GM
では、どちらが何をするかを宣言してください。
子夏
*アーユスさんの心の疵『倫理観の欠如』を舐めます。
GM
ふふ。これ自分の名前の疵舐めることもありうるんだよな。
GM
8 商店。堕落の国では珍しく、水の在庫が豊富。他の品揃えもほどほどだ。救世主が求めるような物資でも、運が良ければ手に入るだろう。
子夏
探してるうちに商店の前を通りがかったことにしましょう。
GM
昨夕の親父とは違う、今度は恰幅のいい女が店先に立っている。
GM
夜中にも関わらず、店は明るく、ひともいますね。
子夏
単なる交代……ではなくて、この深夜に店が開いているということは。
アーユス
夕方に見た親父の、嫁ってことなんだろうなと思考する。
子夏
この村は、魔女の呪いによって昼と夜で分断されているのだ。
子夏
「……もうちょっと、警戒しておけばよかった」
子夏
商店に立つ女性をちらりと眺めて、沈んだ声で言う。
アーユス
「……そうだな、もっとやりようがあった」
子夏
「救世主がいたことは、分かってたのに。……すいません」
アーユス
「大人しく話なんて聞きに行かないで、もっと最初っから拘束でもしておけばよかった……」
子夏
「こっちに来てから、アーユスさんにはお世話になりっぱなしですから」
アーユス
「俺は来る前からずっとお世話になってるよ」
子夏
「アーユスさんがいなかったら部屋はもっとぐちゃぐちゃだったし……」
子夏
「……アーユスさんがいなかったら、あんまり楽しくなかった」
子夏
「アーユスさんは、いつも、僕のことを助けてくれる」
アーユス
こんな世界に来てまでも、このひょろい酒飲み軟弱男を助けている。
子夏
「僕がこんな風にアーユスさんに頼りっぱなしだから……」
子夏
「あの魔女の人も、こんな呪いをかけたのかな」
子夏
「僕は……アーユスさんがもうちょっと無理をしないように頑張るべきかな?」
子夏
「でも、アーユスさんだって、ひとごろしははじめてだろうから……」
アーユス
「いや、でも殺したのは俺じゃねえな……」
アーユス
「死体を海に落としたことならあるけど……」
子夏
「まあでも、それは殺すのとは違うわけですから……」
アーユス
手を汚させたくないという思いが、どこかにある。
子夏
「……アーユスさんともう会えなくなるなんて、そんなの嫌だし」
アーユス
こんな世界に来てもまだそんな甘いことを思っていたが。
アーユス
「起きてる子夏クンに会えないのは嫌だな」
子夏
「二日酔いの時以外で酒よりちゃんとした水が飲みたいって思うなんてはじめて」
子夏
あなたと話していて落ち着いてきたのか、へらへらと笑っている。
アーユス
「それなのにな、子夏クンまで寝ちゃったら」
アーユス
「子夏クンの寝顔見てるだけじゃ3日で飽きちまう」
子夏
「僕も、アーユスさんと話ができないのは寂しいな」
子夏
「一緒に帰って、アーユスさんと美味しいお酒が飲みたいです」
アーユス
「そのために……まずは生き残らないとな」
シュゼット・バルデ
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
アーユス
愛3才覚1かなとか勝手に思ってた(キャラシを…見ろ!)
[ シュゼット・バルデ ] HP : 21 → 20
[ シュゼット・バルデ ] ティーセット : 3 → 2
シュゼット・バルデ
2d6+2>=7 (2D6+2>=7) > 6[3,3]+2 > 8 > 成功
シュゼット・バルデ
1d6 効果量 (1D6) > 3
[ シュゼット・バルデ ] ヤリイカ : 1 → 0
子夏
あ、でもどうしようかな。ヤリイカここだけなのか。
子夏
2d6+3-5=>7 判定(+才覚) (2D6+3-5>=7) > 7[5,2]+3-5 > 5 > 失敗
シュゼット・バルデ
ということで、お店のおかみさんの影から。
シュゼット・バルデ
「やだ、こんな人の多いところで物騒ね」
アーユス
言いながら振りかぶって、容赦なく下ろす。
シュゼット・バルデ
するん、とスカートが翻り、その場から消え失せる。
アーユス
歪んだ金属バットが地面に耳障りな音を立てる。
シュゼット・バルデ
「わたし、仲人を務めるのは得意よ」
アーユス
「生憎こちとら一生ホットなんでな、テメーの仲介なんざ必要じゃねえんだ」
シュゼット・バルデ
「あら。絆深いお二人を、真実結びつけてあげようっていうのに!」
アーユス
金属バットが地面に擦られてぎゃり、と音を立てる。
シュゼット・バルデ
「離れることのない、離れられない絆」
シュゼット・バルデ
「わたしはそういうものが好き」
子夏
「強制されなくたって、傍にいる人はずっとそばにいるでしょ」
シュゼット・バルデ
「それでもそばにいてほしいと、そう思ったら?」
子夏
「こんな無理矢理な、ひどい縛り方しなくったって……」
アーユス
「愛に呪われた魔女のババアの言う事なんざ真に受けなくていいぜ」
子夏
自分たちが今から相手を殺そうとしていることを、思い出したのだった。
シュゼット・バルデ
「あなたは、もしもアーユスに見捨てられてしまったら……」
シュゼット・バルデ
「さようならの疵を抱えて、それでも立って、歩いて、生きていけるのかしら」
シュゼット・バルデ
「アーユスさんは見捨てない、って言う?」
シュゼット・バルデ
「それは……口約束だけで、信じられる?」
シュゼット・バルデ
「本当に、ずっと隣にいたかったら」
シュゼット・バルデ
「目を閉じて、眠ってしまえばいいんだからね」
アーユス
魔女が消えたと見るや、心の疵で作った武器もするりと消えていく。
アーユス
「結婚前夜っつうならアイツは入刀式のケーキだ!」
GM
本当に? 人を殺さなければ、生きてもいけないこの国で。
あなたの手は、まだ、本当の意味で汚れたことがないのに?
GM
本当に? 人を殺さなければ、生きてもいけないこの国で。
あなたはがするのは、隣の人のお手伝いだけでいいと思う?
GM
では、子夏さんのシーンが終わり。
PKはここには挟まずスルーします。
アーユス
*子夏クンの心の疵『アーユス』を舐めます
GM
6 空き家。ごく最近まで誰かが住んでいた気配がする。戸棚の中には何もないが、テーブルやベッドは残されているようだ。
アーユス
>ベッドは残されているようだ。
フゥン……
アーユス
オット!悪いな坊やこのシナリオは健全なんだ!
