*
太陽を失った人々は資源や領土を奪い合い。
世界は混迷を極めていた。
*
それでも人は生き続けた。
ある国では日夜絶やさず火をおこし。
ある国では魔法の明かりをともし。
またある国では人を闇に適応させて。
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暗黒1124年
境界を保っていた人間と魔族の間に衝突が起こる。
魔族の王『イザンナ』が常夜帝を名乗り、世界統一の戦へと乗り出したのだ。
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『聞け、人間たちよ。今この時より、世界の全ての領土を「常世の国」のものとする。』
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『そして、我こそが「常世の国」最初にして永遠の主。』
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こうして、その世界は『常夜の国』と呼ばれるようになった。
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もしも太陽が存在していたならば、丁度地平線に沈み始める時刻。
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足枷で繋がれた赤い髪の"異端者"は、熱い紅茶が注がれたばかりのティーカップを口元へ運ぶ。
ラルムロッサ
「どうして、俺が繋がれなくちゃならないのかな。」
*
向かいの椅子に腰かける"審問官"は、薄く口元に笑みを浮かべた。
マリユス
「その椅子に繋がれる理由はひとつきり。おわかりのはずですよ。」
マリユス
「ビアンカ・レスコー……いえ、今はラルムロッサとお呼びした方がよいでしょうか。」
マリユス
「貴方には、異端の容疑がかけられています。」
ラルムロッサ
「心当たりは数えきれないほどあるけれど……」
*
異端者の容疑をかけられた男は、中身の減ったカップをことりと置いた。
ラルムロッサ
「確かに、俺は精霊信仰じゃないけど……だからって、魔族を信仰しているわけでもない。」
ラルムロッサ
「異端っていうのは『危険な思想を持った魔族を信仰する者』だろう?」
ラルムロッサ
「前にそう言って俺を助けてくれたのは……君じゃないか。」
*
そう言いながらも、ラルムロッサの手元には震えが奔る。
ラルムロッサ
「街への奉仕もしてるし、君の『お願い事』も聞いてあげただろう?」
ラルムロッサ
「必要なら、またしてあげるし……こんなことしなくても。」
マリユス
「言葉で懐柔しようとしても、無駄なのですよ。」
マリユス
「異端審問官である、この、マリユス・ファリエールなのです。」
マリユス
2d6 (2D6) > 9[5,4] > 9
ラルムロッサ
2d6 (2D6) > 6[4,2] > 6
マリユス
3d6 (3D6) > 15[3,6,6] > 15
ラルムロッサ
3d6 (3D6) > 12[6,2,4] > 12
[ ラルムロッサ ] がダイスシンボルを 6 に変更しました。
[ ラルムロッサ ] がダイスシンボルを 2 に変更しました。
[ ラルムロッサ ] がダイスシンボルを 4 に変更しました。
[ マリユス ] がダイスシンボルを 3 に変更しました。
[ マリユス ] がダイスシンボルを 6 に変更しました。
[ マリユス ] がダイスシンボルを 6 に変更しました。
マリユス
背筋は真っすぐ、毅然とした態度で目の前の異端者に圧をかける。
マリユス
両手をテーブルの上で組めば、手と手の距離が縮まる。
マリユス
「うっかり余計な事を口走らないよう、お気をつけなさい。」
マリユス
2d6 (2D6) > 7[1,6] > 7
ラルムロッサ
2d6 (2D6) > 10[6,4] > 10
ラルムロッサ
「忠告してくれるなんて、相変わらず優しいね。」
ラルムロッサ
心に触れて、身体に触れて、うまくやればいい。
[ ラルムロッサ ] がダイスシンボルを 4 に変更しました。
[ ラルムロッサ ] がダイスシンボルを 2 に変更しました。
ラルムロッサ
2d6 (2D6) > 4[1,3] > 4
ラルムロッサ
イカサマを使用します。
1を4に変更し、7。
マリユス
2d6+3>=10 (2D6+3>=10) > 6[2,4]+3 > 9 > 失敗
マリユス
2d6>=7 (2D6>=7) > 10[6,4] > 10 > 成功
マリユス
「貴方は、魔族と親交を深めたいと考えておりますか?」
ラルムロッサ
「そうだとも、そうでないとも言えない。」
ラルムロッサ
「人間にも魔族にも個があるからね。」
ラルムロッサ
「個人として気に入ったとき、魔族かそうでないかは些細な問題だよ。」
ラルムロッサ
「人間かどうか。異端者かどうかだって関係ない。」
マリユス
「…………いいでしょう。次の問いです。」
ラルムロッサ
「その前に、ひとつ聞きたいんだけど……」
ラルムロッサ
「大精霊様って、人殺しについては寛大なのかな?」
ラルムロッサ
「君が俺に殺させたのは、異端者じゃないよね。」
ラルムロッサ
「だって、異端者だったらこうして……審問にかけて死刑にすればいいんだもの。」
ラルムロッサ
「どうしてかな……君は怒っているように見えるよ。」
ラルムロッサ
「誰にも言ったりしないよ。もちろん。だって君は……正しいことをしているんだろう?」
ラルムロッサ
「正しい事の為に目を閉じ、口を閉じるのは得意なんだ。」
マリユス
「その割には随分と……おしゃべりですね。」
[ ラルムロッサ ] がダイスシンボルを 5 に変更しました。
ラルムロッサ
誘い受けします。距離を測るをのせて。
ラルムロッサ
2d6+2 (2D6+2) > 4[3,1]+2 > 6
ラルムロッサ
目標値6だよ!ほら!7じゃないんだよこのかけひきは!
