GM
お前たちはタルトの広間の床をいささか荒らして、ぼこぼこにした。
若干一名は歩くだけでだいぶ床を壊したな。
GM
ま、それを気にするやつは……今のとこはいない。
GM
それに、それを気にするやつは……倒しちまわなきゃいけない!
GM
4:マシュマロのベッドルーム。柔らかいクッションのようにマシュマロが詰め込まれたお部屋。千切って食べてもおいしい。
GM
お前たちはぐるぐる歩き回って、どうやらもとの場所に戻ってきちまった。
セイラン
「何だか見覚えのある景色ねえ……」きょろりと辺りを見回す。
アニス
「みなさんと合流したの、このあたりですよね?」
古森 朱
「けど丁度いいかもな。
泉はめちゃくちゃ広かったし、CCCに追っかけられるわで大変だったし」
セイラン
「そういえばそうだったわね。折角だし、ちょっと休憩していきましょうか」ふかふかのマシュマロ!
GM
お菓子の家。甘いにおい漂うベッドルームは、夢のようにふわふわ。
レディ・メグ
「さっきとは違うおうちよね、たぶん」
セイラン
「あら、ホント」さっきちぎった痕がない。
アニス
「えっ、違う家もベッドルームがマシュマロだったんですか?」
レディ・メグ
「そう。似た感じの景色ばかりで、道もわかんなくなっちゃうのよねえ」ふか……ふか……もぎ……ぱく……
セイラン
「そうよ。アニスは初めて? すごくふかふかで気持ちいいわよ」ダイブしてみなさいよとばかりに、大きなマシュマロを手で示す。
古森 朱
「そういやあの時もC.C.Cに追っかけられた後だったな……」
セイラン
マシュマロの上で転がる女子達を何だかニヤニヤ……いや、にこにこ眺めている。
アニス
マシュマロのクッションをもふもふしている。
セイラン
「うーん、カワイイ♥」ちぎったマシュマロをぱくり。
レディ・メグ
ソファに座ってずむ……と沈んでいる。
ダメになりそう……
古森 朱
もふ……ふか…………
これは少し駄目になりつつある人。
アニス
朱の寝転がったベッドを背もたれに、ぺたんと座り込む。
アニス
「ちょっと休憩するには……いいですね……」 こちらも放っておくとだめになりそうだ。
セイラン
「あいつも来てないみたいだし、少しくらいなら大丈夫よ」こちらもマシュマロに背を預けて、足を組んで床に座った。なんだかのどかな光景だ……
古森 朱
「…………。
なんか、何時までもここに居れそうに思えてくるな……」
レディ・メグ
「それは、だめよ……ここで30日経ったらまずいもの……」
GM
しかしながらお前たちは、優しい甘いにおいと、疲れと、膨れた腹で……眠くなってきたな。
セイラン
「……ふわふわの兎ちゃん……」マシュマロをちぎる動きがゆっくりになってきた。
GM
お前たちはちょっぴりだけ、眠り込んでしまった。
GM
甘いにおいに包まれて、まだ眠いような気もする。
古森 朱
後もう少しだけ、と微睡みながら、寝返りを打って。
ぼんやりと部屋の中を見ている。
古森 朱
この場所に来て、食べたものは菓子だけだ。
古森 朱
菓子とは違う、それよりも本能の先に訴えてくる、
そんな甘そうな匂いがする。
古森 朱
「…………」
じっ、と。白い首筋を見ている。
レディ・メグ
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 愛
レディ・メグ
2d6+1>=7 (2D6+1>=7) > 6[2,4]+1 > 7 > 成功
C・C・C
2d6+3-6>=7 (2D6+3-6>=7) > 6[5,1]+3-6 > 3 > 失敗
レディ・メグ
まどろみの中で、目線がさまよう。
そうして朱の姿に気づいて。
古森 朱
ばっ、と。人の気配に気付いた動物の様に、勢いよく振り返る。
レディ・メグ
膝を崩して、手をついて。ゆっくりと朱の方に寄り、手を伸ばす。
古森 朱
「……なんだよ」伸ばされる手を見て、少し不機嫌そうに。
レディ・メグ
「あら、だって。前にも言ったじゃない?」
古森 朱
メグの手は柔らかい。
自分よりも体温が高く、触れた場所が暖かい。
レディ・メグ
そのまま、ふかふかの手で抱き寄せる。
厚くてもこもこの布地を掻き分ければそこに白い肉。
古森 朱
「………………。
…………だって、負けたくねえし」
ぽそり、一言。少し子供っぽくも聞こえる声色。
古森 朱
「……とにかく!今は大丈夫だ!
