拝啓、アレクシア。
愛しいアレクシア。
アナタに出会うはずだった日から2か月が経ちました。
猟奇と才覚、愛だけがモノをいうこの国で
私は今も、アナタを探し続けています。

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シャルル
「……それでは、確かに。またよろしくお願いいたします。」

公爵家に名を連ねるとある末裔の屋敷。
任された仕事の報告を終えて、シャルルは部屋を出る。

『救世主』に懐疑的な彼らも実際のところ。
今はこうして力ある者たちに頼らなければならないことが多い。

シャルル率いるエウリーク商会は、彼等公爵家に属する末裔からの仕事も多く引き受けている。
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シャルル
廊下に出たところで、ふと。
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シャルル
その視界に。
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アレクシア
「ではまた。今後ともよろしく」
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アレクシア
ひとつ、閉まる扉の、その影から。
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アレクシア
現れた深い緑の瞳が、シャルルを捉える。
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シャルル
その姿を見つけて、歩み寄る。
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アレクシア
目を細めて。
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アレクシア
「……何か?」
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シャルル
「おや、救世主の方ですね。」
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シャルル
「初めまして、シャルルと申します。」
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アレクシア
「ああ、」
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アレクシア
「はじめまして、シャルル殿」
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シャルル
「エウリーク商会という組織を率いておりまして……救世主への仕事の斡旋や、末裔の皆様から厄介ごとを引き受けたりしておりまして。」
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シャルル
「よろしければ、今後御贔屓に。」
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シャルル
右手の手袋を外して差し出す。
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アレクシア
「……エルレンマイヤー卿アレクシアだ。エウリーク商会のお噂はかねがね」
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アレクシア
こちらも、右の手袋を外す。
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アレクシア
滑らかな手が握手に応じた。
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シャルル
「…………。」
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シャルル
しっかりと、その手を握って。
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シャルル
一般的な握手の時間を、超過して。
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シャルル
その顔を見る。
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アレクシア
「…………?」
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アレクシア
「何か失礼があったかな?」
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シャルル
「いえ。」
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シャルル
「皆さん、最初は驚かれるものですから。」
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アレクシア
「…………」
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アレクシア
「まあ」
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アレクシア
「救世主のことでは、大概、驚かんよ」
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シャルル
左手で、その腕を掴む。
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アレクシア
「っ、」
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シャルル
「アナタ、私のことを……覚えてますね?」
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アレクシア
「は……」
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アレクシア
「何を言ってる」
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シャルル
「…………お好きでしょう。」
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シャルル
「あの時、アナタは……私の手を見て。」
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シャルル
「『外装か?』と、お聞きになったじゃないですか。」
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アレクシア
「……お前、」
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シャルル
「…………本当は。」
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シャルル
「2か月近く前に会うはずでしたし。」
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シャルル
「何か……間違ったかと。」
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シャルル
「不安だったんですよ。」
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アレクシア
「…………、」
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アレクシア
「………………」
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アレクシア
「会う気だったのか」
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シャルル
「えっ、当たり前じゃないですか。」
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シャルル
「……つまり、逃げ回っていたんですか?」
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アレクシア
「……そういう言い方をされると……若干腹立たしいが」
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アレクシア
「……会う気はなかった」
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シャルル
「…………何故です?」
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アレクシア
「……お前は、わたしがいなければ、ずっと、うまくやっていくだろうと思ったし」
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アレクシア
「……あの時は、巻き込んだ」
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シャルル
「巻き込んだ?」
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アレクシア
「……言い出したのはわたしだ。分の悪い賭けだとはわかっていた」
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アレクシア
「ついていくと言うから、止めなかったが」
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アレクシア
「……お前を一度殺したも同然だろう」
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シャルル
「……ああ、儀式のことですか。」
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シャルル
「そんなの、儀式の話をしなければ済む話じゃないですか。それとも、別の懸念ですか?」
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アレクシア
「………………」
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アレクシア
かなり長い沈黙。
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アレクシア
「儀式がなくても。いつか、……お前がもし、また、わたしに価値を見出すようなことになったら……」
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アレクシア
「いや、そんなことは起こらないのかもしれないが」
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アレクシア
「お前がそれまで通りに『上手くやって』いけるのか、……なんとなく不安で」
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シャルル
「はぁ、つまり。私は怖いものも生きる意義も愛もない男であった方がよかった……と?」
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アレクシア
「そんなことは言ってない」
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アレクシア
「言ってないし、そうあってほしいと思ったわけでもない」
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アレクシア
「……だが、……でも」
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アレクシア
「……『お前』は、二人でとは……言わないだろうと、……そうは、思った……」
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シャルル
もう逃げ出すようなことはないだろう。
細い腕を解放し、代わりに視線の高さを合わせる。
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シャルル
「…………怖かったんですか?」
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アレクシア
「……そうだな。……たぶん、そう、だな……」
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シャルル
「なら、私が覚えていたことで全て解決ですね。」
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シャルル
「……お見苦しいところばかり見せてしまったようですが、そうですね。」
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シャルル
「私ももう、心を飾り立てて後悔することは避けようと思いまして。」
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アレクシア
「…………、」
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シャルル
「愛していますよ、アレクシア。あの時言った言葉は嘘でも気の迷いでもありません。だから……」
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シャルル
「帰りましょう。」
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アレクシア
「…………」
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アレクシア
「……お前に、ひとつだけ言っておくが」
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アレクシア
「『アレクシアだけ』は、なしだ」
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シャルル
くすりと笑って。
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シャルル
「おやおや、それはどうしてでしょうねぇ。……もしや、他にも言いたいことがあるのでは?」
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アレクシア
再び、結構な長さの沈黙。
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アレクシア
「……お前に」
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アレクシア
「残される、のは、」
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アレクシア
「……嫌だ」
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アレクシア
小さく細切れの言葉。
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アレクシア
それから、観念したように。
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アレクシア
「……愛してる」
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シャルル
「……ふふ。」
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シャルル
冷たい指先で、頬に触れる。
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シャルル
「……それではアレクシア。」
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シャルル
「恋愛のご経験は?」
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アレクシア
「……お前だけだよ」
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シャルル
「奇遇ですねぇ。」
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シャルル
髪がさらりと前にかかる。
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シャルル
息がかかるほど、瞬きの感じられるほど近く。
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シャルル
「私もですよ。」
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アレクシア
「っ、」
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シャルル
暖かな日の光もささない、少し薄暗い屋敷の廊下で。
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シャルル
唇の触れ合う感触を確かに感じていた。


