GM
あなたがたの『三十日目』は刻一刻と過ぎていき――外では日も沈みきった頃。
GM
太閤閣下があなたがたのもとをそれぞれに訪れて、大広間へと呼び出します。
GM
ホールには、あれほどいた仮面の人々ももはやおらず。
GM
がらんとした空洞に、あなたがた四人だけ。
サンドリヨン
「みなさま」
サンドリヨン
「宴は楽しんでいただけましたかしら?」
マリユス
ドレスの裾をつまんで膝を曲げる。
マリユス
「ええ。貴重な時間を過ごさせていただきましたよ」
マオマオ
「……お陰様で、貴重な体験をさせて頂いております」
”フー”
「そうですとも!大変すごしやすいところで――」
”フー”
「――稀有な出会いもありましたもので!」
シュエシュエ
答えはない。夫と呼んだ男とも距離を取り、ひとり。
シュエシュエ
あれから部屋に戻ることはなかった。
マオマオ
シュエシュエとはまだ口をきいていない。
マリユス
シュエシュエを見る。
”フー”
誰を見ているのかもわからない。
シュエシュエ
包帯を巻きなおすこともなく、化粧も施されていない、つぎはぎの腐乱死体のまま。
シュエシュエ
サンドリヨンを見る。その視線に夢を見る色はもはやない。
サンドリヨン
扇に隠して笑った気配。
サンドリヨン
「では、みなさま。みなさまの『お時間』も迫ってまいりましたし」
サンドリヨン
「わたくしは席へ。みなさまは……」
サンドリヨン
「『裁判』のご準備を」
シュエシュエ
三人。自分以外の”救世主”の姿を確かめる。
マリユス
「…………」
マリユス
額の宝石は血の色に光る。
シュエシュエ
そうして、つい今朝まで夫と呼んでいた男に視線を止めて。
シュエシュエ
「毛皃然」
マオマオ
視線をそちらに向ける。
シュエシュエ
「まだ話は終わってないから」
シュエシュエ
「終わるまで、そこにいなさいよ」
マオマオ
「やれやれ」
マオマオ
ため息を吐く。
マオマオ
「マリユスさん、フーさん」
マオマオ
「昨日からこれが」
そう言ってシュエシュエを顎で示す。
マオマオ
「こんな感じですっかり困っています。この際これを手放すのもやむなしかもしれない」
マオマオ
「死ぬ必要がある救世主は1人だけ。ですが正直迷っていまして」
マオマオ
「皆様、誰を殺そうと思っていますか?参考に話をお聞きしたい。」
マリユス
2人を見る。
マリユス
そして、フーを。
”フー”
屈伸、伸脚。準備運動をしながら旦那さんだった人の聞き流す。
”フー”
腕を交差させ、腕の外側の筋を伸ばす。左右。
”フー”
「んー……」
”フー”
「俺たちも死ぬつもりはないですからねぇ」
”フー”
誰という明確な答えはださない。
マリユス
「ええ……」
マリユス
もう一度、視線をマオマオへ。
マリユス
「私は、死にたくない……それだけです」
シュエシュエ
昨日とは出で立ちの違うマリユスをちらと見て、左目にわずかに苛立ちが浮かぶ。
マリユス
「……?」
マリユス
声も昨日とは全く違う
シュエシュエ
「うそつきばっかり」
”フー”
逆に男は何も変わらない。
表情も声色も振る舞いも昨日のまま。初日のまま。
マリユス
「…………」
マリユス
「どちらも、私です」
マオマオ
マリユスを見る。
マオマオ
見たが、それだけ。
シュエシュエ
「…………」
シュエシュエ
「うらやましいこと」
シュエシュエ
ぐずぐずの声帯が、唸るように漏らした。
マリユス
「…………」
マリユス
「……そうですか」
シュエシュエ
「私はこの男と話があるので、今はまだ」
シュエシュエ
「止まるつもりはありません」
マオマオ
「話なんてないんですけどねぇ」
マオマオ
やれやれ、と肩を竦めて見せる。
シュエシュエ
睨んだ。
サンドリヨン
「……ご歓談はそのくらいまでに」
サンドリヨン
笑い含みの声。
いつの間にか、大階段の上に設えた椅子に腰掛けて。
サンドリヨン
「では、お始めになってくださいまし」
GM
サンドリヨンが笑うと、ヴァイオリンの三拍子が崩れだす。
GM
狂い、歪みながら――それでも奏でられるのは、暴力のための旋律。
GM
猟奇と才覚と愛とが踊る、踊る、踊り続ける。
もはや踊らねば生きてはゆけない――この狂った場所では!
GM
さあ、あなたと手を取り合うのはだあれ?
GM
裁判開廷!
GM
GM
では、仕込の処理から。
PvPなので、処理順はチョイスで決定します。
GM
Choice[マリユス,シュエシュエ] (choice[マリユス,シュエシュエ]) > マリユス
GM
マリユスから。
マリユス
ウサギのお守りを獲得します
[ マリユス ] ウサギのお守り : 0 → 1
GM
ではシュエシュエ。
シュエシュエ
免罪符を2枚。
[ シュエシュエ ] 免罪符 : 0 → 2
GM
続けて、行動順を決定します。
小道具の使用があれば宣言を。
”フー”
*日刻みの時計を使用します
[ ”フー” ] 日刻みの時計 : 1 → 0
マリユス
1d6+4 (1D6+4) > 1[1]+4 > 5
シュエシュエ
1D6 (1D6) > 5
マオマオ
1d6 (1D6) > 4
”フー”
1d6+2 (1D6+2) > 3[3]+2 > 5
GM
三人振り直し。
マリユス
1d6+4 (1D6+4) > 5[5]+4 > 9
マオマオ
仲間はずれにされた
シュエシュエ
1D6 (1D6) > 6
”フー”
1d6+2 (1D6+2) > 3[3]+2 > 5
GM
マリユス>シュエシュエ>フー>マオマオ
GM
*1ラウンド 手札を引いてください
マリユス
*d3 c3 d6 c9 cA
マオマオ
* c2 h8 d8 dQ sK
シュエシュエ
*d4,s5,dJ,sQ,hA
”フー”
*s3,h7,d10,cJ,JK
GM
*マリユスの手番
マリユス
*パス
GM
*シュエシュエの手番
シュエシュエ
*d4鋭気 刹那sQ
シュエシュエ
対象:マリユス・ファリエ―ル
シュエシュエ
2D6+4>=
シュエシュエ
2D6+4>=7 (2D6+4>=7) > 6[4,2]+4 > 10 > 成功
GM
チャージ凶器+鋭気でダメージ+4
シュエシュエ
16+3+4 
シュエシュエ
1D6+3+4 (1D6+3+4) > 6[6]+3+4 > 13
[ マリユス ] HP : 16 → 3
シュエシュエ
裁判の開廷と同時、ふらついていた足が突如床を蹴る。
シュエシュエ
跳び上がり、マリユスの首を狙い、重い鉄爪の一撃。
マリユス
ふわりと右手を動かす
マリユス
床から生えるいくつもの鞭がその影を捉えんとするが、全て空を切る。
マリユス
「……っ!」
シュエシュエ
横殴りに頬を張る。冷たい死体の虚が見下ろす。
シュエシュエ
「……大人しくしてて」
シュエシュエ
「わたし、あの人と話したいだけなの」
シュエシュエ
「邪魔しないで」
マリユス
「…………」
マリユス
「なぜです?」
マリユス
苦しい。
マリユス
張り飛ばされた頬も、切れた喉も痛む。
マリユス
裂けた肌から赤い血が噴き出し、衣装を染める。
マリユス
それでも、冷静であらねばならない。
シュエシュエ
「……責任を、取ってもらわなきゃ」
シュエシュエ
膿が垂れる。死体は血を流さない。
マリユス
「責任……?」
マリユス
「奇跡の責任を?」
シュエシュエ
「奇跡?これが?」
シュエシュエ
「この、血も涙もない身体が?」
マリユス
「魂はそこにありましょう」
シュエシュエ
「いいえ」
シュエシュエ
「……いいえ」
GM
*フーの手番
マオマオ
二人の会話に、両手を広げて肩を竦めた。
”フー”
マリユスとシュエシュエのやりとりをながめている。
マリユス
ちらと見る
”フー”
にこりと笑ったような気がする。
”フー”
*s3鋭気 cJ衝撃 対象シュエシュエ
シュエシュエ
マリユスの視線は、追わなかった。
”フー”
大股で二人へと近づく。
”フー”
2d6+4=>7 (2D6+4>=7) > 8[6,2]+4 > 12 > 成功
GM
ではダメージを。チャージ凶器+鋭気でダメージ+4
GM
恋看破で+3
”フー”
1d6+3+4 (1D6+3+4) > 3[3]+3+4 > 10
[ シュエシュエ ] HP : 19 → 9
”フー”
あ、鋭気抜けてる
GM
抜けてるのは恋看破ですね。
[ シュエシュエ ] HP : 9 → 6
”フー”
*dJを落とします
”フー”
「あーあーだめですよぉ」
”フー”
のんきなことを言いながら振りかぶるシュエシュエの手首をつかむ。
シュエシュエ
袖越しに、硬く細い感触。
シュエシュエ
「離して」
シュエシュエ
「あなたも邪魔しないで」
”フー”
「んふふふ、ダメです」
”フー”
「俺とマリユスは生きたいだけなんですよねぇ」
”フー”
「それともこれが、あんたの選択ですか」
シュエシュエ
「わたしは」
シュエシュエ
「――」
マリユス
けほ、と軽い咳
GM
*マオマオの手番
マオマオ
「一つ提案なのですが」
マオマオ
マリユスの方に視線を向けて。
マオマオ
「死にたくないというのなら、手伝って差し上げてもいいですよ」
マリユス
「…………」
マオマオ
「その代わりに、私が頼んだ時には手伝って頂けるとありがたい」
マオマオ
「なに、治療の手伝いしかお願いしません」
マリユス
「マオランさん」
マリユス
「…………」
マリユス
その目を見る。
マオマオ
じっと視線を返す。
マリユス
「…………いいでしょう。しかし……」
マリユス
「信用していいんですか?」
マオマオ
「あなたは死にたくないと思っている」
マリユス
お互いに
マオマオ
「死なないためならなんでもする」
マオマオ
「その点についてだけは、信用できる、と思っています」
マリユス
「ふふ……」
マオマオ
「それに、私に優しくしてくれましたしね」
”フー”
フーは口を挟まない。
マリユス自身が生きようとするための行動に、何かを挟む余地もない。
マリユス
シュエシュエの下から這い出してはなれる。
マオマオ
* 回復 dQ 対象はマリユス
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 9[3,6]+4 > 13
マオマオ
1D6+4 (1D6+4) > 4[4]+4 > 8
シュエシュエ
「っ、……」
マオマオ
呪物分がありました 9点回復!
