シマナガサレv2.0

客室5号室の二周目IF、のさらにIF。
堕落の国より、流されて二人、何処かの無人島。
砂浜01 森林01 拠点01 拠点02
拠点03 拠点04 拠点05 砂浜02
拠点06 拠点07 拠点08 砂浜03
海上01

砂浜01

2023-07-08 22:27:00 No.1991
シャルル [砂浜]

果たして、何が起こったのか。
濁流に飲み込まれたような気もする。
台風に攫われたような気もする。
地中に埋もれた気も、
空に舞い上げられた気も。

2023-07-08 22:28:07 No.2088
シャルル [砂浜]

ひとつだけはっきりしているのは
此処が、堕落の国ではないということだ。

2023-07-08 22:29:26 No.2185
シャルル [砂浜]

からっと晴れた青空に、美しい海。
波の音どころか、鳥獣の気配さえある。

2023-07-08 22:30:49 No.2318
シャルル [砂浜]

「…………」

2023-07-08 22:36:40 No.2844
シャルル [砂浜]

まだこれが『現実』であるか怪しいところではあるが。

2023-07-08 22:37:45 No.2930
シャルル [砂浜]

「いやぁ、久々に見ましたねぇ……太陽」

2023-07-08 22:41:54 No.3290
シャルル [砂浜]

体を起こし、立ち上がる。
両手足は問題なく動くようだ。
しかし、周囲に他の……

2023-07-08 22:42:13 No.3317
シャルル [砂浜]

「アレクシア……?」

2023-07-08 22:47:36 No.3751
アレクシア [砂浜]

果たして何が起きたものか。
分厚く雲に覆われた空のもとから、今、ここにいる。

2023-07-08 22:49:24 No.3918
アレクシア [砂浜]

どこかぼんやりと、波打つ青を見つめながら。
女は、海、という単語に辿り着くまでにしばしの時間を要する。

2023-07-08 22:51:25 No.4087
アレクシア [砂浜]

「…………」

意味がわからない。

だが、意味がわからないなりに、どう見ても遥か彼方まで青い水が揺蕩っている。
嗅ぎ慣れないにおいはするが、濁っても腐ってもいない。

海、という単語に思い当たるまでに少し掛かった。
たぶん、これが、そう。
見たことがなかった。話に聞いても、遠いものだった。
そして何より、こんな澄んだ海なんて、生涯見る機会などないと知っていた。

堕落の国。
それは、「ぶっちゃけもう駄目」な世界だ。
飢えと乾きに満ち、土は痩せきり、水は毒され、多くのものがどうしようもなく蝕まれていた。
そこで、わたしたちは生きていた。

そして思い至る。
――シャルルは?

2023-07-08 22:54:30 No.4338
アレクシア [砂浜]

海を見つめていた視線が、ふと、思い出したように瞬く。
灰色の空の下では、隣にいたはずの気配を探して。

2023-07-08 23:06:43 No.5327
シャルル [砂浜]

金属の足が砂に沈む。
砂浜のなるべくしっかりした場所を踏んでその人のもとへ向かう。

2023-07-08 23:07:04 No.5370
シャルル [砂浜]

「よかった、無事だったんですね」

2023-07-08 23:15:43 No.6051
アレクシア [砂浜]

砂を踏む足音に目を向けて、小さく息をつく。

2023-07-08 23:16:16 No.6097
アレクシア [砂浜]

「……お前も無事か。何よりだ」

2023-07-08 23:39:40 No.7883
シャルル [砂浜]

「アナタの無事を確認できて嬉しいところではあるんですが……ここは、何処なんでしょう。少なくとも堕落の国での『普通』ではないようですが」

2023-07-08 23:40:58 No.7992
シャルル [砂浜]

「周囲に他の救世主はいないようですし、少し調べたほうがいいかもしれません。実は……」

2023-07-08 23:41:29 No.8036
シャルル [砂浜]

「先程から『疵の力』を感じないのですよ」

2023-07-09 00:08:43 No.9819
アレクシア [砂浜]

「六ペンスは……失くしたわけじゃあないな。ふむ……」

2023-07-09 00:09:39 No.9872
アレクシア [砂浜]

「……、……確かに。いつものようには使えんようだ」

2023-07-09 00:17:10 No.10324
アレクシア [砂浜]

「太陽が見える……。それにこれは、海……というんだろう、確か?」

2023-07-09 00:20:59 No.10554
アレクシア [砂浜]

「目が覚めたら砦で、これは単なる夢……というのはともかく。
 幻覚を見せる輩の術中、空間を作るたぐいの輩の術中……」

2023-07-09 00:45:04 No.11924
シャルル [砂浜]

金属の指先で自分の喉に触れる。
話すたび、乾いた空気が水分を奪っているのを感じる。

2023-07-09 00:47:01 No.12026
シャルル [砂浜]

「海、実は私も見るのは初めてです。幻影の可能性は大いにありますが……実感を伴っているのは厄介ですね。」

2023-07-09 02:06:03 No.14744
アレクシア [砂浜]

「ま、何がどうであれ、ここでただ喋っていても仕方があるまいよ。
 お前だって、このまま日干しになる気はなかろう」

2023-07-09 09:59:25 No.19077
シャルル [砂浜]

「ええ、そうですね。……ひとまず、飲水と食料の確保でしょうか。
雨風をしのげる場所も。疵の力がなくとも簡単なものならば作れるでしょう。」

2023-07-09 10:19:48 No.19656
シャルル [砂浜]

ふむ、と周囲を見渡す。
近くに落ちているガラクタをいくつか拾い集め。

[Eno.619] [砂浜] 2023-07-09 10:20:28 No.19678

Eno.619:シャルル・ベルジールがEno.658:エルレンマイヤー卿アレクシアに小さな風呂敷を渡しました!

2023-07-09 10:21:30 No.19720
シャルル [砂浜]

「何もないよりマシでしょう。少し、手分けしてこの場所自体を調べてみましょうか。」

2023-07-09 13:12:56 No.25279
アレクシア [砂浜]

「ああ。……まあ、とにかくやってみるとしよう」

2023-07-09 19:57:22 No.34966
アレクシア [砂浜]

そうしてしばし経ち。

2023-07-09 19:57:44 No.34974
アレクシア [砂浜]

「シャルル。そっちはどうだ」

2023-07-09 21:12:41 No.36742
シャルル [砂浜]

「一通り散策してみましたが、他に人はいないようですね」

2023-07-09 21:14:12 No.36784
シャルル [砂浜]

「しかし、堕落の国とは異なり生物も植物も豊富そうですし、ひとまず生きてはいけそうです。あと必要なものは……寝床でしょうか」

2023-07-09 23:35:00 No.42931
シャルル [砂浜]

浜辺に堀った穴。
内側で組み立てた木材に、ブルーシートを載せて蒸留装置を作る。

2023-07-10 00:22:30 No.44349
アレクシア [砂浜]

「確かに、天候が崩れる前に目処がついたほうがいいだろうな。
 ……とはいえ、どうする? まずは場所か?」

2023-07-10 00:54:07 No.44984
シャルル [砂浜]

「そうですね……海沿いよりは森のなかかなと」

2023-07-10 01:08:38 No.45190
アレクシア [砂浜]

「なら、行ってみるか」

2023-07-10 01:17:11 No.45309
シャルル [砂浜]

「ええ」

森林01

2023-07-10 01:39:47 No.45586
アレクシア [森林]

「さて……日も暮れてきたな。適当な場所や物資があるといいが」

2023-07-10 15:52:28 No.54064
アレクシア [森林]

「……この辺りは、悪くなさそうだな」

[Eno.658] [森林] 2023-07-10 15:52:54 No.54070

Eno.658:エルレンマイヤー卿アレクシアは開いたスペースに木々を束ねて、拠点を設営した!

