GM
さて、お次は誰が何をするんだ?

[ いずみこ ] ティーセット : 2 → 1

いずみこ
*前回減らしそびれてた分を減らしました
クラウド
話合いの結果、委員長の『自己愛』を才覚で舐めます。
クエスト2『お菓子の補給』にもチャレンジ!
GM
いいだろう。クエストの目標値は8だ。
クラウド
がんばるぞ~!
クラウド
2d6+3>=8 才覚 (2D6+3>=8) > 4[3,1]+3 > 7 > 失敗
GM
疵は舐められたが、クエストは失敗だ。
クラウド
甘いものへの危機感かもしれません…
クラウド
1d12 シーン表 (1D12) > 7
GM
7:クッキーのチェス盤。バニラが白、チョコレートが黒の巨大なチェス盤。あなた達と同じサイズの駒は、氷砂糖でできている。
GM
お前たちは広々としたチェス盤の上を歩いて、今度は向かい側のポーンの列まで来た。
GM
こっちの駒はちょっぴりピンク色をしている。
GM
やっぱり、砂糖菓子の色。
クラウド
身動き一つしない氷砂糖の兵士たちを横目にその先へ進んでいく。
江瓊
さっきのよりそそられない色だな~。
クラウド
砂糖、砂糖、ぜんぶ砂糖の塊……
クラウド
「もう、身体に入れたりするのはもうナシだからね……」
いずみこ
クッキーの表面をぢゃりぢゃりと音を立てて歩く。
江瓊
「私この砂糖ってのと相性が悪いねえ」
クラウド
"元は何でできているのやら"
それを考えると、すこし嫌な気持ちになる。
クラウド
「……もしかしたら、亡者の想いとかそういうものが混じっているのかもね。」
いずみこ
「水に溶けるもの何でも相性良くないんじゃない?」
クラウド
「……そういうものかなぁ、委員長はこういう時も平然としてるよね。」
江瓊
「塩は結構平気なんだけどねえ……」
いずみこ
「だってとても食べられそうなお菓子全然ないんだもの」
いずみこ
「プラネタリウムのキャンディーぐらい」
クラウド
「委員長は、変になったりしてない?」
クラウド
額に手を当てる
いずみこ
「変って?しゃべりかたとか?」
いずみこ
「それとも舌がさっきのキャンディー色になってたりする?」
クラウド
「…………」 じっと覗き込む。いつも通りの委員長。
クラウド
舌は……どうだろう? ちょっとだけ開けてみようか…
いずみこ
ベー
クラウド
なにもない。 綺麗なピンク色。
クラウド
それにすこしだけ、安堵する。
クラウド
「ううん、大丈夫。いつも通りの委員長だ。」
いずみこ
「そう?じゃあクラウドはどう?なにか変なところある?」
いずみこ
「コーは……あんな感じになったりしたけど」
クラウド
「……僕?」
クラウド
すこし、ううん……と、かんがえて。
クラウド
「……変ってわけじゃないけど。
 いまはほんのちょっとだけ、不安かな。」
いずみこ
「不安?」
クラウド
「周りは見慣れない景色だし、甘い香りでいっぱいで……」
いずみこ
まぁ確かに、いつもよりはふわふわしてないような、そうでもないような……。
クラウド
「コーもあんなかんじになっちゃうし……」
いずみこ
「確かにここまで変な場所に巻き込まれるのは初めてかも」
クラウド
「愉快と言えば、愉快でもあるんだけどね。」
クラウド
「僕には無縁のものばっかりだよ。」
いずみこ
「でもすごい中途半端よここ!いかにも食べてくださいってわけでもないし」
いずみこ
「だから、不安に感じるのもわかる」
クラウド
「……委員長もそう思う?」
いずみこ
「あたしの感じる不安と、クラウドの感じる不安はちょっと違うだろうけどね」
いずみこ
「あたしにとっては、ここって見慣れたものや知ってるものばっかりの場所だけど」
いずみこ
「なんかちょっと……ほら、この駒だって、食べることを考えるんならチョコレートとかあるじゃない」
クラウド
「……ふふ、確かに砂糖菓子の塊は食べきれないなぁ。」
いずみこ
「でもこれ氷砂糖だし!雪原だって、あんなにアラザンだけあっても違うじゃん!」
クラウド
くすくす、わらう。
クラウド
「そうだね、やっぱりここは おかしいよ。」
いずみこ
「キャラメルだって、あんなにアツアツのが流れてたって……ジュースとかにしておきなさいよ!」
いずみこ
一通り、あまり楽しく飲食できないことに腹を立てている。
クラウド
ははは、と声をあげて。 「……うんうん、そうだね そうだね。」
いずみこ
「もちろんそもそもこんな場所はおかしいけどさあ」
クラウド
「どうせなら美味しいご馳走とか用意してくれないと。」
いずみこ
「そう!もっとケーキとか柔らかくて甘い物があるかと思ったのに」
クラウド
「そうだよ、小松菜もにんじんもない世界なんて!」
いずみこ
「……どうだろ、小松菜クッキーやにんじんケーキはここに置いてもらえるかな?」
アニス
キャロットケーキは出ますよ……
クラウド
「それじゃあ彼にはしっかり抗議しておかないとね!」
クラウド
「柔らかくて甘いものをよこせ~!」
クラウド
「にんじんにケーキに小松菜クッキーを~さしだせ~!」
クラウド
……みたいな? 
いずみこ
「……確かに、キャラメルいがい歯ごたえのあるものばっかり」
いずみこ
「どうしよっか、次おせんべいの河原とかだったら」
クラウド
「おせんべい……?」
いずみこ
「醤油味の、しょっぱい、固い……」
いずみこ
下手くそな説明。
クラウド
「ふふ、しょっぱいものですか。」
クラウド
「じゃあ、コーに一度入れて確かめてみるというのも。」
江瓊
「え?なになに?鶏油?」
江瓊
しょうゆをちーゆと聞いた。
いずみこ
「ちーゆ……?」
いずみこ
逆に知らなかった
クラウド
「ふふ、しょーゆでも、ちーゆでもなんでもいいですよ、」
クラウド
「目指すは……なにか…委員長が食べたいもの!」
いずみこ
「アニスの出してくれるお菓子はおいしいけど、やっぱりこれぐらい大きいのも食べてみたいし」
いずみこ
この不気味で不思議で甘い空間で、いつもと変わらないように振舞って見える。
クラウド
「その夢、このクラウドが ぜ~んぶ、叶えてみせましょう。」
クラウド
あえて、大仰に振る舞ってみせる。
いずみこ
「クラウドが?」
いずみこ
アニスをちらっと見る。
アニス
負けませんよ!という顔をします。
クラウド
「ふふ、アニスとは委員長との 歴 が違うからね!」
クラウド
「僕のこの運命のちから……見くびらないでもらいましょうか!」
アニス
「むむ……」
クラウド
くすくす、笑ってから。 
「……アニスも協力してくれますよね?」
アニス
「お菓子作りの暦は負けませんよ……!!」
江瓊
なんかわかんないけどやれやれ~!
いずみこ
「……どっちが勝っても嬉しいかも」
江瓊
野次を送る。
クラウド
「僕もお菓子以外では負けないですよ! ほら!」
クラウド
ひょいとかかえてから再びお姫様だっこ。
クラウド
「さあさあ!アニスはどうしますか~?」
アニス
「じゃあ……えい!」 チョコレート細工の小さなお花が出てきます。
クラウド
「あ!お花……!?」
アニス
「委員長さん、どうぞ~」
いずみこ
「わ~い」
クラウド
「く……僕も……えい!」
クラウド
 タンポポを出して ポポン
いずみこ
タンポポだ
クラウド
「僕の気持ちです……!」フン!
アニス
今度は飴細工の花が出てくる。
アニス
楽しくなってきたようだ。
クラウド
「ああ!?また別のおはなですって…!」
クラウド
ぐぬぬ…… ぽぽん!と出すのは黄色いタンポポばかり。
いずみこ
チョコに蒲公英、飴細工。どんどんと手の上につもり上がっていく。
クラウド
黄色の彩の中に、飴にチョコにいろんなお菓子がいっぱい。
クラウド
すべては、貴女 ひとりのために。
いずみこ
その両手いっぱいの甘味。
いずみこ
色とりどりで、甘くて、二人が競うように出したそれを。
いずみこ
あたしは嬉しくて受け入れている。
クラウド
「はあ、はあ……ど、どうですか!?」
アニス
「えへへ、どうですか?」
江瓊
「どうですか~?」
いずみこ
「ええ~~?ふふふ」
いずみこ
「どっちも満足……!かな」
いずみこ
そういって菓子を口に運ぶ。
いずみこ
「くるしゅーない!」
いずみこ
わざとらしく。
いずみこ
「余はまんぞくじゃー」
クラウド
あっ とそのお菓子が口に運ばれるのを見やってから…
クラウド
「もう~、次こそは負けませんからね!」
アニス
「ふふ~。クラウドさんも食べます?」
江瓊
「食べる!」
クラウド
「あ!コー!それ僕の!!!」
アニス
鼻歌交じりになんかいろいろ出ました。
江瓊
ウフフ……ここまでおいで~……。
いずみこ
コーがふわふわ流れていく
クラウド
「いいもんいいもん……僕には委員長がいますから……ね~!!」
クラウド
ぎゅむぎゅむしている…
いずみこ
「あたしをふかふかしてないでクラウドも食べ~」
いずみこ
口に飴細工を差し込む。
クラウド
「ああ~~!!与えられてしまう~~!!」
クラウド
「う~ん、あまくておいひい……」
いずみこ
「アニスのお菓子はおいしいからな~」
アニス
褒められると嬉しいな~!
クラウド
「……はっ!?もしかしてハメられた!?!?」
クラウド
「くっ……クラウド、不覚です……!」
クラウド
でもおいしい……うまうま……
いずみこ
こんな狂った空間で。
ここで初めて出会ったアニスを交えても。
いずみこ
いつものように変わらない振る舞いが。
誰と誰のおかげか、できている。