あのクッキー野郎ぶっ倒してから、また考える!」
古森 朱
そういうと、ぷいっと横を向いてしまった。
アニス
「……どうしたんですか、おっきい声出して……?」
レディ・メグ
「…………」アニスと顔を見合わせて、首を傾げた。
セイラン
「……あら、アヤって寝起きは不機嫌なタイプ?」いつの間にやら目を開けて、大きく伸びをした。
古森 朱
つーん。その可能性は否定できない。
何故なら起きるとおなかがすくため。
レディ・メグ
「朱ったら、なんだか急にこどもみたい」くすくす笑った。
セイラン
「ホント。でも、その方が年相応って感じでカワイイわよ」
GM
お前はそれを知っている。逃れがたく、避けがたく。
GM
だが、たとえそこから逃れられなくとも……別に、打ちのめされることはない。
GM
それは意地かもしれないし、もしかしたら単なる見栄なのかもしれないが……
GM
立派な志だろうが見栄だろうが、結果は同じだ。
レディ・メグ
2d6 (2D6) > 7[2,5] > 7
GM
7:クッキーのチェス盤。バニラが白、チョコレートが黒の巨大なチェス盤。あなた達と同じサイズの駒は、氷砂糖でできている。
GM
白。黒。白。黒。交互に並んだクッキーは、ひとマスが2メートルくらいある。
GM
氷砂糖のルークにポーン。お前たちと同じか、それ以上の大きさ。
GM
ゲームは始まっていない。駒たちは整然と並んでいる。
レディ・メグ
つかの間の休息を過ごして、今度は泉とは逆の方向を目指して歩いてきた。
拡がるチェス盤に感嘆の声を漏らして。
古森 朱
近くにあるポーンの駒を、つんつんとつつく。
セイラン
「まあ、大きなチェス盤ね」ぺたぺたと白黒のマスの上を歩く。
レディ・メグ
「C・C・C用のサイズなのかしら……」対戦相手はいなさそうだが。
セイラン
てってって、と反対側のキングをとりにいこうとして、慌てて戻ってきた。「なんでいるのよ!!」
レディ・メグ
「でも、そろそろまた会う頃だと思ってたわ」
レディ・メグ
「あっちだって、こっちを探してるんでしょうし……」
レディ・メグ
いきなり襲い掛かられなかっただけましかも。
レディ・メグ
言いながら、手近なポーンのそばに隠れる。
C・C・C
どうやら、キングの駒を割っている最中だ。
氷砂糖が適当なサイズになると、アイシングのくちびるががばりと開く。
C・C・C
そのクッキーの頭の中に、どうやって消えたものか。
キングがみるみるうちに腹の中へ。
セイラン
「あの口、開くの……???」ナイトの鬣の影でドン引きしている。
レディ・メグ
「……このまま、ずっと見てるわけにもいかないわね。
そのうち全部食べられちゃいそう」
レディ・メグ
「あのね、わたし、さっきちょっとこわいこと考えちゃったの」
レディ・メグ
「……ここって夜なんだか昼なんだか、わからないじゃない?」
レディ・メグ
「わたしたちの知らない間に日付がどんどん進んでたらどうしようって」
セイラン
「……確かに、それはそうね。何日経ったのか、正確にはわからないわ……」30日、という数字が頭をよぎる。
古森 朱
「ああ……。それは俺もさっき過ぎったな……」
古森 朱
30日ルールもあるが、自分にはそれ以上に問題がある。
レディ・メグ
「そろそろ、どうにかしないといけないとおもうの」
アニス
「……そうですね。ずっとここにはいられないですし……」
古森 朱
「……そうだな。何時までも逃げ回ってる訳にもいかないし、
そもそもこいつを倒さないと外には出られないんだろうし……」
レディ・メグ
「ねえアニス、……C・C・Cの一番好きそうなお菓子、わかるかしら」
アニス
「アントンが好きだったのは、チョコレートですね」
レディ・メグ
「じゃあ、それを囮にしてみましょう。
もしかして、もっと大きいのって、できる……?」
アニス
「両手にいっぱい!みたいなサイズなら……」
セイラン
「大好物に気をとられている間に仕掛けるわけね。メグったらとっても冴えてるわ!」
古森 朱
「……いい考えだと思う。あいつ、あの状態でもアニスの事認識してたしな」
レディ・メグ
*C・C・Cの心の疵『アニスのお菓子』を才覚で抉ります。
クエスト『お菓子の補給』にも挑戦!