拠点01

2023-07-11 00:30:29 No.69056
アレクシア [拠点]

「……雨が降る前に、急拵えでも場所が作れていてよかったな。
 一日経ったが、お前、ちゃんと休憩してるだろうな」

[Eno.658] [拠点] 2023-07-11 00:30:39 No.69063

Eno.658:エルレンマイヤー卿アレクシアとEno.619:シャルル・ベルジールは焼いた大魚を食べた!ボリューミーな身が空腹を満たす……!

2023-07-11 00:40:45 No.69244
シャルル [拠点]

「していなくはないですよ?
しかし……人がいないとはいえ、何があるかわかりませんからねぇ……」

2023-07-11 00:41:15 No.69252
シャルル [拠点]

「ここなら、少しは落ち着けますね。」

2023-07-11 00:46:06 No.69338
アレクシア [拠点]

「まあ、何もないよりはな。
 ……人がいないのも、良いのか悪いのか……」

2023-07-11 02:39:45 No.70211
シャルル [拠点]

「皆さん仰る『普通の世界』というのは、こういう感じなんでしょうね」

2023-07-11 02:40:49 No.70216
シャルル [拠点]

「たまに、いるじゃないですか。寝首をかかれるだとか、物を盗まれるだとか、微塵も思わない救世主」

2023-07-11 02:41:31 No.70218
シャルル [拠点]

「意外と、こういう世界から来たのかもしれませんよね」

2023-07-11 03:04:32 No.70285
アレクシア [拠点]

「人を疑わずに済む世界というのは、よほど平和か、他に誰もいないか、か。そうかもしれん」

2023-07-11 03:10:34 No.70316
アレクシア [拠点]

「誰もいないならいないで、やらねばならんことは山積みだが……ある意味、気は楽かもな」

拠点02

2023-07-11 19:14:04 No.81038
シャルル [拠点]

木を燃やし、できた灰を真水に混ぜて木枠に伸ばす。

2023-07-11 19:14:39 No.81050
シャルル [拠点]

「そういえば、そこに火薬がありましたが、あれはアナタが?」

[Eno.619] [拠点] 2023-07-11 19:16:30 No.81081

Eno.619:シャルル・ベルジールは紙を作りました!

2023-07-11 19:31:42 No.81436
アレクシア [拠点]

「ん? ああ……まあな。
 危険物でもあろうが、こんなところでなかなか入手できるものでもないからな。取れそうなものから取っておいた」

2023-07-12 00:43:46 No.90726
シャルル [拠点]

「湿らないように紙に包んでおきましょうか」

2023-07-12 00:44:20 No.90735
シャルル [拠点]

「……そういえば、浜で手紙を見つけたんですよ」

2023-07-12 00:45:01 No.90747
シャルル [拠点]

『さいしょの便箋』を取り出す。

2023-07-12 00:45:53 No.90761
シャルル [拠点]

「この記載が本当であれば……ここは、堕落の国の外にあるのかもしれませんね」

2023-07-12 00:46:46 No.90772
シャルル [拠点]

「あるいは、これが『救世主』の趣向であったとしても……」

2023-07-12 00:47:03 No.90777
シャルル [拠点]

「求められることは同じ、この島からの脱出のようです」

2023-07-12 00:49:50 No.90815
シャルル [拠点]

「言葉が堕落の国と同じもの……英語であるならば。
『早くて数日、長くとも数十日で沈む』
『七日ほどに一度、この辺りには船が通る』つまり」
文字を示しながら。

2023-07-12 00:51:02 No.90836
シャルル [拠点]

「船を呼び止める、もしくは船をつくる……ここが何処かもわからない以上、前者の方が現実的ですね」

2023-07-12 00:52:18 No.90854
シャルル [拠点]

「まあ、ここを通るのが略奪船であった場合、
制圧できなければ死ぬか、死ぬよりひどい目に合うかもしれませんが」

2023-07-12 02:28:30 No.91921
アレクシア [拠点]

「またお前はそういうことを。
 ……わかってるだろうが、『疵』なしのわたしは、戦闘に関しては本当にただの足手まといだからな。もしものときは、お前はお前が生き延びることを優先しろ」

2023-07-12 02:29:04 No.91929
アレクシア [拠点]

「……と言って、素直に聞くわけでもなかろうが」

2023-07-12 02:30:32 No.91953
アレクシア [拠点]

「……ともあれ、堕落の国の外、か。
 まあ確かに、あの国にはなかったものばかりだな。海に森に、亡者ではない獣、魚、干乾びていない木の実やら、なんやら……ほら」

[Eno.658] [拠点] 2023-07-12 02:30:45 No.91956

Eno.658:エルレンマイヤー卿アレクシアとEno.619:シャルル・ベルジールはヤシジュースを飲んだ。スポーツドリンクのような甘さが口の中を満たす……

2023-07-12 02:33:00 No.91975
アレクシア [拠点]

「……あれだけ唐突に堕落の国に堕ちたのに、同じようなことが起こるとは、どうしてか、まるで考えていなかったな……」

2023-07-12 02:35:42 No.92011
アレクシア [拠点]

「まあ、まだ確定というわけでもない。警戒は続けつつ、船を止める手段だな」

2023-07-12 15:40:24 No.99183
シャルル [拠点]

「おや、今はアナタの為の『手足』ですよ。」
飲み物を受け取る。

2023-07-12 15:41:53 No.99190
シャルル [拠点]

「ええ、それまでに死なない為の食料などを確保しつつ、検討しましょう」

拠点03

2023-07-13 22:19:11 No.126285
アレクシア [拠点]

激しい雨音の中、大量の素材を淡々とロープで組み繋いでいる。

2023-07-13 22:20:21 No.126346
アレクシア [拠点]

「……こんなものか?」

[Eno.658] [拠点] 2023-07-13 22:20:26 No.126352

Eno.658:エルレンマイヤー卿アレクシアは浮桟橋を作りました!