[ マリユス ] HP : 3 → 12
シュエシュエ
フーの手から逃れようと腕を振る。
”フー”
離さない
マリユス
立ち上がり、呼吸を整えた
GM
*ラウンド終了 手札を捨ててください
”フー”
*h7捨て
シュエシュエ
*捨て無し
マリユス
*c3捨て
マオマオ
* c2 d8 h8 捨て
GM
*2ラウンド 手札を引きます
マリユス
*c10 (d3 d6 c9 cA)
シュエシュエ
*c4,h3,s6(s5,hA)
マオマオ
* s2 s4 s10 hJ (sK)
”フー”
*h6,c7,d7,[d10,JK]
GM
*マリユスの手番
マリユス
*パス
GM
*シュエシュエの手番
シュエシュエ
*c4鋭気 s6背水 対象:フー
シュエシュエ
2D6+4>=7 (2D6+4>=7) > 6[1,5]+4 > 10 > 成功
シュエシュエ
1D6+3+4+3 チャージ凶器 鋭気 看破♥ (1D6+3+4+3) > 3[3]+3+4+3 > 13
マリユス
*応報 cA 精確 d3
マリユス
1d6 (1D6) > 4
マリユス
2d6+4+1+1+4>=13 才覚+万能+凶器+精確 (2D6+4+1+1+4>=13) > 6[4,2]+4+1+1+4 > 16 > 成功
GM
では13ダメージがシュエシュエに。
[ シュエシュエ ] HP : 6 → 0
GM
HP0!判決表!
シュエシュエ
2D6+3 (2D6+3) > 6[3,3]+3 > 9
GM
HPを1点回復して立ち上がる。
[ シュエシュエ ] HP : 0 → 1
[ シュエシュエ ] 前科 : 0 → 1
シュエシュエ
身体を捻り、もう片方の腕でフーを殴りつけようと振りかぶる。
シュエシュエ
「はなしてッ……」
”フー”
「断ります」
シュエシュエ
「どうして!」
シュエシュエ
揉み合う。
”フー”
「さっきの答えを聞いてませんからねぇ」
シュエシュエ
腐肉が垂れる。膿が落ちる。
マリユス
「『深淵の歌』」
マリユス
マリユスの喉から、地の底より響く声。
”フー”
厭わず、不格好なダンスのようにシュエシュエと舞う。
シュエシュエ
「いまさら、なにを選べっていうのよ……!」
シュエシュエ
大きな手に握られて、袖の中で骨が軋む。悲鳴を上げる。
マリユス
呪符のもたらす力、他人を屠ろうとするその力を、掴んで引きずりおろす。
シュエシュエ
「あ”、」
マリユス
シュエの首筋にひやりと、見えない手がかかり
マリユス
まさに、シュエが入れかけた力と同じ力で引き戻す。
シュエシュエ
ぐずついた肉が、その中に埋まった骨が嫌な音を立てる。
マリユス
口元を袖で押さえる
シュエシュエ
一瞬、抵抗する力が抜ける。
”フー”
「ははは、美しい歌声だねぇ」
GM
*フーの手番
”フー”
*c7精確 d10通打 対象シュエシュエ
”フー”
精確効果量
”フー”
1d6 (1D6) > 5
”フー”
通打判定
”フー”
2d6+4+5>=7 (2D6+4+5>=7) > 3[2,1]+4+5 > 12 > 成功
”フー”
ダメージ
”フー”
1d6+3+3 (1D6+3+3) > 5[5]+3+3 > 11
[ シュエシュエ ] HP : 1 → 0
GM
HP0!判決表!
シュエシュエ
2D6+3-1 (2D6+3-1) > 10[4,6]+3-1 > 12
GM
無罪!HPが0となる際に受けた不利な効果を無効とし、HPは0になる前の値に戻す。前科は増える。
[ シュエシュエ ] 前科 : 1 → 2
”フー”
力の抜けたシュエシュエと力比べをするように両手首に力をかける。
”フー”
普通ならば背骨が折れるような圧力。
シュエシュエ
ミヂ、といやな音。
”フー”
「あんたはなにを選びたいんです?あの男と話がしたいだけ?」
シュエシュエ
マオマオならば、とっくに首を外せていただろう。
シュエシュエ
「そうよ」
シュエシュエ
「言葉が遠まわしね。……あなたを選ぶって、言ってほしいの?」
シュエシュエ
「言って欲しいなら、もっとちゃんと、」
”フー”
「ははは、もっと簡単でいいですとも!」
”フー”
「話をした後、どうしたいんです?」
シュエシュエ
「…………」
シュエシュエ
「内緒」
”フー”
「ははあ、内緒ですか!」
”フー”
「それはちょっと、誠意がたりないですねぇ」
GM
*マオマオの手番
マオマオ
「内緒ねぇ」
”フー”
「内緒にされちゃうと、怖いでしょうねえ!」
マリユス
「…………」
マオマオ
「怖いですね~。八つ裂きにされるかもしれない訳ですし」
マオマオ
「特に今のあれは、誰かさんのせいで別物になってしまいましたし」
”フー”
「はてさて」
マオマオ
「絶対に裏切らない、便利で、強くて、私に依存している道具を作ったはずだったのに」
マオマオ
額に手を当てて、頭を振る。
マオマオ
「今のあれは、何を考えているのやらさっぱり分からない」
マオマオ
「ま、でも。手口は変わらないようだ。それならやり方もある」
マオマオ
* 回復 hJ 対象はシュエシュエ
マリユス
*妨害 c10
マリユス
2d6+4+1+1 才覚+万能+凶器 (2D6+4+1+1) > 3[2,1]+4+1+1 > 9
マリユス
「…………」
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 7[5,2]+4 > 11
マオマオ
1D6+4+1 +呪物 (1D6+4+1) > 3[3]+4+1 > 8
マリユス
手を、のばしかけて
マリユス
拳を握る。
シュエシュエ
「あ”……ぅ」
シュエシュエ
死体の腐ったあたまのなかに。
シュエシュエ
ページが翻る。
マオマオ
両手を組み、神に祈る。シュエシュエの傷付いた体が戻ってゆく。
マオマオ
そして、シュエシュエではなく、マリユスを見る。
シュエシュエ
「……やめ、……嫌……っ」
マオマオ
「さすがに私にも襲いかかるようなら、あなたばかりを治療していられない」
マリユス
「ええ……」
マオマオ
「ご協力感謝いたします」
”フー”
「んふふふ」
マオマオ
この男は、先程からずっと。
マオマオ
シュエシュエに言葉をかけていない。
シュエシュエ
与えられた存在意義が。積み上げた記憶が。
シュエシュエ
男の祈りに応えようと首をもたげる。
シュエシュエ
「やめて!」
[ シュエシュエ ] HP : 1 → 9
GM
*ラウンド終了 手札を捨ててください
マリユス
*なし!
”フー”
*h6,d7捨て
マオマオ
* s2 s4 s10 捨て
シュエシュエ
*h3捨て
GM
*3ラウンド 手札を引いてください
マリユス
*s7 h9 sA (d6 c9)
シュエシュエ
*h2,h4,c6(s5,hA)
”フー”
*JK,[d5,s8,s9,cK]
マオマオ
* c5 hJ hK (sK) dA
GM
*マリユスの手番
マリユス
*パス
GM
*シュエシュエの手番
シュエシュエ
*鋭気h4 背水c6 対象:マリユス
マリユス
*妨害 h9
マリユス
2d6+4+1+1 才覚+万能+凶器 (2D6+4+1+1) > 5[3,2]+4+1+1 > 11
”フー”
*シュエシュエの判定に遊撃で割り込み
”フー”
*cK遊撃
”フー”
2d6+4>=7 (2D6+4>=7) > 11[6,5]+4 > 15 > 成功
”フー”
ダメージが4+3点
[ シュエシュエ ] HP : 9 → 2
”フー”
減少量
”フー”
1d6 (1D6) > 3
シュエシュエ
*仔山羊皮の手袋使用します。寵愛でゲットしたやつだよ。
[ シュエシュエ ] 子山羊皮の手袋 : 1 → 0
シュエシュエ
2D6+4+2-3>=11 (2D6+4+2-3>=11) > 3[1,2]+4+2-3 > 6 > 失敗
シュエシュエ
*逆転します。
GM
では達成値は11で成功。
GM
シュエシュエは発狂!
[ シュエシュエ ] つぎはぎボディ : 0 → -1
シュエシュエ
「邪魔しないで、邪魔しないで、邪魔しないで!」
シュエシュエ
「なにもあなたを殺そうって言ってるんじゃないじゃない!」
マリユス
「…………邪魔をして、いるのは……」
マリユス
「本当に私ですか?」
シュエシュエ
「うるさい!」
シュエシュエ
1D6+3+4 (1D6+3+4) > 4[4]+3+4 > 11
マリユス
*応報 sA
マリユス
2d6+4+1+1>=11 才覚+万能+凶器 (2D6+4+1+1>=11) > 6[5,1]+4+1+1 > 12 > 成功
GM
では11点がシュエシュエに。
マリユス
歌う
マリユス
呪いの歌を
[ シュエシュエ ] HP : 2 → 0
GM
HP0!判決表!
マリユス
地に響くバリトンの鎮魂歌
シュエシュエ
2D6+3-2 (2D6+3-2) > 4[1,3]+3-2 > 5
シュエシュエ
*免罪符!
