アニス
そんなこんなでよろしくすることになりましたが。
アニス
「えっと……メグさんと、セイランさんと……アヤ、さん」
アニス
朱の名前だけちょっと呼び慣れない感じ。
古森 朱
「……呼びにくいなら古森でもいい。」
アニス
「んっと……でも、アヤ、のほうがファーストネームです、よね?」 首をかしげる。
古森 朱
「まあ、そうだけど。
……別に拘りは無いし、好きに呼べばいい」
アニス
「ふうむ」
アニス
「救世主のひとの名前って、いろいろあるから難しくないですか?」
アニス
なんか……めちゃめちゃ長かったり……発音が一文字しかなかったり……
レディ・メグ
「そうねえ、変わった名前が多いわねえ」頬に手を当てる。
セイラン
「まあ、ワタシもあんまり馴染みのない名前が多いかしらね」
レディ・メグ
「ファーストネームがないひとだっているものね」
セイラン
「そうそう。ワタシはファーストネーム?とかないから、セイランって呼んでね♥呼び捨てでいいわよ♥」
古森 朱
「言われてみればそうかもな」
そもそも名前が無かったりする人も居たりした気がする。自分で名付けるんだとかなんとか。
アニス
「いいの?じゃあセイランって呼ぶね~」
セイラン
「はぁい♥」嬉しそうに返事をしてススス……とアニスの横に寄ってきた。
セイラン
今の名前は気に入っているので、呼ばれるのが嬉しいのだ。
古森 朱
「こいつの本名も長いし」メグを指して。
レディ・メグ
「マルガリータ・ヴィオレット・ブルーメロウ!」胸を張る。
セイラン
「確かに長いわね。綺麗な響きだけど、なんだか呪文みたい」
アニス
「マルガリータはうちの国にもある名前だったよ」
レディ・メグ
「マルガリータは私の名前。ヴィオレットはママの名前なのよ。
ブルーメロウ牧場では、そういう名前を付けるのが伝統なの」
アニス
「へえ!お母さんの名前がつくんだ」
アニス
「じゃ、お母さんといつも一緒だね」
セイラン
「あら、そうなの! メグはママ似なのかしら」
レディ・メグ
「まあ。そんなふうに考えたことなかったけれど……うふふ。ほんとうね」
アニス
「でも、お母さんかあ……」
アニス
「……もう会えないのかな」
古森 朱
「…………。」
レディ・メグ
「ママは卵用だったから、わたしとはちょっとちがうわね。
こ~んなに……小さくて、細かったのよ」両手をわやわやさせた。
レディ・メグ
「ん……」
セイラン
「卵……」それはそれで食べてみたいと顔に書いてある。
古森 朱
「会いたいなら、何をしてでも道を探すしかない。
そういう世界なんだろ、ここは」
セイラン
「……そういえば、人間って母親……というか家族と一緒に暮らすことが多いんだったわね。ずっと一緒にいたなら、離れ離れは寂しいわね」
アニス
「そうだね……わたしのお母さんはクッキーが得意でね、アイシングで絵を描くのとかすっごく上手だったんだよ」 何かを思い出す目。
アニス
「ね、アヤさんは帰り道を探してるの?」
アニス
「お母さん、会いたい?」
古森 朱
「…………。」
眉を潜めながらアニスの方を見る。
アニス
「……?」
GM
無邪気な瞳が答えを迫る。そのように見える。
GM
甘いにおい。閉じた世界。
GM
開かれることのなかった空。
C・C・C
記憶にある、甘く重いそれは、母の愛だったろうか?
C・C・C
*古森朱の『幽閉生活』を抉るぞ。
GM
横槍はあるか?
セイラン
*横槍します。
GM
では能力値のチョイスから。
セイラン
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 愛
セイラン
2D6+3 (2D6+3) > 6[3,3]+3 > 9
GM
成功。効果量を出せ。
セイラン
1d6 (1D6) > 6
セイラン
あらあら~~~
GM
でけえな。
C・C・C
*判定は猟奇。
C・C・C
2d6+3-6>=7 (2D6+3-6>=7) > 7[1,6]+3-6 > 4 > 失敗
GM
失敗だ。
[ セイラン ] HP : 22 → 21
古森 朱
「…………。
俺の母親が、お前の母親の様な奴だったなら。
会いたいと思ってたかもな」
古森 朱
言って、ふいとそっぽを向く。
アニス
「…………」
セイラン
二人の様子をじっと見つめる。
アニス
「……ごめんなさい」
古森 朱
「別に。悪気がないのはわかってる」
けれど、視線を合わせる事はない。
セイラン
「まあ、人それぞれじゃない? ワタシも母親に会いたいなんて思ったことないし」軽い調子で割って入ってきた。「気にすることないのよ、二人とも」
古森 朱
割って入ってきた影に振り返る。
セイランと……アニスと。二人の姿を目に留める。
古森 朱
「…………はぁ。」
「悪かったよ、こっちこそ。空気悪くして」
アニス
「……ううん。ごめんね」
アニス
「お詫びに、わたし、いっぱい頑張るから」
古森 朱
「ん。精々また攫われない様に」
アニス
「気をつけます!」
セイラン
「ウフフ、仲直りできてよかったわ。もう、ホントかわいいんだから……まとめて抱き締めたくなっちゃう」二人の様子を眺めてへにゃへにゃしている。
古森 朱
「やめろ気色悪い!!」
レディ・メグ
「うふふ……」
GM
ここに母親はいない。誰もいない。
お前を閉じ込めるのはただ、亡者の妄執だけ。
GM
だが今のお前には、それに抗う力がある。
GM
ま、抗いきれたものかは知らねえが。
GM
とりあえず、諦めるにはまだ早いことだけは確かだ。
GM
さあ次だ。お前たちの手番。
レディ・メグ
わたしね!