[ いずみこ ] 自己愛 : 0 → 1

GM
お前は変わらない。
GM
良くも悪くもな。
GM
それが最後にどっちに転ぶかは……ま、その時の運次第だろう。
GM
さて、そろそろPKの手番だ。
GM
1d12 シーン表 (1D12) > 5
GM
5:ビスケットの迷路。ビスケットが壁のように立ち並んでいる。ときどきマシュマロやチョコレートが挟まっている。
江瓊
固形物だ~
GM
固形物だな。
クラウド
あっまた入れちゃったりしないでよ!?
いずみこ
チョコレートと混ざったりして
GM
見上げるような大きさのビスケットが、ずらずらと並んで通路を作っている。
GM
足を踏み入れれば、右への道、左への道……みっつに分かれた道!
江瓊
「右の道マシュマロ多めでいいな~」
江瓊
ふらふら右の道へ歩く。
江瓊
マシュマロって骨みたいでいいよね……。
江瓊
じっ……。
クラウド
「うむむ…こういう道選びは慎重に……アッッ」
アニス
「えっ、そっちでいいんですか!?」
いずみこ
「あたしチョコレートの方がいい!」
クラウド
「ああ!?!委員長も勝手にいかないで!!」
アニス
「クラウドさん、止めて止めて~!」
クラウド
「えっ!?じゃあアニスはコーをお願い!!」テッテッテ~
アニス
「はあい!」
いずみこ
チョコレートの多い道へとずんずん進んでいく。
江瓊
マシュマロの道を眺めながら、時折ビスケットの壁に穴をあけている。
クラウド
「委員長まってぇ~!」 道を間違えないように印をつけて進む
GM
お前ら、方向音痴が揃ってるくせに迷路で適当に歩くんじゃない。
GM
あっちもビスケット、こっちもビスケット。ときどき挟まるマシュマロとチョコレートも、そんなに特徴的ではない。ただ挟まってるだけ。
いずみこ
「なーんか……地味!」
クラウド
「はぁはぁ… なんだかんだでこんなところまできてしまった……」
クラウド
「それじゃあここの道は間違いだったということで…
 みんなのところに戻ろう、ね!委員長!」
クラウド
手を引いて、ついつい…
クラウド
「ほら、向こうはマシュマロの道だったし…美味しいものも他にあるかも!」
いずみこ
「第一、ビスケットじゃなくてクッキーにするべきだと思わない?」
クラウド
「ふえ……?」
いずみこ
「ビスケットって、どうやっても変わり映えしないし」
いずみこ
「あっ!もしかして迷路だから!?」
クラウド
「そう……ですか?」 ぺろ、とめくってかじっている…
GM
かじれば美味しい。さくさく、ほろほろ。
クラウド
「あ、でも意外と美味しいですよほら!」
いずみこ
「クラウドも”意外と”なんて言ってるじゃん」
クラウド
「ギクーッ」
クラウド
「でもほらほら!こうやってめくっていくと中にチョコレートも…」
クラウド
壁材のビスケットをめくっている…
GM
めくる、めくる。
GM
そんなに難しいことじゃない。なんというか、立ってるだけ、ってかんじだ。
クラウド
「あ、もしかしたらこれこうしていけば…コーのところに出られるかも!」
いずみこ
はっと、もしやと思いぽこりとビスケットに委員長パンチ。
GM
遠~くのほうから、アニスが「待ってくださ~い!」と叫ぶ声がする。
江瓊
別の道でマシュマロかじったりアニスと追いかけっこしたりしてます。
クラウド
あ、アニスの声……! …と、コーだ!
クラウド
「こっちですよこっち~!!」
クラウド
壁パンチされた塀をはがしながら うでをふりふり
いずみこ
叩いても増えたりはしないか……という顔
GM
お前たちはビスケットをめくったり倒したりしながら、なんとなく声のほうに向かっていく。
いずみこ
メキメキメキ……
クラウド
メリメリ… ばきばき…
いずみこ
やばい、迷路壊すの楽しいな。などと思っている。
GM
迷路の真ん中の方は、外側に比べると、ちょっぴり装飾的になっていく。
江瓊
術で壊すとたぶんぜんぶ壊れるからな……と思いながら、素手で壊す。
クラウド
「あ、なんだかゴージャスなかんじ!そろそろゴールだったりして…!」
GM
チョコレートの茨がトンネルを作り、砂糖細工の花が咲いていて。
クラウド
ほらほら、チョコレートもいろんな色でかわいいよ~
GM
あるいはビスケットにレンガみたいな模様が入っていたり。
江瓊
誰か住んでるのかな?
いずみこ
目にも楽しい感じになってきた
GM
トンネルを潜り、レンガ道を越え、またビスケットを倒して……
GM
ふとその先に。通り抜けるにはずいぶん背の低い、飴細工の茂み。
GM
きらきら半透明の緑色。
クラウド
きらきら、黄緑色の葉に触れる。 なんとなく見覚えがあるような……
GM
おひさまに輝く葉のように。
クラウド
委員長を追いかけていた足がすこし遠のいて、ちら、と覗き込む。
この奥には何があるんだろう……?
GM
この国ではけっして見ることのできない、瑞々しい茂みの奥……
GM
お前は一体、そうしたものの先に何があると思う?
クラウド
ここではいっそ見慣れない すこし、懐かしいような緑色。
クラウド
ここは堕落の国……けして、そんなはずはないのだけれど。
クラウド
けれど、心に揺らぐのは小さな期待。
GM
そんなはずはない。そんなはずはないが……
クラウド
そう、ちょっとだけ… ちょっとだけ……
GM
飴細工はお前に語る。――『Eat me!』
C・C・C
*クラウドの『うさぎ穴』を才覚で抉る。
クラウド
薄く透明な葉を手折る……甘い香り、それは手に刺さる茨のよう。
いずみこ
*横槍横槍~~~~!
GM
よし、能力値の決定から。
いずみこ
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
いずみこ
2D6>=7 (2D6>=7) > 9[5,4] > 9 > 成功
いずみこ
1D6  (1D6) > 4
いずみこ
*イカを引っ張り出して投げます 効果量+2で6
GM
では-6だ。
C・C・C
2d6+3-6>=7 (2D6+3-6>=7) > 4[2,2]+3-6 > 1 > 失敗
GM
失敗!

