GM
では、お茶会の始まりに際しまして、PK情報の開示から。
GM
PKの名前はシュゼット・バルデ。キャラクターシートはこちらです。
GM
デッキと心の疵をご確認ください。
GM
今回はPC2人のシナリオですから、PKの行動は全体を通して2回です。
GM
少ないね。親切!
GM
でも代わりに、当然横槍を入れてきます。
GM
ラウンド数は2。ということで、お茶会は全6シーン構成です。
GM
あとは、シーン表。
GM
シーン表

1 中央通り。昼夜を問わず村人たちが行き来している。彼らの片割れは今、どこかで眠っている。
2 水汲み小屋。沼の水を濾過・蒸留する小屋。ゆるやかに水車が回る傍らには、水樽が積まれている。
3 酒場。小さなカウンターに村人が肩を寄せあっている。この村では酒よりも水が安い。それでも人生に酒は必要だ。
4 桟橋。沼に漕ぎ出すための小舟が繋がれている。沼には誰の姿もない。水面は底を見通せないほど濁っている。
5 墓場。村の外れにある共同墓地。最近できたものと思しき墓がいくつも立ち並び、寂しい空気が漂う。
6 空き家。ごく最近まで誰かが住んでいた気配がする。戸棚の中には何もないが、テーブルやベッドは残されているようだ。
7 裏路地。ひと気のない細い道。表通りからかすかに流れてくる人の声と、水のにおい。
8 商店。堕落の国では珍しく、水の在庫が豊富。他の品揃えもほどほどだ。救世主が求めるような物資でも、運が良ければ手に入るだろう。
9 沼のほとり。緑色に濁った水が小さく波立っている。かすかに霧が出て、足元を危うくさせている。
10 広場。村の中央。隅のほうでは、いつでも子供が何人か遊んでいる。親の姿は見えない。
11 教会。ごく小さな教会。砂塵に汚れたステンドグラスの内側で、小さな明かりは絶えることがない。
12 魔女の家。シュゼット・バルデの棲家。中は薄暗く、どこか甘いにおいがする。シュゼットはいるだろうか?
GM
この場で開示する情報はこんなところですね。
何かご質問はございますか?
GM
大丈夫そうかな。では、実際にお茶会を始めていきましょう。
GM
最初の手番はPCサイド。どちらから行かれますか?
「勇者」エー
では、此方から。
GM
OK!
GM
GM
*第1ラウンド エーの手番
GM
手番の行動としては何をしたいか決まってますか?
「勇者」エー
ユークリッドの疵を舐めようかと。どっちにするかはロールの流れで決めます。
GM
よろしいでしょう。
場所に希望がなければ、シーン表を1d12で。
こういうのがいいな、というのがあればチョイスでも、自由に作っても構いません。
「勇者」エー
1d12 シーン表▽ (1D12) > 5
GM
5 墓場。村の外れにある共同墓地。最近できたものと思しき墓がいくつも立ち並び、寂しい空気が漂う。
GM
深夜、常と変わらぬ重苦しい曇り空は、まったく闇の色。
GM
村にともる小さな灯火が、雲の流れをほんのかすかにだけ照らしている。
GM
そして、そんな灯りからもやや離れて……
GM
墓場は静寂に満ちている。
GM
苔生した墓石。
その間をむりやり詰めたように、真新しい墓石がいくつも。
GM
あなたがたの目にも、その新しさが。
ひいては、ここ最近の死者の多さがはっきりとわかる。
「勇者」エー
「…… …… ……」
「勇者」エー
人通りのやけに多い、その理由が明確になった夜でも。
この場所に訪れる人は少ないらしい。
「勇者」エー
墓石は古い物と、"やたら新しい"物が混在している。
「勇者」エー
新しいものの原因は――件の魔女の、呪いなのだろう。
「勇者」エー
「…… ……。」
「勇者」エー
何となしに、その内の一つを眺めてから。ユークリッドの方に視線を向ける。/
ユークリッド
「墓標に眠るは救世者、か…このままでは明日は我が身という事だ。言葉通りな」
ユークリッド
「さて、如何様に始末をつけてやるか…我々も現身、時を経ては眠りに落ちるのも時間の問題だ」
「勇者」エー
この勇者は、正確には人間そのものではない。が、模っているのがひとの身である以上、ひとに取って必要なものが無ければ生きてはいけない。睡眠もまた、その一つである。
「勇者」エー
「…… …… ……」
人通りの少ない箇所を軽く見渡すが、魔女の姿は見当たらない。
「勇者」エー
何処に隠れたのだろう。此方が眠る機会を伺っている、というのは大いに考えられるが。
「勇者」エー
勇者は木々の後ろを見たり、墓石の裏を見たりして。
辺りをしらべている。/
ユークリッド
「尾ける事もないのだろう、面倒なものだ。これが蒼き星の遊具だったら民に咎められるところだ」
ユークリッド
「墓を暴く気にはならないし…さて、どうしたものかな」/
「勇者」エー
"蒼き星"の言葉に、再びそちらを向く。
「勇者」エー
そういえば、彼は蒼き星について、かなり特別な思いを持っているのだったか。恐らくその地から共に来た者と、共に居る姿を見た事があった……気がする。
「勇者」エー
「…… ……。」
「勇者」エー
自身もこの様な姿を取ってはいるが、元々は蒼き星の物だ。彼が居た地では、オルガノンと呼ばれているのだったか。
「勇者」エー
……彼は何故、そういったものに興味を持ったのだろうか。ふと疑問に思いつつ、墓石の一つに手を置いて。視線を送る。
「勇者」エー
ちなみに墓を暴く気は流石にないです。/
「勇者」エー
*ユークリッドの「破滅の闇黒魔道師」を愛で舐めましょう。
GM
伝わるかな?
