GM
堕落の国。
GM
飢えと乾きと亡者と……ときには救世主に蝕まれるこの国で、墓地にはたくさんの、本当にたくさんの末裔が眠っている。
GM
老いたもの。幼いもの。女。男。
GM
それでも、死体があればめっけもん。
GM
ときには亡者にばりばり喰われて。
GM
なくなっちゃったりするからね。
GM
あるいは……
GM
『有効活用』、されちゃったりもね!
GM
しかし、シュエシュエには死体が必要だ。
GM
それも、そんなに傷んでないやつが。
マオマオ
「ええ……、ええ、すみません、ありがとうございます」
マオマオ
牧師が、墓守に何かを握らせる。
マオマオ
墓守は気前よさそうに手を振って、どこかに散歩に行ってしまった。
マオマオ
「いやぁ、いい人でよかった」
マオマオ
「さて、やるぞ、シュエシュエ」
シュエシュエ
呼ばれれば、やや離れた場所から足を引きずりながら女が寄ってくる。
マオマオ
貧しい末裔の、墓守なんて外れ仕事。
ちょっと小銭を握らせてやれば、大体は親切にしてくれる。
マオマオ
寄ってきた女には目もくれず、適当に墓標を読み上げていく。
マオマオ
「トマス、ヘンリー、ジャック、男ばっかりだな」
シュエシュエ
「堕落の国のお墓は掘り起こしやすくて良いですネ!」
シュエシュエ
「男は骨が合わないかラ~……」
シュエシュエ
真似をするようにかく、と首を傾げて横から墓を覗き込む。
マオマオ
シュエシュエを殴る。
シュエシュエ
「アッ」
マオマオ
続けて2発、3発。
シュエシュエ
ノ―モーションの拳にそのまま傾いで、二発、三発。
マオマオ
「誰が掘り起こしやすさの話した?」
シュエシュエ
「してないでス!してないでス!シュエの勘違イ!」
シュエシュエ
「ごめんなさイ!」
マオマオ
「ならいい」
マオマオ
「まったく、シュエシュエは慌てん坊だなぁ」
シュエシュエ
「え~ん、ごめんなさイ~。シュエ最近耳肉が詰まって……」
マオマオ
「なら新しい耳を探すか」
マオマオ
「しかし末裔は耳がな~」
シュエシュエ
ズレかけた首を半ば強引に戻して。
マオマオ
「兎だったりネズミだったりするから……」
シュエシュエ
ずち、とイヤな音。
マオマオ
ぶつくさ言いながら、墓の前を通り過ぎてゆく。
マオマオ
妻のズレかけた首には、意識を向ける様子もない。
マオマオ
「ベッキー、これは女だな。しかも石が新しい」
シュエシュエ
「公爵家の墓地には流石に入れてもらえないものネ……」
マオマオ
殴る。
マオマオ
「そうだな」
シュエシュエ
「アアッ」
シュエシュエ
柔らかい泥が叩かれるような嫌な音。
シュエシュエ
化粧の下で腐った肌がぐずついている。
シュエシュエ
腐臭を嗅ぎつけてか、羽虫が寄ってくるのをいやそうに払う。
マオマオ
包帯の下に乱暴に指を入れて、腐肉をかき回す。
シュエシュエ
「う、」
マオマオ
「ウジとか湧いてないだろうな」
シュエシュエ
「あ。……ッまだ、……」
マオマオ
世間話や手慰み、といった様子で、眼球が収まっていた場所をほじくり返す。
シュエシュエ
どろどろ溶けた目玉がその指を汚す。それを左目が気恥ずかしげに見る。
シュエシュエ
キョンシーの術師たる道士のいない堕落の国で、シュエシュエの身体を保つにはコインの力だけでは叶わない。
シュエシュエ
”パーツ”を定期的に取り換えないことには、こうして腐っていくばかり。
シュエシュエ
化粧で誤魔化しきれない腐敗した何かの汁が包帯に滲む。
マオマオ
「首から上は、特に注意しないといけないからな」
マオマオ
