GM
あなたがたの『三十日目』は刻一刻と過ぎていき――外では日も沈みきった頃。
GM
太閤閣下があなたがたのもとをそれぞれに訪れて、大広間へと呼び出します。
GM
ホールには、あれほどいた仮面の人々ももはやおらず。
サンドリヨン
「宴は楽しんでいただけましたかしら?」
マリユス
「ええ。貴重な時間を過ごさせていただきましたよ」
マオマオ
「……お陰様で、貴重な体験をさせて頂いております」
”フー”
「そうですとも!大変すごしやすいところで――」
”フー”
「――稀有な出会いもありましたもので!」
シュエシュエ
答えはない。夫と呼んだ男とも距離を取り、ひとり。
シュエシュエ
包帯を巻きなおすこともなく、化粧も施されていない、つぎはぎの腐乱死体のまま。
シュエシュエ
サンドリヨンを見る。その視線に夢を見る色はもはやない。
サンドリヨン
「では、みなさま。みなさまの『お時間』も迫ってまいりましたし」
シュエシュエ
三人。自分以外の”救世主”の姿を確かめる。
シュエシュエ
そうして、つい今朝まで夫と呼んでいた男に視線を止めて。
マオマオ
「昨日からこれが」
そう言ってシュエシュエを顎で示す。
マオマオ
「こんな感じですっかり困っています。この際これを手放すのもやむなしかもしれない」
マオマオ
「死ぬ必要がある救世主は1人だけ。ですが正直迷っていまして」
マオマオ
「皆様、誰を殺そうと思っていますか?参考に話をお聞きしたい。」
”フー”
屈伸、伸脚。準備運動をしながら旦那さんだった人の聞き流す。
”フー”
腕を交差させ、腕の外側の筋を伸ばす。左右。
”フー”
「俺たちも死ぬつもりはないですからねぇ」
シュエシュエ
昨日とは出で立ちの違うマリユスをちらと見て、左目にわずかに苛立ちが浮かぶ。
”フー”
逆に男は何も変わらない。
表情も声色も振る舞いも昨日のまま。初日のまま。
シュエシュエ
ぐずぐずの声帯が、唸るように漏らした。
シュエシュエ
「私はこの男と話があるので、今はまだ」
サンドリヨン
笑い含みの声。
いつの間にか、大階段の上に設えた椅子に腰掛けて。
サンドリヨン
「では、お始めになってくださいまし」
GM
サンドリヨンが笑うと、ヴァイオリンの三拍子が崩れだす。
GM
狂い、歪みながら――それでも奏でられるのは、暴力のための旋律。
GM
猟奇と才覚と愛とが踊る、踊る、踊り続ける。
もはや踊らねば生きてはゆけない――この狂った場所では!
GM
では、仕込の処理から。
PvPなので、処理順はチョイスで決定します。
GM
Choice[マリユス,シュエシュエ] (choice[マリユス,シュエシュエ]) > マリユス
GM
続けて、行動順を決定します。
小道具の使用があれば宣言を。
マリユス
1d6+4 (1D6+4) > 1[1]+4 > 5
”フー”
1d6+2 (1D6+2) > 3[3]+2 > 5
マリユス
1d6+4 (1D6+4) > 5[5]+4 > 9
”フー”
1d6+2 (1D6+2) > 3[3]+2 > 5
シュエシュエ
2D6+4>=7 (2D6+4>=7) > 6[4,2]+4 > 10 > 成功
シュエシュエ
1D6+3+4 (1D6+3+4) > 6[6]+3+4 > 13
シュエシュエ
裁判の開廷と同時、ふらついていた足が突如床を蹴る。
シュエシュエ
跳び上がり、マリユスの首を狙い、重い鉄爪の一撃。
マリユス
床から生えるいくつもの鞭がその影を捉えんとするが、全て空を切る。
シュエシュエ
横殴りに頬を張る。冷たい死体の虚が見下ろす。
シュエシュエ
「わたし、あの人と話したいだけなの」
マリユス
裂けた肌から赤い血が噴き出し、衣装を染める。
”フー”
マリユスとシュエシュエのやりとりをながめている。
”フー”
2d6+4=>7 (2D6+4>=7) > 8[6,2]+4 > 12 > 成功
GM
ではダメージを。チャージ凶器+鋭気でダメージ+4
”フー”
1d6+3+4 (1D6+3+4) > 3[3]+3+4 > 10
”フー”
のんきなことを言いながら振りかぶるシュエシュエの手首をつかむ。
”フー”
「俺とマリユスは生きたいだけなんですよねぇ」
マオマオ
「死にたくないというのなら、手伝って差し上げてもいいですよ」
マオマオ
「その代わりに、私が頼んだ時には手伝って頂けるとありがたい」
マオマオ
「なに、治療の手伝いしかお願いしません」
マオマオ
「その点についてだけは、信用できる、と思っています」
マオマオ
「それに、私に優しくしてくれましたしね」
”フー”
フーは口を挟まない。
マリユス自身が生きようとするための行動に、何かを挟む余地もない。
マリユス
シュエシュエの下から這い出してはなれる。