[ いずみこ ] HP : 20 → 19

[ クラウド ] ヤリイカ : 1 → 0

GM
ぱきり、簡単に手折れる。
クラウド
飴細工の茨を手繰る。ぱきり、緑の葉とは似使わないそれが
クラウド
ぱきり、ぱきり、と手折られていく。
…指先に傷がついてもそれをやめることをしない。
クラウド
おいかけて、おいかけて、ここまできた。
クラウド
ここまで。
GM
こんなところまで!
クラウド
ねえ、きみは。どこにいるの?
クラウド
ここに残されたのは、黄色いたんぽぽ。
クラウド
跳ねていくふたつの長い耳。
クラウド
きっと、ここに いるはずなんだ きっと。
クラウド
甘い砂糖菓子は鋭い茨、それは指先に傷を作っていく。
クラウド
手が届く気がする、今なら……今なら。
いずみこ
「クラウドーーー??」
いずみこ
そんな後ろから呼ぶ声がする。
クラウド
うさぎは、何かにとりつかれたようにその茂みを無心でかき分けている。
いずみこ
「クラウドぉ!」
いずみこ
いた。小学校にいた白兎が穴を掘っている時のように、飴細工の茂みを分け進んでいる。
クラウド
名前を、呼ぶ声がする……どこから?
クラウド
まだまだ茨の道は深く、遠い。
いずみこ
「ねぇクラウド何してんの」
いずみこ
腰に手を当て言葉を浴びせる。
クラウド
後ろから捕まれる感触に わ、と声が出る。
クラウド
わしゃ、と頭のうえで茨が揺れた。
いずみこ
「ちょっと、勝手にどっかいかないでよ!」
いずみこ
ぐいぐいと腰を掴んで引っ張る。
クラウド
「……え、あれ…委員長?」
クラウド
「ああ~~~」 ズルズルズル…
クラウド
疑問を呈する間もなく引きずり出されていく。
クラウド
遠のいていく、光が。
いずみこ
「も~!コーとアニスが待ってるのに!あたしがクラウド置いてきたみたいになるじゃん!」
いずみこ
元はと言えばコーと泉巫女が違う方向に行ったというのに。
クラウド
「…………でも」 ちら、と飴細工の茂みを振り返る。
GM
それはもう、ただの飴細工にしか見えない。
GM
夢は去ってしまった。お前の前から。
クラウド
「…………」 すこし、名残惜しいような。夢のあと。
いずみこ
「何?その向こうに何か面白そうなものでもあった?」
クラウド
「……いいえ。」 そこにあるのは、ただの飴細工のかたまりだけ。
クラウド
気のせいだった、のだろうか。……応えるものはない。
クラウド
「……なんでもないです。」
いずみこ
「ふーん……」
いずみこ
「何?あたしが取ってこようか?」
クラウド
すこしきょとんとして……
クラウド
「……いえ、いいんです。」
クラウド
「こういうものは、自分で見つけなくては……」
クラウド
「それより今はふたりですよ!ふたり!」
クラウド
「待たせてしまってるんでしょう?」
いずみこ
クラウドが進んでいた、進もうとしていた。
飴細工の茨の道の。
入口のように少し口を開けた、穴を見つめた。
GM
そこには、なぁんにもない。
いずみこ
あたしに見える、そこには何もない。
いずみこ
「……そう、二人が待ってるから」
クラウド
「ええ。」 その手を取って、軽く引く。
クラウド
「いきましょう、ふたりのところに。」
いずみこ
「うん」
いずみこ
そういいながら、引く手の両手をとって、ぐにぐにと揉む。
いずみこ
その手についた疵をぬぐうように治す。
クラウド
疵はそうする間にゆるく塞がっていく
クラウド
飴細工でできた穴が、夢にきえたように。
クラウド
とけて、なくなって、わからなくなっていく。
GM
そんなもの、最初からなかったみたいに。
GM
ま、何かがあったとして……ここで見つかるものが、本当に良いものかどうかなんてお察しだろう。
GM
ここにはお砂糖と小麦粉とチョコレート、そんなものばっかり。
GM
お前らに、こんなところで夢を見てる暇はないんだぜ。
GM
お前たちがまたぞろビスケットをばんばん倒してめくって歩いていくと、ようやくアニスと江瓊と再会だ。
江瓊
マシュマロ……マシュマロ……
アニス
「お待ちしてました……」
アニス
江瓊の服の袖を掴んで引き止めている。なんとか。
クラウド
「あ~~!!またそんな風にして入れてる!!!」
クラウド
「アニス、ありがと! こら~~!!」ねじねじねじ
いずみこ
なんか……失敗した和菓子みたいになってる!
江瓊
プルヌン……
クラウド
ブロン…とぬるぬるまみれのマシュマロを手に握りしめている…
クラウド
「はあ… はあ… まったく油断も隙もない……」
江瓊
なんか頭がすっきりした気がする~
江瓊
いきいき
GM
ぷるぷる頭がスッキリしたところで、お前たちの手番はあとふたつ。
GM
次へ行くぞ。
江瓊
そんなわけで手番もらいます!
江瓊
シーン表を振るぞ。
GM
よし。振れ。
江瓊
1D12  (1D12) > 6
GM
6:グミキャンディの吊橋。ぷよぷよしたグミが編まれた吊橋。橋の下からはちょっぴり焦げた砂糖のにおい。
江瓊
仲間!?
GM
ビスケットの迷路を抜けると、今度は一本道……というか、吊り橋だ。
いずみこ
仲間じゃあない!
クラウド
カラフルなぷるぷるがいっぱい……
GM
オレンジ、ピンク……あの綱は紫。
江瓊
これはあんまりそそられないな。
もう持ってるし……。
GM
触れるとちょっとぺたっとする。
江瓊
自分の見た目を顧みる……。
江瓊
「私のほうがうるおいボディだもんね」
クラウド
網をちょっとだけつまんで見比べている…
クラウド
「でも、こっちは食べられそうだよ。」
江瓊
「え?私食べられそうじゃない?」
いずみこ
「コーは気を付けて渡ったほうが良いかも」
いずみこ
溶けてくっつきそう
GM
ぷよ……ぷよ……ぺた……ぺた……
クラウド
一体化しないようにそろ… そろ…
GM
足元はかなり揺れる。ぷよん、ぷよん。
GM
脇の綱を掴もうにも、それもまたなんとも……ぷよぷよしていて頼りない。
江瓊
落ちたら一巻の終わりかも。
GM
簡単に千切れそうな手触り!
いずみこ
ボヨヨン……ボヨヨン……
クラウド
そんな恐ろしいことを!!
GM
吊り橋の下からは焦げたお砂糖のにおい。
クラウド
「あ、まって、ゆらさないで…!ゆらさないで…!」
江瓊
「これ落ちたら溶けるやつでは?」
いずみこ
「もしかして、地獄……?」
GM
遥か遠く下のほうには、カラメルの川が流れている……。
クラウド
「絶対にダメ~~!!」
いずみこ
かつて見た絵図を思い出している。
GM
まあ、熱々のカラメルに落ちたら大変なことにはなるだろうな。
いずみこ
「ここ甘い物ばっかり流れてる!」
いずみこ
さっきの滝しかり。そりゃそうなのだが。
江瓊
あ、なんかこの橋の感触覚えがあるな。
江瓊
なんだっけ……。
江瓊
あの川もなんか覚えてるぞ。
江瓊
「そういえばさあ、私この国に来る前にうさぎを追いかけてたんだよね」
クラウド
「……えっ!?!」 身を乗り出す ブロン…
江瓊
橋とともにふらふら揺れるクラウドの耳を見ながらぼんやり思い出したことを口に出す。
クラウド
そのまま…あわわ揺れて ……ひし、とつかまる。
いずみこ
あーーーっ!揺れる!
アニス
はわわ。
クラウド
「コーの世界にも……うさぎが? それって、どんな……!?」
江瓊
*クラウドの「うさぎ穴」を猟奇で舐めます。
同時にクエスト3 『フェーヴの剥奪』に挑戦。
江瓊
*ティーセットを使用
GM
いいだろう。クエストの目標値は9。