GM
家の中は綺麗に掃除されています……が、清掃の後に数日経ったような、ごくうっすらとした埃が積もっています。
アーユス
「あの魔女をぶち殺した後なら、ここに泊まってもいいかもしれないな」
アーユス
「でもどうだろうな~、あいつ魔女だったし」
アーユス
「さっき村ん中でバット振ったのも忘れてくれるかな~」
子夏
「みんな、遠巻きに僕たちのこと見ますからね」
子夏
「疑ったわけじゃないんです、見捨てられるとか」
子夏
「……でも、アーユスさんがいなくなったらって」
子夏
「今までは、ずっといっしょにいたし、怪我もせずに済んだけど」
子夏
「殺そうとするってことは、殺されるかもしれないってことで」
子夏
「アーユスさんが、もし、あの人に殺されたら、って」
アーユス
「こんなとこに、子夏クンをひとりで置いていくわけないだろ」
アーユス
「俺がまともに生きていくには子夏クンが居ないとダメなんだ」
アーユス
「だから、子夏クンが望む限り、俺は子夏クンの横にいるよ」
子夏
「僕は……ずっと、アーユスさんと一緒にいたいです」
シュゼット・バルデ
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
シュゼット・バルデ
2d6>=7 (2D6>=7) > 6[5,1] > 6 > 失敗
[ シュゼット・バルデ ] HP : 20 → 19
アーユス
オラ!!!!憂い無きイチャイチャタイムだ!!!!!!!!!!!!
アーユス
「俺は人生で約束なんてしたこたぁねえが、それでも」
アーユス
2d6+3>=7 (2D6+3>=7) > 6[5,1]+3 > 9 > 成功
子夏
さっきと言ってることが微妙に違うなあ。と思いながら笑っている。
子夏
「僕は、アーユスさんが嫌だって言ったら、どうしようかな」
子夏
「じゃあ、もしアーユスさんが僕のこと嫌がったら……」
アーユス
「うわヤダ~~~1人で頑張らせたくないよ~~子夏クンを大変な目に遭わせたくないよ~」
アーユス
「子夏クンを大変な目に遭わせるやつは、だ~れも許さないからな」
子夏
「あのひとは、僕からアーユスさんを、取ろうとする、から」
アーユス
もう一歩歩み寄って、その身体を抱擁した。
GM
一緒にいたい。
どんな場所でも。こんな場所でも。
GM
一緒なら頑張れる。
どんな場所でも。こんな場所でも。
GM
初めての約束も、あなたになら。あなたとなら。
シュゼット・バルデ
1d12 (1D12) > 9
GM
9 沼のほとり。緑色に濁った水が小さく波立っている。かすかに霧が出て、足元を危うくさせている。
GM
じゃあ、そうですね。
お二人は村の中でシュゼットを探していましたが、あまり捗々しくない。
GM
お二人はシュゼットをとっとと殺したいですから、村の端っこの方も探そうということになりました。
アーユス
時折後輩に手を伸ばしながら、気をつけろよ~と歩いています。
GM
夜通しついていた村の明かりも、夜明けとともに、少しずつ減って。
子夏
「……そろそろ、また人が入れ替わるのかな……」
アーユス
その光景は、自分たちの未来も彷彿とさせた。
子夏
「昼の人たちに、夜の人たちが言伝してくれてたらいいけど」
子夏
「末裔の人たちって、文字も読めなかったりするからなあ」
アーユス
「……ろくに何も伝えられなかったりするんだろうな」
子夏
商店だったら、帳簿をつけなきゃいけないだろうから、メモとか残せるのかな、とぼんやり想像している。
子夏
自分たちは文字が読めるから、手紙のやり取りぐらいはできるだろうけれど。
シュゼット・バルデ
「お互いへの愛の言葉の残し方を考えてるの?」
アーユス
もし眠ったら、適当に文字を書いてやりとりするんだろうな、とかぼんやりと考える。
シュゼット・バルデ
霧の向こうから声がして。
ゆったりとした足取りで現れる。
アーユス
「お前の遺言も後世に残しておいてやろうか?」
アーユス
余裕のありそうな表情がまた、気に食わない。
シュゼット・バルデ
「結構よ。残す相手もいないから」
アーユス
シャツの袖から、疵の力で武器がこぼれ落ちるように滑り出して手の中に収まる。肉切り包丁。
シュゼット・バルデ
「ほんとうにせっかちね。まだ夜も明けきらないっていうのに」
シュゼット・バルデ
「もうお二人の時間が終わってもいいの?」
アーユス
後輩に僅かにでも危害を加えそうな人間が、視界にいることに。
アーユス
シュゼットの視界から子夏を庇うように立ち塞がる。
シュゼット・バルデ
「そんなに緊張しなくたって。
わたしはもう少し、あなたたちの時間を見守っているつもりなんだけれど」
シュゼット・バルデ
「だって、まるで、お姫様をお守りする騎士みたい」
シュゼット・バルデ
「ちょっと、ガラは悪いけどね」
シュゼット・バルデ
「ふふ。でも、あなたは……子夏にとって、そういうものでありたいんじゃないのかしら」
シュゼット・バルデ
「何もかもからお守り申し上げます、って」
シュゼット・バルデ
「あら。そうでもないかしら?」
アーユス
自分は子夏から全部を遠ざけて、自分を見ていてほしいだけだ。
アーユス
ただそれは口に出さずに、過程で出てきたものだけを見せる。
アーユス
「まあ、お守り申し上げたいところではあるな」
子夏
「……で、でも、僕だって、守られてるだけじゃ、ないですよ」
シュゼット・バルデ
「じゃあ。……あなたが子夏を守りたいのは、ほんとうに子夏のためかしら?」
シュゼット・バルデ
「手元に置いておきたい、ずっと自分を見ていてほしい、自分のものにしたい」
シュゼット・バルデ
「そういうわがままで、ひとはひとを守るわ」
シュゼット・バルデ
「盾の代わりに鳥籠で囲ってね」
アーユス
「なぁ~にが言いたいのか、わっかんねえな~」
アーユス
鳥籠ですらなく、己の手の中に閉じ込めて。
アーユス
そういった欲望が沸いたのはいつからだったろう?