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 9[3,6]+4 > 13
マオマオ
1D6+4 (1D6+4) > 4[4]+4 > 8
シュエシュエ
2D6+4>=7 (2D6+4>=7) > 6[1,5]+4 > 10 > 成功
シュエシュエ
1D6+3+4+3 チャージ凶器 鋭気 看破♥ (1D6+3+4+3) > 3[3]+3+4+3 > 13
マリユス
2d6+4+1+1+4>=13 才覚+万能+凶器+精確 (2D6+4+1+1+4>=13) > 6[4,2]+4+1+1+4 > 16 > 成功
シュエシュエ
2D6+3 (2D6+3) > 6[3,3]+3 > 9
シュエシュエ
身体を捻り、もう片方の腕でフーを殴りつけようと振りかぶる。
”フー”
厭わず、不格好なダンスのようにシュエシュエと舞う。
シュエシュエ
「いまさら、なにを選べっていうのよ……!」
シュエシュエ
大きな手に握られて、袖の中で骨が軋む。悲鳴を上げる。
マリユス
呪符のもたらす力、他人を屠ろうとするその力を、掴んで引きずりおろす。
マリユス
シュエの首筋にひやりと、見えない手がかかり
マリユス
まさに、シュエが入れかけた力と同じ力で引き戻す。
シュエシュエ
ぐずついた肉が、その中に埋まった骨が嫌な音を立てる。
”フー”
*c7精確 d10通打 対象シュエシュエ
”フー”
2d6+4+5>=7 (2D6+4+5>=7) > 3[2,1]+4+5 > 12 > 成功
”フー”
1d6+3+3 (1D6+3+3) > 5[5]+3+3 > 11
シュエシュエ
2D6+3-1 (2D6+3-1) > 10[4,6]+3-1 > 12
GM
無罪!HPが0となる際に受けた不利な効果を無効とし、HPは0になる前の値に戻す。前科は増える。
”フー”
力の抜けたシュエシュエと力比べをするように両手首に力をかける。
”フー”
「あんたはなにを選びたいんです?あの男と話がしたいだけ?」
シュエシュエ
マオマオならば、とっくに首を外せていただろう。
シュエシュエ
「言葉が遠まわしね。……あなたを選ぶって、言ってほしいの?」
シュエシュエ
「言って欲しいなら、もっとちゃんと、」
”フー”
「それはちょっと、誠意がたりないですねぇ」
”フー”
「内緒にされちゃうと、怖いでしょうねえ!」
マオマオ
「怖いですね~。八つ裂きにされるかもしれない訳ですし」
マオマオ
「特に今のあれは、誰かさんのせいで別物になってしまいましたし」
マオマオ
「絶対に裏切らない、便利で、強くて、私に依存している道具を作ったはずだったのに」
マオマオ
「今のあれは、何を考えているのやらさっぱり分からない」
マオマオ
「ま、でも。手口は変わらないようだ。それならやり方もある」
マリユス
2d6+4+1+1 才覚+万能+凶器 (2D6+4+1+1) > 3[2,1]+4+1+1 > 9
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 7[5,2]+4 > 11
マオマオ
1D6+4+1 +呪物 (1D6+4+1) > 3[3]+4+1 > 8
マオマオ
両手を組み、神に祈る。シュエシュエの傷付いた体が戻ってゆく。
マオマオ
そして、シュエシュエではなく、マリユスを見る。
マオマオ
「さすがに私にも襲いかかるようなら、あなたばかりを治療していられない」
シュエシュエ
与えられた存在意義が。積み上げた記憶が。
シュエシュエ
*鋭気h4 背水c6 対象:マリユス
マリユス
2d6+4+1+1 才覚+万能+凶器 (2D6+4+1+1) > 5[3,2]+4+1+1 > 11
”フー”
2d6+4>=7 (2D6+4>=7) > 11[6,5]+4 > 15 > 成功
シュエシュエ
*仔山羊皮の手袋使用します。寵愛でゲットしたやつだよ。
[ シュエシュエ ] 子山羊皮の手袋 : 1 → 0
シュエシュエ
2D6+4+2-3>=11 (2D6+4+2-3>=11) > 3[1,2]+4+2-3 > 6 > 失敗
[ シュエシュエ ] つぎはぎボディ : 0 → -1
シュエシュエ
「邪魔しないで、邪魔しないで、邪魔しないで!」
シュエシュエ
「なにもあなたを殺そうって言ってるんじゃないじゃない!」
シュエシュエ
1D6+3+4 (1D6+3+4) > 4[4]+3+4 > 11
マリユス
2d6+4+1+1>=11 才覚+万能+凶器 (2D6+4+1+1>=11) > 6[5,1]+4+1+1 > 12 > 成功
シュエシュエ
2D6+3-2 (2D6+3-2) > 4[1,3]+3-2 > 5
GM
ランダムな能力値で判定し、成功すればHPを1点回復して立ち上がる。失敗すれば〈昏倒〉する。
シュエシュエ