[ 江瓊 ] ティーセット : 1 → 0

江瓊
2d6+3+2>=9 (2D6+3+2>=9) > 5[3,2]+3+2 > 10 > 成功
GM
OK、成功だ。
江瓊
それは……。
江瓊
いう前に足元の網がたわみ、背の高さが災いし、柔らかい手すりでは支えきれずに落ちる。
クラウド
「……コー!!」 反射的にそれをつかむ。
クラウド
まだ、話の途中 その先も知らないままで……
クラウド
指先に力が入れられる、引きずり上げるようにぶよぶよの足場で堪える。
江瓊
真っ逆さまに落ちて……ゆかない。
江瓊
上で踏ん張っているのが見える。
江瓊
脳裏に過る、致命的な自分の欠点。
江瓊
こ こ で 落 ち た ら ど う な る ん だ ろ う ?
江瓊
そう思った瞬間には、自らの手首を切り落としていた。
クラウド
ふいに重さが、きえて 軽くなる はずみでぶちんと。
クラウド
手元にのこされるのは、……その片腕。
江瓊
焦げたカラメルの海にとぷんと落ちる。
クラウド
「……な、」
クラウド
「……コー!!!!」 腕を投げ捨て、そのまま身体が翻る。
いずみこ
「えっ、ええええ!?コー!?」
江瓊
救世主だからこれくらいで死にやしないって。
GM
こんな世界でも重力ってやつはちゃんと働いてるらしいぜ。
クラウド
そのままどこまでもおちていく。
おいかけて、おいかけて。
GM
結構な勢いで。
いずみこ
「わーっ!?」
GM
落ちていく。
いずみこ
クラウドまで飛び込んでしまった。
アニス
「ど、どうしましょう!?」
クラウド
とぷん、と。 海の中にとける。
GM
上に残った二人の声なんて聞こえやしない。
GM
まっさかさま!
クラウド
こんなことで死にはしない、だって我らは救世主。
クラウド
ただ、カラメルの海のなかを漂ってかきわけて。
江瓊
死にやしないから大丈夫って思ってくれたら楽なんだけどなあ。
江瓊
なんで落ちたんだっけ。
クラウド
おいかけて沈む、おいかけるよう跳ねる、おいかけて、手繰る。
クラウド
離れていったものがある、どこかへいってしまったものがある。
クラウド
それは未だ見つからず、帰ってくることもない。
江瓊
その子はなんで穴になんて行ったんだろうな?
江瓊
私なら行くね!
クラウド
……わからない。
クラウド
そんなの、全然わからない……!
クラウド
それはちょっとした、好奇心?
江瓊
そうじゃなかったらお前が好きじゃなかったのかもな。
クラウド
ちがう、これは運命。
クラウド
それがここまで追いかけてきた意味。
クラウド
嫌いになった?いいや、納得なんてできやしない。
クラウド
ほしいのは感情でなく、ほしいのは身体でなく。
クラウド
ここに繋がろうという、運命の糸。
江瓊
運命ってわからん言葉だな。
江瓊
おれを追いかけてカラメルの中に入らない方がよかったんじゃないか?
クラウド
そんなこと、できやしない。
クラウド
だってもう、後悔をしたくはない。手放したくはない。
クラウド
おいかけて、おいかけて……ここでまたひとつ失う?
クラウド
そんなこと、耐えきれるはずもない。
クラウド
「……コー!!」 流されていく身体を必死でつかもうとする。
GM
熱々のカラメルは、そんなに流れが早くない。とろっ、としている。
GM
たらたらと流れていく……カラメルも、お前らも。
クラウド
このまま引きずり込まれていったとしても。
クラウド
きみは、きみの失った腕をつかもうと足掻く。
クラウド
……今、ここにあること それが運命。
クラウド
救い上げようとその身をもう一度つかもうとする。
江瓊
じゃあ、せいぜい後悔しないようにするんだな……。
江瓊
カラメルの中に水の塊がある。
クラウド
目の端に映ったそれを手繰り寄せて掴んで、その足で蹴る。
クラウド
後悔? ‥‥後悔なんて、するものか。
クラウド
きみが、そこにいてくれることが 今はなによりも 大事なこと。
クラウド
こんな形じゃ終わらせない、けして。
江瓊
カラメルなんだか水なんだか砂糖なんだかわからないそれは引っ張られるままに引きずられる。
GM
お前たちは断崖の間を流されて流されて、ようやく少し浅くなった場所で、カラメルの水底に足がつく。
クラウド
ざば、と、そのまま打ちあがって、水の塊を外へ投げやる。
江瓊
まだ形を保っている。
江瓊
「カラメル……カラメル……」
クラウド
「コー!! コー!!!!」 
カラメルをかきだすようにして、その身に何度か触れる。
江瓊
呪文のように呟いているそれを止める。
江瓊
「嘘だよ~」
クラウド
「…………ばか!!何が嘘なんだよ!!!」
クラウド
べちん、とたたく。
江瓊
「ひでぶ」
クラウド
たしかめる、その腕の先を。
クラウド
「どうしてこんなことしたんだよ!」
江瓊
腕の先はもう元に戻っている。
クラウド
その手を握る、 気付けば何もなかったみたいに綺麗に元通り。
江瓊
「どうしてだろうね」
クラウド
「‥‥ほんとうに、心配したんだぞ。」
クラウド
「いや、理由なんてどうでもいい。 
 ‥‥無事でよかった、ほんとうに。」
クラウド
何度か、確かめるようにして撫でる。
クラウド
……この穴に、飛び込んだ理由? そんなものは今はどうでもよかった。
江瓊
「君は追いかけるのが、存外好きなんだな」
クラウド
「……きみが危なっかしいことをするからだよ。」
クラウド
「こういうのは一切禁止!!」
江瓊
「は~い」
クラウド
「も~ホントにわかってる?」
クラウド
ぷよぷよの身体をぐりぐりとやっている。
江瓊
痛い痛いって~。
クラウド
「‥‥もう、これ以上探させないでくれよ。」
クラウド
「これじゃあいくら命があっても足りやしない。」
クラウド
ぷるぷるの身体は、容易くするりと落ちる。
クラウド
……追いかけても、追いかけても足りやしない。
クラウド
それでもまた、追いかけてしまうのだろう。
クラウド
それが一体 何故だか、わかりはしないけれど。