末裔の屋敷をふたり、後にする。

依頼主は様々だが、もちろん一か所にまとまっているわけではない。

商会で共有している地図に従って最寄りの街へより、宿をとった。

皆にとっては『初めまして』だ。

それでも、前回と同じとはいかないだろう。
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シャルル
荷物を下ろして伸びをする。
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シャルル
室内に問題がないか軽くチェックして。
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アレクシア
こちらも、大した量ではない荷物を置いた。
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シャルル
「今回の商談中、コラル達には別の仕事を任せておりまして。」
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シャルル
「伝言を確認したところ、早く終わったので指示通り戻るとのことで。」
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アレクシア
「そうか……」
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アレクシア
「……あいつらともまた会うわけだ」
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シャルル
「何か心配事が?」
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アレクシア
「いや。うまくやる」
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アレクシア
「それにしても、今回、お前が一人で動いているとは思わなかった」
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シャルル
「意外ですか?」
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アレクシア
「あいつらには口うるさいだろ、三人一組」
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シャルル
「まあ、そうですね。危険ですから。私は以前より多めにコインを持ち歩くことにしていますが……ほら、100枚以上持ち歩いている方がいることもわかりましたし。」
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シャルル
「今は少し勝手をしていたので。」
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アレクシア
「……探してたのか?」
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シャルル
「ご名答です。」
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シャルル
「『会えなかった日』から、少々多めに公爵家の方々を回るようにしておりまして……」
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アレクシア
「『会えなかった日』か……」
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アレクシア
「よく覚えてたな」
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シャルル
「優秀ですので。」
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アレクシア
「……よく存じておりますとも」
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シャルル
「同じことを『くり返している』ならば、前回と同じく動けば問題ないと踏んでいたのですが」
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シャルル
「まさか、アナタにさけられるとは思っておりませんでしたよ。どこで間違えたのかと焦りました。」
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アレクシア
「……会わないほうがいいと思ったからな」
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アレクシア
「あの日の取引先は、今のわたしの手持ちにはない」
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シャルル
「手を広げたかいがありました。」
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シャルル
「……だってアナタ、放っておいたら勝手に死ぬじゃないですか。」
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アレクシア
「…………」
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アレクシア
「……そんなことは」
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アレクシア
ない、とは言い切れなかった。
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シャルル
「……間に合ってよかった。」
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アレクシア
「……悪かったよ」
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アレクシア
「別に、死ぬつもりがあったわけじゃないが」
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アレクシア
「まあ……わたしの腕ではな……」
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アレクシア
淡い苦笑。
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シャルル
「一人では限界がありますからね。」
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シャルル
「向こうに戻ったら、紅茶。いれますね。」
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アレクシア
「……そうだな。お前の淹れる茶も、……なんだか懐かしい」