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 愛
シュエシュエ
「わたし、……わたしもう、嫌なの、誰も殺したくなんかない!」
シュエシュエ
「死んでほしくない、死ぬなら私でいい!私を、」
シュエシュエ
2D6+1>=7 (2D6+1>=7) > 11[6,5]+1 > 12 > 成功
シュエシュエ
『……マオさンに、殺してほしいだけなんデス』
”フー”
組み抑えていた手を振り払い、マリユスへむかっていったシュエシュエに後ろから近づく。
”フー”
「どれだけいい歌でも、歌い手に触れるのはだめですよ」
”フー”
2d6+4+4>=7 (2D6+4+4>=7) > 9[5,4]+4+4 > 17 > 成功
”フー”
1d6+3+3+1 (1D6+3+3+1) > 5[5]+3+3+1 > 12
マリユス
2d6+4+1+1 才覚+万能+凶器 (2D6+4+1+1) > 9[3,6]+4+1+1 > 15
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 10[6,4]+4 > 14
シュエシュエ
2D6+3-3 (2D6+3-3) > 2[1,1]+3-3 > 2
”フー”
取った手を引いて引き起こすことはなく、座り込んでいるシュエシュエをこちらに向かせるように押し倒す。
”フー”
片手で片方の手首を抑え、もう片方は膝で抑える。
開いた右手をゆっくりシュエシュエの喉へと。
シュエシュエ
つぎあわされた腐肉の境目が、ぐず、とそれを受け入れる。
シュエシュエ
「……”それ”じゃあ、……いやなんだもん……」
シュエシュエ
僅かに頭を持ち上げる。左目がマオの姿を探す。
マオマオ
首を落としても動くシュエシュエにとって、なんでもないはずだ。なんでもない、はずだった。
マオマオ
決して裏切らず、死ぬこともなく、置いてゆくこともない。
マリユス
駆け出し、マオの身体を後ろから抱き留める。
マオマオ
抱き留められ、鞭が絡む。身動きが取れない。飛び出してゆくことすらできない。
マオマオ
「離せ!お前は誰が死のうが関係ないはずだ!」
マリユス
「少しでも……考えたことが、ありますか?」
マオマオ
「あれは最初から!心を持たない道具だ!」
マオマオ
救世主の力は、心の疵の力。マオマオでは、この女の腕を振り切れない。
マリユス
「死なせてやれって言ってるんだよ、馬鹿!」
マオマオ
「少なくとも、俺にとっては生きていた!」
マリユス
その手は緩まない。
鞭はよりいっそう絡みつく。
”フー”
シュエシュエの首に手をかけ、力をこめる。
マリユスとあの男の争う声。それを遮らないようにシュエシュエの崩れかけた方に顔を寄せて囁く。
”フー”
「んふふ、もう一度、もっとわかりやすく聞こっか」
”フー”
「なんで生きたいから、って言えないんだ?」
シュエシュエ
呆れたような、短い息。もはや呼吸を必要としない身体の。
シュエシュエ
「……あの人に、殺してもらいたかったんデスヨ」
”フー”
「あの男に殺してもらうために、俺かマリユスを殺そうって?」
シュエシュエ
「べつに……邪魔されたくなかったダケ……」
”フー”
楽しいのか嬉しいのか、それとも哀しいのか。
”フー”
「でもきっと、あの男はだめだ。ほら聞いただろ」
”フー”
マリユスとマオマオのやり取りは続いている。
シュエシュエ
何か言おうとして、困ったように眉を落として。
マオマオ
手を伸ばす。しかし、その手は何も掴まない。
マリユス
私は生きたい。生きたかった。
それでも、自ら死を選ぶ者も少なくはなかった。
マオマオ
駆け寄ることすらできない。今ならまだ間に合うかもしれないのに。
”フー”
「愛する女の願いくらい、叶えてやれよな」
GM
死者が一人確定いたしました。
伴って、あなたがたの『三十日』が更新されることも確定しましたが――
マオマオ
自分を邪魔する生者の、体の温かさが伝わる。
マオマオ
これは欲しかったものだった。それでも、裏切られることを恐れて諦めたものだった。
マオマオ
こんなものは、お前がいればいらなかったのに。
”フー”
体の下の死体が本来あるように戻った。ただそれだけだ。
”フー”
血と腐肉で汚れた右手。
死体の左手首を抑え続けていた左手。
”フー”
その両手の掌が見えるように柔らかく開く。
”フー”
「正しくは、『生きるためならいつでも殺せる』だ。食事や睡眠のように――」
マオマオ
地に膝を付いていた男が、マリユスの顔を見上げた。
”フー”
「今まで俺がマリユスの行動を、何か一つでも縛ったことが?」
”フー”
「『寝首をかくつもりなら好きにしろ』くらいは言ったかな」
マリユス
「いつでも殺せると思われていたのは心外ですね」