シュゼット・バルデ
*当然横槍です。
GM
能力値のチョイスから順に処理します。
シュゼット・バルデ
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
シュゼット・バルデ
*贅沢にいこう。ティーセット。
シュゼット・バルデ
2d6+2>=7 (2D6+2>=7) > 8[2,6]+2 > 10 > 成功
シュゼット・バルデ
1d6 効果量 (1D6) > 2
シュゼット・バルデ
……まあいいか。-2で。
[ シュゼット・バルデ ] ティーセット : 3 → 2
[ シュゼット・バルデ ] HP : 21 → 20
GM
では、エーは-2の修正で振ってください。
「勇者」エー
*素で……チャレンジするか。そのまま振ります。
「勇者」エー
2D6+3-2>=7
「勇者」エー
2D6+3-2>=7  (2D6+3-2>=7) > 6[2,4]+3-2 > 7 > 成功
GM
*成功!ではそのままお続けください。
ユークリッド
「…そういえば」
「結局、母の墓も作れなかったな」
思い出したように。
ユークリッド
存在しない骸、本来存在していない世界に思いをはせつつ。
ユークリッド
堕落の国での哀悼ならば、無いはずの世界にも届くだろうか。
墓石を見繕う事を検討する。
「勇者」エー
「…… ……」
「勇者」エー
探す様子なのであれば、勇者もまたそれを手伝うだろう。
彼の居た世界もそうだが、堕落の国もまた。様々な世界、そしてifに繋がっているのだと聞いた。
「勇者」エー
この勇者は……エーは、"物語"の中での母しか知らない。故にそれは想像、あるいは空想でしか知り得ないものだが。
「勇者」エー
弔いを向けようとする程に、大切な存在であるというのは。彼の言葉から、明らかであるのだから。/
ユークリッド
「…ああ、ここでいい」
勇者の手伝いに応じ、簡素な墓石を立てる。
本来は一つでは、無くした者の数には到底足りないのだが…どのみち、骸はここにない。
ユークリッド
「…戻るか」長い哀悼を済ませ、立ち上がる。
「勇者」エー
「…… …… ……」
「勇者」エー
暫くその墓石を、じっと。じっと見てから。
「勇者」エー
頷いて、村の方へ戻るだろうか。
GM
墓石の下に眠るものは、亡骸と、そこに捧げられた祈り。
GM
あなたがたの建てた墓の下には、祈りだけがある。
GM
亡骸はなくとも、想いだけは確かに。
GM
繋がっている。そう祈る限りは。
[ ユークリッド ] 破滅の闇黒魔導士 : 0 → 1
GM
GM
さて、PKはここでは動きません。
このまま次のPC手番です。
GM
GM
*第1ラウンド ユークリッドの手番
ユークリッド
勇者エーの傷をなめましょう
GM
いいでしょう。シーン表は使いますか?
ユークリッド
使おう~折角なので
ユークリッド
2d6 (2D6) > 4[3,1] > 4
GM
4 桟橋。沼に漕ぎ出すための小舟が繋がれている。沼には誰の姿もない。水面は底を見通せないほど濁っている。
GM
濁った水に、村にともった灯が揺らめいている。
GM
暗い空と水鏡の間に繋がれた小さな舟。乗るべき者は誰もいない。
GM
昼夜の別をなくしたこの村でも、昼にしかできないことというのはあるようだ。
ユークリッド
「確かに、これほど水がある地はこれまでなかったな」
沼を一望して呟く。
ユークリッド
「探索とはいったものの…ぬかるみがこう…嫌だな」嫌である。
ユークリッド
「勇者も気を付けるのだぞ」
「勇者」エー
頷く。地形がどれほど重要であるのかは知っている。……毒とか、スリップダメージとか。ああいうの、舐めてかかると痛い目に合う。
「勇者」エー
「…… ……」
足元に気を付けつつ、小舟の方に視線を。流石に村の外には行っていないと思うのだが、果たして。
ユークリッド
「どれどれ…」
「繋がれてるロープ、周りが苔むしているが…その跡にずれなどもない。使ってはいないようだな」
ユークリッド
「少なくとも、この桟橋から移動したことはなさそうだ。やはり潜んでいるのか…」
ユークリッド
「こういった所では、汝みたいなのはダメージでも受けそうだな。靴を新調すればまた変わったろうか」
ユークリッド
「やっていると難儀する事もあるが…ああいった物も、旅の過程としてはよいものよな。舗装された道を行くだけでは冒険にはなるない」
ユークリッド
「過去へ」辺りをなめるか…
「勇者」エー
「…… …… 」
彼と旅をしていて、一つ分かった事が有る。
「勇者」エー
靴を変える事でダメージを防ぐ、宿で一晩寝れば体力を回復する、などなど。
そういった体質は、己が物語を模っている為に発生するものらしい。
「勇者」エー
その"仕様"に、一喜一憂している彼の様子は。今となれば遠い昔を、思い起こす……ような気がする。
ユークリッド
*判定をしようとします!