レディ・メグ
セイランの心の疵を舐めます。
GM
いいだろう。シーン表は使うか?
レディ・メグ
振りま~す 
レディ・メグ
1d12 (1D12) > 8
GM
8:シャーベットの氷河。カラフルな氷菓子がゆっくりとどこかへ流れていく。オレンジ、レモン、ストロベリー。とっても寒い。
GM
見上げるような氷菓子の山が、透明に泡立つ水面を流れていく。
GM
どうやら、水のほうもサイダーだな。
GM
だが、冷凍庫の中みたいにとにかく寒い。
セイラン
「…………」なんだかここいらに差し掛かってから口数が少ない。
古森 朱
「この空間の気候はどうなってんだ……?」
レディ・メグ
四人連れ立って、てくてく移動する。
「とにも、かくにも……ここから出るにはあの子を倒すしかないわけだから……
まずはあの子を探さないとね」
レディ・メグ
「あら。ふたりともだいじょうぶ?……もしかして寒い?」
古森 朱
「俺は……少なくとも暑いよりはマシだけど。
…………」
セイランの方を見る。
アニス
「わたしも寒いですけど……」 セイランを見る。
セイラン
はっ。声をかけられて目をぱちぱち。
レディ・メグ
メグは割合平気そう。なんせいろんな部分がもこもこなので。
セイラン
「……さむいわ!!!!!」気合を入れるように叫んだ。
レディ・メグ
「きゃ」びっくりした。
セイラン
「何ココ!? ワタシ冬眠しちゃうわよ!!??」
古森 朱
「コイツが駄目そう」
レディ・メグ
「それはそうよ!だいたいあなた裸足だし。服は薄いし!」
セイラン
「これもう服とか関係ないわよ!」
レディ・メグ
手袋をした手で背中をてしてしと擦ってやる。
GM
服は関係ないかもしれねえが、さっさと歩かねえと足の裏がひっつきそうだな。
セイラン
「うう……メグちゃんの手、あったかいわね……」かなしき変温動物だ。
アニス
「えっと、えっと……せめてなんかあったかいの食べますか?フォンダンショコラとか」
レディ・メグ
「ふぉんだんしょこら」
セイラン
「ふぉんだんしょこら……?」普段よりのろのろした動きでアニスの方を見る。
アニス
「中からあったかいチョコレートがとろっと出てくる焼き菓子のこと!」
古森 朱
「……何だ、SNSか何かで見た事あるような」
レディ・メグ
「……」じゅる……
レディ・メグ
「良い考えなんじゃないかしら!」
セイラン
「とってもおいしそうね! それにあったまりそう!」ぱちぱち。しきりにまばたきをしている。眠気をこらえているのかもしれない。
古森 朱
「んな難しそうなのも出せるのか……」
アニス
「二人も食べる?」
古森 朱
「欲しい」即答。
レディ・メグ
「もちろん!」同じく。
アニス
「わかった!」
アニス
むむむ。
アニス
「……えいっ!」
アニス
ぽぽぽぽん。
アニス
手のひらサイズのフォンダンショコラ。
アニス
「あっついから気をつけて!でも冷める前に……がんばって!」
レディ・メグ
「きゃ~~!」
セイラン
「あ、ありがとう……」のろのろ手を伸ばして、焼き菓子を受け取った。ぱくり、と一口で呑み込む。
レディ・メグ
歓声とともにわたわたと食べ始める。熱い、甘い、熱い、甘い!