2023-07-13 22:59:03 No.128255
シャルル [拠点]

「器用なものですね」

2023-07-13 23:04:30 No.128519
シャルル [拠点]

「そういえば、アナタの世界では精巧な歯車を職人が作るのでしたか」

2023-07-13 23:16:19 No.128987
シャルル [拠点]

嵐の音を聞いている。
集音装置は轟音の、風と波の音を聞き分ける。

2023-07-13 23:59:40 No.130312
アレクシア [拠点]

「ああ。わたしも十二までは技術学校にいた。
 自慢じゃないが、成績も悪くはなかったんだぞ」

2023-07-14 00:00:49 No.130340
アレクシア [拠点]

「だから、何かがひとつ違ったら、わたしは『エルレンマイヤー卿』なんて御大層なものじゃなかっただろう。
 自分も職人になるか、人生のどこかで普通の職人と結婚して、……」

2023-07-14 00:02:38 No.130395
アレクシア [拠点]

「いや。それはもう、通り過ぎた話だな。どこにもない人生の話だ。
 ただ、そうだな。お前にもあるんじゃないか? もし、こうだったら、という生き方……」

[Eno.658] [拠点] 2023-07-14 09:44:11 No.134641

Eno.658:エルレンマイヤー卿アレクシアはEno.619:シャルル・ベルジールを救急キットで治療しています……

2023-07-14 09:46:41 No.134651
アレクシア [拠点]

「今の人生でも、こういう馬鹿をしないでほしいものだが?」

2023-07-14 13:02:58 No.136838
シャルル [拠点]

「この足、岩場には向いてないようで」

2023-07-14 15:12:55 No.138043
アレクシア [拠点]

「この大馬鹿者が……。少し待ってろ」

[Eno.658] [拠点] 2023-07-14 15:13:33 No.138047

Eno.658:エルレンマイヤー卿アレクシアとEno.619:シャルル・ベルジールは焼きイノシシを食べた!大ボリュームな肉塊が身も心も満たしていく……!!

[Eno.658] [拠点] 2023-07-14 15:13:46 No.138050

Eno.658:エルレンマイヤー卿アレクシアとEno.619:シャルル・ベルジールは焼いたサメ肉を食べた! 海の旨味と臭みが口の中に満たされる……!

[Eno.658] [拠点] 2023-07-14 15:14:14 No.138054

Eno.658:エルレンマイヤー卿アレクシアがEno.619:シャルル・ベルジールに真水を渡しました!

[Eno.658] [拠点] 2023-07-14 15:18:50 No.138091

Eno.658:エルレンマイヤー卿アレクシアがEno.619:シャルル・ベルジールに焼いたサメ肉を渡しました!

2023-07-14 15:24:04 No.138132
アレクシア [拠点]

「当座は、これで凌げ」

2023-07-14 17:37:02 No.140058
シャルル [拠点]

「はいはい」

2023-07-14 17:38:08 No.140071
シャルル [拠点]

「……そうですねぇ」

2023-07-14 17:38:53 No.140075
シャルル [拠点]

「死に方なら、たくさんあったかもしれませんね」

2023-07-14 17:40:59 No.140109
シャルル [拠点]

「兵士教育課程を終える前に買い取られていなければ、1ダースいくらの兵士として、ろくな装備もなく戦場で死んでいたでしょうし」

2023-07-14 17:43:27 No.140136
シャルル [拠点]

「堕落の国に落ちていなかったとしたら、まあ、死ぬ前にもう100人くらいは殺していたでしょうし」

2023-07-14 17:44:53 No.140165
シャルル [拠点]

「アナタに出会っていなければ、もう少し冷酷でいられたでしょう」

2023-07-14 17:45:06 No.140167
シャルル [拠点]

「ね」

2023-07-14 21:31:14 No.143584
アレクシア [拠点]

「……わたしになぞ出会わないほうが、お前はずいぶん生きやすかったんじゃないかと、わたしは未だに思うが」

2023-07-14 21:32:14 No.143597
アレクシア [拠点]

「それももう、通り過ぎた話ではあるか……。いまさら、どうしようもない……」

2023-07-14 21:35:27 No.143653
アレクシア [拠点]

「……悪いな。ただの繰り言だ」

[Eno.619] [拠点] 2023-07-15 12:02:00 No.154533

Eno.619:シャルル・ベルジールは真水を飲んだ。喉が潤うのを感じる……!

2023-07-15 13:30:17 No.155767
シャルル [拠点]

「ふふ」

2023-07-15 16:46:17 No.158197
シャルル [拠点]

「出会いたくなかったのなら、こうして……一緒にいませんよ。今。」

2023-07-15 16:46:40 No.158199
シャルル [拠点]

「さて、昨日仕掛けた罠を見てまいりますね」

2023-07-15 16:51:53 No.158305
シャルル [拠点]

仕掛けた罠にかかったイノシシを担いで戻る。
ナイフで腹を切り、臓物を取り除き、切り分けた肉を焼く。

[Eno.619] [拠点] 2023-07-15 16:52:03 No.158309

Eno.619:シャルル・ベルジールとEno.658:エルレンマイヤー卿アレクシアはイノシシのステーキを食べた!大ボリュームな肉塊が身も心も満たしていく……!!

拠点04

2023-07-15 22:33:24 No.163346
アレクシア [拠点]

――ふと黙る。
シャルルを見、何かを言いかけ、やめ、少しの間がある。
そして、しかし結局は口を開く。

2023-07-15 22:34:19 No.163375
アレクシア [拠点]

「……シャルル。もし仮に、ここが本当に、堕落の国の外だとしたら。
 わたしたちがこの島から出られたとして、…………いや。
 どうしたいかも、どうするべきかも、わたしが自分で決めなければならんのは、わかっている。だが、……」

2023-07-15 22:41:09 No.163587
アレクシア [拠点]

「……あの国では、限られた選択肢の中で選ぶしかなかった。
 選ぶことから逃げたつもりはないが、わたしは自分のできることをするしかなかった。
 なのに今、もしかしたら、……もしかしたら積極的に選べるものが広くあるのかもしれないと思ったとき、」

2023-07-15 22:41:35 No.163602
アレクシア [拠点]

「……わたしは、……怖い、のかもしれない……」

2023-07-15 23:14:22 No.164536
シャルル [拠点]

「……アレクシア」

2023-07-15 23:15:58 No.164574
シャルル [拠点]

「本当に、優しいんですから……アナタは。」

2023-07-16 01:53:47 No.167209
シャルル [拠点]

「私が……選んでさしあげてもいいんですよ」

2023-07-16 05:10:29 No.168112
アレクシア [拠点]

「……お前はわたしを甘やかしすぎる」

2023-07-16 05:11:51 No.168118
アレクシア [拠点]

「……わたしは、自分に何ができるか、できないか、まあだいたいはわかっている。
 その中で、……わたしがいないよりも、いたほうがそれなりに助かるやつらというのがいることも、わかっている」

2023-07-16 05:12:31 No.168119
アレクシア [拠点]

「だから、わたしが本当に優しかったら、こんな悩み方はしなかっただろう。きっとな」

2023-07-16 12:28:19 No.171111
シャルル [拠点]

「なら、向かう場所はひとつでは」

2023-07-16 12:31:53 No.171142
シャルル [拠点]

「無論、私もお供しますよ。置いていくなんて言いませんよね?」

2023-07-16 13:49:46 No.171984
アレクシア [拠点]

小さく首を振る。

2023-07-16 13:51:07 No.171993
アレクシア [拠点]

「……堕落の国で、責務を果たしながら生きるのが辛かった。戻れば同じことを繰り返すのもわかっている。
 だが、そうして生きてきたのに、いまさらもう一度……そうではない場所で、なんでもない顔をして生きていけるんだろうかとも、思う」

2023-07-16 13:53:35 No.172017
アレクシア [拠点]