GM
では酌量7
マリユス
哀れな魂を鎮めるうた
GM
ランダムな能力値で判定し、成功すればHPを1点回復して立ち上がる。失敗すれば〈昏倒〉する。
シュエシュエ
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 愛
マリユス
貴方は何も悪くない
シュエシュエ
「わたし、……わたしもう、嫌なの、誰も殺したくなんかない!」
マリユス
それならば
マリユス
「お眠りなさい」
シュエシュエ
「死んでほしくない、死ぬなら私でいい!私を、」
マリユス
「ええ」
シュエシュエ
2D6+1>=7 (2D6+1>=7) > 11[6,5]+1 > 12 > 成功
マリユス
「そのつもりです」
シュエシュエ
「……」
[ シュエシュエ ] HP : 0 → 1
[ シュエシュエ ] 前科 : 2 → 3
シュエシュエ
交接。
シュエシュエ
マリユスの耳に何事か囁いた。

シュエシュエ
『……マオさンに、殺してほしいだけなんデス』

GM
*フーの手番
マリユス
微笑む
”フー”
組み抑えていた手を振り払い、マリユスへむかっていったシュエシュエに後ろから近づく。
”フー”
「どれだけいい歌でも、歌い手に触れるのはだめですよ」
”フー”
「それとも俺と踊るのに飽きました?」
シュエシュエ
「だってあなた、乱暴なんだもの」
”フー”
「あんたの力が強いからねぇ」
”フー”
「ま、ま。続きをしましょうや」
”フー”
そう言って強引に腕をとる。
”フー”
*s5精確 s8通打 対象シュエシュエ
”フー”
精確効果量
”フー”
1d6 (1D6) > 4
”フー”
通打判定
”フー”
2d6+4+4>=7 (2D6+4+4>=7) > 9[5,4]+4+4 > 17 > 成功
マオマオ
* 防壁 c5
”フー”
1d6+3+3+1 (1D6+3+3+1) > 5[5]+3+3+1 > 12
マリユス
*妨害 c9
マリユス
2d6+4+1+1 才覚+万能+凶器 (2D6+4+1+1) > 9[3,6]+4+1+1 > 15
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 10[6,4]+4 > 14
[ シュエシュエ ] HP : 1 → 0
GM
HP0!判決表!
シュエシュエ
2D6+3-3 (2D6+3-3) > 2[1,1]+3-3 > 2
GM
死刑!キャラクターは〈死亡〉する。
”フー”
取った手を引いて引き起こすことはなく、座り込んでいるシュエシュエをこちらに向かせるように押し倒す。
”フー”
片手で片方の手首を抑え、もう片方は膝で抑える。
開いた右手をゆっくりシュエシュエの喉へと。
シュエシュエ
つぎあわされた腐肉の境目が、ぐず、とそれを受け入れる。
シュエシュエ
虚ろな眼窩がその顔を見た。
”フー”
笑顔の男が見下ろしている。
シュエシュエ
「…………ほラ」
シュエシュエ
「やっぱり、……乱暴だもん……」
シュエシュエ
「……”それ”じゃあ、……いやなんだもん……」
シュエシュエ
僅かに頭を持ち上げる。左目がマオの姿を探す。
マオマオ
「──シュ、エ」
マオマオ
喉が。腐肉が。
マオマオ
首を落としても動くシュエシュエにとって、なんでもないはずだ。なんでもない、はずだった。
マオマオ
死なない妻のはずだった。
マオマオ
決して裏切らず、死ぬこともなく、置いてゆくこともない。
マオマオ
そんな家族のはずだった。
マリユス
駆け出し、マオの身体を後ろから抱き留める。
マリユス
その足元を鞭が絡めとる
マリユス
「…………貴方の」
マリユス
「……いえ」
マリユス
「彼女の……」
マリユス
迷う、それでも。
マオマオ
抱き留められ、鞭が絡む。身動きが取れない。飛び出してゆくことすらできない。
マリユス
行かせることは出来ない。
マオマオ
「離せ!お前は誰が死のうが関係ないはずだ!」
マリユス
「いいえ」
マオマオ
その腕から逃れようとする。
マリユス
「彼女は殺します」
マオマオ
「なぜ!」
マリユス
「…………」
マリユス
「貴方は……」
マリユス
「彼女の、心を」
マリユス
「少しでも……考えたことが、ありますか?」
マオマオ
「……その必要がどこにある」
マリユス
腕の力が強まる
マオマオ
「あれは最初から!心を持たない道具だ!」
マオマオ
「そのはずだった!」
マオマオ
「そう、作ったはずだった!」
マオマオ
救世主の力は、心の疵の力。マオマオでは、この女の腕を振り切れない。
マリユス
「そうじゃ、なくなったから……」
マリユス
「死なせてやれって言ってるんだよ、馬鹿!」
マオマオ
「そうじゃなくなったから!」
マオマオ
「殺すなって……言ってるんだろうが!」
マオマオ
「死にたくないのはお前も一緒だろう!」
マオマオ
「生きていれば」
マリユス
「それが彼女の望みなら……」
マリユス
「私は」
マオマオ
「きっと」
マリユス
「…………」
マオマオ
「小さくても」
マオマオ
「いいことがあるから……」
マリユス
「生きてない」
マオマオ
「生きている」
マリユス
「生きてないんだよ」
マオマオ
「あれは生きている」
マオマオ
「少なくとも、俺にとっては生きていた!」
マリユス
「自分勝手もたいがいにしろ……」
マリユス
「彼女は……」
マリユス
「お前の『モノ』じゃない」
マオマオ
「それなら、それでいい」
マオマオ
「俺のモノじゃなくても、生きて欲しい」
マオマオ
「そう思う俺の心は、俺のものだ!」
マリユス
「…………」
マリユス
その手は緩まない。
鞭はよりいっそう絡みつく。
”フー”
シュエシュエの首に手をかけ、力をこめる。
マリユスとあの男の争う声。それを遮らないようにシュエシュエの崩れかけた方に顔を寄せて囁く。
”フー”
「んふふ、もう一度、もっとわかりやすく聞こっか」
”フー”
「なんで生きたいから、って言えないんだ?」
シュエシュエ
呆れたような、短い息。もはや呼吸を必要としない身体の。
シュエシュエ
「……死にたいから」
シュエシュエ
「……わからなかった?わたし」
シュエシュエ
「……あの人に、殺してもらいたかったんデスヨ」
”フー”
「あの男に殺してもらうために、俺かマリユスを殺そうって?」
シュエシュエ
「べつに……邪魔されたくなかったダケ……」
シュエシュエ
「あなたは」
シュエシュエ
「…………嫌がりそうだったカラ」
”フー”
「んふふふ」
”フー”
楽しいのか嬉しいのか、それとも哀しいのか。
”フー”
「でもきっと、あの男はだめだ。ほら聞いただろ」
”フー”
マリユスとマオマオのやり取りは続いている。
”フー”
殺させまいと。生きてもらおうと。
”フー”
「あんたの願いは叶いそうにない」
シュエシュエ
「…………」
シュエシュエ
何か言おうとして、困ったように眉を落として。
シュエシュエ
「しかたないひと」
シュエシュエ
溜息のようにそれだけを零して。
シュエシュエ
死体は、死体に戻る。
マオマオ
「シュエ!」
マオマオ
手を伸ばす。しかし、その手は何も掴まない。
マリユス
「…………」
マリユス
私は生きたい。生きたかった。
それでも、自ら死を選ぶ者も少なくはなかった。
マリユス
両手を放さない。
マオマオ
駆け寄ることすらできない。今ならまだ間に合うかもしれないのに。
”フー”
「愛する女の願いくらい、叶えてやれよな」
GM
死者が一人確定いたしました。
伴って、あなたがたの『三十日』が更新されることも確定しましたが――
GM
裁判を続行したい方は?
マリユス
話をしましょう。
GM
よろしいでしょう。
マリユス
私は貴方たちに話がある。
マリユス
深呼吸
マオマオ
自分を邪魔する生者の、体の温かさが伝わる。
マオマオ
これは欲しかったものだった。それでも、裏切られることを恐れて諦めたものだった。
マオマオ
こんなものは、お前がいればいらなかったのに。
マリユス
「……フー」
マオマオ
伸ばした手が、力なく下ろされる。
”フー”
体の下の死体が本来あるように戻った。ただそれだけだ。
”フー”
「マリユス」
マリユス
「貴方は私の首に手をかけた」
”フー”
「そうだねぇ」
マリユス
「つまり、こういう事か」
マリユス
「『俺が許可する限り、生きていい』と」
”フー”
「ちょっと違うなぁ!」
”フー”
血と腐肉で汚れた右手。
死体の左手首を抑え続けていた左手。
”フー”
その両手の掌が見えるように柔らかく開く。
”フー”
「正しくは、『生きるためならいつでも殺せる』だ。食事や睡眠のように――」
”フー”
「――救世主に必要なものだ」
マリユス
「権力、暴力……」
マリユス
「恐怖の念で、縛る者を……私は」
マリユス
「信用できない」
マオマオ
地に膝を付いていた男が、マリユスの顔を見上げた。
マリユス
「いつでも殺せる?」
マリユス
「そんな男を、傍においておけるものか」
”フー”
「なら逃げればいい」
”フー”
「俺は別に追いはしないさ」
”フー”
「今まで俺がマリユスの行動を、何か一つでも縛ったことが?」
”フー”
「『寝首をかくつもりなら好きにしろ』くらいは言ったかな」
マリユス
「ふん……」
マリユス
「言ったでしょう、信用できないと」
マリユス
「それに……」
マリユス
「いつでも殺せると思われていたのは心外ですね」
”フー”
「ははは!」
”フー”
可笑しそうに笑う。
”フー”
声をあげて笑う。
マリユス
「従わせたいなら捻じ伏せなさい。私は……真に、生きるために。」
マリユス
「貴方を殺す」
マリユス
裁判を続行します
”フー”
「んふふ、残念だなぁ」
GM
よろしい!では続行です!