[ クラウド ] うさぎ穴 : 0 → 1

GM
そうだ、お前は追いかけ続ける。それを忘れられない。
GM
忘れる必要もないが……
GM
お前たちはお前たちで、追いかけられてるってことも忘れちゃいけねえな。
C・C・C
崖の上に、チョコがけクッキーのでかい頭が見える。
江瓊
「あ」
C・C・C
まだお前たちには気づいていない。
江瓊
ここらでまた足止めしておくか……。
C・C・C
どすん、どすん、緩慢な足取り。
江瓊
プラネタリウムでも唱えた呪いを唱える。
江瓊
こんな国にも、地脈みたいなもんはあって、そこをなぞって亀裂を入れるイメージ。
江瓊
崖にひとつ、ひびが入る。
クラウド
「うわ…!? ……え、コー!?」 声を潜めていたら何か…やってる!
江瓊
亡者が足を踏むたびに、ひびが広がりゆくのが見える。
クラウド
そ、そういうのはせめてふたりが追い付いてから……!!
C・C・C
どすん。どすん……。
C・C・C
どすん……、ばきっ!!
江瓊
「ここで落としておいたら、足止めできるじゃん」
C・C・C
「――――!!?!?!」
クラウド
「そ、そりゃそうだけど!?!?」
GM
でっかい図体が、崖の上から放り出されて……
GM
カラメルの川に、どぼん!
GM
その瞬間、何かが空中を舞って、お前の手元にやってくる。
江瓊
「お?」
GM
真っ赤な陶器の、ちっちゃなハート。
江瓊
じっと見て。
江瓊
ずぼ、と体に入れた。
クラウド
「ああ!?!?」
江瓊
「陶器だ」
クラウド
まじまじとみる…… 「だいじょうぶ……なの?」
江瓊
「コーケイ……コーケイ……」
江瓊
自我は大丈夫そう。
GM
さて、お前の衣装は普段着だったが、第二ボタンと交換してもいい。どうする?
江瓊
*普段着と第二ボタンを交換します。
GM
よし。
クラウド
その様子を見て、すこし訝しげに……
江瓊
「これ亡者の一部っぽいね」
クラウド
「亡者になったり……しない? 変な感じがしたりとか…」
江瓊
「全然?」
クラウド
うう~~ん、と唸る。 ぷるぷると突いてみるが異変は感じない。
GM
まあ、大丈夫だろう。たぶんな。
GM
それに、C・C・Cはカラメルの川を流れていったようだ。
アニス
「コーさん! クラウドさ~ん!」
江瓊
無事です。
クラウド
べたべただけど無事です
クラウド
だいじょうぶ、のまるじるし。
いずみこ
「無事!?ほんとに!!?」
GM
C・C・Cがいたのとは反対岸に、いずみことアニス。
アニス
「腕も!?」
いずみこ
べたべたのふたりをべたべた触って確かめる
クラウド
「‥‥腕も。なんならひとつお土産がついてきたみたい。」
GM
べたべただし、カラメルが冷めてきて、ぱきぱきしはじめたな。
クラウド
ああ、毛皮がパリパリに…!
江瓊
腕が元通りになってるところを見せる。
江瓊
陶器製の亡者の一部らしきハートも見せる。
アニス
「あっ、フェーヴだ」
いずみこ
「フェーヴ?」
いずみこ
手当たり次第に手が触れたところを治しながら、と言っても治療が必要なほどではないが。
クラウド
ぱきぱきがはがれていく…… パリパリ…
アニス
「ガレット・デ・ロワっていうお菓子に入れるんです。それを切り分けたとき、自分のピースにフェーヴが入ってたら、その人がその日の王様になるの」
いずみこ
少なくともコーがパキパキになるのは防げている。
江瓊
「え?私王様?」
いずみこ
「えっ、コー王様?」
クラウド
「まぁたしかにその位大変なひとではあるかも……」
江瓊
「まあ、私もともと王子だったし」
クラウド
「えっっ!?!?」
いずみこ
「王子??????」
江瓊
「馴染むのもそのせいかも~」
アニス
「わあ……」
いずみこ
「ええ~~~……?」
いずみこ
こんな好き勝手するやつが?というニュアンスと、こんな好き勝手するからそうかも、のニュアンス。
クラウド
たしかに口ぶりとか今までの話とか……繋ぎ合わせればわかりはする
クラウド
わかりはするけども……
クラウド
「なんか、らしくはないよね……」
江瓊
「なんにしても持ってる限り亡者の力は弱まる気がするね」
江瓊
「持っておこ」
いずみこ
「いいじゃん!」
クラウド
「ううん、毒を以て毒を制すとはいうけど……
 まぁ、くれぐれも自分のことは忘れないでね。」
江瓊
「大丈夫大丈夫~」
GM
ぷよぷよ頭の自我が『大丈夫』かどうかの自己申告は甚だ怪しい気がするが……
GM
さしあたり、急に頭がパアになったりはしないだろう。もともとちょっとパア気味だしな。
GM
では、次のシーンだ。
GM
1d12 シーン表 (1D12) > 4
GM
4:マシュマロのベッドルーム。柔らかいクッションのようにマシュマロが詰め込まれたお部屋。千切って食べてもおいしい。
GM
さて、お菓子の家が立ち並ぶ一角。
GM
扉を開ければ、内装はふわふわのマシュマロだ。
GM
ふわん。ぽわん。
クラウド
「うわぁ、すごい全面ふかふかの部屋だよ!」ほよよ…ぽよん…
GM
えんえんと歩いたり走ったり落ちたり泳いだりしたお前らは、そこでちょっとばかり休憩することにした。
いずみこ
「全面マシュマロだとなんだかこう……」
いずみこ
「遊園地のアトラクションみたい」
江瓊
ここにしばらく寝てたら私の形で沈んでいきそうだな……。
江瓊
ベッドを眺める。
アニス
「おお、ふわふわだ……」
クラウド
「みてみて、うさぎさんマシュマロ!」 
うさぎのぬいぐるみをふかふかしている…
いずみこ
「やっぱり食べるって感じじゃないなぁ」
クラウド
うさぎがいっぴき~ うさぎがにひ~き‥
クラウド
「まぁまぁ、休憩ですし 食べるのは忘れていきましょ!」
江瓊
中身はなんだろ……。うさぎの頭と胴体にそっと手をかける。
江瓊
気になる……。
GM
ちぎるのか?
クラウド
「あああ!だめだめだめ!」 とりあげる
江瓊
とりあげられた。
クラウド
「もし元が末裔とかだったらどうするつもり!?」
江瓊
「元に戻せるんならちぎらないけど……」
江瓊
戻るの……?
いずみこ
「そうだったとして戻るの?」
GM
さあ。ちぎったマシュマロがもとに戻るか、ふつう?
クラウド
「えっっ?!!? も、戻らない、んですか……」
クラウド
「このお菓子の世界も……そのまんま、だったりとか……」
GM
はてさて、それはどうだか……
GM
少なくとも、お前たちが勝たなきゃ始まらないぜ。
クラウド
「やっぱりちぎるのは…やめときましょ、ね!ね!」
江瓊
「えー、じゃあ亡者倒したとして……元に戻らなかったらちぎるってことで……」
クラウド
複雑~~な顔……
GM
しかし、とりあえず、そうは言えども。
GM
『もし“そう”じゃなくても、まあいいんじゃないかなあ?』
GM
『別に……いいんじゃないかな?』
GM
クラウドの腕の中で、うさぎのマシュマロが、白いおめめで江瓊を見つめる。
江瓊
じっ……。
GM
『だって、気になることって……気になるでしょう?』
江瓊
やっぱり君もそう思うかあ。うん……うん……。
いずみこ
見つめ合って……る……?
クラウド
「……えっ!?なに…なにかを通じ合ってる……!?」
GM
お前の中にある、眠らない虚無。
江瓊
埋まらない空洞。
抜き去られた背骨。
GM
閉ざしておくことのできない『別にいいんじゃない?』という声。
江瓊
自分を支えるものがなにひとつない。
江瓊
魅力的だ。
江瓊
別にいいんじゃない、ということは!
GM
そのせいでどうなっても……お前は、あんまり、気にならない!
江瓊
そうだとも。
江瓊
だからこそ、あの沈みゆく南の島でうさぎを追っかけてこの国に来たんだからね。
江瓊
こうして、マシュマロのうさぎの首をもぐのだって。
それとなにひとつ変わりやしないわけで。
GM
自分のことも、他人のことも……そうなったら、そうなっただけのこと。
クラウド
……もしかして、これは 良からぬ気配……!?
C・C・C
*江瓊の『裏切り』を猟奇で抉る。
クラウド
*横槍しにいきますよ!
GM
では、能力値の決定からだ。
クラウド
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
GM
猟奇で判定。振れ。
クラウド
2D6>=7 (2D6>=7) > 10[6,4] > 10 > 成功
クラウド
1D6 (1D6) > 2
GM
効果量は-2。
C・C・C
2d6+3-2>=7 (2D6+3-2>=7) > 5[4,1]+3-2 > 6 > 失敗
GM
失敗!
クラウド
「……コー、めっっ!!!」 プロン!と頭をたたく。
江瓊
まだ手放さない。
江瓊
もう一回、二回としたことを三回やるのって何が違うんだ?
クラウド
……止まらない、ならば。 その腕をぎゅっとひねる。
クラウド
「……コー」 その眼の辺りをじっと見る。
クラウド
「やめてください。」
江瓊
それに、なにより。
お前がどういう顔をするのかも見てみたい。
江瓊
見てみたいが。
どうだ?
クラウド
……そうしたいなら、そうすればいい。
江瓊
このへにゃ面が変わるのがあまり想像できない。
クラウド
それで、なにが変わる?
クラウド
そうしたところで。
ただ、マシュマロのうさぎの首がもげるだけ。
クラウド
「そうすることに、意味なんてない。」
江瓊
「ないよ」
クラウド
「それなら、これを離せよ。」
クラウド
「無為な殺しをしたところで、命が延びるわけでもない。」
クラウド
「これはただのマシュマロだ。」
クラウド
その首を、ちぎってみせる。 目の前で。
GM
中にはなんにも入ってない。ただのマシュマロ。
江瓊
「末裔だったらどうするつもり?」
クラウド
「……その時は、弔うさ。」
クラウド
「僕にはこれがある」 色とりどりの、黄色い花。
クラウド
ここでは咲かない鮮やかな色の花々。
クラウド
「責任は僕が取ればいい。」
江瓊
「ちぇ」
江瓊
「私だってちぎりたかったのに」
江瓊
別にちぎりたかったわけではない。
クラウド
「だ~め!」
クラウド
「首ならもっと狙う首があるでしょう。」
江瓊
「この世界、首にはことかかなそうだしね」
クラウド
「も~、そういうジョーク 洒落になんないよ。」
クラウド
悪趣味、とまたおでこをつつく。
江瓊
ぷるんとした。
クラウド
骨なしの身体はぷるぷると、揺れるばかり。
クラウド
まったく、何を考えてるかわかりゃしない。
GM
ま、普通になんにも考えてないんじゃないか?
GM
芯がない、骨がない……まことのことは何もない。
GM
それをお前らが、今のところ、引き留めているってだけ。
GM
ふわふわのマシュマロよりもふわふわの生き様。
GM
辿り着く瀬があるものかどうかは、ここで勝ってみなけりゃわからない。
GM
さあ、お前らの最後の手番だ。