「顔や頭の中身まで変わったら、もう誰なのかってなるからな」
シュエシュエ
触られると、動いていないはずの心臓がどきどき動いている気がする。
シュエシュエ
シュエの旦那さま。
シュエシュエ
「……顔はもっと可愛いのと換えてもいいですヨ?」
マオマオ
殴る。
シュエシュエ
「ぎゃん!」
マオマオ
「頭そのままで顔だけ変えるの、絶対めんどくせぇだろうが」
シュエシュエ
「でもでも、こっち来てからシュエずいぶん顔が腐っテ~」
マオマオ
「それはお前の努力不足じゃないのか?」
マオマオ
「やれることをやってるか?」
マオマオ
「自分の怠慢を棚に上げて、もっといい顔と取り替えろっていうのか?」
マオマオ
「い~~~いご身分だなぁ!」
シュエシュエ
「うう……」
シュエシュエ
「でも、心の疵の奇跡はコインの力でしか引き出せなくっテ……」
マオマオ
言いながら、髪を掴んで首を揺らしている。
マオマオ
「うんうん、それで?」
シュエシュエ
引っ張られれば首はなかば取れかかり、引き攣った皮が嫌な音を立てる。
マオマオ
みぢ、めり。
シュエシュエ
「シュエは力を引き出すのが下手デぇ……」
マオマオ
「そうだな、知ってる知ってる」
マオマオ
ぶち、みち。
シュエシュエ
「だから頭も顔も腐ってるのは……シュエのせ……ッ"」
シュエシュエ
バヂン!と景気のいい音と共に、首にかかっていた抵抗の力が失われる。
シュエシュエ
首が”外れた”。
シュエシュエ
「あ”~~」
マオマオ
首を失った体を蹴り飛ばし、頭を拾う。
マオマオ
「バカだな、シュエ。
だからこうして墓場に来て、なんとかしようとしてるんだろ」
マオマオ
「でも、お前の顔を変えるなんて、めんどくさいこと言うなよ。完全に腐り落ちるまで、使い倒してからにしよう」
マオマオ
「俺達は夫婦だから……協力し合わないとな」
シュエシュエ
蹴り飛ばされた身体は司令塔を失い、二、三歩よろめいて地面に転がった。
シュエシュエ
拾われた”頭”は申し訳なさそうに夫を見る。
マオマオ
体を蹴ったのは、なんか蹴れそうだったからで深い意味はない。
シュエシュエ
実は頭が外れても身体はけっこう動けるぞ!
マオマオ
うちの嫁は元気がいいな~
シュエシュエ
「マオさン……」
シュエシュエ
どんなにバラバラになっても、腐っても、不思議と動くからだ。
考えて、話せる頭。
シュエシュエ
使いこなせば相当なことが出来る筈だが、生憎この女には才覚というものがない。
シュエシュエ
ただ夫婦、という言葉にわずかに夢見るように無事なほうの目を細める。
シュエシュエ
「マオさンのためになら、シュエがんばりまス」
マオマオ
「よし」
シュエシュエ
少し離れたところで起き上がった身体が両手を伸ばす。
マオマオ
腐った体の、夢見る乙女。
どこにもいない、たった一人の妻。
大事な大事な存在。のはずだが。
マオマオ
伸ばされた両手には目もくれず、墓石の方に向き合った。
マオマオ
「じゃあ掘るか」
シュエシュエ
「シュエが掘りまスから、頭……」
シュエシュエ
渡して欲しい……
マオマオ
頭をバスケットボールのように投げる。
シュエシュエ
身体の方には目が無いので当然キャッチできない。身体が慌てて追いかける。
シュエシュエ
「あ~ん」
マオマオ
気にせずスコップを用意している。
シュエシュエ
なんとか拾って、とりあえずお留守になっていた首に頭を乗せた。
マオマオ
「早くしろ」
GM
さてさて。
GM
誠に残念なことがら、小金で買った時間は短い!
GM
なにはともあれ、二人は墓を掘り始める。
マオマオ
掘るぞ~!!