GM
*マオマオの手番
”フー”
「さて」
”フー”
立ち上がった男は膝をついた男に顔を向ける。
”フー”
「どうするつもりで?」
マリユス
その足元には鞭が散らばっている
マリユス
もう拘束するものはない
マオマオ
少しふらつきながら立ち上がる。
マオマオ
マリユスを振り返る。
マリユス
微笑む
マオマオ
「さっき邪魔したことを、俺は許さない」
マリユス
「ええ」
マオマオ
「……でも、あんたはいい人だ。俺に優しくしてくれた」
マリユス
「ええ」
マオマオ
眼鏡を外して、雑に涙を拭う。
マリユス
「貴方がそう思ったのなら、そういう事にいたしましょう……でも」
マリユス
「逃げていいんですよ。もう……」
マリユス
「この場に必要な死体はないんですから」
マオマオ
「あんたは死にたくないと言った」
マオマオ
「俺もあんたには死んで欲しくない」
マオマオ
「なら、問題はないな?」
マリユス
「マオランさん……」
マオマオ
* 回復 hJ 対象はマリユス
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 6[3,3]+4 > 10
マオマオ
1D6+4+1 (1D6+4+1) > 3[3]+4+1 > 8
[ マリユス ] HP : 12 → 17
マオマオ
神に祈る。マリユスとは異なる神に。
”フー”
「さてさて。まぁ俺としてはもう死体は必要ないわけだが……」
”フー”
「どうしようかねぇ」
マリユス
傷が癒える、力が手に戻る。
マオマオ
神は見ているだけだ。だから裏切らない。
マオマオ
この力は、救世主である自分自身の力。
マオマオ
妻一人、守れなかった力。
GM
*ラウンド終了 手札を捨ててください
マリユス
*s7
”フー”
*s9を捨て
マオマオ
* sK捨て
GM
*4ラウンド 手札を引きます
マリユス
*b2 d9 sJ hQ (d6)
マオマオ
* c7 h5 h8 (hK) dA
”フー”
*c8,h10,cQ,dK,[JK]
GM
*マリユスの手番
マリユス
*パス
GM
*フーの手番
”フー”
「んー……」
”フー”
周囲を見回す。裁判のために片付けられた広間には腰かけるようなものはない。
”フー”
「うーん……」
”フー”
そう言いながらシュエシュエの横に腰を下ろした。
”フー”
*パスです
GM
*マオマオの手番
マリユス
「…………」
”フー”
「だってねぇ」
”フー”
「殺す意味、ないでしょう」
マリユス
「私にはあります」
”フー”
「そうだねぇ」
”フー”
マリユスには覚えのある、”フー”の態度。
マリユス
「貴方は本当に……」
マリユス
「生きているのですか?」
”フー”
「必死に生きてるとも!」
マリユス
「なぜ」
”フー”
「俺が俺であるために生きているよ」
”フー”
「この世界で生き延びれば、俺が俺である限り故郷は生き続ける」
マリユス
「…………」
”フー”
「そのために無駄な殺しをする意味がない」
”フー”
「生きるために殺すのと、矜持のために殺すのは違うからねぇ」
マリユス
「死にますよ?」
”フー”
「もう少し話してからでもいいだろ?」
マリユス
かつかつと、赤い靴を鳴らして歩み寄る。
マリユス
「私が……私の……」
マリユス
「生きたいという、思いは……」
マリユス
「貴方のとは、違う」
マオマオ
* 調律 hK 対象マリユス
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 8[3,5]+4 > 12
マオマオ
* dAとhQの交換お願いします
マオマオ
「人の心なんて、理解できない」
マオマオ
「誰も彼も、自分勝手な理屈で生きている」
マオマオ
「じゃあ、愛することも自分勝手にやるしかないんじゃないですか?」
マオマオ
左手の薬指の指輪を引き抜く。
マオマオ
「でも、今回はシュエシュエの勝ちのようだ」
マオマオ
「シュエの気持ちは分からないが……、俺か、元の夫か、選べる自由はあっていい」
マオマオ
指輪を、マリユスに渡す。
マリユス
「ん……」
マリユス
うけとる
マオマオ
「でもまぁ、捨てる訳にもいかないので。お守り代わりにどうぞ」
マリユス
「…………」
マリユス
「面倒な方ですね」
GM
*ラウンド終了 手札を捨ててください
マリユス
*sJ
マオマオ
* c7捨て
”フー”
*c8,h10捨て
GM
*5ラウンド 手札を引きます
マリユス
*h4 (d2 d6 d9 dA)
マオマオ
* d7 (h5) d10 (h8) hQ
”フー”
*c3,h7,[cQ,dK,JK]
GM
*マリユスの手番
マリユス
「フー」
”フー”
「うん?」
マリユス
「貴方は、何も見ようとしないのですね」
マリユス
「どこも見ていない」
マリユス
「ただ、過去だけ見つめている」
”フー”
「………」
”フー”
「じゃあマリユスは何を見てるんだい?」
マリユス
「…………」
マリユス
「希望です」
”フー”
「希望」
マリユス
「光」
マリユス
「そして……」
マリユス
「未来。よきこと……」
マリユス
「私にも、きっと……」
マリユス
「奇跡が起こると、信じて」
”フー”
「奇跡!いいねぇ奇跡!」
”フー”
柏手を叩き立ち上がる。
”フー”
ことさら明るい声で。
”フー”
すらりとした長躯から声を投げ落とすように。
”フー”
「奇跡を信じる、いいね!いいことだと思う。信じて待って、いつまで待つつもりだ?」
”フー”
「死ぬまでか?」
マリユス
「生き続ける限り、そこに可能性は存在する」
マリユス
「ええ、そうです。」
マリユス
「だから、私は……死ねない!」
”フー”
「なるほど」
マリユス
*パス
GM
*フーの手番
”フー”
「じゃあまぁ、奇跡を待ってくれ」
”フー”
「俺は生きるために必要なことをするからさ」
”フー”
*c3鋭気 cQ刹那 対象マリユス
”フー”
刹那判定
”フー”
2d6+4>=7 (2D6+4>=7) > 7[2,5]+4 > 11 > 成功
”フー”
ダメージ量
”フー”
1d6+4+3 (1D6+4+3) > 4[4]+4+3 > 11
[ マリユス ] HP : 17 → 6
”フー”
立ちあるとそのまま無遠慮にマリユスへと近づく。
”フー”
そのまま流れるように、ヒールをはいた足の甲をめがけて強く踏み込む。
マリユス
「……っ!」
”フー”
「まぁ座りなよ」
マオマオ
男はそれに反応できない。
マリユス
痛みに顔を歪める。
息をのむ。唇を噛んで耐える。
マリユス
それでも、膝はつかない。
つきたくない。
”フー”
「座ったほうが楽だって」
”フー”
そう言いながら肩に手をかける。
GM
*マオマオの手番
マオマオ
* 回復 hQ 対象はマリユス
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 3[2,1]+4 > 7
マオマオ
1D6+4+1 (1D6+4+1) > 2[2]+4+1 > 7
[ マリユス ] HP : 6 → 13
マリユス
重い。
マオマオ
今駆け寄ったとして、何かができる訳ではない。
マリユス
それでも
マオマオ
いつでも男は無力だ。
マリユス
立たなければならない
マオマオ
背筋を伸ばす。額に手を。そして胸へ。左肩、右肩へ十字を切る。
マオマオ
何もできなくても、神に祈ることはできる。
マオマオ
神は見守ることしかしない。
マオマオ
しかし救世主は、自分だ。
マオマオ
「──彼らは、もはや飢えることがなく、乾くこともない。太陽も炎暑も、彼らを侵すことはない」
マオマオ
「御座の正面にいます小羊は彼らの牧者となり、命の水の泉に導いて下さるであろう」
マオマオ
マリユスの体に、力が宿る。
マリユス
「…………ふふ」
マリユス
「思い通りには……なりません」
マリユス
笑った。
GM
*ラウンド終了 手札を捨ててください
マリユス
*h4
”フー”
*h7を捨て
マオマオ
* d10捨て
GM
*6ラウンド 手札を引きます
マリユス
*h9 (d2 d6 d9 dA)
マオマオ
* (d7 h5 h8) cJ hA
”フー”
*s6,s10,hJ,[dK,JK]
GM
*マリユスの手番
マリユス
*パス
GM
*フーの手番
”フー”
*パス
GM
*マオマオの手番
マオマオ
* 回復 cJ マリユス
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 7[2,5]+4 > 11
マオマオ
1D6+4+1 (1D6+4+1) > 1[1]+4+1 > 6
[ マリユス ] HP : 13 → 17
マオマオ
マオマオの祈りを受けて、渡した指輪が輝く。
マオマオ
救世主の力は、心の疵の力。その指輪には、たくさんの嘘が込められている。
マリユス
あたたかい。
マオマオ
生き続ける限り、奇跡は起こるかもしれない。生きてさえいれば、小さな幸せくらいは得られるはず。
マオマオ
何が死者で、何が生者か。誰が神で、誰が異教か。何が嘘で、何が本当か。
マリユス
今じゃなくてもいい。
マオマオ
マリユスとマオの考え方は同じではない。
マオマオ
それでもマオの嘘は、僅かにマリユスの体を癒やした。
”フー”
「異教の2人が、神に祈って奇跡を待つんですねぇ」
マリユス
マリユスの言葉は、マオに届いた。
マリユス
「いいことを教えてあげましょう」
マリユス
「奇跡は待つものではなく」
マリユス
「起こすものなのですよ」
GM
*ラウンド終了 手札を捨てます
マリユス
*h9
マオマオ
* d7捨て
”フー”
*s6,s10,hJ捨て
GM
*7ラウンド 手札を引きます
マオマオ
* d3 (h5) c10 (h8 hA)
マリユス
*c9(d2 d6 d9 dA)
”フー”
*h2,dJ,cK,[dK,JK]
GM
*マリユスの手番
マリユス
*ぱすです
GM
*フーの手番
”フー”
「そうですねぇ。じゃあ私もお祈りしてみますか」
”フー”
「もっとも、俺の故郷の祈りなんて特別なことはないんでね」