GM
OK どの能力値で?
ユークリッド
*猟奇!
シュゼット・バルデ
*では横槍です。
シュゼット・バルデ
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
シュゼット・バルデ
2d6+2>=7 (2D6+2>=7) > 8[2,6]+2 > 10 > 成功
シュゼット・バルデ
1d6 効果量 (1D6) > 4
GM
では、-4修正。
[ シュゼット・バルデ ] HP : 20 → 19
ユークリッド
「2d6+3-4>=7」 かな 振ります
ユークリッド
2d6+3-4>=7 (2D6+3-4>=7) > 7[6,1]+3-4 > 6 > 失敗
ユークリッド
おしい~
GM
*失敗!
シュゼット・バルデ
村の方から、ごく軽い足音。
シュゼット・バルデ
「潜んでいるだなんて、いやねえ」
シュゼット・バルデ
「あなたたちが、人探しが下手なだけじゃないかしら?」
「勇者」エー
何かを思い返そうとする、その前に。
足音と、聞き覚えのある声が耳に入り。
「勇者」エー
女の方に振り向いて、じっとそちらを見る。青い眼に敵意の色が混じる。
ユークリッド
「そう思うならそこから動かないで欲しい所だがね」沼、結構歩くの大変なので。
シュゼット・バルデ
「あら。わざわざ探しに来て差し上げたのに」
シュゼット・バルデ
「どう?いい夜をお過ごしかしら?」
ユークリッド
「お陰様で、慌ただしいことこの上ない」
シュゼット・バルデ
「ふふ。のんびり眠っていても構わない時間よ」
「勇者」エー
此方に害意がある"救世主"は、むしろ相対しやすい。礼でも告げるか、と皮肉の色。
「勇者」エー
――眠る気は無さそうだ。
ユークリッド
「仕方ない、誘いに乗るか」
えっちらおっちらと沼を後にする。
シュゼット・バルデ
「誘い」 おおげさに瞬いてみせる。
シュゼット・バルデ
「誘いね。……わたしは別に、あなたがたにひどいことをしようってわけじゃないわ」
シュゼット・バルデ
「ただ、お二人が離れないように、ずっと一緒にいられるように……」
シュゼット・バルデ
「それだけ!」
「勇者」エー
「…… …… ……」
「勇者」エー
自身はそれを頼んだ訳でも、望んだ訳でもない。
運命が少し違ったならばと空想する事は有れど、その空想とてこういった形でないのは確かだ。
「勇者」エー
……果たして、己のその意志が伝わるかは、分からないが。
ユークリッド
「そうか、相容れないな」
それだけ短く言って。疲れてるのもある。
ユークリッド
「話の続きは後にしよう」
シュゼット・バルデ
薄い微笑みがユークリッドを見ている。
シュゼット・バルデ
このままシーンを頂きましょう。
GM
*第1ラウンド シュゼット・バルデの手番
シュゼット・バルデ
「せっかちね」
シュゼット・バルデ
「救世主が『お話』せずに、どうしようっていうの?」
シュゼット・バルデ
「それとも、もうわたしを殴り倒したくてたまらない?」
ユークリッド
「先に仕掛けてきたのは汝が故な」
ユークリッド
「普通に家に招いていれば、こうはなるまいよ」
「勇者」エー
「…… ……。」
何がしたいのか、と。探る様な目線。……とはいえ、彼女は害意のつもりが無いか、害している自覚がないか。そのどちらかの様な風に、言葉からは読み取れたが。
「勇者」エー
相容れない事は、あちらも承知の上だろう。その上で、何かを仕掛けようとしているのではないかと。……じっと、女の方を見ている。
シュゼット・バルデ
「あなたって本当に、この世界の救世主ってものがわかってないのね」 呆れたような声。
シュゼット・バルデ
「お互いが救世主ってことは」
シュゼット・バルデ
「どうせ最後には殺し合うしかない相手ってことよ」
ユークリッド
「ああ、そうだな」
「勇者」エー
知っている。それが、早いか遅いかの違いだ。それを理解した上で、この勇者は魔王を名乗る少年と共に旅をしている。
ユークリッド
「それが…どうかしたか。汝の呪いとどう関わる」
シュゼット・バルデ
「普通に家に招いていれば、とおっしゃったのをもうお忘れ?」
シュゼット・バルデ
「それとも、救世主を名乗って普通に家に招いていれば……わたしはもう死んでいたってことかしらね」
シュゼット・バルデ
「魔王をお名乗り遊ばすくらいですから、そんなことも平気でなさるのかしら?」
ユークリッド
「…ああ、そういう事か」
ユークリッド
「別に今回は調査を頼まれただけだった故な。救世主がいる事も知らなかった」
ユークリッド
「別段、汝がここで仕掛けて…己が死期を早める理由はなかったと思うがな」
ユークリッド
「破滅の闇黒魔導士…肩書は変わりのない事だが。救世主故に疾く殺せ、とはならんとも」
「勇者」エー
彼女にとってこの『呪い』は、救世主を排除する手段であり、二人を一つにする手段でもある……という事だろうかと、推測を立てる。
シュゼット・バルデ
「ずいぶんな自信がお有りですこと」
シュゼット・バルデ
「本当に甘いのね。なら、そんな肩書はお捨てなさいな」
シュゼット・バルデ
*ユークリッドの『破滅の闇黒魔導士』を猟奇で抉ります
「勇者」エー
*横槍します。
GM
では、能力値チョイスから。
「勇者」エー
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
「勇者」エー
2D6+1>=7 (2D6+1>=7) > 10[6,4]+1 > 11 > 成功
「勇者」エー
1d6 (1D6) > 3
「勇者」エー
出し惜しみしてもあれかな ヤリイカ投げます!