GM
ということで、かけひきを始めます
マオマオ
イェーイ!
GM
先制から。才覚のみ補正で1d6をどうぞ。
マオマオ
1D6 (1D6) > 6
マオマオ
おお
シュエシュエ
1D6 (1D6) > 4
GM
では、マオマオ > シュエシュエ
シュエシュエ
はい……
マオマオ
夫としての面子を保ったな
シュエシュエ
出目がかっこいい////
GM
*1ラウンド
マオマオ
引いていいです?(ねんのため!)
GM
イイヨ!
マオマオ
やった~!
シュエシュエ
GOGO
マオマオ
5枚だっけ
GM
3枚!
マオマオ
はい!
マオマオ
引き強い
シュエシュエ
JOKER////
シュエシュエ
うそでしょ
マオマオ
どうして
GM
ワア。
マオマオ
* d2,sK,Joker!
シュエシュエ
*hJ, dJ,dK
マオマオ
どうして……
マオマオ
* 距離を測る d2
 アピール  sK
GM
では脅威度+1でどうぞ
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 8[5,3]+4 > 12
シュエシュエ
あーんあーん
[ シュエシュエ ] 情緒 : 0 → 1
GM
まずはベッキーの墓。
マオマオ
ようやく体を捕まえた妻と共に、掘る。
マオマオ
スコップが棺にぶつかる。
マオマオ
「シュエ、開けろ」
マオマオ
釘で固く閉ざされた棺は、素手で明けられるものではない。
シュエシュエ
ぐらついた頭を片手で押さえながら、言われた通りに棺に片手を掛ける。
GM
開けてみれば、これは白兎。
GM
ちょっぴりそばかす。
マオマオ
「耳と顔は外れだな」
シュエシュエ
痛みを厭わない身体は、爪が剥がれるのも骨が軋むのも構わずフタを持ち上げる。
シュエシュエ
しげしげと覗き。
マオマオ
この便利な妻は、丁寧に埋葬された棺だって、缶切りのように開けられる。
マオマオ
「体もちょっと見てみよう」
マオマオ
衣類をめくる。
シュエシュエ
死んだ末裔の着せられる粗末なぼろきれ。
マオマオ
死体の胸や足を、しげしげと見ている。
シュエシュエ
命あるもの皆亡者になりかねない堕落の国でも、立派にウジは湧いている。
マオマオ
「もう少し肉が残っていれば、いい脚なんだけどな」
マオマオ
死者を娶った男は、ウジを見慣れている。触り慣れている。
マオマオ
死体のぐずぐずの太腿をいやらしく撫でた。
シュエシュエ
「…………」
シュエシュエ
「兎の足はみんな良いですネ」
シュエシュエ
*距離を測る と 一押し
マオマオ
なしなし
シュエシュエ
判定ないのだ!
GM
アピールじゃないからなあ~
マオマオ
あ~~~そっか
GM
シュエシュエは次の達成値が+1
GM
そして両者情緒+1
シュエシュエ
距離を測るは次回用です
[ シュエシュエ ] 情緒 : 1 → 2
[ マオマオ ] 情緒 : 0 → 1
GM
では手札捨てタイム!
マオマオ
* 捨てなし
シュエシュエ
*dJ捨て
GM
*2ラウンド
シュエシュエ
おもしれー引き
マオマオ
* sQ,dQ,(Joker!)
マオマオ
おっ やるき
シュエシュエ
*d8,s9,sA
GM
ベッキーの隣はイザベラ。これもまあまあ新しい石。
マオマオ
さっきの一押しのロールします?
シュエシュエ
このままでだいじょうぶ!
マオマオ
了解です!