マリユス
「従わせたいなら捻じ伏せなさい。私は……真に、生きるために。」
”フー”
立ち上がった男は膝をついた男に顔を向ける。
マオマオ
「……でも、あんたはいい人だ。俺に優しくしてくれた」
マリユス
「貴方がそう思ったのなら、そういう事にいたしましょう……でも」
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 6[3,3]+4 > 10
マオマオ
1D6+4+1 (1D6+4+1) > 3[3]+4+1 > 8
”フー”
「さてさて。まぁ俺としてはもう死体は必要ないわけだが……」
”フー”
周囲を見回す。裁判のために片付けられた広間には腰かけるようなものはない。
”フー”
そう言いながらシュエシュエの横に腰を下ろした。
”フー”
マリユスには覚えのある、”フー”の態度。
”フー”
「この世界で生き延びれば、俺が俺である限り故郷は生き続ける」
”フー”
「そのために無駄な殺しをする意味がない」
”フー”
「生きるために殺すのと、矜持のために殺すのは違うからねぇ」
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 8[3,5]+4 > 12
マオマオ
「誰も彼も、自分勝手な理屈で生きている」
マオマオ
「じゃあ、愛することも自分勝手にやるしかないんじゃないですか?」
マオマオ
「でも、今回はシュエシュエの勝ちのようだ」
マオマオ
「シュエの気持ちは分からないが……、俺か、元の夫か、選べる自由はあっていい」
マオマオ
「でもまぁ、捨てる訳にもいかないので。お守り代わりにどうぞ」
マオマオ
* d7 (h5) d10 (h8) hQ
”フー”
すらりとした長躯から声を投げ落とすように。
”フー”
「奇跡を信じる、いいね!いいことだと思う。信じて待って、いつまで待つつもりだ?」
マリユス
「生き続ける限り、そこに可能性は存在する」
”フー”
「俺は生きるために必要なことをするからさ」
”フー”
2d6+4>=7 (2D6+4>=7) > 7[2,5]+4 > 11 > 成功
”フー”
1d6+4+3 (1D6+4+3) > 4[4]+4+3 > 11
”フー”
立ちあるとそのまま無遠慮にマリユスへと近づく。
”フー”
そのまま流れるように、ヒールをはいた足の甲をめがけて強く踏み込む。
マリユス
痛みに顔を歪める。
息をのむ。唇を噛んで耐える。
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 3[2,1]+4 > 7
マオマオ
1D6+4+1 (1D6+4+1) > 2[2]+4+1 > 7
マオマオ
今駆け寄ったとして、何かができる訳ではない。
マオマオ
背筋を伸ばす。額に手を。そして胸へ。左肩、右肩へ十字を切る。
マオマオ
何もできなくても、神に祈ることはできる。
マオマオ
「──彼らは、もはや飢えることがなく、乾くこともない。太陽も炎暑も、彼らを侵すことはない」
マオマオ
「御座の正面にいます小羊は彼らの牧者となり、命の水の泉に導いて下さるであろう」
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 7[2,5]+4 > 11
マオマオ
1D6+4+1 (1D6+4+1) > 1[1]+4+1 > 6
マオマオ
マオマオの祈りを受けて、渡した指輪が輝く。
マオマオ
救世主の力は、心の疵の力。その指輪には、たくさんの嘘が込められている。
マオマオ
生き続ける限り、奇跡は起こるかもしれない。生きてさえいれば、小さな幸せくらいは得られるはず。
マオマオ
何が死者で、何が生者か。誰が神で、誰が異教か。何が嘘で、何が本当か。
マオマオ
それでもマオの嘘は、僅かにマリユスの体を癒やした。
”フー”
「異教の2人が、神に祈って奇跡を待つんですねぇ」
マオマオ
* d3 (h5) c10 (h8 hA)
”フー”
「そうですねぇ。じゃあ私もお祈りしてみますか」
”フー”
「もっとも、俺の故郷の祈りなんて特別なことはないんでね」
”フー”
救世主同士であれば危険としか言えないような距離で、へらへらと軽薄そうに話し続ける。
”フー”
「ただ日々に感謝して、ただ何かが良くなることを祈るくらいなんだけどさ」
マオマオ
「──わたしを見た者は、父を見たのである。
わたしが父におり、父がわたしにおられることをあなたは信じないのか」
マオマオ
「そう、奇跡を起こす力を持つものですよ」
マオマオ
* (h5 h8) s8 sQ (hA)
マリユス
一体それがどういうものであるのか、自分にはわからない
”フー”
「まぁまぁ、どうせなら奇跡ぐらい見たいでしょ」
”フー”