子夏
「アーユスさんに、閉じ込められてなんていません」
アーユス
「自然に離して死んじゃうよりは鳥だって喜んでるよ~」
アーユス
けれど今はまだ、鳥籠で囲んでいるだけで、鷲掴みにはしていない。
子夏
「……アーユスさんが、そうしたいんだったら、僕は」
シュゼット・バルデ
「子夏のためならなんでもできる」
シュゼット・バルデ
「子夏を手元に置くためならなんでもできる」
シュゼット・バルデ
「なら、子夏がもしも、離れていくなら」
シュゼット・バルデ
「そのときあなたは、子夏に何をしてしまうのかしら、アーユス?」
アーユス
飛んで行かないでくれと願いながらずっと籠の扉を開いている。
アーユス
何処かに飛んでいくのならそれでもいいと。
シュゼット・バルデ
「あなたはきっと、子夏の翼を折るわ」
シュゼット・バルデ
「自分のために。自分だけのために」
シュゼット・バルデ
*アーユスの『倫理観の欠如』を抉ります。判定は猟奇。
子夏
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
子夏
2d6=>7 (2D6>=7) > 6[1,5] > 6 > 失敗
シュゼット・バルデ
2d6+2>=7 (2D6+2>=7) > 7[3,4]+2 > 9 > 成功
シュゼット・バルデ
「翼を折ったとき、子夏はそれでも、あなたの愛する子夏でいてくれるかしら」
アーユス
鳥籠から飛び立つものを、手で掴み取って、手の中で飼う。
シュゼット・バルデ
「翼を折ったとき。翼を折ったアーユスのことを……子夏は、それでも愛してくれるかしら?」
アーユス
飛び去っていくことにもはや耐えられないからだ。
子夏
いったい、何の話をしているのだろう。とぼんやり思う。
アーユス
本当にそんなことを、しないと言えるのだろうか。
シュゼット・バルデ
一直線に飛んでくる包丁を避けて。
シュゼット・バルデ
「わかっているはずよ。だからそんな顔をする」
アーユス
誰かのところに行くぐらいなら、自分のものにしてしまえばいいと。
子夏
アーユスさんがどんな顔をしているか、見えない。
アーユス
「どんな顔をしてるって?俺は絶好調だ!」
シュゼット・バルデ
「わからないままでいいって、アーユスは言うでしょうけど」
シュゼット・バルデ
「わからないままでいると、傷つくのはあなたよ」
シュゼット・バルデ
「これは、わたしからの親切!」
アーユス
(ペットがどうしてかわいいかわかる?
それは言葉を話さないからよ
私の言葉を理解しないからよ)
アーユス
刃の飛び出たカッターナイフが手に収まり、また投擲される。
シュゼット・バルデ
危なげなく避ける。
動揺した、おざなりな攻撃は届かない。
子夏
あなたの様子がおかしいのを見てとって、背に触れる。
アーユス
びくりと緊張して、何かを掴もうとした手を止める。
アーユス
倫理から外れたけだものが、魔女に背を向けて歩き去っていく。
GM
小鳥がそこにいてくれるのは、あなたを愛しているからかしら。
GM
外の世界を知らないから。
あなた以外を知らないから。
GM
小鳥は、そこに居続けてくれるかもしれないけれど。
GM
では、1ラウンド目が終わり。
再びPCの手番から、2ラウンド目を開始します。
子夏
沼から戻ってきたら、やはり村の顔ぶれも変わっているように見えた。
子夏
眠らない村……というか、片方が眠る村なのか。
子夏
「あのひとのあんな言葉、気にする必要ないです」
アーユス
あの女の言葉がずっと何処かに刺さったままで抜けないでいる。
子夏
「アーユスさんと一緒にいるって、思ってます」
子夏
「アーユスさんのことがいやだったら、最初から家に置いたりなんかしないし」
子夏
「いっしょに遊びに行くのも、アーユスさんと遊ぶのがいちばん楽しいからだし」
子夏
「たぶん、アーユスさんより強い救世主がたくさんいて」
子夏
「アーユスさんと離れて、そういう人たちに手伝ってもらったりしたら、生き残れる可能性がもしかしたら上がるかも知れない」
子夏
「アーユスさんの足、引っ張ったりしてたらどうしようって思ってるけど」
アーユス
「俺はずっと、子夏クンから貰ってばかりだと思ってたよ」
アーユス
「いつかあのアパートから出たほうがいいんだろうなって思ってたんだ」
子夏
「僕は、ずっとアーユスさんと、あのままでいられたらって」
アーユス
「俺のせいで、子夏クンに何かあるぐらいなら」
アーユス
「今のうちに離れたほうがいいって、思ってたんだよ」
子夏
「堕落の国に来るまでは、あんまりわかってなかったかも」
子夏
「いつでも、僕に飽きたらどこかに行っちゃうんだと思ってた」
子夏
「だからさっき、そんなことないって言ってくれて、嬉しかったです」
子夏
「アーユスさんがあんなことで不安がる必要、ないですよ」
シュゼット・バルデ
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
シュゼット・バルデ
2d6+2>=7 (2D6+2>=7) > 11[5,6]+2 > 13 > 成功
シュゼット・バルデ
1d6 効果量 (1D6) > 2
子夏
2d6+3+2-2=>7 判定(+才覚) (2D6+3+2-2>=7) > 8[2,6]+3+2-2 > 11 > 成功
[ シュゼット・バルデ ] HP : 19 → 18
[ シュゼット・バルデ ] ティーセット : 2 → 1
子夏
「あっ。それに、僕ぁ嫌なことがあったらちゃんと言いますよ」
子夏
「そんなに嫌なことがあったら、いっしょに住んでないし」
アーユス
初対面は新歓飲み会で適当に話しかけた事だ。
子夏
酔っぱらっていたこの後輩は、へらへらとあなたに応じており、人見知りなどみじんも感じさせなかった。
アーユス
人の良さそうな、なんとも取り入りやすそうな男だと思った。
アーユス