マオマオ
死体の太腿を触って情緒が上がった旦那
シュエシュエ
サイコ~
マオマオ
隣の墓石に視線を移す。
マオマオ
「こっちも新しそうだな、掘るか」
シュエシュエ
「は~イ」
シュエシュエ
蓋を閉め、土を掛け。
マオマオ
同じように掘って、御開帳。
シュエシュエ
安寧を踏み荒らす。
GM
でも残念、これは外れ!なんにも入ってない。
マオマオ
「あ~、死体が残ってないやつか」
シュエシュエ
「みたいですネ。……」
シュエシュエ
今ごろ亡者の腹の中か。
シュエシュエ
「この辺りは比較的治安は良イって昨日の宿の人は言ってたケド……」
シュエシュエ
堕落の国じゃなくたって、そう珍しいことでもない。
マオマオ
「そういえば言ってたな」
シュエシュエ
それでも少し痛ましそうに棺の蓋を撫でる。
マオマオ
* 距離を測る Joker
 アピール  sQ
マオマオ
2D6+4 判定しちゃうぞ (2D6+4) > 9[5,4]+4 > 13
シュエシュエ
誘い受けないよ~><
シュエシュエ
はい。
[ シュエシュエ ] 情緒 : 2 → 3
マオマオ
はい
マオマオ
興味なさそうに、適当に蓋をもどして次の墓へ。
GM
隣はアレン、その隣は……読めないな。でも読めないくらい古いってことは、二人の目的には関係ない。
マオマオ
「読めん」
マオマオ
隣へ。
GM
みっつ隣はブリジット。
マオマオ
「女だ」
シュエシュエ
羽虫を鬱陶しそうに払う。
シュエシュエ
「おんな」
マオマオ
「ブリジットって名前もいい。多分金髪の乳がでかい女だ」
シュエシュエ
「………………」
マオマオ
適当なことを言いながら、また墓を荒らす。
シュエシュエ
自分の胸を見た。まあまああると思う。
マオマオ
夜は揉んだりもする。
マオマオ
それ以外のこともするが。
シュエシュエ
幸いなことにまだ腐っていない。
シュエシュエ
夫婦だものネ!
マオマオ
夫婦だからな~
マオマオ
腐ったら、腐っていないものと取り替えるつもりだ。
GM
開ければこれは……トカゲの末裔かな?
シュエシュエ
それに異論を唱えることはない。
GM
ちょっと小柄。でも耳は人間と同じ形をしている。
シュエシュエ
「あ、耳」
マオマオ
「トカゲか……」
マオマオ
耳の形を確かめている。
シュエシュエ
*アピールd8 距離を測る効果で+1
マオマオ
来いや!
シュエシュエ
2D6+3+1 (2D6+3+1) > 8[5,3]+3+1 > 12
[ マオマオ ] 情緒 : 1 → 2
マオマオ
はい
シュエシュエ
比較的新しい。藁の詰められた耳を引っ張る。
シュエシュエ
「これハ?」
マオマオ
「そうだな~」
マオマオ
懐からナイフを取り出して、トカゲの末裔の耳を切り取る。
マオマオ
家族が共に埋葬したと思われる、枯れた花が散った。
マオマオ
耳をシュエシュエに当てて、サイズ感を確かめる。
シュエシュエ
花なんてこの辺りでは珍しいだろうに、きっと愛されていたのだろう。
シュエシュエ
耳飾りを試すときのように目を閉じて、大人しく耳を差し出す。
マオマオ
「悪くはないかな。一旦キープ」
マオマオ
切り取った耳を、シュエシュエに渡す。
シュエシュエ
「わ~い」
GM
では手札捨てタイム
マオマオ
* 捨てなし
シュエシュエ
*s9捨て!