「まだ制限いっぱい、というわけでもないしさ」
”フー”
「もちろん今すぐ裁判をやめるって手もあるけど?」
”フー”
「都合よくすべてが救われるものって言ってもいいし、奇跡を望む者の望み通りの出来事でもいい」
”フー”
「俺が今望む奇跡なら、今ここで誰も死なずに終わることだけどね」
GM
*通常、審判は互いに一切ダメージやHP減少効果を与える技能を使用せずに5ラウンドが経過した場合に発動しますが、今裁判では15ラウンド経過でも審判を発動させます。
GM
*以上を踏まえて、ラウンド終了。手札を捨ててください
”フー”
「道具とまでは思ったことないよ。そこの男とは違ってね」
”フー”
「俺にとっては仕事のパートナーであって、肉の盾でも”ストック”でもないんだよ。でも信じないでしょ?」
”フー”
「そうか。そりゃ……信じさせられなくて悪かったなぁ」
マリユス
*妨害 d9 精確 c2 (妨害はダイヤのため捨てなし)
マリユス
2d6+4+1+1+2>=7 才覚+万能+凶器+精確 (2D6+4+1+1+2>=7) > 6[1,5]+4+1+1+2 > 14 > 成功
”フー”
2d6+4+6>=14 (2D6+4+6>=14) > 6[3,3]+4+6 > 16 > 成功
マリユス
2d6+4+1+1>=8 才覚+万能+凶器 (2D6+4+1+1>=8) > 7[6,1]+4+1+1 > 13 > 成功
GM
フーは達成値の減少量を1d6で振ってください。
マリユス
2d6+4+1+1+2>=7 才覚+万能+凶器+精確 (2D6+4+1+1+2>=7) > 6[5,1]+4+1+1+2 > 14 > 成功
”フー”
2d6+4-1+2>=14 (2D6+4-1+2>=14) > 8[6,2]+4-1+2 > 13 > 失敗
”フー”
1d6+3 (1D6+3) > 6[6]+3 > 9
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 3[1,2]+4 > 7
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 7[3,4]+4 > 11
GM
では13ラウンドのフーの手番まで、猛毒が付与されます。
”フー”
謝罪の言葉を口にしつつ胸倉をつかむマリユスの腕に左手を添える。
”フー”
「ただねぇ、あんまり俺も話で解決するのは上手くなくて」
”フー”
「どうしたらこの許してもらえるかは考えてるんだよ」
”フー”
そう言いながら添えた左手に向けて、マリユスの腕に――ちょうど肘が”逆”を向くよう――右手の掌底を強く叩きつける。
”フー”
当然そのままならば骨が折れるだけでは済まない。
”フー”
額、人体で一番固い部分。
ましてや鉱石がはまった装飾品がついている。
マリユス
「そのご自慢の両腕を落としたらいいのではないですか?」
”フー”
鋭い切り出し面に勢いよく振りぬかれた右手からは血が噴き出す。
”フー”
「ははは、そうなると役立たずの出来上がりだなぁ」
”フー”
笑いながら流れるように。
頭突きでもらった威力をそのまま回転する力へと変える。
”フー”
胸倉をつかむマリユスの腕を巻き込むように。
マリユス
彼が時折見せる、『やさしさ』のようなものは、それでも
”フー”
腕を巻き込む勢いそのままにマリユスの体を床へとたたきつける動き。
マオマオ
それは力強いものではなく、ただ無造作に。
”フー”
練磨の男は瞬時にマリユスの拘束をとき受け身をとる。
マオマオ
受け身を取った瞬間に、腹に蹴りを入れる。
マリユス
自由になったそのままに、地面に膝をつく。
”フー”
刃物で刺される覚悟を決め、受け身の勢いのまま男の顔に回し蹴りを放つ。
マオマオ
いくら油断していたとしても、男の靴先は軽く皮膚を切り裂くだけ。
マオマオ
「──あなた方の父なる神は、
願う前からあなた方に必要なものをご存じなのだ。だから、あなたがたはこう祈りなさい」
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 10[4,6]+4 > 14
マオマオ
1D6+4+1 (1D6+4+1) > 1[1]+4+1 > 6
”フー”
「あんま痛い思いさせたくないんだけどなぁ」
”フー”
「あ、苦しまずに殺してやるとかそういうことでもないよ」
”フー”
「でもマリユスにあんまり痛い思いさせるのもねぇ。そう思わない?」
マオマオ
「しかし私は救世主であり、聖職者であり、マリユスは優しかったので?」
”フー”
「残念。あんたから止めてもらおうと思ったのに」
”フー”
彼女に聞いてみな、とばかりに肩をすくめる。
”フー”
ああいう非力な男が好むものというと、毒だ。
”フー”