「お前は、向かう場所はひとつだと言うけれど。
 ……わたしは、本当に、どこかへ行けるんだろうか。ここから……どこへにせよ、ほんとうに……」

2023-07-17 02:17:05 No.186168
シャルル [拠点]

「ああ、そうですね。アナタは……」

2023-07-17 02:18:00 No.186174
シャルル [拠点]

「…………」

2023-07-17 02:22:54 No.186208
シャルル [拠点]

「正直に言うと、ちょっと行ってみたかったんですよね。
アレクシアの故郷に。」

2023-07-17 02:24:27 No.186218
シャルル [拠点]

「私の見てきた、おこなってきた技術とは別の方向に高度な機械や、隔離されていない街。
興味がないとは言えません。なにより……」

2023-07-17 02:25:03 No.186224
シャルル [拠点]

「アナタが愛した世界、でしょうから」

2023-07-17 02:25:17 No.186225
シャルル [拠点]

「でも、いいんですよ」

2023-07-17 02:26:07 No.186229
シャルル [拠点]

「誰も我々を知らない世界。平和……といえばいいんでしょうか。
殺し合いのない、穏やかな世界とか。」

2023-07-17 02:26:47 No.186232
シャルル [拠点]

「そういう場所に、ふたりで逃げちゃうのも
悪くないかもしれません」

2023-07-17 11:59:54 No.189679
アレクシア [拠点]

かすかに、息を詰める音がした。そして、

2023-07-17 12:00:25 No.189684
アレクシア [拠点]

ぽろり、ぽろり、涙が落ちる。シャルルにとっては、初めて見る涙。

2023-07-17 12:01:19 No.189700
アレクシア [拠点]

「……っ、わからない、……帰り、たい、連れていきたい、でも、帰るのが怖い……。だってわたしにはっ、きっと替わりがいて、だから、」

2023-07-17 12:01:44 No.189704
アレクシア [拠点]

「わたし、がっ、……堕落の国で生きてきた、わたしが、帰って、それで、……それで、もう一度、なんて、そんな、こと、……っ」

2023-07-17 12:02:13 No.189711
アレクシア [拠点]

「……、怖い……」

2023-07-17 12:02:39 No.189716
アレクシア [拠点]

「馬鹿みたいだ。ほんとうに帰れるかどうかも、わからないのに……、こんなこと、言うつもりじゃ、なかったのに……」

2023-07-17 12:15:46 No.189878
シャルル [拠点]

「アレクシア」

2023-07-17 12:16:32 No.189887
シャルル [拠点]

「…………」

2023-07-17 12:17:40 No.189898
シャルル [拠点]

すぐ隣に腰を下ろし、横から抱き寄せる。

2023-07-17 12:18:07 No.189902
シャルル [拠点]

小さな頭に頬を寄せ。囁くように。

2023-07-17 12:19:11 No.189913
シャルル [拠点]

「アナタの代わりは何処にもいませんよ」

2023-07-17 12:19:59 No.189924
シャルル [拠点]

「アナタに、私の代わりが存在しないように」

2023-07-17 12:21:18 No.189940
シャルル [拠点]

「ここに、あるじゃないですか。アナタだけの居場所が」

2023-07-17 12:22:01 No.189946
シャルル [拠点]

額に軽く口付ける。

2023-07-17 17:18:06 No.193348
アレクシア [拠点]

「シャルル……。
 ……悪い。こんな……本当に、馬鹿みたいな……」

2023-07-17 17:18:45 No.193357
アレクシア [拠点]

「……わかってるんだ。お前がいてくれて、どれだけわたしを大切にしてくれているのかも、それがわたしにとって、どれだけ救いになっているかも。なのに……」

2023-07-17 17:19:42 No.193366
アレクシア [拠点]

「くるしいんだ。わたしなんか帰らないほうがいいんじゃないかと思うと、息ができないくらい苦しくてたまらない……」

2023-07-17 17:20:13 No.193374
アレクシア [拠点]

「お前だけいればいい、と言えない。どうしてだかわからない。
 わたしはどうしてこんなに愚かで、欲張りなんだろう……」

2023-07-17 20:50:08 No.195632
シャルル [拠点]

「本当に、極端なんですから」

2023-07-17 20:51:37 No.195652
シャルル [拠点]

指を絡めるようにして頭を撫でる。

2023-07-17 20:52:57 No.195666
シャルル [拠点]

「帰ってから考えましょう。たとえその先、何があったとして……」

2023-07-17 20:54:05 No.195685
シャルル [拠点]

「私は、アナタの隣にいる。それだけのことじゃないですか」

2023-07-17 20:55:40 No.195714
シャルル [拠点]

帰る場所が失われている。
世界すら失われている。
そんな、絶望的な仮定は欠片も出さない。

2023-07-17 20:56:41 No.195727
シャルル [拠点]

「常に先のことを考えるのは、もちろん。先導者として正しいことではありますが……」

2023-07-17 20:59:20 No.195773
シャルル [拠点]

「きっと……アナタの想定している歯車は少し、大きすぎる」

2023-07-17 21:01:53 No.195810
シャルル [拠点]

「人を繋ぐものは『役目』だけではないと、わからせてくれたのはアナタですよ」

2023-07-18 01:22:45 No.202153
アレクシア [拠点]

少しの間、抱き寄せられたまま、撫でられるままに、言葉もなくぽろぽろと泣いて。

2023-07-18 01:23:48 No.202163
アレクシア [拠点]

「……悪かった。……こんな、みっともなく泣くつもりじゃなかった」

2023-07-18 01:24:23 No.202168
アレクシア [拠点]

「お前の言う通り、今ここで、勝手に怖がっていても仕方ない。
 帰った先でもしも石を投げられたって、きっとお前は一緒にいてくれることもわかってる。……でも、それでも」

2023-07-18 01:25:51 No.202183
アレクシア [拠点]

「それでも、『だからもう大丈夫だ』とは言えない、不甲斐ないわたしを、……笑わないでくれ」

2023-07-18 01:32:07 No.202242
シャルル [拠点]

「ええ」

2023-07-18 01:32:58 No.202249
シャルル [拠点]

「アナタの涙がとまるまで、こうさせてください」

2023-07-18 01:34:58 No.202267
シャルル [拠点]

「…………」

2023-07-18 01:37:24 No.202292
シャルル [拠点]

「話してくれて嬉しいですよ」

2023-07-18 01:38:02 No.202297
シャルル [拠点]

「頼ってくれて、嬉しいです」

2023-07-18 01:43:18 No.202330
シャルル [拠点]

「私にはきっと、その不安や苦しみを、同じように受け止めることは難しいでしょうけれど……」

2023-07-18 01:45:43 No.202347
シャルル [拠点]

「苦しむアナタを見ていると、何もできない自分を歯痒く思います。」

2023-07-18 01:48:07 No.202364
シャルル [拠点]

「胸が痛み、息が詰まるような……苦しさ」

2023-07-18 01:50:28 No.202383
シャルル [拠点]

「アナタが苦しんでいる時に不謹慎かもしれませんが。これが、愛しい……という気持ちなのでしょう」

2023-07-18 01:52:11 No.202392
シャルル [拠点]

雨の音が空間に響く。

2023-07-18 01:58:54 No.202432
シャルル [拠点]

「アナタといるほどに、深く、深く沈むようだ。動揺や、必死さとも異なる余裕のなさを……」

2023-07-18 02:00:02 No.202442
シャルル [拠点]

「…………私は、今。嬉しいと、感じています。」

2023-07-18 02:02:16 No.202454
シャルル [拠点]

「いつまでだって、こうしていられる。私はアナタを愛しているから。」

拠点05

[Eno.619] [拠点] 2023-07-19 01:10:18 No.215768

Eno.619:シャルル・ベルジールは捌いたマンボウを作りました!