GM
*3ラウンド
マオマオ
* d4,sJ,(dQ)
シュエシュエ
*d3,cJ(sA)
シュエシュエ
渡された耳をまるで大事なもののように懐にしまう。
マオマオ
耳の他に失敬できるパーツがないか簡単に確認して、蓋を閉じた。
マオマオ
* 距離を測る d4
 アピール  sJ
シュエシュエ
*割り込み無し
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 7[3,4]+4 > 11
シュエシュエ
まあ成功する。
[ シュエシュエ ] 情緒 : 3 → 4
マオマオ
さっきからすごい素通りする
シュエシュエ
え~ん
GM
サクサク情緒が上がっていくな~
マオマオ
時計を見つつ、少し疲れてきたので次の墓はシュエシュエに任せる。
GM
ふたつみっつ古い墓があり、その隣はクリストファー。
GM
さらに隣がジェシカ。
マオマオ
「クリストファー……、クリストファー・ロビンだから、男か……?」
シュエシュエ
「ろびん?」
マオマオ
ちょっと自信はなかったが、はっきりしない墓を暴くのも面倒だ。先にジェシカの方にしよう。
マオマオ
殴る。
シュエシュエ
「あうっ」
マオマオ
「疲れてるんだから殴らせるなよ」
シュエシュエ
「ごめんなさイ……」
シュエシュエ
首が傾く。なおす。
シュエシュエ
対して疲れのない身体。軽々掘っては開ける。
マオマオ
自信がないところに突っ込まれたら、そりゃあ殴らなきゃ、となる。
シュエシュエ
シュエとしてはむしろ全部をやらせないほうが不思議なのだが――
マオマオ
劣化が早くなるだろ。
シュエシュエ
夫の面子は立てるもの。
GM
さて、ジェシカ。これは帽子屋かな。シルクハットが一緒に埋葬されている。
マオマオ
「帽子屋!いいぞ、帽子屋はかなりいい」
シュエシュエ
*距離を測る d3 アピールsA
マオマオ
来いよ……
シュエシュエ
マオさンも帽子ですネ
マオマオ
そういえばそうだ
シュエシュエ
2D6+3+1 (2D6+3+1) > 9[6,3]+3+1 > 13
マオマオ
はい
[ マオマオ ] 情緒 : 2 → 3
シュエシュエ
似合ってまス!
マオマオ
フッ、当然だな……
シュエシュエ
「帽子屋はどこがイイですカ?」
マオマオ
「尻にしっぽが生えてない」
GM
しかもジェシカはマオマオ的に、ちょっといい感じに見えるからだつき。
シュエシュエ
シルクハットを持ち上げる。ほとんど新品だ。
マオマオ
「ほう…ほう、ほう……」
シュエシュエ
シュエも生えていませんが…… 尻尾……
シュエシュエ
「…………………」
マオマオ
妻にしっぽが生えてないから、生えてない死体を探しているのだが……
マオマオ
それはそれとして、死体の体を色々と確かめています。
シュエシュエ
シュエがわがままボディなばかりに~
マオマオ
「これはかなり当たりだな……。このまま持っていってもいいくらいだ」
シュエシュエ
「……………」
マオマオ
シュエシュエと帽子屋の死体を見比べる。
シュエシュエ
どっちも死体なので、健康さは比べられない。
マオマオ
「両足は取り替えよう。こっちの方がいい」
シュエシュエ
「ハイ」
マオマオ
足は破損の多いパーツだ。状態のいい死体があれば、積極的に交換したい。
マオマオ
それに美脚だし……
シュエシュエ
従順に頷く。
マオマオ
美脚はいいことだ……
シュエシュエ
痛みも疲れもない代わり、もちろん怪我や破損に鈍い。
マオマオ
愛おしげに、帽子屋の足をなぞる。
マオマオ
美脚だ……
シュエシュエ
放っておけばどんどん劣化するパーツ。換えておくにこしたことはないのだ。
シュエシュエ
シュエのものになりますから無問題!
シュエシュエ
「じゃあ、斬りまス」
マオマオ
「まぁまぁ、待て待て」
マオマオ
「持って行って少し楽しんでからでもいいだろ」
シュエシュエ
「え~~っ」
GM
手札捨てタイム!