そこからくだらない話をして、ウマが合って、仲良くなった、
子夏
後輩のほうが大学の近くのアパートに住んでいたから、自然とそちらの部屋で飲んだり遊んだりするようになった。
子夏
気づけば、一緒に住んでいるようなていになって。
アーユス
気前よく奢ってくれるから、入り浸るようになって。
アーユス
こいつの家で飯とか作っちゃえば自分の飯代が浮くとか、電車賃が浮くとか、そんな些細なものだった。
アーユス
一緒に洗濯すれば、自分もいるから掃除しちゃえば、とどんどんやる内容が深まって行くのは時間の問題だった。
子夏
後輩からすれば、えっそんなことまでしてもらっていいんですか? という感じだ。
アーユス
自分からすれば、何にでも金を出してくれるチョロいやつという程度のことだった。
子夏
自分の金であっても、たぶん遣うことに躊躇いはなかったと思うのだが。
子夏
だから、自分が相手に何かをしている、利益を与えている、という頭がない。
アーユス
親の金であっても、使う事を選んだのはこの男なのだから。
アーユス
アーユスにとっては、この男に施されていると言っても差し支えなかった。
子夏
自分の空間に、安心できる人を呼んで、世話までしてもらっている。そういう感覚だ。
子夏
はじめ見た時から、まあとてもまじめな人には見えなかったから。
子夏
最初は警戒をしていたけれど、色々してもらっているうちにそれももうすっかりなくなった。
アーユス
最初は、本当に最初のころは、親が金持ちだと知って……その金を頂いて逃げる事も考えた。
アーユス
しかし、人生の不出来を責められず、それどころか自分のためにやったことで喜ばれる、安住の地を与えられた。
子夏
この人がずっと一緒にいてくれたら、と思っていた。
アーユス
なんでも捨ててきた男がこの男を大事に抱えているのは、つまりは。
子夏
「僕だって、アーユスさんのことが大好きだからな」
子夏
「甘くなっちゃうんじゃないですかね? その辺……裁定が……」
アーユス
離れがたくなったのも、逆に離れようとしたのも、執拗に守ろうとするのも。
子夏
あなたの愛情を疑っていないし、自分の愛情を疑っていない。
子夏
恐ろしいのは、あなたと裂かれて引きはがされることだ。
アーユス
空き家の中に差し込む陽の光に照らされる、大事な同居人の姿を見つめる。
アーユス
離されることが、離れる事が、いちばん恐ろしい。
アーユス
先程のように、フレンドリーな仕草ではなくて。
子夏
「……僕も、がんばります。ここにいますから」
GM
あなたのことを、大切にしていられますように。
GM
子夏さんの手番が終わり。
PKは~……悩むけどスルーで……
アーユス
性懲りもなく沼のほとりに行くな シュゼさんちにしようぜ!
アーユス
この村に入ってきて一番最初に招かれた家──魔女の家のドアを蹴り開ける。
GM
それでもなんとか外れずにいられたのは、特段カギも掛かっていなかったおかげだ。
アーユス
ゆっくりと首を回し、部屋の中のものを睨めつける。
GM
ここは魔女の家。村人が手をかけることなどありませんから。
アーユス
魔女の家に狼藉を働くのなんて、無法者と異端審問官だけだ。
子夏
相手が救世主だと、鍵かけてても意味ないしなあ。
GM
窓を開ければ、薄く水のにおいのする空気がふわりと入ってきます。
GM
時刻はまもなく、真昼を過ぎようかというところ。
アーユス
そうしてやってくるのは裁判という奴なんだろうけど。
アーユス
心の疵というものを、知っておけばその殺し合いで有利になるという。
アーユス
手っ取り早いのはあの女に聞き出す事だが……。
シュゼット・バルデ
嫌だな、と思ったその気持ちに応じるように。
シュゼット・バルデ
「無人の家に押し込むなんて、野蛮な人ね」
シュゼット・バルデ
「あら。ここはわたしのおうちよ」
アーユス
「ま……ちょっとお話でもしましょうや、ええ?」
シュゼット・バルデ
「あら。刃物を投げるのはおやめになったの?」
アーユス
「な~んでわざわざこんな呪い掛けて回ってんだ?」
シュゼット・バルデ
「わたしは、離れない絆がほしいの。そういうものがいいの」
シュゼット・バルデ
「だから、それをあなたたちにもお裾分けしてあげる」
アーユス
「他人に掛けたってあんたにゃ手に入んないだろ?」
シュゼット・バルデ
「ふふ。わたしは親切だから、ひとさまの幸せを喜ぶわ」
アーユス
「おすそ分けっつうんなら、アンタが持ってないとな」
アーユス
「どっかに眠ってんのかい?アンタの誰かが」
アーユス
「さ~てどうだろう。小さな家庭向けって感じの家だけど……一人暮らしの雰囲気だなあ」
子夏
「あなたは、絆を永遠にしたいって言うけど……」
子夏
「それ以外で僕たちに言うことは、その真逆に見えるし」
アーユス
「なあ、もしかして……これって嫉妬?」目の前にシュゼットがいるのに、ヒソヒソと、しかし普通の声量で。
アーユス
「自分が持ってないから……それとも失ったから?」
子夏
「人の仲を裂いても、自分のものはもう戻ってこないのに」
アーユス
「同情しちゃうかも、でもわかんないね~」
子夏
ちら、と時折魔女の様子を見て、その表情の変化を追っている。
シュゼット・バルデ
その笑みは、ちらとも崩れない。だが瞳の奥は冷たい。
シュゼット・バルデ
「そうねえ」 指輪をかざして。
シュゼット・バルデ
「贈られる予定だったのだけど」
アーユス
「ワァ~オ……」海外番組のSEのような、わざとらしい悲嘆の声。
シュゼット・バルデ
「ああ、なんて悲しいこと!」 こちらもまた、芝居のように。
子夏
「自分のように喪わないように、『親切』で?」
シュゼット・バルデ
「ええ、とっても親切でしょ?」
アーユス
「自分に愛がないから、お前らは愛の横で泣いてろってか」
シュゼット・バルデ
「泣いてくれる相手がいるってことは、あなたが幸せってことよ」
シュゼット・バルデ
「ご存じないの?