[ 「勇者」エー ] ヤリイカ : 1 → 0
[ 「勇者」エー ] HP : 22 → 21
GM
計-5ですね。
シュゼット・バルデ
*ティーセット使用。
[ シュゼット・バルデ ] ティーセット : 2 → 1
シュゼット・バルデ
2d6+2+2-5>=7 (2D6+2+2-5>=7) > 8[2,6]+2+2-5 > 7 > 成功
GM
*成功!
[ ユークリッド ] 破滅の闇黒魔導士 : 1 → 0
ユークリッド
「生憎だが、そのつもりはない」
「これはもはや、自称ではないからな。我には必要な肩書だ」
ユークリッド
内心すん…になりながら。
シュゼット・バルデ
「自称ではないからなんだって言うの」
シュゼット・バルデ
「ふさわしくない肩書は、いつか剥奪される」
シュゼット・バルデ
「それだけのことよ」
シュゼット・バルデ
小さく笑って。
ユークリッド
「よくぞまあ、言ってくれる」
ユークリッド
ふさわしくないものか。我が世界を滅ぼしたのだから。
「勇者」エー
「…… …… ……」
シュゼット・バルデ
「うふふ。……わたしは『魔女』にふさわしいままにいる」
シュゼット・バルデ
「あなたとは違ってね」
シュゼット・バルデ
言うだけ言って、スカートの裾を楚々とつまみ。
シュゼット・バルデ
その翻るとともに、姿を消す。
ユークリッド
「また追いかけっこか。面倒な」
「勇者」エー
魔女の去った方角を、じっと見て。
「勇者」エー
一つため息。その後に、再び彼に向き直る。
ユークリッド
「なに、気に病むな。奴はまた出てくるさ」
「どうやら、楽しんでるようだしな」
「勇者」エー
「…… …… ……」
「勇者」エー
勇者は、少年の方を見ている。
彼女は此方の世界のルールに乗っ取って、己の望むものを与えようとしている。……その為に顔を出して来た。
「勇者」エー
ifを語っても、響くことは無い。割り切るしかない。
……けれど、それを『ifの存在である』彼に告げるのは。
「勇者」エー
「……。…… …… ……」
「勇者」エー
一度、村に戻ろうという風に。マントを翻して。彼に背を向ける。
「勇者」エー
背を向けて、歩き出す。/
GM
夜は未だ明けず。
闇は未だ深く。
GM
けれどそれもやがては明ける。明けてしまう。
GM
留まりようもなく変わっていく。
GM
GM
では、第1ラウンドが終了。
ここから後半の第2ラウンドです。
GM
手番は再度PC側へ。
どちらが行動されますか?
ユークリッド
ユークリッドが行きます!
GM
OK!
GM
GM
*第2ラウンド ユークリッドの手番
GM
特にシーンに希望がなければ、シーン表を振るとよいかな。
ユークリッド
はーい!