”フー”
救世主同士であれば危険としか言えないような距離で、へらへらと軽薄そうに話し続ける。
”フー”
「ただ日々に感謝して、ただ何かが良くなることを祈るくらいなんだけどさ」
”フー”
*h2鋭気 のみです。
GM
*マオマオの手番
マオマオ
「──わたしを見た者は、父を見たのである。
わたしが父におり、父がわたしにおられることをあなたは信じないのか」
マオマオ
「忘れていませんか?我々は救世主」
マオマオ
「そう、奇跡を起こす力を持つものですよ」
マオマオ
* とはいえパス
GM
*ラウンド終了 手札を捨てます
マリユス
*c9
マオマオ
* d3 c10
”フー”
*dJ捨て
GM
*8ラウンド 手札を引いてください
マリユス
*s3 (d2 d6 d9 dA)
マオマオ
* (h5 h8) s8 sQ (hA)
”フー”
*s4,c5,[cK,dK,JK]
GM
*マリユスの手番
マリユス
異教の祈り
マリユス
異教の教え
マリユス
一体それがどういうものであるのか、自分にはわからない
マリユス
しかし
マリユス
マオの祈りは確かに届く
マリユス
目の前の男を見ている。
マリユス
その足は焼かれるよりもずっとましだ
マリユス
*パス
GM
*フーの手番
”フー”
「んー……」
”フー”
何かを考えるような。
マリユス
「…………」
”フー”
そぶりなのか、考えているのか。
”フー”
*パス
GM
*マオマオの手番
マリユス
「生きたいのではないんですか?」
”フー”
「まぁまぁ、どうせなら奇跡ぐらい見たいでしょ」
マリユス
「…………それは」
”フー”
「まだ制限いっぱい、というわけでもないしさ」
マリユス
「…………」
”フー”
「もちろん今すぐ裁判をやめるって手もあるけど?」
マリユス
「自害するつもりならとめませんよ?」
”フー”
「ははは!無茶をいう」
マオマオ
「奇跡が見たいと言いますが」
マオマオ
「あなたの言う奇跡とは、何でしょう」
”フー”
「…………」
”フー”
「都合よくすべてが救われるものって言ってもいいし、奇跡を望む者の望み通りの出来事でもいい」
”フー”
「俺が今望む奇跡なら、今ここで誰も死なずに終わることだけどね」
マオマオ
「誰も死んでいない訳じゃない」
マリユス
「ええ」
マオマオ
「シュエシュエは死んだ」
”フー”
「そうだねぇ」
”フー”
「必要最低限の死だ」
マリユス
「…………」
マリユス
「そんなことを言っているから……」
マリユス
「…………」
マリユス
むん、と少し間をもたせて
マリユス
「あのですね」
マリユス
「私は」
マリユス
「『必要最低限の死』なんてものには」
マリユス
「なりたくないんですよ」
マリユス
「だから……」
マリユス
「だから」
マリユス
「貴方は馬鹿だというのです」
マオマオ
* パス
GM
*裁判が膠着しつつあります
GM
*通常、審判は互いに一切ダメージやHP減少効果を与える技能を使用せずに5ラウンドが経過した場合に発動しますが、今裁判では15ラウンド経過でも審判を発動させます。
GM
*以上を踏まえて、ラウンド終了。手札を捨ててください
マリユス
*s3
”フー”
*s4,cK捨て
マオマオ
* s8
GM
*9ラウンド 手札を引いてください
マオマオ
* c4 (h5 h8 sQ hA)
マリユス
*c2(d2 d6 d9 dA)
”フー”
*s5,d8,[c5,dK,JK]
GM
*マリユスの手番
マリユス
フーの胸ぐらを掴む
”フー”
特に抵抗もせず掴まれるまま。
マリユス
「…………変わらない」
マリユス
「貴方は、これからも、きっと」
マリユス
「私は都合のいい道具じゃない」
マリユス
*パス
GM
*フーの手番
”フー”
「道具とまでは思ったことないよ。そこの男とは違ってね」
”フー”
「俺にとっては仕事のパートナーであって、肉の盾でも”ストック”でもないんだよ。でも信じないでしょ?」
マリユス
「…………」
”フー”
「だからまぁ、ちょっと困ってるけどさ」
マリユス
「信じたかったですよ」
”フー”
「そうか。そりゃ……信じさせられなくて悪かったなぁ」
”フー”
*d8通打 対象マリユス
マリユス
*妨害 d9 精確 c2 (妨害はダイヤのため捨てなし)
”フー”
*dK遊撃
マリユス
*妨害 d9 精確 d2
マリユス
1d6 (1D6) > 2
マリユス
2d6+4+1+1+2>=7 才覚+万能+凶器+精確 (2D6+4+1+1+2>=7) > 6[1,5]+4+1+1+2 > 14 > 成功
GM
では遊撃の目標値は14
”フー”
*精確s5
”フー”
精確効果量
”フー”
1d6 (1D6) > 6
”フー”
2d6+4+6>=14 (2D6+4+6>=14) > 6[3,3]+4+6 > 16 > 成功
”フー”
*遊撃は4+鋭気3の7点
マリユス
*応報 dA
マリユス
2d6+4+1+1>=8 才覚+万能+凶器 (2D6+4+1+1>=8) > 7[6,1]+4+1+1 > 13 > 成功
GM
では8点がフーへ。
”フー”
*衣装分で軽減1
[ ”フー” ] HP : 18 → 11
GM
フーは達成値の減少量を1d6で振ってください。
”フー”
減少量
”フー”
1d6 (1D6) > 1
GM
改めて、通打への妨害。
マリユス
1d6 (1D6) > 2
マリユス
2d6+4+1+1+2>=7 才覚+万能+凶器+精確 (2D6+4+1+1+2>=7) > 6[5,1]+4+1+1+2 > 14 > 成功
”フー”
*c5精確
”フー”
精確効果量
”フー”
1d6 (1D6) > 2
”フー”
通打判定
”フー”
2d6+4-1+2>=14 (2D6+4-1+2>=14) > 8[6,2]+4-1+2 > 13 > 失敗
”フー”
*マリユスの寵愛を使用
GM
では達成値14。成功です
”フー”
*この2は3!
[ ”フー” ] マリユスの寵愛 : 1 → 0
”フー”
ダメージ算出します
”フー”
1d6+3 (1D6+3) > 6[6]+3 > 9
マオマオ
* 防壁 h5
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 3[1,2]+4 > 7
[ マオマオ ] HP : 22 → 13
マオマオ
* 愛毒 h8
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 7[3,4]+4 > 11
GM
では13ラウンドのフーの手番まで、猛毒が付与されます。
”フー”
謝罪の言葉を口にしつつ胸倉をつかむマリユスの腕に左手を添える。
”フー”
「ただねぇ、あんまり俺も話で解決するのは上手くなくて」
”フー”
「どうしたらこの許してもらえるかは考えてるんだよ」
”フー”
そう言いながら添えた左手に向けて、マリユスの腕に――ちょうど肘が”逆”を向くよう――右手の掌底を強く叩きつける。
マリユス
ゴン、と。
マリユス
額をぶつける。
”フー”
当然そのままならば骨が折れるだけでは済まない。
マリユス
もちろん、石がはまった部分だ。
”フー”
額、人体で一番固い部分。
ましてや鉱石がはまった装飾品がついている。
マリユス
「そのご自慢の両腕を落としたらいいのではないですか?」
”フー”
鋭い切り出し面に勢いよく振りぬかれた右手からは血が噴き出す。
”フー”
「ははは、そうなると役立たずの出来上がりだなぁ」
マリユス
すこし、ふらつく
”フー”
笑う。
”フー”
笑いながら流れるように。
頭突きでもらった威力をそのまま回転する力へと変える。
”フー”
胸倉をつかむマリユスの腕を巻き込むように。
マリユス
ここからなら、首に手が伸びるのに
マリユス
さっき、掴めばよかったのに
マリユス
彼が時折見せる、『やさしさ』のようなものは、それでも
マリユス
嘘では、ないと思ったから……
”フー”
腕を巻き込む勢いそのままにマリユスの体を床へとたたきつける動き。
マオマオ
フーの軸足を蹴る。
マオマオ
それは力強いものではなく、ただ無造作に。
マオマオ
シュエシュエにいつもしてきたように。
”フー”
軸足を払われる浮遊感。
”フー”
練磨の男は瞬時にマリユスの拘束をとき受け身をとる。
マオマオ
受け身を取った瞬間に、腹に蹴りを入れる。
マリユス
自由になったそのままに、地面に膝をつく。
マオマオ
靴先に、刃物。
”フー”
刃物で刺される覚悟を決め、受け身の勢いのまま男の顔に回し蹴りを放つ。
マオマオ
回し蹴りは素直に男の体に入る。
マリユス
「マオランさん」
マオマオ
いくら油断していたとしても、男の靴先は軽く皮膚を切り裂くだけ。
マオマオ
でも、それで十分。
GM
*では、フーは猛毒3点。
[ ”フー” ] HP : 11 → 8
GM
*マオマオの手番
マオマオ
* 回復 sQ 対象は自分
マオマオ
「──あなた方の父なる神は、
願う前からあなた方に必要なものをご存じなのだ。だから、あなたがたはこう祈りなさい」
マオマオ
「天にまします我らの父よ──」
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 10[4,6]+4 > 14
マオマオ
1D6+4+1 (1D6+4+1) > 1[1]+4+1 > 6
[ マオマオ ] HP : 13 → 19
”フー”
「あんま痛い思いさせたくないんだけどなぁ」
”フー”
「あ、苦しまずに殺してやるとかそういうことでもないよ」
”フー”
「でもマリユスにあんまり痛い思いさせるのもねぇ。そう思わない?」
マオマオ
「それはまぁ、同感です」
マリユス
「…………」
マオマオ
「しかし私は救世主であり、聖職者であり、マリユスは優しかったので?」
マオマオ
「手伝うのはやぶさかじゃない」
”フー”
「残念。あんたから止めてもらおうと思ったのに」
マオマオ
「私が言って止まりますか?」
”フー”
彼女に聞いてみな、とばかりに肩をすくめる。
GM
*ラウンド終了 手札を捨ててください
マリユス
*なし!