捨てられた女のためになんか、だあれも泣いてくれないんだから」
シュゼット・バルデ
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 愛
シュゼット・バルデ
2d6+2>=7 (2D6+2>=7) > 7[1,6]+2 > 9 > 成功
シュゼット・バルデ
1d6 効果量 (1D6) > 2
アーユス
2d6+3+2-2>=7 (2D6+3+2-2>=7) > 4[2,2]+3+2-2 > 7 > 成功
[ シュゼット・バルデ ] HP : 18 → 17
[ シュゼット・バルデ ] 薬指の指輪 : 0 → -1
アーユス
「知り合いから横流しされたチャチな指輪とかさ」
アーユス
「まるで特別なものをもらったみたいによ」
アーユス
「君にあげるよ、って言うだけでヤれんだからな」
シュゼット・バルデ
「そうねえ、女ってかわいそうないきものよ。
殿方の心ひとつで、泣いたり笑ったり」
シュゼット・バルデ
「アーユスはそれをとってもよくご存知ね」
アーユス
「たかが指輪で、まさかそんなに後引くなんて思ってなかったンすよぉ」
アーユス
「でもさぁ、婚約指輪?もうちょっと本気だったんじゃないのぉ?」
アーユス
「旦那候補さん、どこいらっしゃるんですかぁ~?ご挨拶しておきたくてぇ~」
アーユス
ニコニコ、ニコニコ、嘲りで八つ当たりの笑い。
子夏
でも、八つ当たりをしているのはお互い様だからな。いいんじゃないかな。
シュゼット・バルデ
「あなたは……指輪のない、真摯な約束ならしてくださるの?」
シュゼット・バルデ
「そうやって、女を捨て続けた自分が」
シュゼット・バルデ
「子夏をずっと愛していられるって、同じ口でおっしゃるの?」
子夏
その言葉を、まるで疑いなんてしていない。というように。
シュゼット・バルデ
「愛しているときはね。それを疑わないものよ」
アーユス
「さあ、俺別に今まで愛したとかそんなわけじゃなかったから」わざとらしいヒソヒソ。
子夏
「本当に愛しているのか、本当に愛されているのか」
子夏
「確かめないとちょっと怖いことがあって……」
子夏
「疑った時点で愛じゃないなんてことはないと思うな」
シュゼット・バルデ
「ふふ。意見の相違なんて、別に構わないわ」
シュゼット・バルデ
「あなたみたいに、刃物を投げつけたりもしない」
シュゼット・バルデ
「まっすぐね。子夏もアーユスのそういうところが好き?」
シュゼット・バルデ
「自分さえ大切にしてくれたら、他の誰がどうでも……構わない?」
アーユス
「包丁投げるところは好きになんなくていいよ流石に」ゲラゲラ。
子夏
「家で包丁投げだしたら考えるかも知れないです」
シュゼット・バルデ
「すごい自信ね。それとも何も考えていないだけ?」
シュゼット・バルデ
「自分が、他の誰かと同じにならないって心底思ってるのね。すごいわ」
子夏
こんなこと、他人に話すようなことではないかもしれない。
子夏
「僕のことを大切にしてくれます。それは信じられる」
シュゼット・バルデ
「……ずっと、『アーユスさんは』って言うのね」
シュゼット・バルデ
「とっても大切にしてもらってるのが、よおくわかるわ」
シュゼット・バルデ
「いつか、『見捨てないで』にならないでいられるかしら」
シュゼット・バルデ
「どうしてかしら。他の誰かと何が違うのかしら」
シュゼット・バルデ
「それとも、そんなことはわからないままでも大丈夫?」
シュゼット・バルデ
「だから大丈夫だって、本当に」
シュゼット・バルデ
「ずっと思っていられるかしら。」
シュゼット・バルデ
「この国は、人を殺さなければ生きていけない場所よ」
シュゼット・バルデ
「見捨てないで、置いていかないで、って」
シュゼット・バルデ
「そう思ってしまうことはきっと止められない」
子夏
それでも大切にされて嬉しい。自分がほかの人間とどう違うのか、明確に説明するのは難しい。
アーユス
そんなことはない、とばかりに笑っているこの男も。
アーユス
どんなに大切にしても、子夏を置いていきうる。
シュゼット・バルデ
「アーユスの無償の献身がいつまでも続くことを、信じていられるかしら?」
シュゼット・バルデ
*子夏の『アーユス』を猟奇で抉ります。
アーユス
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 愛
アーユス
2d6+1+2>=7 (2D6+1+2>=7) > 12[6,6]+1+2 > 15 > 成功
[ シュゼット・バルデ ] ティーセット : 1 → 0
シュゼット・バルデ
2d6+2+2-7>=7 (2D6+2+2-7>=7) > 9[5,4]+2+2-7 > 6 > 失敗
アーユス
「誰もくれなかったものを、こいつは全部くれた」
子夏
「ほかの人と比べて、優れてるところを見つけるのも難しい」
子夏
「この国では、役に立たないかもしれない。……でも」
子夏
「アーユスさんがそう言ってくれるから、頑張れます」
アーユス
親から貰えなかった愛情を、無条件に生きることを許されることを、寝床を、金を、言葉を、安心を。
アーユス
なにもかもをくれたし、なにもかもがほしい。
子夏
「アーユスさんも、僕にたくさんのものをくれて」
シュゼット・バルデ
「それが途絶えたとき、全部、嘘になるのよ」
シュゼット・バルデ
「ずっと一緒にいられるように、したいのよ」
シュゼット・バルデ
優しげにも見えるように笑って。
シュゼット・バルデ
「わたしの思いのもとで生きていくのがお嫌なら」
シュゼット・バルデ
「今日、日が沈む、そのときに」
シュゼット・バルデ
「村の入口、沼のほとりへいらっしゃい」
子夏
僕たちはじめてなので、優しくしてくださいね。
シュゼット・バルデ
「ふふ。お待ちしておりますわ」
シュゼット・バルデ
戸口から、ゆったりと踵を返し。
GM
太陽は、まだ空にあり。
しかし傾きかけている。
アーユス
「よ~っし子夏クン水でも飲みいこうぜ~」
アーユス
まさか水が娯楽になるなんてなあと思いつつ。
子夏
綺麗な水がいちばんましで美味しいんだもんな~。
GM
それがどれほど欲深い手で分け、隔てられようとも。
GM
そしてそれは、裏切られるまでは真実であり続ける。
アーユス
村の入口に向かって、2人の男が歩いている。
子夏
どちらにせよ、ここであの魔女を殺さなければ。
アーユス
2人はお互いの事もわからないバケモノになって終わる。
子夏
息苦しさをごまかすように、大きく息をしている。
アーユス
「こんな殺しても良さそうな救世主が見つかるとはな」
子夏
「おまけに、逃げないで、迎え撃ってくれるんだから」
子夏
それは、向こうもよっぽど自信があるということなんだろうか?
