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GM
ではお揃いになったということで
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GM
始めていきます
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金生 雛
よろしくおねがいしまーす
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港桂
よろしくおねがいします!
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セージュ
よろ……おね……ます
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GM
よろしくお願いします!
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GM
* * *
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GM
白波。
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GM
白波の寄せて、引いて、どこへゆくのか誰も知らない。
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GM
海にゐるのは、
あれは人魚ではないのです。
海にゐるのは、
あれは――
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GM
* * *
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GM
Dead or AliCe『白波に沈む』
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GM
* * *
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GM
果てしなく、果てしなく、いつまでも夢を見て
永遠の夢を
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GM
いつかの日にあなたを攫ってゆく
遠い海の底を覗き込むように
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GM
* * *
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GM
――堕落の国に広がる砂塵の大地を、北へ、北へ。
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GM
そこに広がる、青い海。曇天の下にも、潮風のにおいがする場所。
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GM
『オーケアニス海岸』
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GM
人魚が棲むという噂が囁かれる、小さな入り江です。
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GM
曇った空の下、ところどころ歯を剥くような波も、その入り江では穏やかに打ち寄せるばかり。
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GM
そしてあなたがたは、モックスフォンド学術連盟の依頼を受け、『オーケアニス海岸』に向かっています。
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GM
長かったような短かったような旅程ですが、もうすぐ現地に到着の予定です。
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GM
かすかに、海風の気配を感じます――
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Dr.エイプリル
「さあさあ、もうすぐ『オーケアニス海岸』だよ!」
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港桂
「わ~海だ~☆」ぴぃぴぃと指笛を鳴らす。
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金生 雛
「うわ~まともな海! もう水がいっぱいあるだけで嬉しくなっちゃうよね! ずっと荒野ばっかりだから!」
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セージュ
三人の後ろをノロ……ノロ……とついていく。
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セージュ
歩きやすい格好とは程遠いし、歩幅も小さい。
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Dr.エイプリル
「そうだねえ、堕落の国じゃあ、まだ腐ってない海ってだけで珍しいからねえ」
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Dr.エイプリル
「セージュさんは相変わらずテンション低いな。だいじょうぶ?」
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セージュ
両腕でぬいぐるみを抱えているので、バランスもよくなく、よく転びかけたり転んだりしている。
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金生 雛
「海の家とかあるともっとよかったんだけどな~。焼きそば食べたいな~」
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セージュ
「あっ はい すみ……ません ボクは…… ぃじょうぶ…… です」
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セージュ
声も聞き取りにくい。
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港桂
「水着とかねェ~だろうし、泳ぐならマッパかな~」
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金生 雛
「マッパか~~~~~~~~~」
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金生 雛
「マッパな~~」
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港桂
「ビーチ男女で分けなきゃだな~」
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セージュ
口元を常にぬいぐるみの頭部で隠している上に、喋りかたがたどたどしいので、ひたすら聞き取りづらい。
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セージュ
「まっ…………」
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港桂
「マ?」
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セージュ
「ま……」
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セージュ
「まま ……」
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港桂
「マッパいやか~」
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セージュ
(コク……)
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港桂
「そうだよな~」
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Dr.エイプリル
「っていうか、いちおう、念の為、言っておくけど……水が腐ってなくても棲んでる魚は亡者だからね」
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金生 雛
「そもそも海にマッパって……怖くない???」
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セージュ
(コクコク)
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Dr.エイプリル
「泳いでもいいけど、私を残して死なないでね」
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セージュ
(コク……)
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金生 雛
「ナマコの亡者とかいるのかな……」
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港桂
「ハマグリの亡者とか……」
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金生 雛
「そういえばこーちゃんは港町生まれなんだっけ」
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セージュ
「おすし……」ボソ……
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港桂
「ん?そ~よ、よくおぼえてんね」
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金生 雛
「これでもちゃんと人の話聞いてるほうなんだよ!」
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金生 雛
「友達の誕生日ちゃんと覚えてるし……」
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港桂
「えらいね~」
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港桂
「おすしたべてぇね~」
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金生 雛
こんなかんじで雛は基本的にずっと喋ってます、いつも。
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Dr.エイプリル
「物覚えがいいのは良いことだねえ~。やっぱりうちで専属契約しようよ」
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金生 雛
「お寿司なにがすき? わたしはいくら」