”フー”
*捨てなし
マオマオ
* c4捨て
GM
*10ラウンド 手札を引きます
マリユス
*d5 c6 s7 dQ (d6)
”フー”
*h3,h6,s9,sK,[JK]
マオマオ
* c4 s2 d4 hK (hA)
GM
*マリユスの手番
マリユス
*パスですが
GM
*フーの手番
”フー”
じわじわと切られただけの腹部が痛む。
”フー”
ああいう非力な男が好むものというと、毒だ。
”フー”
「ん~、あんたからの説得もできないとなるといよいよ殺すしかないかなぁ」
”フー”
独り言のように。
マリユス
立ち上がる。
マオマオ
「じゃあ説得してみましょうか?マリユスさん、やめたりしません?」
マリユス
「しませんね」
マオマオ
「しないそうです」
”フー”
やれやれ、と肩をすくめる。
”フー”
「………なんてねぇ。俺からすれば、どちらかにちょっと眠ってもらうだけでいいんだけど」
”フー”
そう言いながら一歩。大股にマリユスに向かって踏み込む。
マリユス
引きはしない。
マリユス
怯えもしない。
”フー”
ああなんて強い。これだけの救世主の、ほんの服の端でもつかむことができなかったことをひどく残念に思う。
”フー”
故郷のことを思い出す。
”フー”
所詮一人の若い男にはどうすることもできなかった。
”フー”
奇跡が起こればいいと思って、精いっぱいのことをした。
”フー”
待つだけでは意味がない。だけど覆すこともできない。
出来ることは終わりを長引かせることだけ。
”フー”
だから故郷はゆっくりと死んでいった。
そして、尽きる時は一瞬だった。
”フー”
「……救世主なら、せめて誰かを救えるように頑張りたいねぇ」
”フー”
*補助動作 JK救済 h3鋭気 対象”フー” 
”フー”
救済回復量
”フー”
1d6 (1D6) > 2
[ ”フー” ] HP : 8 → 10
”フー”
*猛毒を解除します
マリユス
「…………」
マリユス
「自分の事しか、わからないひとに……」
マリユス
「誰かを、救えるとは……思えませんね」
マオマオ
「耳が痛い」
”フー”
「さぁ、ね。いつか来るかもしれない」
”フー”
「それを言うと、そこのあんたもそうだなぁ……」
”フー”
どこか感慨深げに呟く。
マオマオ
「私は自分のことしか分からないから、自分に必要なものを揃えました」
マオマオ
「それを、自分のことしか分からないどこかの誰かに、めちゃくちゃにされてしまいました……」
”フー”
「はははは!俺は身ひとつしかなかったからなぁ」
”フー”
「それに、めちゃくちゃにしたんじゃない。選んだのは本人だよ」
マオマオ
「だから選べないようにしていたのに」
”フー”
*s9通打 対象マリユス
”フー”
2d6+4>=7 (2D6+4>=7) > 4[3,1]+4 > 8 > 成功
”フー”
ダメージ算出
マリユス
「シュエシュエさんは……」
”フー”
1d6+3+4 (1D6+3+4) > 4[4]+3+4 > 11
[ マリユス ] HP : 17 → 6
”フー”
にこやかにしゃべりながら無遠慮に歩をすすめる。
マリユス
「マオさんに殺してほしいだけだ、と」
マリユス
「そう言って、いましたよ」
マオマオ
「……」
”フー”
口を開いたマリユスの手を取り、折った。
両手で、曲がるわけもない方向に。
”フー”
ためらいも余韻も予備動作もいらない。
マリユス
「い……ッ!」
”フー”
「あんたそれで、殺せた?」
”フー”
マオマオの方には顔も視線も向けずに尋ねる。
マリユス
鈍い音と鋭い痛みに思わず声が出る。
マオマオ
「そもそも、どうして殺されたかったのやら……」
マリユス
折れた骨が皮膚を破って出血する。
マオマオ
大ホールの床に横たわる、シュエシュエに視線を向ける。
マリユス
強く唇を噛み、耐える。
”フー”
手番終了です
GM
*マオマオの手番
マオマオ
「痛い思いさせたくないと言う割に、痛いようにしていませんか?」
”フー”
「痛い思いをさせたくないのには同感なのに、治してあげるんでしょ?」
マオマオ
2人に向かって両手を広げ。
「治さない方がいいですか?」
マリユス
「治った方がありがたいですね」
マリユス
フーの手を振り払って下がる
”フー”
「約束しましょう、マリユスが気を失えば裁判は終わりですよ」
マリユス
呼吸が乱れる
マリユス
無事な方の手で喉をおさえる
マオマオ
「おやおや」
マオマオ
「どうしようか迷っちゃいますね」
マオマオ
腕を組んで、顎に手を当てて、う~んと唸って見せる。
”フー”
にこやかにただ待つ。
マリユス
「…………」
マリユス
口出しはしない
マリユス
逃げていいといったのは自分だ
マリユス
彼に、自分に付き合う義理は最初からない
マオマオ
Choice[マリユス,"フー"] (choice[マリユス,"フー"]) > マリユス
マオマオ
「人の気持ちを考えろと言われたので」
マオマオ
「ちょっと頑張って考えてみようと思います」
”フー”
「どっちかというと俺の気持ちの方がわかってもらえそうに思うんだけどな」
マオマオ
「あなたの気持ち、死ぬほどどうでもいいですからねぇ」
マオマオ
* 救済 hA 対象はマリユス
”フー”
手厳しい……
マオマオ
4D6 (4D6) > 14[6,4,2,2] > 14
[ マリユス ] HP : 6 → 17
マオマオ
* 調律 hK
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 2[1,1]+4 > 6
GM
ファンブル!
マオマオ
* 逆転しないでおきましょうか……
”フー”
まじか~
GM
では恋のファンブル表を。
GM
【恋のファンブル表】

1 恋心が暴走。心の性感帯の心の疵を悪化させる。条件を満たした場合は〈発狂〉する。既に〈発狂〉している場合は即座に亡者化(=ロスト)する。プレイヤーはGMにキャラクターシートを渡すこと。
2 うっかり見蕩れて……?「〔ランダムなPC〕への恋心」が付与される。
3 勘違いから生まれる恋。ランダムなPCに「〔自身〕への恋心」を付与する。
4 唐突に恋が冷める。恋心を喪失する。
5 恋が逸り何も手がつかない。即座に手札をすべて捨てる。
6 恋は盲目! よそ見をしてて怪我をした。HPが1D6点減少する。
マオマオ
こわいな~
マオマオ
1D6 (1D6) > 6
GM
恋は盲目! よそ見をしてて怪我をした。HPが1D6点減少する。
マオマオ
1D6 (1D6) > 5
[ マオマオ ] HP : 19 → 14
マオマオ
腕の折れたマリユスに視線を投げる。異教徒の神官。やさしくしてくれた人。このまま放っておけば、死なない人。
マオマオ
それでも、戦いたいと、奇跡を勝ち取りたいと願う人。
マオマオ
両手を組み合わせて、片膝を地に付く。
マオマオ
「──我らに罪を犯すものを我らが赦すごとく、我らの罪をも赦したまえ」
マオマオ
「我らを試みにあわせず、悪より救いいだしたまえ」
マオマオ
「国と力と栄光は、限りなく汝のものなればなり」
マオマオ
「……阿门 (āmén)」
マオマオ
祈りは奇跡になる。当たり前だ。
己こそが救世主であり、光であり、世界そのもののかたちなのだから。
マリユス
折れ曲がった腕が元に戻っていく。
マリユス
疵がふさがり、痛みが引いていく。
マオマオ
マリユスの腕は、元に戻る。
それはマリユスが、奇跡を望んだから。
マリユス
「…………」
マリユス
「……ありがとう」
マオマオ
「どういたしまして」
マオマオ
笑って返す。が。
マオマオ
先程の蹴りを受けた箇所が、熱を持ち始めている。
マオマオ
多分これは、奇跡の代償。
GM
*ラウンド終了 手札を捨てます
”フー”
*h6捨て
マリユス
*s7 c6 dQ
マオマオ
* c4 s2 d4捨て
GM
*11ラウンド 手札を引いてください
マリユス
*c3 s6 h8 (d5 d6)
”フー”
*s5,d9,h10,dK,[sK]
マオマオ
* d2 h2 s8 c8 dJ
GM
*マリユスの手番
マリユス
*パス
GM
*フーの手番
”フー”
「マリユスにがんばれっていうんだねぇ」
”フー”
治った腕をつかむ。何度でも。
”フー”
ちらりとマリユスの様子を伺う。
マリユス
「はぁ」
マリユス
「痛みでは、私の心は……」
マリユス
「変えられませんよ」
”フー”
「そうだよなぁ。だから困ってるんだよね」
”フー”
掴んだ手首を、指先でタンタンと叩く。
マオマオ
「どうでもいいですけど、そういうのセクハラでパワハラですよ」
”フー”
*通打d9 対象マリユス
マリユス
*妨害 h8
”フー”
*遊撃sK
”フー”
遊撃の判定
”フー”
2d6+4>=7 (2D6+4>=7) > 7[2,5]+4 > 11 > 成功
[ マリユス ] HP : 17 → 13
”フー”
効果量
”フー”
1d6 (1D6) > 6
マリユス
*精確 c3
マリユス
1d6 (1D6) > 1
マリユス
2d6+4+1+1+1-6>=7 才覚+万能+凶器+精確 (2D6+4+1+1+1-6>=7) > 2[1,1]+4+1+1+1-6 > 3 > 失敗
GM
ファンブル!
マリユス
*うさぎのお守りを使います
GM
では振り直し!
[ マリユス ] ウサギのお守り : 1 → 0
マリユス
2D6+4+1+1+1-6>=7 才覚+万能+凶器+精確 (2D6+4+1+1+1-6>=7) > 6[2,4]+4+1+1+1-6 > 7 > 成功
”フー”
通打判定
”フー”
2d6+4>=7 (2D6+4>=7) > 6[2,4]+4 > 10 > 成功
”フー”
ダメージ量
”フー”
1d6+3 (1D6+3) > 1[1]+3 > 4
[ マリユス ] HP : 13 → 9
”フー”
「そういうこと言われると弱っちゃうな」
マリユス
誰も助けてくれなかった
マオマオ
「ビジネスパートナーにそんなことしたら、そりゃあ嫌がられるんじゃないですか?」
”フー”
「だって殺そうとしてくるんだよ?」
マリユス
誰も、この手を取ってくれなかった
マオマオ
「それは向こうが悪いなぁ」
”フー”
そう言いながら手首を離すと瞬時に両手をマリユスの首元へ。
マリユス
「……っ」
”フー”
直接ではなくドレスの襟をつかみ、交差するように引き絞る。
マリユス
だから
マリユス
手首を掴む
マリユス
私は……
マリユス
戦う
”フー”
殺すためではない、意識を落とすための攻撃。
マリユス
「う……」
GM
*マオマオの手番
”フー”
「助けてあげないの?」
”フー”
マオマオにのんきなことをきく。
マオマオ
「殺す気はないらしいので」
マオマオ
「まぁ、のんびりやっていきますよ」
マオマオ
* 回復 dJ 対象はマリユス
”フー”
割り込みありません
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 9[3,6]+4 > 13
マオマオ
1D6+4+1 (1D6+4+1) > 6[6]+4+1 > 11
[ マリユス ] HP : 9 → 17
マオマオ
言葉の通り、目の前で首を締められているマリユスを助けようとはしない。
マリユス
フーを見る
マオマオ
「──わたしの名によって願うことは、すべてが叶うだろう」
マオマオ
ただ、祈るだけ。
マオマオ