子夏
「僕も、アーユスさんが怪我なんかしたりしないように」
GM
踏み固められた道が、来たときとは反対に、またわずかずつぬかるみ始める。
アーユス
「ったく、ジメジメした女は待ち合わせ場所もベチャベチャだよなあ」
アーユス
そうして、裁判場所に近づいて行くに従って、男の空気が少しずつ変わっていく。
アーユス
二人で暮らしていたあの時、たまに喧嘩を売られた時に見せる凶暴な空気。
子夏
そして、それがないと、自分たちが生きていけないことを知っているから。
子夏
もとの世界にいたなら、あり得ないことだった。後ろで、離れて見ているだけだった。
子夏
アーユスが、自分の危険を望まないことは分かっている。
子夏
それでも、こうなってしまったから。できることをやるしかない。
シュゼット・バルデ
「お待ちしておりましたわ、二人とも」
シュゼット・バルデ
「語らいのお時間は終わったかしら」
アーユス
「ああ、アンタをぶっ殺した後に祝杯を上げながら続けるんでな」
シュゼット・バルデ
「最後にさようならを言わなかったことを、後悔させてあげるからね」
アーユス
何処にでも連れて行くからだ。そう、どこにでも。
子夏
引き剥がされることが、何より恐ろしいからだ。
シュゼット・バルデ
「二人で末永く幸せに暮らせるようにしてあげましょう」
GM
これから先も、二人でいられる?
これから先も、二人で笑える?
[ シュゼット・バルデ ] 水パイプ : 0 → 1
[ シュゼット・バルデ ] 免罪符 : 0 → 1
子夏
1d6+3+1+2 先制値 才覚+着慣れた衣装+日刻みの時計 (1D6+3+1+2) > 4[4]+3+1+2 > 10
シュゼット・バルデ
*s2 d3 h7 d9 cJ
子夏
2d6+3+1=>7 判定(+才覚+多彩な凶器) (2D6+3+1>=7) > 4[3,1]+3+1 > 8 > 成功
子夏
へらりと笑う。笑っているだけで、何もしていないように見える。
子夏
ただ、その笑みがどこかあなたの癇に障る。ひどく集中を乱す。
シュゼット・バルデ
「……あなたがたが、自分たちだけが良ければいいというのは、さっき十分に理解しましたとも」
子夏
そうしてこの男は、自分が悪徳を引き受ける責任からすら逃れる。
子夏
2d6+3+1+3=>7 判定(+才覚+多彩な凶器+精確) (2D6+3+1+3>=7) > 6[3,3]+3+1+3 > 13 > 成功
眠りのいざない
2d6+2>=13 (2D6+2>=13) > 9[5,4]+2 > 11 > 失敗
シュゼット・バルデ
「あら、眠いのなら寝たらいいのに!」
子夏
2d6+3+2=>7 判定(+才覚+多彩な凶器) (2D6+3+2>=7) > 10[6,4]+3+2 > 15 > 成功
シュゼット・バルデ
2d6+2>=14 (2D6+2>=14) > 7[2,5]+2 > 9 > 失敗
シュゼット・バルデ
ふうわりと、黒いもやが厚みを増そうとする。
アーユス
「見せる相手がいなくなってかわいそぉ~」
シュゼット・バルデ
笑う。笑っている。薄く冷たく。
子夏
「あなたは、追いかけなかった。意味がないと思ったから」
子夏
「そのドレスを、見せに行かなかった。喜んでもらえないから」
子夏
「でもだからって、八つ当たりはよくないですよ」
子夏
「そんなの、どっちにしたってみじめだと思うなあ!」
アーユス
*鋭気h2 渾身s9 渾身でs10 d8 cQ破棄
アーユス
へらへらと笑いながら、その目は殺す相手を見て、心は凶暴なときを取り戻していく。
シュゼット・バルデ
*h3 sJ cK(s2 cJ)
子夏
*何とここでアーユスさんに奪取を使用します hK
子夏
2d6+3+1+3=>7 判定(+才覚+多彩な凶器+精確) (2D6+3+1+3>=7) > 4[2,2]+3+1+3 > 11 > 成功
子夏
「僕、ちゃんとアーユスさんのこと護りますからね」
シュゼット・バルデ
「だけど、あなたたちのような人は」
シュゼット・バルデ
「現実を去って、夢の中にだけいてほしいわ。
……それにしたって、ずいぶんな悪夢でしょうけど!」
子夏
2d6+3+1+3=>7 判定(+才覚+多彩な凶器+精確) (2D6+3+1+3>=7) > 3[1,2]+3+1+3 > 10 > 成功
眠りのいざない
2d6+2>=10 (2D6+2>=10) > 7[4,3]+2 > 9 > 失敗
シュゼット・バルデ
「あなたたちはどこだって同じよ」
シュゼット・バルデ
「周りがどれだけ迷惑したって関係ない」
シュゼット・バルデ
「こんなにどうしようもない場所が現実なの!」
シュゼット・バルデ
2d6+2>=7 (2D6+2>=7) > 10[4,6]+2 > 12 > 成功
シュゼット・バルデ
1d6+2 回復量 (1D6+2) > 6[6]+2 > 8
[ シュゼット・バルデ ] HP : 17 → 21
シュゼット・バルデ
指輪のもやがぶわりと広がり、すぐさまシュゼットに還元される。
シュゼット・バルデ
もはや真実癒えることはない疵。
シュゼットはそれを我が物にした。癒やすことを、諦めることで。
シュゼット・バルデ
己の疵から目は逸らさない。
だからこんなふうに、こんなにも、数多くの呪いが生み出されている。
アーユス
開き直って、周りを巻き込むところではなるほど似たもの同士だ。
GM
同じ技能の効果は、効果の大きいもので上書きになります。
アーユス
2d6+3+3-3>=7 (2D6+3+3-3>=7) > 5[4,1]+3+3-3 > 8 > 成功
アーユス
1D6+2+1+2+6+2+3 (上質な凶器+殺意+援護+さっきの+看破+闇雲) (1D6+2+1+2+6+2+3) > 5[5]+2+1+2+6+2+3 > 21
シュゼット・バルデ
*イカサマ発動。眠りのいざないにダメージを移し替えます。
アーユス
足元の水も意に介さず、路地裏を歩くようにひっそりと静かに。
子夏
声をかけることもなく。ただ、あなたの背にこの男がいる。
子夏
あなたの暴力を、殺意を肯定するような眼差しが注がれている。
眠りのいざない
しかし、どれだけ心穏やかでも、まだ女には届かない。
眠りをいざなう霧が、あなたの足取りを迷わせる。
眠りのいざない
霧は散る。かすかな甘いにおいを残して。
シュゼット・バルデ
*c4 c10(h3 sJ cK)
子夏
さっきあれだけ緊張していたのに、今では少し冷静になれている気がする。
シュゼット・バルデ
二人を見る目は、笑んでいる。ずっと。
子夏
アーユスに利するように、女が戦いづらいように。
子夏
2d6+3+1+2+3=>7 判定(+才覚+多彩な凶器+援護+精確) (2D6+3+1+2+3>=7) > 6[3,3]+3+1+2+3 > 15 > 成功
シュゼット・バルデ
2d6+2>=15 (2D6+2>=15) > 7[5,2]+2 > 9 > 失敗
子夏
そろそろ、あなたはこの男の声が耳障りになってきたころではないだろうか。
シュゼット・バルデ
鼻で笑う。
しかし、苛立ちは確かにそこにある。
子夏
「あなたには、ちゃんと大人しくしてもらわないと」
子夏
「アーユスさんが、うまく殺せるようにしていてもらわないと!」
シュゼット・バルデ
「本当に最低ね。こんなにか弱い女なのに」
子夏
「『3人で行くと、1人は帰ってこない』って聞きましたよ」
子夏
「あなたがやってることは、八つ当たりどころじゃないな」
子夏
「あなたが死ねば……みんな丸く収まるんでしょ?」
シュゼット・バルデ
「そうでなければ、魔女なんて名乗りやしないわ」
アーユス
「か弱い女にも強い女にもなれなかったんだよお前は」
アーユス
2d6+3+2>=7 (2D6+3+2>=7) > 8[2,6]+3+2 > 13 > 成功
アーユス
1D6+2+1+2+2 (上質な凶器+殺意+看破+援護) (1D6+2+1+2+2) > 5[5]+2+1+2+2 > 12
[ シュゼット・バルデ ] HP : 21 → 9
アーユス
また一歩女に近づいて、その腹目掛けて突き刺すような蹴りを見舞う。
シュゼット・バルデ
弾き飛ばされそうになって、たたらを踏む。
子夏
はじめてまともに女を捉えた攻撃に、目を見開く。
アーユス
救世主ってやつは女でも硬いな、なんてどうでもいいことを二歩後退しながら思う。
シュゼット・バルデ
ステップ。一歩、二歩。
黒いドレスが揺れる。
子夏
この国に来て最初の30日を、生き延びることができる!