マオマオ
* 捨てなし
シュエシュエ
*捨てなし
GM
*4ラウンド~
マオマオ
ようやく誘い受けが
シュエシュエ
夫の引きがいいよ~~
マオマオ
* s4,s8,(dQ)
シュエシュエ
*c7,h10(cJ)
シュエシュエ
「どうせシュエにくっつけるんですかラ、はやく換えた方がいいデショ?!」
マオマオ
「シュエにくっつけたら、シュエになるからな……」
シュエシュエ
「浮気者!!」
マオマオ
「愛してるのはお前だけだよ、シュエ」
シュエシュエ
爪付きの袖がばたばた揺れる。
マオマオ
そっと頬に手を添えたりするが、この男は普通に街で女を買うこともある。
シュエシュエ
ヒグマの爪もかくやという鉄爪が夫を傷つけたことは、今のところ一度もない。
マオマオ
それはそうだ、そのための妻、そのための死体。
シュエシュエ
頬に手を添えられればすん、と腐汁を啜る。
シュエシュエ
「ほんと二?」
マオマオ
「ああ、神に誓って」
マオマオ
この男は、軽率に真実であることを神に誓う。
シュエシュエ
夫の奉ずる異教の神。
マオマオ
それが真実かどうかは、その時の気分次第。
シュエシュエ
それが真実かどうかは、シュエにはあまり関係ない。
シュエシュエ
「……しかたないヒト」
マオマオ
* 距離を測る s4
 アピール  dQ
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 4[3,1]+4 > 8
シュエシュエ
ンフ
マオマオ
お、ちょっと出目が低くなった
[ シュエシュエ ] 情緒 : 4 → 5
GM
*シュエシュエの情緒が爆発!
マオマオ
ふふふ
マオマオ
あ~あ
シュエシュエ
「今回だけですからネ!?」
マオマオ
「ああ、ありがとう」
マオマオ
「やっぱり俺にはお前だけだ。愛してるよ、シュエ」
マオマオ
そんな甘言を囁くのは、死体をどうするかという話なのだけど。
シュエシュエ
「調子のいいコトばっかリ」
シュエシュエ
「本当にしかたのないヒト!」
マオマオ
どちらにしても、これだけ状態のいい死体が手に入れば、交換用のパーツは十分補充できるだろう。
シュエシュエ
帽子屋の死体を横抱きにする。
マオマオ
棺に蓋をして、土を被せる。
シュエシュエ
シルクハットは棺へ戻した。
マオマオ
どうでもよかったが、止めはしなかった。
シュエシュエ
流石に死体を堂々抱えるわけにもいかない、慣れた様子でボロにくるんで。
マオマオ
くるみ終わると、横から蹴り飛ばした。
シュエシュエ
「びゃっ」
マオマオ
「この足も今日でお別れか」
マオマオ
倒れたシュエシュエの足を撫でる。
シュエシュエ
いまの足は三月兎。
シュエシュエ
換えたばかりのときは若くて張りもあったものだが。
マオマオ
換えたばかりのときは、本当にいい足だった。
シュエシュエ
長らく血の通わない肉はしぼみ、もはや見る影はほとんどない。
マオマオ
かつての姿を想い、ふくらはぎに唇を寄せて、膝裏を舐めた。
マオマオ
「にが」
マオマオ
手を離す。足が落ちた。
シュエシュエ
びく、と跳ねる。本物の感覚によるものではない。
シュエシュエ
なんというか。まぼろしだ。
シュエシュエ
失った足に痛みを感じることがあるのとおなじ。
シュエシュエ
失ったはずの命が、なおも愛に応えようとしている。それだけ。
マオマオ
妻のそういう所を気に入っている。
マオマオ
なぜなら、そういう風に注文したから。
マオマオ
放り出した足には目もくれず、立ち上がる。
マオマオ
「行くか」
シュエシュエ
熱持つ目がその背を追う。
シュエシュエ
さみしがりの、しかたのないひと。
シュエシュエ
曖昧な記憶の中に、それだけが焼きついている。
GM
まもなく墓守も戻ってくる。
GM
傾いていく日を厚い雲の向こうに感じながら、二人は墓地を後にする。
GM
二人の今日の戦果となった、哀れな哀れなジェシカをつれて!
GM
GM
敗者シュエシュエは、『マオマオの寵愛』を獲得。
GM
これはキャラクター作成時の所持品数制限にかかりません。
GM
ご随意にお使いください!