神は何もしない。
”フー”
するりと手の力を抜く。
マオマオ
だが、救世主は奇跡を起こす。
”フー”
「絞めでもだめ、か」
マリユス
「暴力男……」
マリユス
だが、覚えがないわけじゃない
”フー”
珍しくちょっと困ったような顔。
マオマオ
フーにとも、マリユスにともなく言う。
マオマオ
「マリユスを助けるのは、私でも神でもない」
マオマオ
「マリユス自身だ」
マオマオ
「私にできるのは、マリユスの願いが叶うよう祈るくらいですよ」
GM
*ラウンド終了 手札を捨てます
マリユス
*s6
”フー”
*s5,h10捨て
マオマオ
* d2 h2 s8 c8捨て
GM
*12ラウンド 手札を引いてください
マリユス
*c2 c9 cQ (d5 d6)
”フー”
*d3,s4,cJ,hJ,[dK]
マオマオ
* h4 h5 c7 d7 h9
GM
*マリユスの手番
マリユス
*パス
GM
*フーの手番
”フー”
*パス
”フー”
「やっぱりひどい男だと思うよあんた」
”フー”
一言だけ。
マリユス
「貴方の言えたことですか?」
GM
*マオマオの手番
マオマオ
「ほらほら、言われてますよ」
”フー”
「それはなんとも……」
マオマオ
* パス
GM
*ラウンド終了 手札を捨ててください
”フー”
*s4,cJ,hJ捨て
マリユス
*c2 cQ
マオマオ
* h4捨て
GM
*13ラウンド 手札を引きます
マオマオ
* (h5 c7 d7 h9) d8
マリユス
*c5 sQ(d6 d5 c9)
”フー”
*h7,d10,s10,[d3,dK]
GM
*マリユスの手番
マリユス
「私は彼の道具にはなりませんし……」
マリユス
「貴方の予備でもない」
”フー”
「だったら裁判を終えて自由に生きたらいいのに」
マリユス
*パス
GM
*フーの手番
”フー”
*鋭気d3 通打s10 対象マオマオ
マリユス
*妨害 c9
”フー”
*遊撃dK
”フー”
遊撃判定
”フー”
2d6+4 (2D6+4) > 4[1,3]+4 > 8
”フー”
*ダメージは4+4で8点
マオマオ
* 防壁 c7
マオマオ
2D6+4 (2D6+4) > 4[1,3]+4 > 8
[ マオマオ ] HP : 14 → 10
”フー”
減少量
”フー”
1d6 (1D6) > 5
マオマオ
* 愛毒 d4
マオマオ
2D6+4-5 (2D6+4-5) > 8[5,3]+4-5 > 7
GM
*4ラウンドの猛毒。
マリユス
妨害を振ります
マリユス
2d6+4+1+1 才覚+万能+凶器 (2D6+4+1+1) > 7[1,6]+4+1+1 > 13
”フー”
*h7精確
”フー”
効果量
”フー”
1d6 (1D6) > 2
”フー”
通打判定
”フー”
2d6+4+2>=13 (2D6+4+2>=13) > 10[4,6]+4+2 > 16 > 成功
”フー”
ダメージ
”フー”
1d6+3 (1D6+3) > 2[2]+3 > 5
[ マオマオ ] HP : 10 → 5
”フー”
「そうだ、そうだそうだ。じゃああんたにも味わってもらえば説得にも力が入るかもしれない!」
マリユス
「…………」
”フー”
いうが早いか、振り向きざまに後ろ回し蹴りをマオマオに放つ。
マリユス
「そういうところですよ」
”フー”
「だってさぁ」
マリユス
それでも、止めようと
”フー”
「とりあえずどっちかに倒れてもらわないと……」
マリユス
足元から生える鞭が、その足を絡めんと
”フー”
マリユスに背を向ける。
マリユス
「…………」
”フー”
足元の鞭など意にも介さない。
マオマオ
前回と同じように、ろくな防御も取れず回し蹴りが体に入る。したたかに打ち据えられて、男の体は地面に転がる。
マリユス
「マオランさん!」
マオマオ
かろうじて、体を腕で庇えたくらい。
”フー”
地面に転がった男に大股に近づく。
マオマオ
しかし、その腕には鉄板が仕込まれている。
マオマオ
そして棘が、毒が。
マリユス
「やめなさい」
”フー”
そのまま足を踏み下ろす。腹へ。
マオマオ
「ぐっ……!」
マリユス
「…………っ」
マリユス
駆け寄って、フーの腕を掴む
”フー”
足への鈍い痛みも、毒の焼ける苦しみも、マリユスの言葉も無視する。
マオマオ
腹に下ろされた足を、どうすることもできず、ただ手を添える。
”フー”
腕をつかまれようと、足をもう一度踏み下ろす。
マリユス
ひっぱる
”フー”
踏み下ろす。
マオマオ
「がっ……あっ!」
[ ”フー” ] HP : 10 → 7
”フー”
*猛毒処理をしました
GM
*マオマオの手番
マオマオ
呼吸をする度に、喉がひゅうひゅうと音を立てる。
マオマオ
この無力な男は、自分に振り下ろされた足一つ、どうしようもできない。
マリユス
「フー!」
”フー”
「何?」
マリユス
「…………」
マリユス
「やめてください」
マオマオ
痛みよりも、熱い、と感じた。
腹部が熱い。内臓だか血管だかが破れて、体の内側で、何かがじわりと広がっている。
”フー”
踏み下ろすのを止める。
マオマオ
溺れた人間のように、切迫した呼吸。
マリユス
誰も助けてくれなかった
マオマオ
こんなに死を身近に感じたのは、初めてかもしれない。
マリユス
だから
マリユス
助けないという選択肢は
マオマオ
いつもはシュエシュエが守ってくれていた。
マリユス
私には……
マオマオ
体が動かない。喉が動かない。呼吸ができない。
マリユス
「やめて……」
マオマオ
意識が遠のく。
”フー”
「マリユスはお願いするだけ。この男はマリユスを治すだけ」
”フー”
「ふぅん……」
マリユス
「…………」
マオマオ
ぼんやりと思い出した。
マリユス
生きたいと思う。
”フー”
「俺はただこれ以上誰も死ななければいいって思ってるのに」
マリユス
ただひと時でも、幸せを掴みたいと、思う。
マオマオ
シュエシュエのための薬がある。
彼女の傷付いた体を取り替える時に、使う薬。
”フー”
生き残ればそれでいい。自分の手が掴めるのは、自分自身の命まで。
マリユス
でも、この人を裏切ったら
マオマオ
生きている人間が使っていいのかは分からない。しかし、他に縋れるものは思いつかない。
マリユス
それは、永遠にかなわないと 思って
マオマオ
俺を救ってくれたのは。
マオマオ
いつだってお前だった。
マオマオ
* とうみつ使用します 対象は自分
[ マオマオ ] HP : 5 → 11
[ マオマオ ] とうみつ : 1 → 0
マオマオ
* パス
GM
*ラウンド終了 手札を捨ててください
マリユス
*d5 c5 sQ
”フー”
*d10捨て
マオマオ
* 捨てなし
GM
*14ラウンド 手札を引いてください
マオマオ
* s7 c9 (h5 d7 h9)
マリユス
*c10 sJ hQ cK (d6)
”フー”
*s3,d4,c5,c6,dJ
GM
*マリユスの手番
マリユス
*パスですが
GM
*フーの手番
”フー”
*パスです
[ ”フー” ] HP : 7 → 4
マオマオ
* パスですが……
GM
*ラウンド終了 手札を捨ててください
マリユス
*sJ hQ cK
マオマオ
* s7 c9 h9捨て
”フー”
*c5,c6,dJ捨て
GM
*最終ラウンド 手札を引いてください
マリユス
*c4 s9 s8(d6 c10)
”フー”
*h2,c7,s10,[s3,d4]
マオマオ
* s2 h2 (h5 d7) h10
GM
*マリユスの手番
マリユス
*パスですよ
GM
*フーの手番
”フー”
「じゃあ、マリユスはそこで奇跡を待ってたら?」
マリユス
「嫌です」
”フー”
*鋭気h2 通打s10 対象マオマオ
マリユス
*妨害 c10 精確 c4
マリユス
1d6 (1D6) > 4
マリユス
2d6+4+1+1+4 才覚+万能+凶器+精確 (2D6+4+1+1+4) > 10[6,4]+4+1+1+4 > 20
”フー”
*精確d4
”フー”
効果量
”フー”
1d6 (1D6) > 4
”フー”
通打判定
”フー”
2d6+4+4>=20 (2D6+4+4>=20) > 7[3,4]+4+4 > 15 > 失敗
マリユス
*間隙 d6
マリユス
7ダメージ!
GM
軽減して6点
[ ”フー” ] HP : 4 → 0
GM
HP0!判決表!
”フー”
2d6+3 (2D6+3) > 8[3,5]+3 > 11
GM
HPを1点回復して立ち上がる。
[ ”フー” ] HP : 0 → 1
[ ”フー” ] 前科 : 0 → 1
”フー”
マリユスの言葉を無視するように足を振り上げる。
”フー”
狙うは首。
マリユス
「……!」
マリユス
一度腕を放して
マリユス
「だめ!」
マリユス
全身で、横から
マリユス
押し倒すように、飛び込んで
”フー”
マリユスが。
”フー”
視界に。
”フー”
足を。
”フー”
練磨の男でも。練磨の男だからこそ。
”フー”
マリユスに体勢を崩される。
マリユス
そのまま、押し倒して。
マリユス
「させない……させません、もう」
マオマオ
開放されて、咳き込む。
マリユス
「貴方に人を……傷つけさせない」
”フー”
倒れこみしたたか体を打ち付ける。
”フー”
果たしてその男はどういう顔をしているのか。
”フー”
知っているのはマリユスだけ。
GM
*フーは猛毒ダメージ。再度HP0で判決表!
[ ”フー” ] HP : 1 → 0
”フー”
2d6+3-1 (2D6+3-1) > 9[6,3]+3-1 > 11
GM
HPを1点回復して立ち上がる。
[ ”フー” ] HP : 0 → 1
[ ”フー” ] 前科 : 1 → 2
GM
*マオマオの手番
”フー”
小さく一つ咳き込む。
マオマオ
倒れたまま、マリユスとフーを見る。
マオマオ
どちらも、死んでいない。
マリユス
立ち上がらないように、上に乗ったまま。
マリユス
その顔を見下ろしている。
”フー”
”フー”は、自分が今どんな顔をしているのかわからない。
”フー”
笑っているのだろうか?
”フー”
泣いているのだろうか?
”フー”
それとも怒っているのだろうか?
マリユス
「…………」
マオマオ
裁判が始まってから、結構な時間が経過している。
マオマオ
階段の上の、サンドリヨンを見上げた。
マリユス
そうして
マリユス
寄り添うように力を抜いて上に倒れ。
マリユス
その頭を、抱きよせた。
サンドリヨン
マオマオの視線を受け、小首を傾げる――微笑った気配。あるいは、哂った気配。
サンドリヨン
立ち上がる。
サンドリヨン
そしてほぼ同時に、鐘の音。
サンドリヨン
「みなさま」
サンドリヨン
美しく通る声。
サンドリヨン
「真夜中ですわ」
マオマオ
「……ふふ」
マオマオ
「ははは、あはははは!
はははははは!」
マオマオ
大声で笑う。
傷付いた内臓が痛むが、それでも笑わずにはいられなかった。
マオマオ
「……はぁ」
マオマオ
「マリユス、時間切れですよ」
マオマオ
「彼の勝ちだ」
マリユス
「…………」
マオマオ
「そして私は」
マリユス
顔をあげる。
マオマオ
「もうずっと前に、勝つ要素を失っていた」
マオマオ
* パス
マリユス
「マオランさん……」
GM
*15ラウンドが経過――審判を発動します。
GM
勝利条件は陣営ごとに確認していきます。
GM
では、まず。あなたに味方はおられますか?