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金生 雛
「中学生なのでバイトはちょっと……」
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港桂
しゃべられればその話題に適当な相槌でも乗る。
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港桂
「柿とサバだな~」
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セージュ
「ボク……も いくら…」
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セージュ
「プチプチ してて……」かわいいから……
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港桂
「いくらな~」
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港桂
「あれ罪悪感やべ~んだよなあ」
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金生 雛
「柿って柿の葉寿司ってやつかな……よくしらないけど」
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セージュ
「えっ……?」
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金生 雛
「プリン体が多いから?」
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港桂
「うんそれカキノハズシ」
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セージュ
「プリン……」回転寿司で流れてくるアレのことを思っている。
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セージュ
(プリンも食べたいな……)
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金生 雛
「プリン体ってよく知らないけど……」
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港桂
「だって赤ちゃんまるごといっちゃってるじゃん、かわいそう。まあうめ~んだけど」
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セージュ
「赤……」
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港桂
「サーモンベイビー」
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セージュ
考えたこともなかったという顔。
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セージュ
「ご ご ごめんなさい……」
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セージュ
(プルプル)
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Dr.エイプリル
「え~、食べ物ってみんな生きてるんだし関係なくない?」
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港桂
「ちげ~ってなんかほらイメージだから」
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セージュ
「たし かに……」蟹
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港桂
「かわい~とダメージもでけ~の」
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金生 雛
「お腹空いてきたな~」
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Dr.エイプリル
「そっか~……そっか~?」
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セージュ
「いきてる…… だけで…… つみぶかい……?」原罪
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港桂
「そんなことないよお~」セージュちゃんを励ます踊り
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セージュ
「ほんとうに……?」
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金生 雛
真似して踊る。
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セージュ
うに
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セージュ
「生き てて…… だいじょうぶ……?」
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Dr.エイプリル
「だいじょーぶだいじょーぶ」
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金生 雛
「今さらじゃない?」
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Dr.エイプリル
「ていうか、まあ、そうよね~」
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Dr.エイプリル
「大概の人は死にたくないしね~」
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Dr.エイプリル
「そういや、昔さ」
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Dr.エイプリル
「ニホンって国から来た救世主がさあ」
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港桂
「シースーの本場じゃ~ん」
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Dr.エイプリル
「人魚の肉って、食べるとなんか、不老不死になれるって話をしててさ~」
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Dr.エイプリル
「私はそれに興味がアリアリなんだよね~」
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金生 雛
「Yes, I come from Japan.」
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港桂
「JAPAN!」
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セージュ
「パン……」
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港桂
「パ~ン」
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金生 雛
「いや、え? もっかい言って」
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金生 雛
「不老不死?」
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金生 雛
ふざけてて……あんまり……ちゃんと……
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Dr.エイプリル
「もっかい??」
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Dr.エイプリル
「なんかね、食べるといいんだって」
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港桂
「人魚ってでもさ」
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金生 雛
「健康にいいってこと?」
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Dr.エイプリル
「死ななくなるらしいよ」
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港桂
「あれじゃん?上ヒューマンで下フィッシュなわけでしょ」
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セージュ
「DHA……」
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港桂
「どっち食うんだろうね?」
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金生 雛
「境目じゃない?」
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港桂
「人魚のトロか~」
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セージュ
「ええ……」
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金生 雛
「ヒューマンのところ食べたら人だし……フィッシュのところ食べたら魚じゃん……」 [編集済]
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金生 雛
「カレーとライス両方同時に食べてカレーライスじゃない?」
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セージュ
「境目 って…… おなか……」
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セージュ
「おなか…… 食べたら 痛そう……」
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港桂
「人魚ってヘソあんのかな」
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金生 雛
「ちゃんと〆ないとね」
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セージュ
プルプルと首を振っている。
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セージュ
「〆……」
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Dr.エイプリル
