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*結果フェイズ 古河あやめ
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あやめは、背徳「力への憧れ」が破壊されています。修復判定を行いましょう。
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リンクである「自信」を目標に判定をどうぞ。
古河あやめ
2D6>=7 (判定:見る、指定特技:自信) (2D6>=7) > 7[3,4] > 7 > 成功
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では、あやめの背徳「力への憧れ」は修復されます。
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満月から数日。
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あやめは狩人たちの共同経営する闇病院に収容され、治療を受けている。
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こんこん、と軽くノックの音。
古河あやめ
「……どうぞ」
高萩つかさ
「あやめちゃん、おはよ。……具合はどう?」
古河あやめ
「つかさちゃん……おはよう。……だいぶ、いいよ」
古河あやめ
ちからこぶを作ってみせようとして……顔をしかめる。
高萩つかさ
「あっ、だめだめ。も~」
高萩つかさ
買ってきた小さなブーケをあやめの枕元に飾る。
古河あやめ
いいにおい。
古河あやめ
「……仕事は大丈夫?回ってる?」
高萩つかさ
「大丈夫。あ、えみちゃんがラテアート作れるようになったんだよ」
古河あやめ
「おお……」
高萩つかさ
「あやめちゃんにも見せるって張り切ってた」
古河あやめ
「……楽しみです」
高萩つかさ
「それで、あの……ね」
高萩つかさ
「……お葬式、済んだって」
古河あやめ
「…………そうです、か」
古河あやめ
目を閉じる。
古河あやめ
「……どうして、なんでしょうね」
高萩つかさ
「…………」
古河あやめ
「あの子は、どうしてわたしを生かしたんだろう」
古河あやめ
「……ずっと、そればかり、考えています」
高萩つかさ
「そっか……、そうだね……」
高萩つかさ
「……あたしには、もちろん、実際のとこはわかんないけど」
高萩つかさ
「あやめちゃんは、きっと」
高萩つかさ
「そうしてもいいとか、そうしようとか、思ってもらえるくらい」
高萩つかさ
「おともだちになれたんじゃないかな……」
古河あやめ
「……わたしが?」
高萩つかさ
「ん」
古河あやめ
「たった……一日だけだったのに」
古河あやめ
「なのに……」
古河あやめ
「わたしは……もっと、もっと仲良くなりたかった」
古河あやめ
「お店にだって、来てほしかったし」
古河あやめ
「休みの日は、一緒に、遊んでみたりとか」
古河あやめ
「……ミキちゃんのこと、もっと知りたかった」
高萩つかさ
「……うん」
高萩つかさ
「わかるよ」
古河あやめ
声が震える。
古河あやめ
「わたし……強くなっても、なにも守れなかった……」
古河あやめ
「ミキちゃんにたくさん守ってもらっちゃった……」
古河あやめ
「ありがとうも言えないし、ばかだって、こんなの嫌だよって、それも言えなくて」
古河あやめ
「わたし……」
古河あやめ
言葉にならない。
高萩つかさ
「うん、……」
高萩つかさ
そっとあやめのことを抱きしめる。
高萩つかさ
「……あたしたち、失くしてばっかりだ」
高萩つかさ
「悲しくて、悔しくて……」
高萩つかさ
「つらいね」
古河あやめ
引きつって、痺れの残る腕で、そっと抱き返す。
古河あやめ
すがるように。
古河あやめ
あの日から、泣いちゃだめだって思ってきたのに。
古河あやめ
これは全部、自分の弱さのせいだからって。
古河あやめ
……でも、もう我慢できない。隠せない。
古河あやめ
子供のように、泣きじゃくる。
高萩つかさ
ぎゅう、と抱きしめる。
高萩つかさ
ミキに守られたのは、つかさも同じ。
高萩つかさ
「……あやめちゃんが、退院したら」
高萩つかさ
「お花持っていこ」
古河あやめ
「うん……」
古河あやめ
ミキに守られたもので、生かされている。
古河あやめ
弱いわたしが、残されたなら。
古河あやめ
そこに意味を見出して……また、立ち上がるしかない。
古河あやめ
そう、思った。
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貴方の中には、あの日入り混じった血が流れている。
GM
貴方自身のもの、エンパープルのもの、そして、神崎ミキのもの……。
GM
貴方は血によって変わり、残され、そして続いていく。
GM
これからも。
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GM
大丈夫。
GM
あなたは、あなたのなりたいあなたに、きっとなれるから。
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残されたものがそう言っている。
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混ざりあう赤と夜のための夜に、
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貴方の中で、混ざりあったものが。
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ブラッドムーン/ギルティウィッチーズ
『Night for Purple』
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