マリユス
2d6>=6 (2D6>=6) > 8[5,3] > 8 > 成功
マリユス
「貴方は、今までにどんな罪を犯しましたか?」
ラルムロッサ
「…………答えないといけないんだよね。」
ラルムロッサ
「難しい問いだな……罪っていうのは、単に法を犯すという意味じゃないだろう?」
*
両手で陶器の側面に触れても、そこに温かさはもうない。
ラルムロッサ
「そりゃ、法を犯すことは何度もしたし、人もけっこう殺したよ。」
ラルムロッサ
「でも、それは生きるためだから。そうしないと、俺は生きられなかったから。」
ラルムロッサ
「生きることが罪だというのならば、たったひとつ……それが、俺の罪。」
マリユス
2d6 (2D6) > 5[2,3] > 5
[ マリユス ] がダイスシンボルを 3 に変更しました。
ラルムロッサ
2d6 (2D6) > 8[2,6] > 8
[ ラルムロッサ ] がダイスシンボルを 2 に変更しました。
[ ラルムロッサ ] がダイスシンボルを 6 に変更しました。
マリユス
2d6>=5 (2D6>=5) > 7[1,6] > 7 > 成功
マリユス
「生きることは罪ではありません。貴方が、そう思わない限りは。」
ラルムロッサ
「生きるためなら何でもするって、言ったばかりでしょ?」
*
触れた指先から伝わる緊張が、薄茶色の湖面を揺らす。
ラルムロッサ
2d6>=5 (2D6>=5) > 8[4,4] > 8 > 成功
*
6 はっと我にかえった奴がいる。ランダムな対象1人の情緒-1。
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Choice[マリユス,ラルムロッサ] (choice[マリユス,ラルムロッサ]) > ラルムロッサ
ラルムロッサ
大精霊の耳となりその罪を聞き届ける。
言葉は大精霊の耳へ届き、赦されざる罪には天から裁きが下る。
ラルムロッサ
冷めた紅茶を口に運び、カップを置く。
ラルムロッサ
「俺の容疑はどうやったら晴れるのかな。」
[ マリユス ] がダイスシンボルを 4 に変更しました。
ラルムロッサ
2d6 (2D6) > 6[1,5] > 6
[ ラルムロッサ ] がダイスシンボルを 1 に変更しました。
[ ラルムロッサ ] がダイスシンボルを 5 に変更しました。
マリユス
「貴方は狡猾ですね。私の質問の意図を理解し、最善を尽くそうとしている。」
マリユス
「問いは続きます。貴方が……異端の『本性』を表すまで。」
ラルムロッサ
2d6>=5 (2D6>=5) > 6[4,2] > 6 > 成功
ラルムロッサ
「何でもするから見逃してって言ったら、君は……」
マリユス
「気が向いたら、そうさせていただきます。」
マリユス
2d6 (2D6) > 8[3,5] > 8
[ マリユス ] がダイスシンボルを 5 に変更しました。
[ ラルムロッサ ] がダイスシンボルを 3 に変更しました。
ラルムロッサ
「秘密も守るし、何をしたっていい。」
マリユス
「貴方を餌に、おびき出そうと……考えていたのですが。」
ラルムロッサ
「欲しいのは、命?証拠?それとも……」
マリユス
異端者を庇うものは、同じく異端者として処分できる。
マリユス
善良な人間ほど、その『罠』に誘い込まれ、命を落とす。
マリユス
椅子から立ち上がり、ラルムロッサの側へと回り込む。
マリユス
背後から、今は低い両肩に手を触れさせて。
マリユス
「私は、貴方を好いていますよ。こんなに……」
マリユス
「貴方は一言も発しませんでしたね。約束通りに。」
ラルムロッサ
「あの時は……それで助けてくれただろう。」
マリユス
「私は、無駄だとわかっていることはいたしません、」
ラルムロッサ
「寛大なお心に感謝します。とでも、言えばいいかな?」
マリユス
「解放された後にするのが、良いかと思います。」
*
マリユスが去ると、代わりに2人の神官騎士が通される。
*
『そう身構えずともよいですよ。』
『すぐに終わりますので。』