ユークリッド
1d12 (1D12) > 2
GM
2 水汲み小屋。沼の水を濾過・蒸留する小屋。ゆるやかに水車が回る傍らには、水樽が積まれている。
GM
分厚い雲の向こうに、太陽の気配が現れはじめる。
徐々に空が白んでいく。
GM
それと同時に、村もまた、『昼』の顔を見せはじめる。
GM
『夜』の顔ぶれは眠りにつき。
『昼』の顔ぶれが目覚めて。
GM
水汲み小屋の水車が回りだす。
シュゼット・バルデ
しかし、『魔女』に昼夜の別はない。
この女だけはずっと目覚めている。
シュゼット・バルデ
ごく普通に、散歩でもするような足取りで。
シュゼット・バルデ
あなたがたの視線に気づいても、特別、逃げもしないし近寄っても来ない。
ユークリッド
「お、いたいた」見つけた人影に声を上げて。
ユークリッド
「さっきの話の続きが聞きたくてね、足取りが軽いことだ」
「勇者」エー
夜が明ける。陽が上る。月と太陽を入れ替える様に、役割を変える様に、移り変わる村人を見て。
そうしてから、彼が声を上げるのに合わせて。再び姿を見つけた魔女の方に向き直る。
ユークリッド
「この我の前で魔女を名乗ったのだ。まさかこれだけではあるまいな、と思ってな」
シュゼット・バルデ
「ふうん?」
ユークリッド
「加えて…何故、あのような”回りくどい”呪いを選んだのか。同じ魔を騙る者としては興味深いよ」
ユークリッド
虚実、どちらでもある。
自分の世界で、正しく"魔術"とともにあった身として、その在り方に興味があるのは真であった。
シュゼット・バルデ
「申し上げなかったかしら?」
シュゼット・バルデ
「二人が……『幸せな二人たち』が、離れないように、ずっと一緒にいられるように」
シュゼット・バルデ
「裏切らないように。裏切ってもけっして、逃げられないように」
シュゼット・バルデ
歌うように言う。
ユークリッド
「片方が眠ったままの世界…互いに話す事も、笑いあう事も出来ないそれが、望みだと」
ユークリッド
「成程、一理はあるな。確かに術的には『共にいる』。文面通りに捕らえれば非などない」
「勇者」エー
「…… …… ……」
首を傾げ、考え込む。
ユークリッド
「そのような呪い(まじない)を、この地で生み出したんだ。幸せな事だろうよ」
「…して?汝の『大切な人』とやらは…いずこよ」
シュゼット・バルデ
「あら。この村にいるように見えるかしら?」
ユークリッド
「いやね、この地で魔女へと変じたのならば、きっかけがあるはずだ、と思ったまでだ」
ユークリッド
「思いなくして、呪いは生まれないよ」
「勇者」エー
相手を物理的に縛る呪い、それを『結婚』と呼んでいる事。
それを連想させるものは――この魔女は、身に付けている。
ユークリッド
それが技術として確立された"魔法"ならばともかく…彼女のそれは、もっと古典的だ。
「勇者」エー
……今もそうだろうか?視線を魔女の眼から、左手の方に向ける。
シュゼット・バルデ
「ふふっ」 笑う。そして、大げさに肩をすくめて、
シュゼット・バルデ
「彼はね、明日には結婚しようって日に、わたしを置いて隣町の誰かさんと駆け落ちしたんですって」
シュゼット・バルデ
「素敵なことよね?」
ユークリッド
「…どうだかな。汝の世界のそれが、どれほど祝福に値する事かは測りかねる」
ユークリッド
「少なくとも、汝は呪いを生み出した」
「我にとっては、それが答えとも見える」
シュゼット・バルデ
「愛しているってどれだけ言葉にしたって、そんなものは何ひとつ確かじゃない」
シュゼット・バルデ
「たとえ誓いを立てたところで、神様を前にしたってだけの口約束」
シュゼット・バルデ
「だからわたしは、そうじゃないものがいいの」
「勇者」エー
「…… ……。」
「勇者」エー
それが彼女の"疵の力"か、と。
ユークリッド
「…はは、成程な。この国でこれだけの呪いを使うに至るとは、確かに汝は魔女足りえる」
「勇者」エー
故に、物理的に縛る呪いを生み出し、それを結婚と呼んでいる。
……随分あっさりと告げられた事には、少々驚いたが。
ユークリッド
「それにしては…まだ、それに未練でもあるように見えるな」
薬指に嵌められたそれを一瞥。
ユークリッド
*そろそろ判定しようかな?薬指の指輪を抉ろうと思っていますよ
GM
よろしいでしょう。能力値は?
ユークリッド
猟奇!
シュゼット・バルデ
*では横槍を。
シュゼット・バルデ
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
シュゼット・バルデ
*ティーセット。
シュゼット・バルデ
2d6+2>=7 (2D6+2>=7) > 6[4,2]+2 > 8 > 成功
シュゼット・バルデ
1d6 効果量 (1D6) > 2
シュゼット・バルデ
*ヤリイカ。
GM
ということで、-4の修正です。
[ シュゼット・バルデ ] HP : 19 → 18
[ シュゼット・バルデ ] ティーセット : 1 → 0
[ シュゼット・バルデ ] ヤリイカ : 1 → 0
ユークリッド
2d6+3-4>=7 判定 (2D6+3-4>=7) > 4[1,3]+3-4 > 3 > 失敗
ユークリッド
出目悪いな…
GM
*失敗!