レディ・メグ
2D6+3>=8 (2D6+3>=8) > 7[2,5]+3 > 10 > 成功
アニス
現れるのは、バスケットボールのようなサイズのチョコレート。
それが、ごろん、ごろん、といくつか。
レディ・メグ
「さっすがアニス!
もしかして、アニスがいれば堕落の国は安泰なんじゃないかしら……」
女王様だって夢じゃないかも。
GM
まあ、そうやってお前たちがちょっとうわっついた感じになっている間にも。
レディ・メグ
「なっ、投げて投げて、えっと……あっち!」
GM
クッキーの上に転がっていく、でっかいチョコレート。
C・C・C
それを、ボールを追いかける子どもみたいにして、わたわた追いかける。
レディ・メグ
「……ほんとに、アニスのお菓子が大好きなのね……」
レディ・メグ
少しうらやましそうに、さみしそうにつぶやく。
古森 朱
「……。」"元"になった人間を知っているから、どうにも手放しで喜ぶことはし辛い。
GM
そうしてお前たちは、C・C・Cの気を引く方法を知る。
[ C・C・C ] アニスのお菓子 : 0 → -1
GM
ただ、ただ。生きていたころの、心のかたちの抜け殻。
GM
お前たちがそれを見て、嬉しそうだと思うのも。
GM
お前たちがそれを見て、悲しいことだと思うのも。
アニス
「これね、さっき言ってた、『特別なお菓子』!」
アニス
「もうすぐ、裁判になると思うから……あげる!」
GM
HPを6点上昇するか、とうみつを獲得するか選べ。
C・C・C
両手にチョコレートを抱えたC・C・Cが、お前たちの方をぐるっと振り向く。
C・C・C
キャンディのおめめが、周囲を見渡して……
C・C・C
どすんどすん。チェスの駒をなぎ倒しながら。
レディ・メグ
「っ、見かけによらずすばしっこいんだから……!」
C・C・C
大きな手のひらが。大きな腕が広げられる。
GM
殺してしまった相手のいることを、覚えている!
C・C・C
*セイランの『死の抱擁』を抉る。猟奇判定!
古森 朱
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 愛
古森 朱
2D6+1>=7 (2D6+1>=7) > 6[3,3]+1 > 7 > 成功
C・C・C
2d6+3-6>=7 (2D6+3-6>=7) > 6[1,5]+3-6 > 3 > 失敗
セイラン
「アニス! 伏せなさい!!」迫ってくる掌と、アニスの間に入る。
セイラン
近づいてくる大きな掌。あんな大きな手で抱き締められたら、きっとこの少女は壊れてしまうだろう。
セイラン
――いつか自分がそうしてしまったように。
古森 朱
助走を付けて走り出し。
お菓子で出来た大きな腕を、横から思いっきり蹴飛ばす。
セイラン
「……ッ!?」衝撃を覚悟して見開いた目が、別の驚きで染まる。飛び出してきた、自分より小柄な影。
セイラン
「アヤ……」ぱち。と目を瞬いて、ほっと息を吐く。
古森 朱
「ったく、自分だけかっこつけた事しやがって」
古森 朱
「……マジかよ!本当に底なしだな、亡者の体力ってのは!!」
C・C・C
怒りに任せて振り回した腕が、近くのナイトを破壊する。
C・C・C
踏み鳴らす地団駄がクッキーを割り砕く。
古森 朱
「うわ、崩れる!!」一歩飛び退いて、急いでナイフを構える。
セイラン
「だって……」気まずそうに一瞬目を逸らしたが。
セイラン
「……ホント、休む間もないわね! 立てる? 走るわよ!」アニスの手を引いて、すぐに走り出す。その後に、がらがらとナイトの欠片が落ちてくる。
GM
甘いお菓子に甘い夢。
現実なんてどこにもなくて、確かなものもなんにもなくて。
GM
それでもお前たちは、ここに骨を埋めるわけにはいかない。
GM
猟奇と才覚と愛とが、チョコレートの海で溺れる前に。