[Eno.619] [拠点] 2023-07-19 01:10:21 No.215769

Eno.619:シャルル・ベルジールは焼きマンボウを作りました!

2023-07-19 01:12:22 No.215780
シャルル [拠点]

嵐の中離島で釣ってきたでかい魚を捌いたらぷるぷるの内臓がたくさん出てきたときの顔。

[Eno.619] [拠点] 2023-07-19 01:12:34 No.215781

Eno.619:シャルル・ベルジールとEno.658:エルレンマイヤー卿アレクシアは焼きマンボウを食べた! フワフワの白身とコリコリのモツがダブルでおいしい……!

2023-07-19 01:39:29 No.215929
アレクシア [拠点]

二重の意味で、珍しいものを見た……という顔。

砂浜02

[Eno.619] [砂浜] 2023-07-20 01:47:23 No.230045

ドーンッッ!!!

Eno.619:シャルル・ベルジールが花火を打ち上げました!

[Eno.658] [砂浜] 2023-07-20 01:48:28 No.230063

ドーンッッ!!!

Eno.658:エルレンマイヤー卿アレクシアが花火を打ち上げました!

拠点06

[Eno.619] [拠点] 2023-07-20 01:55:53 No.230129

Eno.619:シャルル・ベルジールがEno.658:エルレンマイヤー卿アレクシアにシャルルのお守りを渡しました!

2023-07-20 01:56:07 No.230130
シャルル [拠点]

「アレクシア」

2023-07-20 01:56:20 No.230131
シャルル [拠点]

「よかったら、これを」

2023-07-20 01:57:51 No.230152
シャルル [拠点]

「私、神様は信じていないのですが」

2023-07-20 01:58:22 No.230157
シャルル [拠点]

「なんとなく、これは、いいもののような気がしたので」

2023-07-20 01:58:51 No.230164
シャルル [拠点]

「『お守り』という物を作ってみました」

2023-07-20 02:00:58 No.230180
シャルル [拠点]

「気休めかもしれませんが、まあ」

2023-07-20 02:01:24 No.230184
シャルル [拠点]

「非常用の武器だとでも思って、お持ちください」

2023-07-20 08:25:55 No.231238
アレクシア [拠点]

差し出されたものを、そっと受けとる。
小さな手のひらに収まる『お守り』。

2023-07-20 08:26:19 No.231241
アレクシア [拠点]

「……お前にしては、本当に珍しい……」

2023-07-20 08:26:53 No.231242
アレクシア [拠点]

「いや。別に、馬鹿にしているわけでも腐しているわけでもないんだ。
 ただ、なんというか……驚いて」

2023-07-20 08:27:41 No.231244
アレクシア [拠点]

「お前がこういうものをくれるのも、……自分がそれを、まあ、こんなに嬉しいと思うこともな。気恥ずかしい」

2023-07-20 08:28:16 No.231246
アレクシア [拠点]

「……嬉しいよ。わたしだって、神は信じていないが……たとえ気休めでも、それでも、いいんだ。……いいんだ。ほんとうに……」

2023-07-20 19:35:50 No.236165
シャルル [拠点]

「『不思議』というものが、宿るといいですね」

2023-07-20 22:06:14 No.238605
アレクシア [拠点]

「……ああ。そうだな」

拠点07

[Eno.619] [拠点] 2023-07-20 22:26:46 No.239461

Eno.619:シャルル・ベルジールとEno.658:エルレンマイヤー卿アレクシアはラム酒(水割り)を飲んだ! 熟成された味わいが体に染み渡る……!

2023-07-20 22:34:08 No.239762
アレクシア [拠点]

アルコールでちょっとむせた。

拠点08

2023-07-21 01:08:31 No.244260
アレクシア [拠点]

海面が上がり続けている。すでに島内の各所で足元が怪しい。
しかし、

2023-07-21 01:08:45 No.244263
アレクシア [拠点]

「……浜に船が来ているな」

2023-07-21 01:09:10 No.244272
アレクシア [拠点]

「運良く七日目、と思っていいものかどうか……。
 まあ、あの船がどういう代物であれ、お前の見せてくれた手紙とこの島の現状を見るだに、もうここに長居はできないだろうが」

2023-07-21 01:14:27 No.244346
アレクシア [拠点]

「どうする。素直に助けを求めてみるかどうか」

2023-07-21 16:15:39 No.248972
シャルル [拠点]

「そうですね……まず、私が様子を見てきます。問題なさそうなら、こちらに戻ってきますので準備をしましょうか」

2023-07-21 16:44:33 No.249160
シャルル [拠点]

砂浜へ向かう。
しばらくして、戻る。

2023-07-21 16:45:54 No.249170
シャルル [拠点]

「一見商船に見えますが、万が一襲われたとしても、武装レベルからして問題はなさそうでした。」

2023-07-21 16:47:45 No.249184
シャルル [拠点]

「少し話をしたところ、この場所に人が流れ着くことはそこそこある……とのこと。この通り、帰り際を襲われることもありませんでしたし……」

2023-07-21 16:52:58 No.249223
シャルル [拠点]

「交渉して乗せていただくのが、沈む島に残るよりはよいかと」

2023-07-21 20:24:25 No.251249
アレクシア [拠点]

「そうか。……わかった、行こう。
 まあ、ここを出るに大した準備もなかろうが……」

2023-07-21 20:25:13 No.251258
アレクシア [拠点]

「……あの船で、結局、わたしたちはどこへ行けるんだろうな。
 ここを出て、それから……」

2023-07-21 23:14:01 No.255429
シャルル [拠点]

「それから」

2023-07-21 23:14:25 No.255446
シャルル [拠点]

「『ただいま』を言うんでしょう?」

2023-07-21 23:55:52 No.256503
アレクシア [拠点]

「……言えれば、いいと、思う」

2023-07-21 23:57:13 No.256535
アレクシア [拠点]

「あいつらにとってわたしは、ある日突然、何も言わずに、信じて任されていた全部を置いて消えてしまった人間だ。重大な案件だってひとつやふたつじゃなかった。どれだけ迷惑をかけたか、わからない……」

2023-07-21 23:57:55 No.256551
アレクシア [拠点]

「恨まれていても、憎まれていても、文句は言えないだろう。
 ……わたしはやっぱり、怖いんだ。……それは、どうしようもない」

2023-07-21 23:58:36 No.256574
アレクシア [拠点]

「……シャルル。ちゃんとわかってるんだ。わかっているけど、でも」

2023-07-21 23:59:55 No.256610
アレクシア [拠点]