[ クラウド ] HP : 17 → 16

いずみこ
「………」
いずみこ
コーとクラウドの……何だろう?何度か見た気がする、独特の距離感のやり取りをぼんやり見ていた。
いずみこ
「コーってさぁ……」
いずみこ
いつの間にかマシュマロの上に足を投げ出し寝そべって。
完全にだらけた姿。
いずみこ
「王子だったのにうさぎ追いかけてここにきたの?」
江瓊
「そうだよ」
江瓊
話を大分端折った肯定。
クラウド
「あ、そうですその話!」続きを聞きそびれたまんまだ。
いずみこ
コーは否定することを特にしない。
まぁそういうやつだなーって感じ。別のグループにもいたなーそんな子。
いずみこ
「その海月みたいな体で?地上のうさぎを追いかけて?」
いずみこ
「王子なのに一人で?」
いずみこ
根ほり……葉ほり……
江瓊
「今も地上に一人でいるじゃん」
江瓊
「なんか不思議な島だったんだよねえ……変なやつらがたくさんいて……」
江瓊
ホンワホンワ……。(思い出す音)
クラウド
「元の場所とも…こことも違う場所なんですか?」
いずみこ
「そうよぉ~~。つながらないじゃん」
江瓊
「違う場所だったねえ」
江瓊
「そもそも私はもともと海の底にいたんだけど」
江瓊
「ついつい南の島に流されてね」
いずみこ
「なんで?いつもみたいに流されててもいいや~って?」
クラウド
「コーならやりかねないですね……」
クラウド
カラメルの海に飛び込んだのを思い出している…
江瓊
「おやおや、二人とも流されたことがおありでない!」
アニス
わたしもないな~。
江瓊
あいた~とぷよぷよの頭を手でぺちんと叩く。
江瓊
アニスもないか~。
クラウド
「僕は元の場所からここにたどり着きましたから…聞いたこともないですねぇ…」
いずみこ
「あたしは流れるプールくらい行ったことあるよ」
いずみこ
だいぶ関係ない話。
クラウド
「あ、僕も川遊びなら~」
アニス
「川は……経験あります!」
江瓊
「流されるってそっちじゃなくて~」
江瓊
「え~いいんちょの世界って約束するとき何する?」
いずみこ
「えー?うーん……指切りとか?」
江瓊
ふたりは?とほかの二人にも聞きつつ。
いずみこ
「今思うと物騒な名前だな……」
江瓊
「へー指切られるんだ。結構優しいかも」
クラウド
「ふふ、やっぱりタンポポの冠かな…」
クラウド
「ふたりの愛を誓いあって、冠を交換しあうんだよ。」
江瓊
自分の指をぷつん、とちぎってみせる。
怒られるのですぐ戻した。
クラウド
「そうしてふたりは一生……って」
クラウド
「何やってるの!!!もう!!」
いずみこ
「一人でちぎってどうすんのよ。実際にちぎるわけじゃないし!」
アニス
指を……切る……!?と思っていたら本当に指が切れたので引いています。
江瓊
愛を誓いあって一生なにするんだろう……?
江瓊
「え?じゃあどうするの?」
いずみこ
「こうやって指を絡めて……」
いずみこ
コーの手をとり小指同士を掛け合わせる。
江瓊
真似る。
いずみこ
「で、ゆーびきーりげーんまーん……んー、嘘つーいたーらはーりせーん本のーます!」
江瓊
「針千本飲ますんだ?」
いずみこ
「とか、そんな感じの約束して、ゆーびきーった、って小指を離す」
いずみこ
「本当には飲ませないけどね」
クラウド
「コーは本当に飲みそうだからな……約束にならないんじゃない?」
江瓊
飲むと思う。
江瓊
「飲むというか……」
江瓊
「抜かれたというか……」
いずみこ
「抜かれた?」
江瓊
「200と少しくらいね……」
いずみこ
「うー?もしかしてそれって……」
いずみこ
「骨?」
いずみこ
ほねぬき、という言葉が浮かぶ。
江瓊
「骨」
いずみこ
「なぁんで!王子じゃなかったの!?」
いずみこ
「もっと特権階級っていうか……」
江瓊
「いやあ王子だけど妹の方が偉かったからね」
いずみこ
「ええ~~……そんなのあるんだ」
江瓊
「なにせ私の上には999人の王子がいて、下にも500ばかりいたから」
いずみこ
「お、多い!」
クラウド
「数の規模が膨大ですね……コーの国は相当大きなところなんですね。」
アニス
「1000人以上……」
いずみこ
「人数の感覚がわからなくなる……!」
江瓊
「そうなの?」
いずみこ
「あたしが通ってた学校の全校生徒よりは多いよー」
江瓊
「いいんちょはそのガッコってとこでどのくらい偉かったの?」
いずみこ
「えーっ?う~~~ん……学級委員長やってたから一応40人くらいの中では一番ってことでいい?」
江瓊
「じゃあ、私もそのくらいじゃないかな。偉さ」
いずみこ
「クラスの代表ぐらいか……」
いずみこ
「でもじゃあ、別に一番下ってわけでもないのに、なんで骨抜かれたの?」
江瓊
「え?」
江瓊
「なんでだと思う?」
いずみこ
「多分最初に言ってた流された~っていうのももっと……」
いずみこ
「えっ、聞かれた」
いずみこ
「えーっ?なんか悪いことしたとか?」
江瓊
「あれって悪いことなのかなあ」
いずみこ
「曖昧な感じなんだ……?何?なんかいじめとかされてたの?」
江瓊
「いじめ?そんなんしてないよ」
江瓊
「私はただ……」
江瓊
「友達に友達が裏切ったことを喋っただけさ」
いずみこ
「ああ~……」
いずみこ
「それは良くなかったね!?」
いずみこ
「いや……なんかぽろっと言っちゃうにしてもさ!」
いずみこ
眉間にしわが寄っている
江瓊
きょとんとしている。
いずみこ
「そのせいで、骨も抜かれて流されて!?」
いずみこ
「だったらもうちょっと…もうちょっと次に活かした方がよくない!?」
江瓊
「え?」
いずみこ
「なんかそのせいで重大なものがどんどん出て行ってない??」
江瓊
そうだっけ。
江瓊
今となってはもはや、何もかもどうでもいいことだ。
いずみこ
「好奇心の赴くままいろんなもの落としたり、混ざったり……」
いずみこ
「もうちょっとああしたいとかこうしたいとか、計画立てるとか……」
江瓊
「難しいことを言うね」
いずみこ
「うーん、そう!そう思う。しかもあたしも好きじゃなかったあたしが言われてきたこと言ってる気がする!」
いずみこ
でもコーはなんというか、あたしのああしたいこうしたいとは全然違うもので動いているように見えて。
江瓊
ああしたい、こうしたい、があるわけではない。
江瓊
「みんなああしたい、こうしたい、があるから苦しむんじゃない?」
いずみこ
「……ああしたいこうしたいがあって、でもできないこともあるから、できた時がより楽しくない……?」
江瓊
「なんだってできたほうがいいよ」
江瓊
「できなくてもいいけど」
いずみこ
「それはそうかもだけど……」
GM
さて、大事なものもそうでないものも、どんどん出ていっているし、全然入ってこない。混ざって濁って、また吐き出して。
GM
お前の言葉は入っていくかな?
いずみこ
「でも出ていくに任せるのは違うと思う……」
GM
そろそろ振ってもらおうか。
いずみこ
*コーの『骨なし』を愛で舐めます
いずみこ
*クエスト2にも挑戦するしティーセットを使用
GM
いいだろう。クエストの目標値は8だ。
いずみこ
2D6+3+2>=8 (2D6+3+2>=8) > 8[2,6]+3+2 > 13 > 成功
GM
両方とも成功。
いずみこ
*とうみつを入手
GM
ではひとつ。