かけひきを開始します。

行動順決定
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シャルル
1d6+2 
DiceBot : (1D6+2) > 5[5]+2 > 7
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アレクシア
1d6+2 
DiceBot : (1D6+2) > 3[3]+2 > 5

1ラウンド
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シャルル
*s10 h9 dK
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アレクシア
*c9 hK Joker
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シャルル
*アピール dK
avatar
アレクシア
*誘い受け c9
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アレクシア
2d6+4>=7 
DiceBot : (2D6+4>=7) > 6[4,2]+4 > 10 > 成功
avatar
シャルル
2d6+4>=10 
DiceBot : (2D6+4>=10) > 7[5,2]+4 > 11 > 成功
[ アレクシア ] 情緒 : 0 → 1
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シャルル
長方形のケースをのせたベッドに腰かけ、中から脚を取り出す。
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シャルル
金の装飾が施されたそれを、普段使いのものへ換装するべく。
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シャルル
右足を外す。
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アレクシア
「……『お前』は、相変わらず平気そうな顔をするな」
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シャルル
「え?…………ああ、やはり『そちら』の記憶もあるんですね。」
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シャルル
「まあ、慣れておりますから。」
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アレクシア
「……そう、か……」
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アレクシア
「痛みは変わらんだろうに」
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シャルル
「初めて接続したときに比べれば、まだましですし。」
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シャルル
「かっこ悪いじゃないですか。」
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アレクシア
「外面がよろしいことで」
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シャルル
足を外すと服の余った部分が切れ目から垂れる。
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シャルル
同じく左足を外してベッドに乗り上げると、ケースから取り出した方を下にもってきて。
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シャルル
「つけて見ます?」
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アレクシア
「は?」
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シャルル
「いつも見ないでしょう?」
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アレクシア
確かに、足は見ない。
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アレクシア
『あちら』だって、館以外では自分で付け外ししていた。
avatar
アレクシア
「……いや、なんでだ」
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アレクシア
「見せたいのか?」
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アレクシア
*アピール hK
avatar
シャルル
*誘い受け h9
avatar
シャルル
2d6+4 
DiceBot : (2D6+4) > 11[6,5]+4 > 15
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アレクシア
2d6+4>=15 
DiceBot : (2D6+4>=15) > 6[4,2]+4 > 10 > 失敗
[ アレクシア ] 情緒 : 1 → 2
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シャルル
「そうだ、と言ったらしてくれるんですか?」
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アレクシア
若干詰まった。
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アレクシア
「お前な……」
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アレクシア
「デリカシーという言葉を思い出していただきたいのだが?」
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シャルル
「んふふ」
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シャルル
包むべき足を失ってしぼんだ裾を、付け根の方までまくり上げる。
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シャルル
銀の接続部には、赤いランプ。
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シャルル
「脱いでないですし。」
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アレクシア
「…………」
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アレクシア
ややじっとりした目。
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シャルル
「…………では、ちょっとここを。」
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シャルル
太腿のあたり。
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シャルル
「触っててみます?」
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アレクシア
「……わかったよ…………」
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アレクシア
溜息。

*手札捨てタイム
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アレクシア
*キープ
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シャルル
*キープ