シュゼット・バルデ
「きれいさっぱり忘れられるくらいなら、こんな呪いが生まれたりはしなくてよ」
ユークリッド
「…ま、なんだ。誉め言葉を言うのも癪ではあるが」
「いい呪いなんじゃあないか。こちらとしてはごめんだがな」
シュゼット・バルデ
「それはどうも」 胸に手を当てて、芝居がかった礼。
「勇者」エー
「…… …… ……。」
首を再度傾げる。魔女のやっている事は、救世という言葉からは程遠いように思える。事実、末裔にも被害を及ぼしているのだ。
だが、それが例え納得の行く事項であろうと。救世主である以上、何時かは相まみえる相手でもある。
「勇者」エー
……自分のやる事は変わらない。
ユークリッド
「…さて。朝が来たか。このくらいの徹夜にはそれなりに慣れている」
「朝餉でも食べるか」
シュゼット・バルデ
「中央通りから一本南に入ったところの食堂は、この世界でも割とましなほうよ」
シュゼット・バルデ
くすくすと笑って言う。
「勇者」エー
頷いて、向かおうとしたところで。魔女の言葉に振り返る。
シュゼット・バルデ
「じゃあ、わたしはこれで」
シュゼット・バルデ
散歩を再開するように、気負いなくあなたがたに背を向ける。
「勇者」エー
タイムリミットは、着々と近づいているのだろう。
その為の余裕か、或いは……
「勇者」エー
魔女が背を向けたなら、此方もその様に。何事も無かったかのように、ユークリッドに着いていく。
ユークリッド
「しかし…揶揄うにしても我、あまり弁が立つわけではないからな。難儀なことだ」
ユークリッド
「何、奴が村を出ることはあるまい。余程ここの民を眺めるのが楽しいのだろうよ」
「勇者」エー
「…… …… ……。」
「勇者」エー
勇者は、この魔王は根が比較的"いい人"である事を知っている。
「勇者」エー
……ともあれ、一時休憩にして立て直すのは良い案だと思った。
GM
時が経てば、移ろいゆくもの。人も、思いも、なにもかも。
GM
けれどそれを引き止めるために。手元に置いておくために。
GM
疵をなぞっては確かめる。
GM
それが未練で。それが呪いで。
GM
誰も彼もを、その痛みに巻き込みながら。
GM
GM
別れちゃったし、PKは最後に動こうかな。
GM
では、次はエーの手番です。
GM
GM
*第2ラウンド エーの手番
「勇者」エー
折角なのでそのまま朝ごはんいこっか。その流れで疵舐めします。
GM
いいでしょう。
「勇者」エー
食堂への道を歩く。……向こうは、前夜の晩餐のつもりで示したのかもしれないが、何にしろ少しでも良いものの方が気も入るだろう。
GM
扉を開けば、かろん、とドアのベルが鳴る。
GM
この国にはただの湯のようなスープしか出ない食堂も多いが、ここではほんのりと、ちゃんとした料理のにおいがした。
GM
テーブルは六割ほど埋まっており、末裔たちが身を寄せ合って食事をしている。
GM
卓上には、何のものともしれない焼いた肉と、蒸した芋。
けれど、こしょうと脂のにおいは、なんの肉であれ空きっ腹を刺激する。
「勇者」エー
軽く手を合わせてから、もそもそ食べ始める。
なるほど、確かにまともな飯であるらしい。なんの肉かは分からないが、この世界では大した問題ではないと理解している。
「勇者」エー
もそもそ。おいしい。
……ちらりと、相手の様子を伺いつつ。
ユークリッド
「ほう、この地でこれほどのものと会う事はなかなかなかったが…」もぐ。美味しい!
ユークリッド
そのうま味に、気分も相応に晴れる。
「勇者」エー
気が晴れている様子を見ると、少し安心した様子を見せるだろうか。
「勇者」エー
……実際、気を強く持つ事が命を繋ぐ事にも繋がる。この世界はそういう絡繰で成り立っている。
「勇者」エー
「…… ……。」
「勇者」エー
無事に帽子屋の末裔に良い報告を持ち帰った、その後は何処に向かおうか。
訊ねる様に、勇者は少年の方を見ている。
ユークリッド
「さて、これを食べたらいい加減この村から…なんだ勇者」
「そうだな、その後も考えなくては。なにせまだまだ道半ばだ」
ユークリッド
「あの魔女、『死が二人を分かつまで』…などと言っていたな。なんだ、呪われずとも既に似たようなものだというのに」
ユークリッド
「魔女を討ち、またどこかの街に行こう。ここから北にはまだ行っていなかったな」
「…そして、二人でこの旅の果てに辿り着いたならば…」
「『最後の戦い』の再演だ」
「勇者」エー
頷く。この世界を救うための旅路に『最後の戦い』の時まで、付き合ってくれるのだろうと。
「勇者」エー
その為に傍に居るのだろう、と。
「勇者」エー
「…… …… ……。」
「勇者」エー
共に冒険の旅路を歩むのは。自分も楽しいと、思っているのだと。
伝える様に。
「勇者」エー
*愛で「英雄願望」を舐めます!
シュゼット・バルデ
*では、最後の横槍。
シュゼット・バルデ
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 愛
シュゼット・バルデ
2d6+2>=7 (2D6+2>=7) > 12[6,6]+2 > 14 > 成功
GM
残念ながらPKにスペシャルの効果はないんだなあ。
シュゼット・バルデ
1d6 効果量 (1D6) > 6
GM
スペシャルな出目ですね……。
GM
-6でどうぞ
「勇者」エー
*ティーセット使います!!!いや何出ても使う気だったけど 何?
[ シュゼット・バルデ ] HP : 18 → 17
GM
OK どうぞ。
「勇者」エー
2D6+3+2-6>=7 (2D6+3+2-6>=7) > 10[4,6]+3+2-6 > 9 > 成功
GM
*成功!