シュゼット・バルデ
*c2 c7 s7(h3 sJ)
子夏
2d6+3+1=>7 判定(+才覚+多彩な凶器) (2D6+3+1>=7) > 7[1,6]+3+1 > 11 > 成功
GM
では3点と、7ラウンド目子夏さんの手番まで衰弱。
子夏
消えたはずの黒い靄が、甘やかな香りが、あなたの鼻先だけで香る。
シュゼット・バルデ
「ええ、わたしと同じくらいお優しいのね」
シュゼット・バルデ
2d6+2>=7 (2D6+2>=7) > 11[6,5]+2 > 13 > 成功
シュゼット・バルデ
そこから自分を切り離してどれだけ経ったろう?
アーユス
2d6+3+2>=7 (2D6+3+2>=7) > 7[3,4]+3+2 > 12 > 成功
アーユス
1D6+2+1+2+2 (上質な凶器+殺意+看破+援護) (1D6+2+1+2+2) > 4[4]+2+1+2+2 > 11
シュゼット・バルデ
2d6+2 (2D6+2) > 5[2,3]+2 > 7
GM
ランダムな能力値で判定し、成功すればHPを1点回復して立ち上がる。失敗すれば〈昏倒〉する。
シュゼット・バルデ
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
シュゼット・バルデ
2d6>=7 (2D6>=7) > 8[4,4] > 8 > 成功
アーユス
鉄パイプが、今度こそ横薙ぎに振るわれる。
アーユス
人間に向かってこんなに思いっきり振るうことなんてなかった。
いつだってどこか、遠慮や捕まる事への恐れなどがあって、手加減していた。
アーユス
人に向かって暴力を思いっきり振るえる!
なんて楽しいんだろう!
シュゼット・バルデ
黒のドレスが、布地の重なりが、引き裂けて散る。
シュゼット・バルデ
けれど、それは布ではないゆえに、すぐさま元の形を取り戻す。
シュゼット・バルデ
女の身体が傷つこうと、心の疵は、もとよりすでに抉れている。
シュゼット・バルデ
だからドレスはそれを示して翻る。
子夏
もろに入った……ように見えたのだが、まだ立っている。
子夏
彼女が特別しぶといのだろうか? それとも、救世主はみんなそう?
シュゼット・バルデ
翻り、女の姿が消え、そして数歩の位置に再び現れる。
シュゼット・バルデ
*c3 d6 hJ Joker(h3)
シュゼット・バルデ
黒いもやが溢れる。傷を覆うようにしてドレスを絢爛にしていく。
シュゼット・バルデ
2d6 回復量 (2D6) > 4[2,2] > 4
シュゼット・バルデ
まだ倒れない。ドレスの裾が滑る。
シュゼット・バルデ
2d6+2>=7 (2D6+2>=7) > 8[4,4]+2 > 10 > 成功
シュゼット・バルデ
ただ一人そこに立つ女は。
誰の手をとることもなく、そこで自らの疵からあふれるものを循環させる。
子夏
なにか、こちらにとってよくない力、相手を利する力が巡っているのを感じる。
子夏
孤独であっても、二人であっても、心の疵の力は等しく力を齎す。
シュゼット・バルデ
この村に蔓延する恐れを。
疵は引き寄せて、喰って、そしてまた呪う。
アーユス
女の周りに、命に致る気配があろうとも関係ない。自分には子夏がいて、相手は孤独。
アーユス
2d6+3+2>=7 (2D6+3+2>=7) > 8[6,2]+3+2 > 13 > 成功
アーユス
1D6+2+1+2+2 (上質な凶器+殺意+看破+援護) (1D6+2+1+2+2) > 5[5]+2+1+2+2 > 12
シュゼット・バルデ
2d6+2-1 (2D6+2-1) > 6[4,2]+2-1 > 7
GM
ランダムな能力値で判定し、成功すればHPを1点回復して立ち上がる。失敗すれば〈昏倒〉する。
シュゼット・バルデ
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 愛
シュゼット・バルデ
2d6+2>=7 (2D6+2>=7) > 8[4,4]+2 > 10 > 成功
アーユス
また一足飛びに近づく男の影。
鉄パイプが振り上げられ、降ろされる。
アーユス
あなたは一人、こんな国に来て、暴漢に襲われている。
シュゼット・バルデ
打ち下ろされた鉄パイプが女の肩口に喰らいつく。
シュゼット・バルデ
強く息を呑む音。悲鳴は上げなかった。
シュゼット・バルデ
それでもするりと、掻き消えては現れる。
アーユス
立ち上がる意地を称賛する者も、あなたを哀れむ人もいない。
シュゼット・バルデ
*d3 s4 h7 cK(h3)
子夏
……だから、そのために、ちゃんと護らないと。
子夏
戦いが長引いて、乱れそうになる集中を抑える。
シュゼット・バルデ
限界まで。まだ。まだ終わらない。
子夏
2d6+3+2+1=>7 判定(+才覚+援護+多彩な凶器) (2D6+3+2+1>=7) > 6[4,2]+3+2+1 > 12 > 成功
シュゼット・バルデ
2d6+2>=12 (2D6+2>=12) > 6[4,2]+2 > 8 > 失敗
シュゼット・バルデ
循環が乱れる。
傷ひとつないドレスの下には、満身創痍の女が隠れている。
アーユス
背に信頼出来る男を置いて、無防備に笑って、あなたの前に立っている。
子夏
何よりも頼りにしている男の背の後ろに隠れ、あなたに殺意とも呼べない憎悪を向けている。