「ん~、あんたからの説得もできないとなるといよいよ殺すしかないかなぁ」
マオマオ
「じゃあ説得してみましょうか?マリユスさん、やめたりしません?」
”フー”
「………なんてねぇ。俺からすれば、どちらかにちょっと眠ってもらうだけでいいんだけど」
”フー”
そう言いながら一歩。大股にマリユスに向かって踏み込む。
”フー”
ああなんて強い。これだけの救世主の、ほんの服の端でもつかむことができなかったことをひどく残念に思う。
”フー”
所詮一人の若い男にはどうすることもできなかった。
”フー”
奇跡が起こればいいと思って、精いっぱいのことをした。
”フー”
待つだけでは意味がない。だけど覆すこともできない。
出来ることは終わりを長引かせることだけ。
”フー”
だから故郷はゆっくりと死んでいった。
そして、尽きる時は一瞬だった。
”フー”
「……救世主なら、せめて誰かを救えるように頑張りたいねぇ」
”フー”
*補助動作 JK救済 h3鋭気 対象”フー”
”フー”
「それを言うと、そこのあんたもそうだなぁ……」
マオマオ
「私は自分のことしか分からないから、自分に必要なものを揃えました」
マオマオ
「それを、自分のことしか分からないどこかの誰かに、めちゃくちゃにされてしまいました……」
”フー”
「はははは!俺は身ひとつしかなかったからなぁ」
”フー”
「それに、めちゃくちゃにしたんじゃない。選んだのは本人だよ」
”フー”
2d6+4>=7 (2D6+4>=7) > 4[3,1]+4 > 8 > 成功
”フー”
1d6+3+4 (1D6+3+4) > 4[4]+3+4 > 11
”フー”
にこやかにしゃべりながら無遠慮に歩をすすめる。
”フー”
口を開いたマリユスの手を取り、折った。
両手で、曲がるわけもない方向に。
”フー”
マオマオの方には顔も視線も向けずに尋ねる。
マオマオ
「そもそも、どうして殺されたかったのやら……」
マオマオ
大ホールの床に横たわる、シュエシュエに視線を向ける。
マオマオ
「痛い思いさせたくないと言う割に、痛いようにしていませんか?」
”フー”
「痛い思いをさせたくないのには同感なのに、治してあげるんでしょ?」
マオマオ
2人に向かって両手を広げ。
「治さない方がいいですか?」
”フー”
「約束しましょう、マリユスが気を失えば裁判は終わりですよ」
マオマオ
腕を組んで、顎に手を当てて、う~んと唸って見せる。
マオマオ
Choice[マリユス,"フー"] (choice[マリユス,"フー"]) > マリユス
マオマオ
「ちょっと頑張って考えてみようと思います」
”フー”
「どっちかというと俺の気持ちの方がわかってもらえそうに思うんだけどな」
マオマオ
「あなたの気持ち、死ぬほどどうでもいいですからねぇ」
マオマオ
4D6 (4D6) > 14[6,4,2,2] > 14
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 2[1,1]+4 > 6
GM
【恋のファンブル表】
1 恋心が暴走。心の性感帯の心の疵を悪化させる。条件を満たした場合は〈発狂〉する。既に〈発狂〉している場合は即座に亡者化(=ロスト)する。プレイヤーはGMにキャラクターシートを渡すこと。
2 うっかり見蕩れて……?「〔ランダムなPC〕への恋心」が付与される。
3 勘違いから生まれる恋。ランダムなPCに「〔自身〕への恋心」を付与する。
4 唐突に恋が冷める。恋心を喪失する。
5 恋が逸り何も手がつかない。即座に手札をすべて捨てる。
6 恋は盲目! よそ見をしてて怪我をした。HPが1D6点減少する。
GM
恋は盲目! よそ見をしてて怪我をした。HPが1D6点減少する。
マオマオ
腕の折れたマリユスに視線を投げる。異教徒の神官。やさしくしてくれた人。このまま放っておけば、死なない人。
マオマオ
それでも、戦いたいと、奇跡を勝ち取りたいと願う人。
マオマオ
「──我らに罪を犯すものを我らが赦すごとく、我らの罪をも赦したまえ」
マオマオ
「我らを試みにあわせず、悪より救いいだしたまえ」
マオマオ
「国と力と栄光は、限りなく汝のものなればなり」
マオマオ
祈りは奇跡になる。当たり前だ。
己こそが救世主であり、光であり、世界そのもののかたちなのだから。
マオマオ
マリユスの腕は、元に戻る。
それはマリユスが、奇跡を望んだから。
マオマオ
先程の蹴りを受けた箇所が、熱を持ち始めている。
”フー”
「そうだよなぁ。だから困ってるんだよね」
マオマオ
「どうでもいいですけど、そういうのセクハラでパワハラですよ」
”フー”
2d6+4>=7 (2D6+4>=7) > 7[2,5]+4 > 11 > 成功
マリユス