[ ユークリッド ] 英雄願望 : 0 → 1
[ 「勇者」エー ] ティーセット : 1 → 0
GM
そのままお続けください。
「勇者」エー
勇者は微笑んでいる。……きっと、この『言葉』は、通じる筈だと願いながら。
ユークリッド
「…クク、フハハハハ!」
視線を受けて、上機嫌に笑みを浮かべる。
「ああ、ともに征こうぞ!魔王と勇者が合わさって、はだかる敵がいるものかよ!」
ユークリッド
「我等、宿敵として共にあり!」
ユークリッド自身、この旅を…勇者との"冒険"を、楽しんでいるのだ。
「勇者」エー
彼らしい上機嫌な様子を、己が特に楽しいと思う彼の表情を。勇者は……エーは、その眼に留めると。
「勇者」エー
おおよそ宿敵と相対するには、あまりにも親しげな表情で。
例えばそれは、年の近い友人に向ける様な穏やかな色で。
「勇者」エー
しっかりと、頷いた。
GM
最後の最後まで、二人。
GM
それはあるいは、運命で。それはあるいは、別種の呪い。
GM
結びついている。結びつけている。
GM
他の誰の手でもなく、互いの手で。
GM
GM
*第2ラウンド シュゼット・バルデの手番
GM
二人が笑み交わすその場に、再び、かろんとドアベルの音。
GM
そちらに視線を向ければ、
シュゼット・バルデ
「あら。本当にいらしてたの」
シュゼット・バルデ
「……なんてね。外まで魔王さまの笑い声が聞こえていてよ」
ユークリッド
「フハハハハ」
「勇者」エー
「…… …… ……。」
振り返ったそこに、友人と笑い合う様だった色は隠れ。勇者として倒すべき敵を目にした時のものに。
GM
まわりの末裔が、ぴりりと緊張して沈黙した。
波の引くように、三人以外が静寂に包まれる。
「勇者」エー
聞かれていたのか、というより。聞こえて来たという様子だが。
……己の"仲間"は、声が大きいので。
ユークリッド
「して、そちらから顔を出すとは珍しいな」
シュゼット・バルデ
「下賤の身分で魔王さまや勇者さまにお会いするのは、申し訳ないかしらと思っていたのだけど」 ちっともそうは思っていない声で。
シュゼット・バルデ
「まあ、ずいぶん大きなお話をしているものだと思って、ついね」
「勇者」エー
「……。」
「勇者」エー
頷く。その為に、あなたを立ちはだかる敵として見る、そう言った意図も含め。
シュゼット・バルデ
「学のないわたしとしては、『勇者さま』というのは普通、正義を持って民草をお救いくださるものかと思っていたのだけれど……」
シュゼット・バルデ
「さて。不貞を働かれて、世を恨んでしまった女は、自ら哀れな民草の柵を越えてしまいました」
シュゼット・バルデ
「あなたはこれから、この女を切り捨てるわけだけれど……」
シュゼット・バルデ
「つまり勇者さまというのは、一人一人の些末な事情には頓着してくださらない」
シュゼット・バルデ
「そのくせ、『魔王』を名乗る方のことは、ずいぶん大事なご様子」
シュゼット・バルデ
芝居の台詞のように、滔々と。
シュゼット・バルデ
言葉のないあなたに、言葉にして返答は求めぬまま。
シュゼット・バルデ
「あなたが救いたいのは誰で、何かしら?」
シュゼット・バルデ
「この世界?そこに住む民草?それとも……」
シュゼット・バルデ
「本当はただ、友人の一人きり?」
「勇者」エー
「…… …… ……」
シュゼット・バルデ
「他の誰ならぬ『勇者さま』の正義って……それでいいのかしら?」
シュゼット・バルデ
*エーの『主人公』を猟奇で抉ります。
ユークリッド
*横槍しよう~
GM
では、能力値のチョイスから。
ユークリッド
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
ユークリッド
頑張って欲しい ふります~
ユークリッド
2d6+3>=7  (2D6+3>=7) > 5[4,1]+3 > 8 > 成功
ユークリッド
よし 1d6
ユークリッド
1d6 補正 (1D6) > 2
GM
では、-2修正ですね。
シュゼット・バルデ
2d6+2-2>=7 (2D6+2-2>=7) > 9[4,5]+2-2 > 9 > 成功
[ ユークリッド ] HP : 18 → 17
[ 「勇者」エー ] 主人公 : 0 → -1
「勇者」エー
「…… ……」
「勇者」エー
危機に扮した世界を救うという筋書きは、エーの中に刻まれた物語だ。
「勇者」エー
その物語の、勇者を模しているが故に。エーは筋書きに囚われ続けている。
「勇者」エー
世界を救う為に、他の救世主を殺したこともあった。
目の前の『魔女』の事も、手に掛けようとしているが……仮に彼女が狡猾な魔女でなくとも、救世主を名乗る者であるなら、いずれは。
「勇者」エー
それは――『友人』も、例外ではない。
「勇者」エー
……ならば、もし。
エーが、エーではなく、勇者でも無かったのなら?