GM
しっとりほろ苦い生地。中から溶け出すチョコレートは、ほんのりとバニラの香りがする。
セイラン
「!」
古森 朱
「うわ、本当だ。あっつい。でも美味い」
レディ・メグ
「……おいし~~!ああっ、ちゃんとカロリーの味がするわ……」うっとり。
セイラン
「美味しい! ……なんだかお腹があったかくなってきたわ!」明らかに食べ方を間違えているが。
レディ・メグ
「ありがとうアニス!」
アニス
「ふふん!」 自慢げ。
セイラン
顔色はなんだかよくわからないが、先程よりは元気になった様子。
レディ・メグ
「……材料もなしにほんとうに出せちゃうのね。心の疵のちからってつくづく不思議……」
古森 朱
「寒い中で熱いもの食べるのって、贅沢な感じがしてより美味く感じるよな……」
はふはふもぐもぐ。
レディ・メグ
「逆もいいわよねえ、あったかいお部屋でつめたいものをたべるのも……」
レディ・メグ
「……セイラン、元気になったみたい。急ぎましょうか」
セイラン
「ええ! アニスのおかげで動けるようになったわ!」相変わらず素足は冷たいが。
レディ・メグ
「……そうだ、手を繋いで行く?わたしの手、けっこうあったかいのよ」
セイラン
「まあ! いいの?」思わぬ申し出にぱっと目を輝かせる。
セイラン
「…………」差し出しかけた右手が、躊躇うように宙をさまよう。「でも……」
レディ・メグ
「?」
セイラン
メグはとてもあたたかそうだ。ふわふわで、もちもちで、きっと触れればこの寒さなんて気にならなくなるだろう。
レディ・メグ
手を差し出したまま、不思議そうにセイランの顔を見ている。
セイラン
差し出された手を見る。ごくり、と唾を飲む。
レディ・メグ
「セイラン?」
セイラン
この手をとって、ぬくもりに触れたい。けれど、触れたら、我慢できなくなってしまう気がして。
セイラン
「あっ……えっと、ワタシ……ちょっと力が強いから……強く握り過ぎちゃう、かも」珍しく歯切れが悪い。
レディ・メグ
「あら、そうなの?だいじょうぶよ。痛くなったら痛いっていうわ」
レディ・メグ
この数時間だけのやりとりでも。
セイランの眼差しに何が含まれているか、この七面鳥にはわかっている。
それでも、微笑む。そこに恐れはないように見える。
レディ・メグ
「それとも、いや?手を繋いでいたら動きづらくなっちゃうかしら」
セイラン
「い、イヤじゃないわよ! ……じゃあ、少しだけ……」慌てて否定してから。そーっとメグの小さな手に触れた。
レディ・メグ
黒いレースに包まれた手でセイランの手を握り返す。
ちいさいが、ふわふわで、もちもちで、まるで赤ん坊のよう。
レディ・メグ
「あったかいでしょう?」
セイラン
とてもあたたかいし、ふわふわでもちもちだ。
セイラン
はっ。
セイラン
だめだめ。落ち着いて理性を総動員するのよ。
セイラン
「え、ええ! さすが優等生のメグね! あったかいし、触り心地もとってもやわらかいわ!」
セイラン
力を込めすぎないように。今度は握り潰してはいけないと、心の中で繰り返す。
レディ・メグ
賛辞に誇らしげにわらう。
「ほら、だいじょうぶよ、セイラン。痛くないわ」
レディ・メグ
あなたはちゃんと、壊さないよう我慢ができている。
レディ・メグ
*セイランの心の疵『死の抱擁』を才覚で舐めます。
レディ・メグ
*クエスト4『甘い信頼』も挑戦!
GM
いいだろう。
GM
お前のかけた声は、差し伸べた手のひらは。言葉は、受容は……こいつに届いて響いて、どうなるかな?
GM
さあ、ダイスを振れ!
レディ・メグ
*ティーセットも載せちゃお!
レディ・メグ
2d6+3+2>=9 (2D6+3+2>=9) > 6[2,4]+3+2 > 11 > 成功
GM
よし。クエストともども成功だ。
[ レディ・メグ ] ティーセット : 1 → 0
[ セイラン ] 死の抱擁 : 0 → 1
レディ・メグ
努力によってなすことができることを、七面鳥は知っている。
セイラン
「……だい、じょうぶ……」あたたかい手の感触に、思い出すものがある。
セイラン
"青藍"と、かつて自分をそう呼んだ救世主の少女。耐え切れず潰してしまった記憶の中の手と、黒いレースの小さな手が重なった。
セイラン
「……ええ、大丈夫」確かめるようにそっとメグの手を握り直す。「……ありがとう、メグ」
セイラン
とてもとても美味しそうで。とてもとても、食べたいけれど。
セイラン
食べることはしない。きっと、そうできる。
レディ・メグ
「さ、行きましょ!」
GM
腕の中に壊したもの。抱きしめたはずなのに喪ったもの。
GM
お前は死とともにここに在る。
GM
だが、今ここではまだ。まだ、壊さずにいる。
GM
お前は死とともにここに在る、が……腕の中に抱えられるものは、別にそれだけじゃない。
GM
とりあえず、今はな。
アニス
二人のさまを見ながら、なかよしでいいなあ、と笑う。
アニス
やさしい七面鳥に、小さく心を寄せる。
アニス
小さく、小さく。信頼のような、親愛のような。
GM
この手番で、メグはアニスの信頼を得た。
GM
裁判のときには、ま、それなりに役に立つだろう。
GM
とはいえ次は、再びC・C・Cの手番!
GM
お前たちの足は進む。時も進む。時が進めば、心が変わる!
GM
さ、次だ。