シュゼット・バルデ
「子夏。あなたわたしを殺す気があるの?」
アーユス
人生で初めて誰かに背中を預けている。守られている。
子夏
自分がどうしようもなく軟弱で、弱い人間でも。
アーユス
期待されているのを背中から感じて、胸が暖かくなる。
子夏
「僕、ちゃんとアーユスさんを護りますから!」
アーユス
2d6+3>=7 (2D6+3>=7) > 2[1,1]+3 > 5 > 失敗
アーユス
ズボンの裾を直す仕草をした後、シュゼットに向かってすっ……と腕を振る。
アーユス
心の疵の力によって、瞬時に生み出されたナイフ。
子夏
そのナイフの軌跡は、戦場を見つめていたこの男にも見えない。
アーユス
何人だって殺そう、なんなら向こうに戻ったって誰でも殺そう。
アーユス
1D6+2+1+2 (上質な凶器+殺意+看破) (1D6+2+1+2) > 6[6]+2+1+2 > 11
シュゼット・バルデ
2d6+2-2 (2D6+2-2) > 7[6,1]+2-2 > 7
GM
ランダムな能力値で判定し、成功すればHPを1点回復して立ち上がる。失敗すれば〈昏倒〉する。
シュゼット・バルデ
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
シュゼット・バルデ
2d6>=7 (2D6>=7) > 10[4,6] > 10 > 成功
シュゼット・バルデ
心臓を狙ったその軌跡を、たっぷりとした袖が受ける。
シュゼット・バルデ
先に打ち抜かれたその場所が、再び傷ついて。
アーユス
「早く倒れなよ、嬲られるのが趣味なのかい」
シュゼット・バルデ
*s2 s8 s10(h3 cK)
子夏
2d6+3+1=>7 判定(+才覚+多彩な凶器) (2D6+3+1>=7) > 4[2,2]+3+1 > 8 > 成功
シュゼット・バルデ
2d6+2-3 (2D6+2-3) > 4[3,1]+2-3 > 3
子夏
あなたは、痛みを堪え、自分の足を入れたつもりで。
子夏
あなたがさんざん利用してきたそれが、今あなた自身を取り巻いている。
子夏
あなたに殺意にもならない敵意を向けていた男。
子夏
眠気にかすんだ視界の向こう側からあなたを見つめているのが見える。
子夏
立っていられない。足元の沼地へと。頭から落ちていくのを感じる。
シュゼット・バルデ
左手がぎゅっと握りしめられる。
シュゼット・バルデ
黒のドレスがほどけると同時に――
アーユス
快哉を叫んでぴょんとジャンプ。泥もびしゃりと跳ねさせながら。
アーユス
「よかった~子夏クンが傷つかなくて~~!!」
アーユス
「子夏クンがなんかしてくれたのがわかった」
アーユス
「子夏クンがいて、なんか救世主とかどうとか置いといて……それでも普段の喧嘩よりよっぽどやりやすかったよ」
GM
とはいえ、まだ女は死んでいない。
とどめを刺して初めて、あなたがたの三十日は更新される。
アーユス
二人の愛の前に犠牲になった女の方を向く。
アーユス
バシャバシャと音を立てて歩みより、女を仰向けに蹴り起こす。
シュゼット・バルデ
泥の中に散らばる髪。
汚れた女がひとりきり。
シュゼット・バルデ
指輪だけが。
まだ、かすかにだけ黒いもやを纏って輝いている。
アーユス
涼やかな金属の擦れあう音がして、バタフライナイフがその刃を見せる。
シュゼット・バルデ
女の身体がひとつ跳ねる。小さく。
アーユス
ぴん、と金属の冷えた音と共に引き抜かれる。
シュゼット・バルデ
声ひとつないまま、身体の力がすべて抜けて。
シュゼット・バルデ
指輪のもやが、ゆっくりと掻き消える。
アーユス
ナイフの通り道に紅い雫が散って、水辺と女の服に赤が広がった。
子夏
「あの女の人の家からほかにも何かいいもの取れたりしないかな~」
アーユス
「死体持って帰るのは重いな~、服剥いでいけば俺たちが殺したってわかるかな」
子夏
「言えば信じてもらえるんじゃないかな? それこそ指輪持っていけば」
アーユス
「信じられなかったら信じるまで村荒らすか」
GM
そこにあった疵も、あなたがたには関係のないこと。
GM
それは、勝って、生きているものの。
ただしばらくの旅銀に変えられるだけのものにしか過ぎず。
アーユス
どれだけの思い入れがあろうとも、そんなことお構いなしに他人が二束三文の価値をつける。
アーユス
俺たちみたいにお互いの価値を保証してないとなあ!
子夏
自分たちの間にあるものとて、他人から見れば同じこと。
子夏
だから、自分たち同士で愛を確かめ合うしかない。
アーユス
後ろに、ひとりの女の骸を置き去りにして。
GM
そこに結び渡された絆が、これからも絶えませんように。
GM
Dead or AliCe
『They lived happily ever after.』
子夏
「どっちかが起きてる時にどっちかが眠っちゃうことだから」
子夏
「……結婚式がなくなることってなんていうんだろう?」
アーユス
「まあそんなんが結婚っつーんなら一生しなくていいな!」
子夏
「アーユスさんがあんな人に怪我させられなくてよかった!」
アーユス
「……子夏クンが怪我させられなくて、本当によかった」
子夏
「アーユスさんがあのひとのこと、ちゃんとやっつけてくれたから」
子夏
「アーユスさんは、いつも僕のことを助けてくれる」
アーユス
そうやって二人、村に戻っていったそうな。