「勇者」エー
「…… …… ……。」
「勇者」エー
エーは小さく、首を横に振る。
問いかけへの返答ではなく、一瞬浮かんだifを振り払う為だ。
「勇者」エー
その様なifは、それがifである故に、存在しない。彼の世界と同じ様に。
故に勇者の返答は、行動は……変わらない。
「勇者」エー
立ちふさがる敵を――『魔女』を、倒す。
シュゼット・バルデ
エーの瞳の一瞬の迷いを、小さく嘲笑い。
シュゼット・バルデ
そうして再び向けられる眼にも、顔色ひとつ変えないままに。
シュゼット・バルデ
「つまらないひと!」
ユークリッド
「口数が少なくてな、すまなんだ」少ないというか0なのだが。
「勇者」エー
「……。」
つまらないから、どうだというのだろう。
「勇者」エー
この魔女が。倒すべき相手が。どう思った所で、最終的に戦う事には変わらないのに。
「勇者」エー
変わらずの敵意と、そこに少し入り混じった諦観と。それらが含まれた青い眼を向ける。/
シュゼット・バルデ
「やっぱり、わたしのような下賤の女のことは考えてもくださらないのね」
シュゼット・バルデ
「ま、それでもかまいやしないけど」
シュゼット・バルデ
「誰からも大切にされないのには慣れっこ!」
シュゼット・バルデ
「だからお二人も、わたしを打ち払っておいきなさいな」
シュゼット・バルデ
「できるものなら」
シュゼット・バルデ
「村の入口、沼のほとり」
シュゼット・バルデ
「わたしはそこでお待ち申し上げているわ」
シュゼット・バルデ
「村の『幸せな二人たち』を裁判に巻き込んだら、かわいそうだものね」
シュゼット・バルデ
そう言い残して、三度、あなたがたの前から去っていく。
GM
かろん、とベルの音だけが残る。
「勇者」エー
「…… …… ……」
「勇者」エー
今度は去っていく彼女を、目で追う事はせず。
「勇者」エー
ユークリッドの方に戻って来て。
準備が出来次第向かおうと言いたげに、そちらを見る。/
ユークリッド
「…なんだ、あの魔女も吹っ切れたのか?」
ユークリッド
「まあ、譲れぬものなど誰にでもある。我々がそうであるようにな」
「ならばこちらも、受けてこその覇道というもの。行こうじゃないか」
ユークリッド
残った肉を頬張って、嚥下する。
ユークリッド
「…ここはまだ、旅の途中だからな」/
GM
愛も、正義も、言葉ひとつ。心ひとつ。
GM
あなたにとって、正しければ。
誰かにとって、正しくなくても。
GM
けれどそれでも、その軋轢に疵は残り。
GM
だから、戦うことになる。いつだって。
GM
GM
そうしてあなたがたは、シュゼットの言葉通りに、村の入口へと向かう。
GM
曇天の向こう、日はずいぶん高くなり。
GM
その明るさが、眠気を宿した目に痛い。
「勇者」エー
堕落の国の雲は、晴れる事が無い。常に曇天だ。
「勇者」エー
だが、それでも眠気を宿したひとがたには、昼間の陽ざしは少々厳しい。
何度か瞬きをして、少々無理矢理起こす。
「勇者」エー
眠る訳には行かない。旅の終わりを迎えたいのならば、その呪いを受け入れてはいけない。/
ユークリッド
「…うむ、眠くなってきた」
瞼を擦りつつ、背伸びを一つ。涼し気な気候と昼の日差しは幸いか。
「さて…ここか」
開いた両の眼で、沼を一望する。/
シュゼット・バルデ
その視線の先、女は薄く微笑んで立っている。
シュゼット・バルデ
「お待ちしておりましたわ」
シュゼット・バルデ
左の手のひらを胸に当てて。
その薬指の指輪が纏った黒い靄が、ゆらゆらと揺らめいている。
「勇者」エー
勇者は――己が持つ《ふるびたつるぎ》と《ゆうしゃのたて》を構え。
「勇者」エー
これまでの戦い、そして裁判と同じ様に。己が敵を見据えている。
ユークリッド
「何故その気になったのかは、聞かないでおこう。ここまでのお膳立てだ、これ以上を求めるのはな」
ユークリッド
支えにしていた杖を掲げ、視線を送る。
ユークリッド
「そう、確かにこれは『時期が早まった』に過ぎない。いずれ我々は…こうなる運命にあった」
シュゼット・バルデ
「ふふ……」
シュゼット・バルデ
「あなたがたも」
シュゼット・バルデ
「二人で、末永く幸せに暮らせるようにしてさしあげますからね」
GM
シュゼットの指輪を包む黒い靄が、ぶわりと膨れる。
GM
溢れる。
GM
零れて……
GM
布のようにふわりと落ちる。
GM
漆黒のドレス。
純白にはなり得なかったもの。
GM
そのスカートが、ぬかるみの上をするりと撫でて。
シュゼット・バルデ
「では」
シュゼット・バルデ
「おやすみのお時間よ!」
GM
これから先も、二人でいられる?
これから先も、二人で笑える?
GM
猟奇と才覚と愛とが、手に手を取って踊る。
GM
その手を離せば最後。
GM
――裁判、開廷!