「本当にわたしの隣にいてくれると、もう一度、言ってくれないか。
 言ってくれるだけでいい。そうしたら、きっと、歩きだせるから」

2023-07-22 00:27:42 No.257312
シャルル [拠点]

「…………」

2023-07-22 00:28:05 No.257321
シャルル [拠点]

「名前」

2023-07-22 00:32:16 No.257416
シャルル [拠点]

「あの時、お願いしましたよね。名前を刻んでくれと」

2023-07-22 00:32:52 No.257431
シャルル [拠点]

「あれはね、私にとって最も強い『繋がり』で」

2023-07-22 00:35:02 No.257472
シャルル [拠点]

「同時に、最も儚く脆い『繋がり』だった」

2023-07-22 00:37:57 No.257530
シャルル [拠点]

コイン1枚から、交渉ひとつで書き換えられる。
刻まれ、可視化される人の価値、値段。

2023-07-22 00:38:11 No.257534
シャルル [拠点]

所有者。

2023-07-22 00:38:43 No.257545
シャルル [拠点]

「アナタのものになりたかった」

2023-07-22 00:39:37 No.257561
シャルル [拠点]

「私のアレクシア」

2023-07-22 00:41:23 No.257598
シャルル [拠点]

「けれどね……一度死んで。アナタと二度目の生を過ごして、わかったんです」

2023-07-22 00:42:07 No.257611
シャルル [拠点]

「そんな『印』にはなんの意味もないんだと」

2023-07-22 00:42:39 No.257626
シャルル [拠点]

「アレクシア。私はひとりの人間として」

2023-07-22 00:43:53 No.257646
シャルル [拠点]

「ひとりの男として」

2023-07-22 00:46:08 No.257691
シャルル [拠点]

「残りの人生を、アナタと共に生きたい」

2023-07-22 00:48:03 No.257735
シャルル [拠点]

手を取る。

2023-07-22 00:49:12 No.257757
シャルル [拠点]

「ずっと一緒にいますよ。たとえ、何があっても。アナタの隣に、ずっと」

2023-07-22 04:59:35 No.259379
アレクシア [拠点]

一瞬、取られた手が震えた。

2023-07-22 05:01:36 No.259382
アレクシア [拠点]

「シャルル」

2023-07-22 05:01:56 No.259385
アレクシア [拠点]

「……わたしが信じられないのは、いつだって自分のことだ。
 自分に愛される資格なんてあるのか、いつかお前を失望させるんじゃないか……」

2023-07-22 05:02:22 No.259387
アレクシア [拠点]

「でも、わたしは、諦めたくない。お前を」

2023-07-22 05:02:48 No.259388
アレクシア [拠点]

「どれだけ怖くても、諦めたくないんだ……」

2023-07-22 05:03:21 No.259391
アレクシア [拠点]

「……愛しているから」

2023-07-22 05:07:07 No.259400
アレクシア [拠点]

「……愛して、いるから……」

2023-07-22 11:56:46 No.261387
シャルル [拠点]

手の甲へ、手袋の上から口付ける。

2023-07-22 12:06:53 No.261493
シャルル [拠点]

「アレクシア」

2023-07-22 12:07:47 No.261502
シャルル [拠点]

「それなら、私を信じてください。絶対に裏切りませんから。」

2023-07-22 12:14:35 No.261570
シャルル [拠点]

「アナタを、愛しているので」

2023-07-22 12:39:32 No.261876
アレクシア [拠点]

「……うん」

2023-07-22 12:39:48 No.261878
アレクシア [拠点]

「行こう」

砂浜03

2023-07-22 13:59:01 No.262851
シャルル [砂浜]

「すみません、お待たせしました。よろしくお願いします。」

2023-07-22 13:59:58 No.262866
シャルル [砂浜]

曇った中に薄く光が指す浜辺を、歩いてくる。
傍らに女を伴って。

2023-07-22 14:00:51 No.262874
シャルル [砂浜]

海上には船が停泊しているのが見える。
待たせていた小舟の傍、乗組員が手招きする。

2023-07-22 14:01:19 No.262885
シャルル [砂浜]

この島はもうじき沈む。

[Eno.658] [砂浜] 2023-07-22 14:02:41 No.262898

Eno.658:エルレンマイヤー卿アレクシアは救助船に乗りました。

[Eno.619] [砂浜] 2023-07-22 17:15:31 No.265702

Eno.619:シャルル・ベルジールは救助船に乗りました。

七日を過ごした島が沈んでいく。

堕落の国の外。
逃れられなかった軛が、ほどけた場所。

ほんとうにもう殺さなくていいのだろうか。
引き金に指をかけることも、杖の先の誰かを焼くことも。
本当に、……ほんとうに?

指先が震えているのが自分でわかる。
なんのためかは、さだかでない。
もう殺さずに済むことへの安堵と喜び。自分だけが逃げ出すことへの罪悪感。
帰れるかもしれないことへの期待と不安と、そこに待っているものへの恐れ。
その全部。それから、きっと他にも。

そして、わたしはまた、置いていってしまう。
今度はあの商会を、何も言わずに。今度は、自分のために。
許されるとは思わない。
わたしの辿ってきたもの、してきたこと、犯した罪業、何もかもすべて。
背負って生きるしかないことも、わかっているつもりだ。
それを見ないふりできるほど自分が器用でないことも、知っている。

今、隣にはシャルルがいる。
もしもシャルルがここにいなかったら、わたしはきっと、あの島で死んだだろう。
仮に何かができたとしても、どこにも行けなかっただろう。
だが、大丈夫だと言ってくれるから。一緒にいると、言ってくれるから。
わたしは、それを信じたいと思う。

船出だ。

海上01

[Eno.658] [海上] 2023-07-23 11:41:01 No.279048

Eno.658:エルレンマイヤー卿アレクシアは一面の海を眺めています。

2023-07-23 11:42:04 No.279055
アレクシア [海上]

甲板で立ち尽くしている。静かに。

2023-07-23 13:48:03 No.279463
シャルル [海上]

「……船って、思っていたより変な揺れ方をするんですね」

2023-07-23 15:44:00 No.279786
シャルル [海上]

船室の方から歩いてくる。

2023-07-23 15:45:33 No.279793
シャルル [海上]

「希望の場所に送り届けてくださるそうです。アナタの故郷に一番近い港がいいと思いますが……」

2023-07-23 18:37:05 No.280254
アレクシア [海上]

「うん……」

2023-07-23 18:37:19 No.280257
アレクシア [海上]

振り返らないまま、小さく頷く。

2023-07-23 18:37:50 No.280259
アレクシア [海上]

「……あんなにみっともなく泣いておいてなんなんだが、……本当に、本当に帰れるとは、思ってなかった。どこかで信じていなかった……」

2023-07-23 18:38:05 No.280261
アレクシア [海上]

「この気持ちをなんと言ったらいいのか、よくわからない。
 怖くて不安で、でも安心して嬉しくて、それで、罪悪感がある……」

2023-07-23 20:36:19 No.280667
シャルル [海上]

「堕落の国に残してきた者たちのことですか?」

2023-07-23 21:14:52 No.280823
アレクシア [海上]