2d6+4+1+1+1-6>=7 才覚+万能+凶器+精確 (2D6+4+1+1+1-6>=7) > 2[1,1]+4+1+1+1-6 > 3 > 失敗
マリユス
2D6+4+1+1+1-6>=7 才覚+万能+凶器+精確 (2D6+4+1+1+1-6>=7) > 6[2,4]+4+1+1+1-6 > 7 > 成功
”フー”
2d6+4>=7 (2D6+4>=7) > 6[2,4]+4 > 10 > 成功
”フー”
1d6+3 (1D6+3) > 1[1]+3 > 4
マオマオ
「ビジネスパートナーにそんなことしたら、そりゃあ嫌がられるんじゃないですか?」
”フー”
そう言いながら手首を離すと瞬時に両手をマリユスの首元へ。
”フー”
直接ではなくドレスの襟をつかみ、交差するように引き絞る。
”フー”
殺すためではない、意識を落とすための攻撃。
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 9[3,6]+4 > 13
マオマオ
1D6+4+1 (1D6+4+1) > 6[6]+4+1 > 11
マオマオ
言葉の通り、目の前で首を締められているマリユスを助けようとはしない。
マオマオ
「──わたしの名によって願うことは、すべてが叶うだろう」
マオマオ
「マリユスを助けるのは、私でも神でもない」
マオマオ
「私にできるのは、マリユスの願いが叶うよう祈るくらいですよ」
”フー”
「だったら裁判を終えて自由に生きたらいいのに」
”フー”
2d6+4 (2D6+4) > 4[1,3]+4 > 8
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 4[1,3]+4 > 8
マオマオ
2D6+4-5 (2D6+4-5) > 8[5,3]+4-5 > 7
マリユス
2d6+4+1+1 才覚+万能+凶器 (2D6+4+1+1) > 7[1,6]+4+1+1 > 13
”フー”
2d6+4+2>=13 (2D6+4+2>=13) > 10[4,6]+4+2 > 16 > 成功
”フー”
1d6+3 (1D6+3) > 2[2]+3 > 5
”フー”
「そうだ、そうだそうだ。じゃああんたにも味わってもらえば説得にも力が入るかもしれない!」
”フー”
いうが早いか、振り向きざまに後ろ回し蹴りをマオマオに放つ。
”フー”
「とりあえずどっちかに倒れてもらわないと……」
マオマオ
前回と同じように、ろくな防御も取れず回し蹴りが体に入る。したたかに打ち据えられて、男の体は地面に転がる。
マオマオ
しかし、その腕には鉄板が仕込まれている。
”フー”
足への鈍い痛みも、毒の焼ける苦しみも、マリユスの言葉も無視する。
マオマオ
腹に下ろされた足を、どうすることもできず、ただ手を添える。
”フー”
腕をつかまれようと、足をもう一度踏み下ろす。
マオマオ
呼吸をする度に、喉がひゅうひゅうと音を立てる。
マオマオ
この無力な男は、自分に振り下ろされた足一つ、どうしようもできない。
マオマオ
痛みよりも、熱い、と感じた。
腹部が熱い。内臓だか血管だかが破れて、体の内側で、何かがじわりと広がっている。
マオマオ
こんなに死を身近に感じたのは、初めてかもしれない。
マオマオ
いつもはシュエシュエが守ってくれていた。
マオマオ
体が動かない。喉が動かない。呼吸ができない。
”フー”
「マリユスはお願いするだけ。この男はマリユスを治すだけ」
”フー”
「俺はただこれ以上誰も死ななければいいって思ってるのに」
マリユス
ただひと時でも、幸せを掴みたいと、思う。
マオマオ
シュエシュエのための薬がある。
彼女の傷付いた体を取り替える時に、使う薬。
”フー”
生き残ればそれでいい。自分の手が掴めるのは、自分自身の命まで。
マオマオ
生きている人間が使っていいのかは分からない。しかし、他に縋れるものは思いつかない。
”フー”
「じゃあ、マリユスはそこで奇跡を待ってたら?」
マリユス
2d6+4+1+1+4 才覚+万能+凶器+精確 (2D6+4+1+1+4) > 10[6,4]+4+1+1+4 > 20
”フー”
2d6+4+4>=20 (2D6+4+4>=20) > 7[3,4]+4+4 > 15 > 失敗
”フー”
2d6+3 (2D6+3) > 8[3,5]+3 > 11
”フー”
マリユスの言葉を無視するように足を振り上げる。
”フー”
果たしてその男はどういう顔をしているのか。
”フー”
2d6+3-1 (2D6+3-1) > 9[6,3]+3-1 > 11
”フー”
”フー”は、自分が今どんな顔をしているのかわからない。
マオマオ
裁判が始まってから、結構な時間が経過している。
サンドリヨン
マオマオの視線を受け、小首を傾げる――微笑った気配。あるいは、哂った気配。
マオマオ
大声で笑う。