*2ラウンド
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シャルル
*h6 s5 (s10)
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アレクシア
*d2 s8(Joker)
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アレクシア
シャルルの隣に腰を下ろし。
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アレクシア
示された場所にそっと触れる。
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シャルル
すぅと、細く息を吸う音。
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シャルル
足を接続する直前、強張る筋肉と。
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シャルル
繋がった瞬間の僅かな痙攣。
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シャルル
呼吸は暫し止められて、暫くしてゆっくりと吐き出される。
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シャルル
「…………ふふ。」
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アレクシア
「……なるほど」
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シャルル
「慣れ、でしょう?」
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アレクシア
「……そうだな。……」
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アレクシア
「平気な顔をしていてもそうじゃないと、忘れないようにする」
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シャルル
「あはは」
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シャルル
「逆ですよ。」
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シャルル
「普通の痛みならこの程度、耐えられると。」
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シャルル
「覚えてください。」
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アレクシア
「…………」
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アレクシア
小さく溜息。
avatar
アレクシア
「……お前はそういうことばかり言うな」
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シャルル
「ふふ。」
avatar
シャルル
「アナタはいつもそういう顔をしますね。」
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シャルル
*パス
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アレクシア
「……そういう顔?」
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シャルル
「あきれたような……諦めたような。」
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シャルル
「お優しいアレクシア。」
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アレクシア
「やっぱり、甘いと言いたいんだろ」
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シャルル
「そういうところが好きですよ。」
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アレクシア
「お前な……」
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アレクシア
*Joker アピール
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シャルル
*誘い受け h6
avatar
シャルル
2d6+4 
DiceBot : (2D6+4) > 9[3,6]+4 > 13
avatar
アレクシア
2d6+4>=13 
DiceBot : (2D6+4>=13) > 6[3,3]+4 > 10 > 失敗

*ハプニング!
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アレクシア
1d6 
DiceBot : (1D6) > 2

2 もはやみんなまともじゃない。全員の情緒+1。
[ シャルル ] 情緒 : 0 → 1
[ アレクシア ] 情緒 : 2 → 4
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アレクシア
「……あまり困らせないでくれ」
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シャルル
「…………。」
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シャルル
「もう片方、つけてみます?」
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アレクシア
「そういうところだぞ」
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シャルル
「あははは。」
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シャルル
笑いながら、慣れた手つきでもう片方も同様に装着する。
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シャルル
やはり、同じように。
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アレクシア
勝手に。我が事のように、軽く顔をしかめる。
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シャルル
「本当は。」
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シャルル
「あまり、知られたくない事なのですが。」
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シャルル
「…………まあ、知られている部分で変な誤解を生みたくないですし。」
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シャルル
「遠慮しているとか、こうした方がいいだとか……勝手に判断されても困りますしねぇ。」

*手札捨てタイム
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アレクシア
*s8
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シャルル
*s5 s10

3ラウンド
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シャルル
*h3 h5 c8
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アレクシア
*s5 cJ(d2)
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シャルル
*パス
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アレクシア
「……それはつまり」
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アレクシア
「わたしがお前を避けていたことを言っているわけだな?」
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シャルル
「おや、よくわかりましたね。」
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アレクシア
「わからないはずがあるか」
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アレクシア
「……仕方ないだろう。覚えているとは思わなかった」
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シャルル
「私の為……ですか?」
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アレクシア
「……そういうわけじゃない」
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アレクシア
「わたしが勝手に、自分のためにしてるだけだ」
avatar
アレクシア
*d5 アピール
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シャルル
*誘い受け h5
avatar
シャルル
2d6+4 
DiceBot : (2D6+4) > 9[6,3]+4 > 13
avatar
アレクシア
2d6+4>=13 
DiceBot : (2D6+4>=13) > 7[4,3]+4 > 11 > 失敗
[ アレクシア ] 情緒 : 4 → 5
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シャルル
「…………。」
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シャルル
「会いたく……なかったですか?」
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アレクシア
「…………」
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アレクシア
「……聞くな」

*アレクシアの情緒が爆発!
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シャルル
「んふふ。」
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アレクシア
「……笑うなよ……」
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シャルル
「…………怖かったですよ。」
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シャルル
「……私のせいで、アナタが消えてしまったのではないかと。」
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シャルル
「ここに来ていないだけなら、まだよかったんです。」
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シャルル
「あの後に公爵家の方から、存在は確認していましたが……」
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シャルル
「アナタであるという確信はなかった。」
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シャルル
「だから……」
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シャルル
「変ですよね。『失う』わけではないのに。」
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シャルル
「本当に……厄介ですね。この、怖いという感覚は。」
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アレクシア
「シャルル……」
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シャルル
「…………会いたかった。アレクシア。」
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アレクシア
「…………ん」
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アレクシア
「会いたかったさ、……わたしだって」
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アレクシア
「会うのが怖くもあったが」
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アレクシア
「……会いたかったよ」
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シャルル
「アレクシア。」
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シャルル
「愛してるよ。」
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シャルル
両腕で抱き寄せる。
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シャルル
今度は、ちゃんと抱きしめられる。
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シャルル
心も、身体も。
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アレクシア
「……ああ」
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アレクシア
「ありがとう」
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アレクシア
シャルルの背に触れる手。
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アレクシア
最初は遠慮がちに。
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アレクシア
けれど、やがて、強く。