「……ああ。
 わたしはまた置いていってしまう。今度は、自分のために……」

2023-07-23 23:12:34 No.281513
シャルル [海上]

「心配しなくとも、彼らは彼らでうまくやっていきますよ」

2023-07-23 23:13:16 No.281515
シャルル [海上]

「そういう人しか勧誘していませんし、私が死んだ時の対応についても残しています」

2023-07-23 23:16:11 No.281537
シャルル [海上]

「……彼らの中では、我々は確実に死んだことになっているでしょうからね」

2023-07-23 23:41:35 No.281736
アレクシア [海上]

「……わかってる。わたしだって、どの商談も折衝も、わたしがいなくなっても引き継ぎができる準備はしていた」

2023-07-23 23:42:26 No.281747
アレクシア [海上]

そして、ようやく振り返る。

2023-07-23 23:43:29 No.281756
アレクシア [海上]

「……ほかの誰が知らなくても、自分が知っている。わたしが自分のためにしたこと、しなかったこと。
 堕落の国であんなに殺して生きてきて、それなのに、そこで重ねたものを置き去りにして、帰ろうとしていること……」

2023-07-23 23:44:20 No.281765
アレクシア [海上]

「許されるとも、許されようとも思わない。ただ、……」

2023-07-23 23:44:38 No.281769
アレクシア [海上]

「ただ、知っているんだ。自分の、そういう、どうしようもなさをな」

2023-07-24 00:46:57 No.282006
シャルル [海上]

「あはは……」

2023-07-24 00:48:37 No.282011
シャルル [海上]

「人間なんて、みんなもれなくろくでなしですよ」

2023-07-24 00:48:54 No.282013
シャルル [海上]

「……でも」

2023-07-24 00:50:58 No.282020
シャルル [海上]

「私は、それでも高潔であろうとするアナタを眩しく、どうしようもなく……」

2023-07-24 00:52:00 No.282024
シャルル [海上]

「愛しいと、思ってしまいます」

2023-07-24 00:53:33 No.282027
シャルル [海上]

「…………」

2023-07-24 00:57:29 No.282037
シャルル [海上]

「もし、アナタが。誰かの幸福や隣人、未来を奪うことを『許されないこと』だと思うのなら」

2023-07-24 00:58:15 No.282042
シャルル [海上]

「アナタの一番の罪は、きっと、私を生かしていることでしょう」

2023-07-24 01:01:45 No.282049
シャルル [海上]

「アナタは……一体誰に、赦されたいんですか」

2023-07-24 01:47:52 No.282131
アレクシア [海上]

一瞬、黙った。そんなことはない、とは言えなかった。
シャルルの言葉、どれひとつ取っても。
そうしてしばらく黙った後、掠れた声がこぼれだす。

2023-07-24 01:48:22 No.282134
アレクシア [海上]

「わたしが、……ずっと、ゆるしてほしいと、そう思っている、のは」

2023-07-24 01:48:49 No.282135
アレクシア [海上]

「……おとうさんと、おかあさんに」

2023-07-24 01:49:16 No.282136
アレクシア [海上]

「わたしを連れて行ってくれなかった二人に……」

2023-07-24 01:50:25 No.282137
アレクシア [海上]

「あの頃……わたしが『悪い』わたしだから、二人には要らなかったんだと、そう思ったから。
 ……だからわたしは、『良いアレクシア』に、なりたかった……」

2023-07-24 01:50:46 No.282138
アレクシア [海上]

ふ、と息をつく。何かを掻き消すように苦笑する。

2023-07-24 01:51:09 No.282140
アレクシア [海上]

「……当然、今はもう、それだけじゃない。
 でも、わたしのどこかには、そういうガキっぽい思いがまだ深く根を張っていて、……あの二人に、ごめんなさいと言い続けている。そんな気がする……」

2023-07-24 01:52:27 No.282143
アレクシア [海上]

「だから、わたしのこれは、高潔なんて言ってもらえるようなものじゃない。……そうじゃ、ないんだ。きっと……」

2023-07-24 02:01:54 No.282158
シャルル [海上]

「…………」

2023-07-24 02:02:33 No.282159
シャルル [海上]

眼の前へ立って、抱き寄せる。

2023-07-24 02:03:10 No.282160
シャルル [海上]

「私には親がいたことがありません」

2023-07-24 02:06:10 No.282165
シャルル [海上]

「ですから、アナタの苦しみを、本当の意味で理解することは難しいでしょう」

2023-07-24 02:11:29 No.282168
シャルル [海上]

「そのうえで……ご両親が、本当にアナタを愛していたのなら」

2023-07-24 02:13:20 No.282170
シャルル [海上]

「アナタを連れていけるわけがない……」

2023-07-24 02:14:48 No.282171
シャルル [海上]

「今の私が。あの時の私が。アナタを失うことを恐れているように」

2023-07-24 02:17:08 No.282175
シャルル [海上]

「きっと、アナタに……アナタだけでも。生きてほしかったのだと、思いますよ」

2023-07-24 03:57:55 No.282240
アレクシア [海上]

抱き寄せられて、シャルルの言葉を聞きながら。
その胸に、小さく縋りつく。今なお振り払われるのを恐れるような、かすかな力で。

2023-07-24 03:59:02 No.282241
アレクシア [海上]

「……今まで誰に同じことを言ってもらっても、ずっと、『そんなことはない』と思い続けてきた。そうとしか、思えなかった……。
 慰めてくれる気持ちは嬉しかった。でも、慰めだとしか思えなかったのも本当だ」

2023-07-24 03:59:26 No.282242
アレクシア [海上]

「わたしには、愛しているだとか、愛されているだとか、そんなことはわからなかった。……お前が、わたしを愛してくれるまで……」

2023-07-24 04:00:00 No.282243
アレクシア [海上]

「シャルル。……本当に、そう思うか?
 ただありきたりの子どもだった『アレクシアわたし』にも、そんな価値があったと思うか?」

2023-07-24 04:01:34 No.282244
アレクシア [海上]

「わたしは、いまさら、それを信じても……いいんだろうか……?」

2023-07-24 11:12:40 No.282473
シャルル [海上]

指が絡まないよう、髪の上から後頭部を撫でる。
胸元に暖かなものを感じながら。

2023-07-24 11:20:57 No.282483
シャルル [海上]

「アナタは、私がどういう人間なのかよく知っているでしょう。表面的にも、そうでない部分も。」

2023-07-24 11:29:15 No.282492
シャルル [海上]

「他人の愛の価値なんて測りようも、わかりようもない。それも、会ったこともない人達ですよ。それでも……」

2023-07-24 11:36:32 No.282501
シャルル [海上]

「それでも。私自身の感情が、心が。肯定するんです。」

2023-07-24 11:37:43 No.282503
シャルル [海上]

「アナタが今生きていることこそが、その証明だと。」

2023-07-24 20:09:19 No.283636
アレクシア [海上]

何か言おうとする気配だけがした。何も言わなかった。言えなかった。
胸元に縋る手に、ぎゅっと力が籠もる。
ただ、かすかに震える肩と。服を濡らしていくあたたかいもの。
それだけが伝わる。言葉のないまま。

2023-07-24 21:06:37 No.283957
シャルル [海上]