マリユス
味方……
マオマオ
味方かぁ
マリユス
マオランさんが協力はしてくださいましたが
マリユス
彼に委ねます
”フー”
どちらも説得できなかったので二人に任せます。
マオマオ
私はマリユスさんの味方ですが
マオマオ
シュエシュエは私の味方です
マオマオ
Choice[マリユス,シュエシュエ] (choice[マリユス,シュエシュエ]) > シュエシュエ
マリユス
私は……フーの味方ではありません
マオマオ
あえて陣営で言うのならば、私は妻の側にいましょう。
GM
では、陣営分けはマリユス / フー / マオマオとシュエシュエ
GM
*条件1 陣営ごとに〈昏倒〉している人数を比較し、多いほうが敗北。
GM
*これに照らし、マオマオとシュエシュエは敗北。
GM
*条件2 陣営ごとに前科の合計を比較し、多いほうが敗北。
GM
*これに照らし、フーが敗北。
GM
*勝者、マリユス・ファリエール!
GM
――これにて裁判閉廷!
GM
GM
鐘の音が鳴り終わる。
GM
そして、サンドリヨンが階段を下りてくる。
サンドリヨン
「此度の宴の、一番の栄誉はマリユス様に」
マリユス
「…………」
マリユス
下にいるフーを見下ろす
マオマオ
力なく、軽い拍手。
マリユス
マオランを見る
マリユス
「私が……?」
”フー”
力なく床に倒れたまま、掌を顔にあてる。
サンドリヨン
「マリユス様は、この宴の勝者。残りのお二方の処遇はマリユス様に」
マリユス
「…………」
マリユス
「マオランさん……」
マリユス
「マオランさんは」
マリユス
「彼女の遺体に、火を……」
マオマオ
「火ですかぁ」
マリユス
「最後の、願いを……せめて」
マリユス
「かなえてあげてください」
マオマオ
「火葬は教義に反するんですが、ま、勝者の命令なら仕方ない」
マリユス
「灰になれば二度と」
マリユス
「蘇ることはありませんから……」
マオマオ
「だからこそ、私はこの神を信じているんですが」
マオマオ
「……シュエの気持ちを考えて、従いましょう」
マリユス
「…………ええ」
”フー”
身体を起こし、長い脚をたたんで床に胡坐をかく。
マリユス
その前に座る。
”フー”
両手を顔にあて顔を拭い去るように動かす。
マリユス
「勝ちましたが?」
”フー”
マリユスを見る。
”フー”
「おめでとう」
マリユス
「私が 勝ちましたが?」
”フー”
「そうだなぁ。マリユスは強いなぁ」
マリユス
「いつでも殺せるって 言ってませんでしたっけ」
”フー”
「――」
”フー”
口を開き、閉じる。
マリユス
「…………」
”フー”
「マリユスの方が強いなぁ」
マリユス
「…………」
マリユス
「強くありませんよ」
”フー”
「そう?」
マリユス
「ちょっと、貴方より……」
マリユス
「優しかっただけです」
”フー”
「んふふ」
”フー”
軽く肩を揺らす。
マオマオ
「あはは」
マオマオ
少し離れた所で、横になったまま笑う。
マリユス
「それで……」
マリユス
「他に、言う事は?」
”フー”
「ジュイェン・ウォン」
ジュイェン
「俺の名前だ。忘れないでくれれば満足だよ」
マリユス
「…………」
マリユス
頭に手をやって、冠を外す。
マリユス
「…………ジュイェン?」
ジュイェン
「何?」
マリユス
「…………」
マリユス
「どうして、今」
マリユス
「今更……」
マリユス
「名前を?」
ジュイェン
「マリユスを」
ジュイェン
「信用しているからだ」
マリユス
「はぁ……」
ジュイェン
「あとまぁ、殺される前に置いとけそうなものがそれぐらいしかなくてさ」
マリユス
「ちょっと遅すぎませんか?」
ジュイェン
「そうかな?」
ジュイェン
「まぁそうかもしれないなぁ」
マオマオ
「そうだそうだ」
ジュイェン
「……故郷のことを自分のものにしておきたかったのかなぁ」
マリユス
「…………」
マリユス
サンドリヨンに
マリユス
「水を一杯いただけますか?」
サンドリヨン
「ええ、もちろん」
サンドリヨン
つ、と招けば太閤がグラスを銀の盆に乗せてくる。
マリユス
立ち上がり、そのグラスを受け取って。
マリユス
それを、ジュイェンの顔にぶちまける。
ジュイェン
ビッタビタ
マリユス
「水死させてあげようと思いましたが……」
マリユス
「この、一杯の水で勘弁して差し上げましょう」
マリユス
「私は……優しいので」
ジュイェン
きょとんとした顔。
ジュイェン
「マリユスは優しいなぁ」
マリユス
「ええ」
マリユス
手を差し出す
ジュイェン
手をとる。
マリユス
引き上げて、その顔を見上げ。
マリユス
「次はありませんからね」
ジュイェン
「忘れないよ」
マリユス
「どうだか」
マリユス
そうして、背を向けて
マリユス
「サンドリヨン様」
サンドリヨン
「ええ、マリユス様」
マリユス
「死者は1名。もとより死体。」
マリユス
「……もし、叶うならば……」
マリユス
「この馬鹿がつけたマオランさんの傷が治るまでお世話くださると幸いです」
サンドリヨン
鈴の転がるような笑い声。
サンドリヨン
「お望みならば次の宴まで」
マオマオ
「マリユスさんは、本当にお優しい」
マオマオ
あーあ、と大きなため息。
マオマオ
起き上がる。
マオマオ
「怪我の治療なら自分でもできます。それよりも、マリユスの言うように……シュエシュエを火葬して頂けますか」
マオマオ
「ここから運び出すのは難しい。かといって、ここで火葬にするわけにもいかないでしょう」
サンドリヨン
「この宴の中で、わたくしに出来ぬことはございませんよ」
サンドリヨン
「灰ひとつ残さず」
サンドリヨン
楚々と笑い。
サンドリヨン
「これで此度の宴はお開きですわ」
サンドリヨン
「亡くなった方の六ペンスコインは、マリユス様のお好きに。わたくしにはもう十分」
サンドリヨン
「お望みならば次の宴にご参加くださっても構いませんけれど――」
マリユス
「いえ、お誘いはありがたいですが……」
マオマオ
「さすがに遠慮させて頂きましょう」
マリユス
「戻らねばいけない場所が、ありますので」
サンドリヨン
「それは残念」
マリユス
「そうですね」
マリユス
と、ジュイェンを見る
ジュイェン
「はいな」
ジュイェン
いつもの顔。いつもの声色。
ジュイェン
「報告に戻る?」
マリユス
「ええ」
マリユス
「お互い秘密が増えましたね」
ジュイェン
「んふふ」
マオマオ
「では、ここでお別れですね。私は火葬を見届けなければいけませんし」
マオマオ
マリユスを見る。
マオマオ
「あなたがどう思っているかは知りませんし、興味もありませんが……、私は、あなたを味方だと思っていましたよ」
マリユス
「…………ええ」
マリユス
「マオランさん」
マリユス
「奥方は……残念でしたが。次は。」
マリユス
「パートナーを大事にしてあげてくださいね」
マオマオ
「さて、そうそう都合よく人を信じられるやら」
マリユス
「彼女は貴方を愛していたと、私は……そう、思いますよ」
マオマオ
「……そうだと、いい」
マオマオ
「いや、そういうことにしておきましょう」
マリユス
「お元気で。私は……貴方を」
マリユス
「嫌いになれない、と。そう言っておきましょう。」
マオマオ
"フー"がこちらを向いていないのを確認する。
マオマオ
「私はあなたのことを、結構気に入っていましたよ、マリユス」
マオマオ
「味方に誘ってくれましたし、ご飯をくれましたし、優しくしてくれました」
マリユス
「…………マオランさん」
マオマオ
「信頼の証に、一つだけ本当のことを教えましょう」
マオマオ
もう一度"フー"がこちらを見ていないことを確認する。
マオマオ
鉄板に水をぶちまけたように、水蒸気のような煙が立ち上り、マオマオの体を隠した。
マオマオ
揺れる2本の尻尾。
マオマオ
一匹の黒猫。
マオマオ
マリユスの足に頭を擦り寄せる。親愛の証。
マリユス
「……っふふ」
マオマオ
「これでも人の心が分かるように、努力していたんですけど」
マオマオ
「まだまだ全然分かりませんね」
マリユス
「おやおや……」
マリユス
しゃがみ込んで、そっとその頭を撫でる。
マオマオ
撫でる手に目を細める。
マリユス
「……痛い思いをさせてすみませんでした」
マオマオ
「もういいですよ。優しくしてくれたので」
マオマオ
時間が巻き戻るように、再び煙が体を包む。
マリユス
立ち上がる。
マオマオ
「……では、お元気で」
ジュイェン
2人が挨拶をかわす間に、床に横たわったまま動かないシュエシュエのもとへ歩み寄る。
ジュイェン
「…………」
ジュイェン
彼女の自我に、生き方に、存在に。
強く惹かれた。
ジュイェン
何が彼女を彼女たらしめていたのか。
ジュイェン
それでも最後に、彼女はあの男を選んだ。
ジュイェン
あの男に殺されることを望んだ。
ジュイェン
そのためにマリユスを殺そうとした。
裁判に勝利するために。
ジュイェン
果たして本当にそうだったかはわからない。
ジュイェン
言葉を紡ぐ喉は俺が潰してしまった。
ジュイェン
あの男と最期に会話もしていない。
ジュイェン
「…………」
ジュイェン
静かに手を合わせる。
ジュイェン
祈る。
ジュイェン
彼女のために。
ジュイェン
もしかしたら、マリユスのために。
ジュイェン
あるいは、あの男のために。
ジュイェン
もしかすると、自分のために。

サンドリヨン
「では、みなさま。楽しい宴に感謝を」
ジュイェン
立ち上がり、二人の方をむく。
マオマオ
しれっとした顔で立っている。
マリユス
ドレスの裾をつまんで膝を曲げる
サンドリヨン
「お帰りは緋の扉へ。……ごきげんよう!」
マリユス
冠をつけなおす
GM
つい昨日あなたがたの入ってきた、重く輝く緋の扉が、音もなく開く。
マリユス
「行きますよ、ジュイェン」
ジュイェン
「はいはい」
マオマオ
シュエシュエの側に立ち、2人に軽く手を上げた。
マリユス
一度振り向いて、微笑み
マリユス
それから、前を向いて扉から外へ。
GM
そうしてあなたがたの道は分かたれる。
GM
ひととき手を取り合ったとて、それは、舞踏会の場のダンス一曲。
GM
けれども、仮面の向こうの相手の顔を垣間見て。
GM
けれども、たったそればかり。
GM
ワルツは終わらない。
GM
あなたがたの生がまだ、終わっていないから。
GM
さあ、踊って。
GM
さあ、生きて。
GM
Dead or AliCe 『Waltz for Lovers』
GM
――FIN