傷付いた内臓が痛むが、それでも笑わずにはいられなかった。
マオマオ
「もうずっと前に、勝つ要素を失っていた」
マリユス
マオランさんが協力はしてくださいましたが
”フー”
どちらも説得できなかったので二人に任せます。
マオマオ
Choice[マリユス,シュエシュエ] (choice[マリユス,シュエシュエ]) > シュエシュエ
マオマオ
あえて陣営で言うのならば、私は妻の側にいましょう。
GM
では、陣営分けはマリユス / フー / マオマオとシュエシュエ
GM
*条件1 陣営ごとに〈昏倒〉している人数を比較し、多いほうが敗北。
GM
*これに照らし、マオマオとシュエシュエは敗北。
GM
*条件2 陣営ごとに前科の合計を比較し、多いほうが敗北。
サンドリヨン
「此度の宴の、一番の栄誉はマリユス様に」
サンドリヨン
「マリユス様は、この宴の勝者。残りのお二方の処遇はマリユス様に」
マオマオ
「火葬は教義に反するんですが、ま、勝者の命令なら仕方ない」
マオマオ
「だからこそ、私はこの神を信じているんですが」
マオマオ
「……シュエの気持ちを考えて、従いましょう」
”フー”
身体を起こし、長い脚をたたんで床に胡坐をかく。
”フー”
両手を顔にあて顔を拭い去るように動かす。
マリユス
「いつでも殺せるって 言ってませんでしたっけ」
ジュイェン
「俺の名前だ。忘れないでくれれば満足だよ」
ジュイェン
「あとまぁ、殺される前に置いとけそうなものがそれぐらいしかなくてさ」
ジュイェン
「……故郷のことを自分のものにしておきたかったのかなぁ」
サンドリヨン
つ、と招けば太閤がグラスを銀の盆に乗せてくる。
マリユス
「水死させてあげようと思いましたが……」
マリユス
「この、一杯の水で勘弁して差し上げましょう」
マリユス
「この馬鹿がつけたマオランさんの傷が治るまでお世話くださると幸いです」
マオマオ
「怪我の治療なら自分でもできます。それよりも、マリユスの言うように……シュエシュエを火葬して頂けますか」
マオマオ
「ここから運び出すのは難しい。かといって、ここで火葬にするわけにもいかないでしょう」
サンドリヨン
「この宴の中で、わたくしに出来ぬことはございませんよ」
サンドリヨン
「亡くなった方の六ペンスコインは、マリユス様のお好きに。わたくしにはもう十分」
サンドリヨン
「お望みならば次の宴にご参加くださっても構いませんけれど――」
マリユス
「戻らねばいけない場所が、ありますので」
マオマオ
「では、ここでお別れですね。私は火葬を見届けなければいけませんし」
マオマオ
「あなたがどう思っているかは知りませんし、興味もありませんが……、私は、あなたを味方だと思っていましたよ」
マリユス
「パートナーを大事にしてあげてくださいね」
マオマオ
「さて、そうそう都合よく人を信じられるやら」
マリユス
「彼女は貴方を愛していたと、私は……そう、思いますよ」
マオマオ
「いや、そういうことにしておきましょう」
マリユス
「嫌いになれない、と。そう言っておきましょう。」
マオマオ
"フー"がこちらを向いていないのを確認する。
マオマオ
「私はあなたのことを、結構気に入っていましたよ、マリユス」
マオマオ
「味方に誘ってくれましたし、ご飯をくれましたし、優しくしてくれました」
マオマオ
「信頼の証に、一つだけ本当のことを教えましょう」
マオマオ
もう一度"フー"がこちらを見ていないことを確認する。
マオマオ
鉄板に水をぶちまけたように、水蒸気のような煙が立ち上り、マオマオの体を隠した。
マオマオ
マリユスの足に頭を擦り寄せる。親愛の証。
マオマオ
「これでも人の心が分かるように、努力していたんですけど」
マリユス
「……痛い思いをさせてすみませんでした」
マオマオ
「もういいですよ。優しくしてくれたので」
マオマオ
時間が巻き戻るように、再び煙が体を包む。
ジュイェン
2人が挨拶をかわす間に、床に横たわったまま動かないシュエシュエのもとへ歩み寄る。
ジュイェン
彼女の自我に、生き方に、存在に。
強く惹かれた。
ジュイェン
それでも最後に、彼女はあの男を選んだ。
ジュイェン
そのためにマリユスを殺そうとした。
裁判に勝利するために。
ジュイェン
果たして本当にそうだったかはわからない。
サンドリヨン
「では、みなさま。楽しい宴に感謝を」
サンドリヨン
「お帰りは緋の扉へ。……ごきげんよう!」
GM
つい昨日あなたがたの入ってきた、重く輝く緋の扉が、音もなく開く。
マオマオ
シュエシュエの側に立ち、2人に軽く手を上げた。
GM
ひととき手を取り合ったとて、それは、舞踏会の場のダンス一曲。
GM
けれども、仮面の向こうの相手の顔を垣間見て。
GM
Dead or AliCe 『Waltz for Lovers』