[ いずみこ ] とうみつ : 1 → 2

江瓊
いずみこを目のない眼で見下ろして。
江瓊
「君」
江瓊
「もしかして友達いなかったでしょ」
いずみこ
「はあっ!?」
いずみこ
図星。仲のいい友達なんてほとんどいない。
江瓊
「お、図星の気配~」
江瓊
「私には裏切りという行為ができるほどの友達がいたんだなあ」
江瓊
しみじみ……。
江瓊
「できないこともあるから、できた時がより楽しい」
江瓊
「……確かに!」
いずみこ
歯噛み。言い返そうにも事実だ。
江瓊
「気にしないでよ、いいんちょ~。友達がいなくても私たちはいいんちょのことソンケ―してるからさ」
江瓊
ね!とクラウドの方を見る。
クラウド
「そうそう、僕たちは委員長の大事な友達だよ~」
いずみこ
「ぺらっぺら!!!!」
アニス
「お友だちは……今からだって増やせますよ!」
いずみこ
「浮いてるビニールみたい!」
クラウド
「ほらほら、強がり言ってないで 一緒に手を繋ぎましょ、ね!」
クラウド
コーと委員長の手をぷらぷら
江瓊
「手を繋ごう~」
江瓊
手をぷらぷら。
いずみこ
「も~~!!せっかくいいこと言おうとしたのに~~!」
江瓊
「お、なになに~?」
江瓊
わいきゃい。
クラウド
「なんですか~?」
クラウド
わくわく~
いずみこ
「嫌!もういいの!」
江瓊
アニスも手繋ぐ~?
クラウド
一緒にどう~?
アニス
じゃ、繋いじゃお!
江瓊
わ~い。
クラウド
わ~~い!
アニス
わーい!
いずみこ
どうせあたしにコーへ響く言葉なんて言えないんだ!

[ 江瓊 ] 骨なし : 0 → 1

アニス
「委員長さん……大丈夫ですよ! ねっ!」
アニス
なんだか根拠のよくわからないままそう言って、
アニス
「今度はお友だちの証として……」
アニス
ぽろっ、と再び白い金平糖。
アニス
「甘いものは……心を繋ぎますからね!」 ぐっ。
いずみこ
「ぬぬ……」
いずみこ
そうは言うけど、アニスの金平糖はありがたく受け取る。
いずみこ
つながれた手を振りほどくこともしない。
いずみこ
お互いのことをよくはわからなくても、やわらかなつながりでいるだけでもいい。
いずみこ
「いいよっ、ここで友達増やすからっ」
GM
ぷるぷるのゼリーに、勇んで何かを詰め込んだって仕方ない。
GM
今はそのかたちが、そのかたちであるだけで、まあよしってところじゃねえか?
GM
とはいえ。
GM
オトモダチを増やそうと思ったら、とりあえずこの世界を出なくっちゃな。
GM
ジンジャーマンクッキーとでもおてて繋いでいたいなら別だが。
GM
じゃ、最後だ。C・C・Cの手番。
GM
1d12 シーン表 (1D12) > 9
GM
9:タルトの広間。床がフルーツタルトでできた円形の大広間。つやつやのいちごに足を取られないように注意!
GM
休憩の後、お菓子の家の立ち並ぶ通りを過ぎると、今度はでっかい大広間。
GM
足元はつやっつや。そのつやつや一枚の下に、苺やブルーベリー、桃……なんだかほかにもいろいろ。
江瓊
あ、なんか……。
住んでた国に似てる……。
クラウド
「わあ!これはわかりますよ!フルーツです!」
江瓊
「島でたくさん食べたなあ」
クラウド
ほくほく 手に取ってモキュモキュ…
江瓊
たくさんでもない。
アニス
「わ~、きれいなナパージュ!」
いずみこ
「うわっ信じられない床に使う?ふつー……」
クラウド
「例の流れ着いた島ですか?」
江瓊
「そうそう、いろんな果物が生ってたけど……時期のじゃないやつは甘くなくてねえ」
江瓊
ここのは全部旬のものって感じだ。
いずみこ
そういいながらも、綺麗そうなところを見つけては、しゃがみ込んで。
いずみこ
ぱくり。
GM
甘酸っぱい。
クラウド
「ふふ、そうだねぇ キイチゴはちょっと落ちるくらいじゃないと酸っぱくて…」
クラウド
「ふふ、ここにあるのはどれも甘いね。」
いずみこ
「おいしっ」
江瓊
「キイチゴってどれ?」
GM
堕落の国では食べたことのない、滴るようなフルーツの味だ。
クラウド
「ん~~…これが、ちかい?」 クランベリー
いずみこ
砂糖の甘味、タルト生地の歯ごたえ、そして新鮮なフルーツの触感と酸味。
いずみこ
アニスにもらった菓子とはまた違う。
江瓊
ムシャムシャ……。
クラウド
「ここならもうしばらくいてもいいかも……」モキュキュ…
いずみこ
「この世界でこんなちゃんとしたフルーツ食べたのはじめて」
GM
お前たちはフルーツのモザイクタイルを引っ剥がすみたいにして、タルトを掘り返して食べる。
GM
おいしい!
GM
じゅわっと弾ける柑橘と、ちょっぴりつぶつぶが舌に残るようなベリー。
GM
さくさくのタルト生地とカスタードに支えられて、食べ放題だ。
江瓊
さすがにうま~い。
いずみこ
もくもくと食べている。
いずみこ
両手にタルトだ。
江瓊
バナナとマンゴーがたべたいな
クラウド
カラフルな果物をよって食べている…一番おいしいのはいちごかな~
いずみこ
……オレンジのタルトかな!
江瓊
ライチはさすがにないか~。
いずみこ
ラムレーズンが食べたくなってきたかも……!
GM
あれこれ物色していると、お前たちは大広間の中でだんだんばらばらに離れていく。
GM
自分の好きな果物を探して、足元ばっかり見ながらな。