「…………」

2023-07-24 21:06:51 No.283959
シャルル [海上]

「待ちますよ」

2023-07-24 21:09:46 No.283979
シャルル [海上]

「いつまでだって。あなたが『赦されること』を、許せるようになるまで」

2023-07-24 21:15:27 No.284020
シャルル [海上]

「今から向かう場所は、心の弱さが死に直結する世界じゃないでしょう?他人の心を抉る必要も、命を奪う必然もない。」

2023-07-24 21:28:57 No.284108
シャルル [海上]

「ずっと……ひとりで頑張ってきたんですね。両親を亡くしてから、ずっと。」

2023-07-24 21:32:19 No.284126
シャルル [海上]

「…………」

2023-07-24 21:35:29 No.284149
シャルル [海上]

「……しましょうか、結婚。」

2023-07-25 03:07:39 No.285587
アレクシア [海上]

その言葉に、震えていた肩が跳ねた。
同時に、一瞬、息が止まり。それから、どこか恐れるように小さな声。

2023-07-25 03:08:16 No.285589
アレクシア [海上]

「しゃ、るる、……」

2023-07-25 03:08:56 No.285591
アレクシア [海上]

「……わ、たし、……きっと、お前に、普通の……普通の結婚で手に入るようなものは、何も、してやれない。何も……。なのに、」

2023-07-25 03:09:58 No.285592
アレクシア [海上]

「……それでも、ほんとうに、わたしでいいのか? 本当に……?」

2023-07-25 10:35:20 No.285870
シャルル [海上]

「さて……私の国で結婚といえば、大盤振る舞いの代名詞。酒とご馳走でふたりの今後の健闘を祈って祝福し、乱暴に皿を投げつけ合う馬鹿騒ぎですよ。」

2023-07-25 10:40:31 No.285875
シャルル [海上]

「手と手を取り合い、生涯を支え合い、生計を共にして……家族になる。それ以上が必要ですか?」

2023-07-25 10:43:58 No.285877
シャルル [海上]

「死がふたりを分かつとも、アナタと共にいられることが……今の私の最大の幸福です」

2023-07-25 10:51:32 No.285883
シャルル [海上]

「アナタでなければ、駄目なんです。アレクシア。」

2023-07-25 15:22:06 No.286364
アレクシア [海上]

「……わたしで、……わたしとで、いいんだな。
 ほんとうに、わたしと、そうなって、後悔しないんだな」

2023-07-25 15:23:03 No.286369
アレクシア [海上]

「……あのとき、おとうさんとおかあさんが死んで、わたしは連れて行ってもらえなくて、だから、そんな『要らない』人間のわたしには、もう二度と、家族なんてできないと思っていた」

2023-07-25 15:23:24 No.286372
アレクシア [海上]

「わたしを慕ってくれる者がいて、わたしとともに笑ってくれる者がいて、……それなのに、どこかでいつも一人きりだった……」

2023-07-25 15:23:45 No.286373
アレクシア [海上]

「……ずっと、」

2023-07-25 15:24:45 No.286374
アレクシア [海上]

「ずっと、一緒にいて。わたしを、もう、ひとりにしないで」

2023-07-25 15:26:07 No.286376
アレクシア [海上]

いつものように、頼む、と言うのではなく。
消え入るような声で、お願い、と。そう、呟いた。

2023-07-25 15:45:27 No.286412
シャルル [海上]

「はい。約束です。」

2023-07-25 16:03:21 No.286444
シャルル [海上]

そっと顎に触れて、顔を上げさせる。

2023-07-25 16:03:49 No.286446
シャルル [海上]

「絶対にひとりにはしません。」

2023-07-25 16:04:02 No.286448
シャルル [海上]

「ずっと……一緒ですよ。」

2023-07-25 16:04:45 No.286449
シャルル [海上]

涙の落ちる頬にそっと口付けた。

2023-07-25 19:57:34 No.287330
アレクシア [海上]

「……ん。……うん……」

2023-07-25 19:57:53 No.287333
アレクシア [海上]

「うれしい。……どうしていいか、わからないくらい……」

2023-07-25 19:58:13 No.287335
アレクシア [海上]

胸元で震えていた手が、そっとその場を離れて。
くちづけてくれた頭を抱きしめるように、しがみつく。

2023-07-25 19:58:57 No.287342
アレクシア [海上]

「わたしは……こんな、愚かで情けなくて、どうしようもない女だが」

2023-07-25 19:59:19 No.287346
アレクシア [海上]

「愛してる。……お前のことを、きっと、誰より」

2023-07-25 20:20:10 No.287510
シャルル [海上]

「…………はい」

2023-07-25 20:30:09 No.287587
シャルル [海上]

少し頭を下げつつ、擽ったそうに笑う。

2023-07-25 20:43:41 No.287674
シャルル [海上]

しばしそうして。
不意に、アレクシアの腕の下へ手を入れて、その身体を高く持ち上げた。
潮風が髪をなびかせ、景色がくるりとまわる。
浮遊感と、緩やかな着地。

2023-07-25 20:46:22 No.287693
シャルル [海上]

力強く抱きしめてから、顔を上げ。

2023-07-25 20:48:38 No.287709
シャルル [海上]

「みなさーん 私たち 結婚します!」

2023-07-25 20:48:48 No.287710
シャルル [海上]

「あはは……」

2023-07-25 20:49:39 No.287714
シャルル [海上]

広い海上。甲板に、声が響いた。

2023-07-25 21:20:09 No.287994
アレクシア [海上]

「あっ……!? お前、こらっ、そんなでかい声で……!」

2023-07-25 21:20:47 No.288002
アレクシア [海上]

「……っふ、……でも、今日は許してやる!」

2023-07-25 21:23:24 No.288024
アレクシア [海上]

抱きしめられて、抱きしめ返して。
そして、本当に嬉しそうに笑った。まるで、普通の少女のように。

――本当は、言わずに黙っているつもりだったこと。
言うつもりはなかった。特に、シャルルには。

わたしは、おとうさんとおかあさんに、連れて行ってもらえなかった。

両親が死んだことは、シャルルも知っていた。
いつだったか、わたしが故郷でどう生きてきたか、話した時に。
でも、そのときも。連れて行ってもらえなかった、と、そう言うことはできなかった。
わたしが、親にさえ『要らなかった』人間だと知れるのが怖かった。
それで、シャルルがわたしのことを、やはり『要らない』人間なのだと気づくのが、怖かった。

なのに、聞かれれば嘘はつけなかった。黙ることも、ごまかすこともできなかった。
もう、そうやって心を閉ざしておくこともできないほど、愛していて、愛されていたくて、受け入れてほしくて、信じたくて、でも怖くて。
いつも通りの顔をしていようと思ったのに、きっとできてはいなかった。
それでも、抱きしめてくれて、受け止めてくれて、待つと言ってくれて。
ずっと一緒だと、ひとりにしないと、笑ってくれた。

本当に、いいのだろうか。

まだ、そう思うことを止められはしない。
でも今は。今は、ただ、信じたい。信じていたい。

きっと、手を離さなくていいのだと。望んでいてもいいのだと。
わたしは、シャルルを愛していてもよくて。
愛されていたいと、願ってもいいのだと。

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