンタは床で寝かせっからな……!」
アレクシア
置き去りにされたカップを、まとめて流しへ持っていき。
アレクシア
結婚。恋愛。なんとなく、自分に結びつかないもの。
アレクシア
けれど、同年代の友人たちがそれで幸せそうにしているのは、いいなと思わなくもない。
アレクシア
恋人がほしいわけでもないし、強く憧れるようなこともないが。
シャルル:兄
兄弟の使っている部屋からゲームのBGMが聞こえてくる。
シャルル:兄
アレクシアを心配させないための兄弟喧嘩。
シャルル:弟
こういうことを考えてくるのはいつもアイツで、でも。なんとなく説得力があって乗せられるのがめちゃくちゃ腹立つ。
シャルル:弟
「よっしゃ!今日は勝ちもらったぜ!」
シャルル:兄
「えー……もう一回キャラ決めなおしません?」
シャルル:弟
「ランダムって言ったのアンタだろ。」
シャルル:弟
だって、全部似合うんだから似合うっていうだろ……。
シャルル:弟
そうじゃダメだってのもわかるけどさ。
シャルル:弟
好きなもの、同じだったら嬉しいけど。
シャルル:弟
流石に今のままじゃな……結婚どころかって感じだ。
シャルル:弟
でも、まあ、なんか。安心したっていうか……
シャルル:弟
恋なんて、いつ落ちるかわかんないんだし。
シャルル:兄
本当にどうしようもなく、駄目な時は。
シャルル:兄
ここに、あの男が来てからどうも調子が狂う。
シャルル:兄
いや、何とかならないかもしれないな……。
シャルル:弟
気持ちが、すっとする方法ってあるんだな。