[ いずみこ ] ティーセット : 1 → 0

いずみこ
*さっき減ってなかった分
GM
じゃ、いずみこ。目当てのオレンジを見つけたお前は、ふと我に返った。
GM
広々としたこの場所で、今、お前の近くには誰もいない。
いずみこ
「ん~……」
いずみこ
オレンジのタルトを咀嚼する。
GM
他のやつらはみんな、それぞれ自分の好きなものを探しに行った。
GM
お前も同じ。
いずみこ
三人ともはぐれたな~?
GM
手のひらの中にはオレンジのタルト。
GM
それだけがある。
いずみこ
さっき拾った、もう一つ。
GM
ここでお前は、好きなものを好きなように食べていい。オレンジが終われば、苺でも桃でも、ブルーベリーでも、もちろんまだオレンジでも。
GM
好きなように振る舞っていい。誰もそれを咎めない。
GM
咎めないが……お前は、ひとりきりだ。今。
いずみこ
タルトの大広間を見渡す。甘くて色とりどりのタルトが並ぶ。
GM
一人でいるうちは、お前は誰の役にも立てないし、誰もお前に、何かを差し出してはくれない。
GM
お前の手に、飴細工やチョコレートの花や、黄色いたんぽぽを積み上げてくれない。
いずみこ
誰のことも顧みなくていい。
あたしのことを顧みるものも、居ない。
いずみこ
喉が渇いてもあたしがあたしを潤すために行動しなければならない。
GM
オレンジはお前の喉を潤してはくれる。
GM
だが、心はどうだろう?
GM
甘いものはひと時の潤いにはなるかもしれないが……
いずみこ
一人の場所には、あたしが好きなあたしもいない。
GM
お前がひとりきりになれば、お前は自分の面倒を見て、自分の機嫌を取り、自分のために動かなければならない。
GM
お前は、そんな自分を、それでも好きでいられるかな。
GM
ついさっき、誰かに潤してもらった心を。
C・C・C
*いずみこの『自己愛』を猟奇で抉るぞ。
江瓊
*横槍します
GM
いいだろう。能力値の決定から。
江瓊
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 愛
江瓊
2D6+1>=7 (2D6+1>=7) > 9[5,4]+1 > 10 > 成功
江瓊
1D6  (1D6) > 5
GM
効果量は-5。

[ 江瓊 ] HP : 19 → 18

C・C・C
2d6+3-5>=7 (2D6+3-5>=7) > 10[6,4]+3-5 > 8 > 成功
GM
成功だ。

[ いずみこ ] 自己愛 : 1 → 0

江瓊
オレンジタルトの向こうにぼんやりと先ほどお前が何かを言いそこなった男?が見える。
江瓊
そういえばお前は、この男が、男なのかすら、そうでないのかすら知らない。
江瓊
この男?も特にそれを咎めないし。
きっとなにひとつ気にしないだろう。
江瓊
あのうさぎも気にしないよ。
いずみこ
コーもクラウドも、あたしがわがままだとか、そうでないとかも。
いずみこ
あたしがなにができるとか、役に立つとか立たないとかも。
いずみこ
気にしないかもしれない。
いずみこ
広間の向こうに見える彼?だって。
いずみこ
あたしがここでいなくなっても、気にもしないかもしれない。
いずみこ
クラウドだって、あたしを探しに来ないで、またどこかの穴に気をとられてるかもしれないし。
いずみこ
別に一人になったって、一人になっていなくたって。
いずみこ
あたしはあたしを好きでいたほうがいいのに。
いずみこ
結局あたしはあたしにじゃなくて、周りにあたしの価値を任せてる。
GM
本当に自分をちゃんと愛してるやつは、自分が好きだなんて、わざわざ考えなくてもいいんだぜ。
GM
残念ながら、お前はそうじゃない。
いずみこ
好きなものを食べて。
その中でも好物だけを探して。
それなのにイライラしてくる。
いずみこ
言われなくたってわかってる。
それくらい、あたしにだってできる!
GM
さて、それは本当かな?
アニス
「……委員長さーん!」
アニス
「見てください、変わり種ですよ。二色のキウイ!」
アニス
このぽやぽやした少女も。
GM
お前のことを、本当に気にしてくれているだろうか?
いずみこ
本当の事なんてどうせ誰も言わないのにね。
いずみこ
それでもあたしに向けられた視線と言葉に応えるの。
いずみこ
「ちょっと、はぐれないでよ!」
いずみこ
「で、どれ?」
アニス
「これです!」
アニス
「かわいくないですか~?」
GM
黄色と緑が、交互にきれいに整列している。
いずみこ
「あっ、すごい!時々すごい凝ったタルトあるよね」
アニス
「こういう凝ったものを見ると、負けてられないぞ……みたいな気持ちになります!」
アニス
「なんか……やる気がでるというか……!」
いずみこ
なんだかキラキラしながらしゃべってるなぁなんて思うけど。
いずみこ
アニスは菓子を出す自分がちゃんと好きなんだろうか。
いずみこ
「出すお菓子ってアニスが想像したとおりに出るって感じ?」
アニス
「はい。だから、味と見た目とがちゃんとイメージできると、よりいいかんじになります!」
アニス
「フルーツは難しいんですよ~、旬とか場所とかで味がぜんぜん変わっちゃうから」
アニス
でもこれだけ食べると、しばらくは美味しいのがいけそうな気がします!
アニス
ぐっ。
クラウド
「あ、なになに~?なんのはなし?」
クラウド
ふらふらと寄ってくる。
いずみこ
「アニスがいっぱいタルト食べたって」
アニス
「えへへ……」
クラウド
「ふふ ここのタルト、美味しいよねぇ…」
江瓊
「あ、じゃあ次からフルーツタルト出せちゃうんだ」
江瓊
こっちも寄ってくる。
クラウド
「ほんと~!? じゃあ今度頼んじゃおうかな……」
いずみこ
何もしないでも3人が集まってくることにほっとする。
クラウド
「このイチゴのやつが本当においしくてぇ…」 かけらを握ったまま
アニス
「いちごのタルト、おいしいですよね!」
江瓊
「私、バナナ!」
アニス
「がんばります!」
クラウド
アニスを囲んでわいわいと、おいしいおいしいタルト談義。
クラウド
あっちの果物がどうだとか、こっちのタルトが美味しかったとかそんな話。
GM
楽しいおしゃべりタイム。
GM
その輪の中に、お前はいる。
GM
ひとりきりの瞬間を離れて。
GM
またいつか、ひとりきりになるまでは!
GM
とはいえ、今は四人で、ぼこぼこにしたタルトの広間を後にする。
GM
広間を通り抜けた先は、チョコレートの泉。
GM
1:チョコレートの泉。とろりと溶けたチョコレートの泉。いつまでも固まることなく甘いにおいをさせている。
GM
暴力的なほど甘ったるいにおいに満ちた、だだっ広い空間に、チョコレートの泉がたくさん!
GM
ミルク、ビター、ホワイト、ストロベリー……
GM
そして、そのあま~いあま~いにおいの只中に。
C・C・C
お菓子の王様が立っている。
C・C・C
お前たちをキャンディのおめめで捉えて。
C・C・C
「あにす」
C・C・C
「あにす!!」
C・C・C
でっかいおててを左右に広げて、走ってくる!
C・C・C
「おかし、ちょうだい!!!!」
クラウド
アニスの手を引いて後ろに下がる
江瓊
「流石にもう逃げ回れないか~」
いずみこ
「やっつけちゃった方が早いって!」
クラウド
「ずっと逃げ回るのもなんですしね、一気にやっちゃいましょう!」
GM
どたどた走ってくるでかい図体。
GM
ここは、あいつの夢の場所。
GM
甘いお菓子に甘い夢。
現実なんてどこにもなくて、確かなものもなんにもなくて。
GM
それでもお前たちは、ここに骨を埋めるわけにはいかない。
GM
戦え。
戦って勝ち取れ。
GM
猟奇と愛と才覚が、チョコレートの海で溺れる前に。
GM
裁判、開廷だ!