「コーケイくん、さっき可愛いの食べるの罪悪感あるって言ってたけどさ、可愛くなかったら食べてみたい?」
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港桂
「え?わかんね~」
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港桂
「その場のノリで生きてっからな~」
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港桂
「でもお得感やばそ~」
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金生 雛
「セーちゃんは食べる?」
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セージュ
(プルプルと首を横にふる)
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港桂
「ヒナちは?」
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セージュ
「でも…… 人魚 は…… 見てみたい……」
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金生 雛
「絶対食べる」
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金生 雛
「お腹空いたし……」
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セージュ
「えええ……」
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セージュ
(プルプル)
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金生 雛
「ここ最近だって……草のスープしか食べてなくない?」
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港桂
「やべ~」
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港桂
「ま~飽きるよな~草」
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セージュ
「お肉 なら…… んでも いんですか……」
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金生 雛
そうはいうものの雛は小食であまり食べものを食べない。
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Dr.エイプリル
「ヒナちゃんあんまりごはん食べないじゃん」
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金生 雛
「草飽きたから……」
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セージュ
セージュはしっかり食べるほう。
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セージュ
体型を維持するには適度なカロリーが必要なのだ。
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金生 雛
「でも不老不死、いいじゃん。よくない? 絶対いいよ~」
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Dr.エイプリル
「食べなくても死ななくなるのかな……便利だな……」
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Dr.エイプリル
「あとこう」
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Dr.エイプリル
「死なないならちょっと……研究を……こう……」 わきわき。
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金生 雛
「マッドサイエンティストじゃん」
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港桂
「パネェ~」
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Dr.エイプリル
「マッドじゃなきゃこの国で研究者できないよ!」
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金生 雛
「こわーい」
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セージュ
「でも…… お話の中だと だいたい…… 不老不死の ひと って……」よくない末路を迎えてますよね。
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セージュ
一話ごとに、義務みたいなゴアシーンを入れられたりする。
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金生 雛
「でもこう、年齢制限ある服ってあるじゃない?」
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金生 雛
「セーラー服とかもだけど」
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セージュ
「…………」
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金生 雛
「不老不死だと! 着放題!」
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港桂
「でもさ、あれじゃん。どのへんで不老不死スタートするかわかんなくね?」
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金生 雛
「え~」
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港桂
「ジジババになってからスタートしたら」
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セージュ
「ひぃ……」
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港桂
「オレやだな~」
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金生 雛
「それは最悪だな~」
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金生 雛
「完全に嫌がらせじゃん」
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セージュ
「しかも 死ねない……」
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金生 雛
「罠だよそれ」
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港桂
「ちょ~コエ~」
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セージュ
(プルプル……)
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金生 雛
「でもまあ、わからないからね。私はワンチャン賭けるよ」
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セージュ
「ブレイバー……」
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GM
と、そんなこんなでワイワイとした旅程も、ほどなく終わりを迎えます。
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GM
あなたがたの視界に、小さな村が見えてきました。
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金生 雛
「あっ村じゃない? 村だ! やっとついた~~!」
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港桂
「メシ~風呂~ベッド~」
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Dr.エイプリル
「ノーアポだからな~。風呂とベッドは難しいかもな~」
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金生 雛
「え~、おらおら~救世主さまだぞ~で行けない?」
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セージュ
PK……!
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Dr.エイプリル
「無い袖は振れないんだよ」
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金生 雛
「はい」
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セージュ
「ラブ&ピース で いこう……?」
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金生 雛
このなけなしの愛1でな……
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GM
村に着くと、物見高い村人が何人かあなたがたの様子を伺いに来ます。
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村人
「このご時世に四人も人が来るとはね」
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村人
「しかもナリからしてあれだな、この国のやつじゃないな」
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金生 雛
「救世主でーす。救世しにきました~」
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村人
「うわ」
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セージュ
「えっ……」
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セージュ
「ちが……」
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セージュ
他人のふりをしはじめます。
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Dr.エイプリル
「私、モックスフォンド学術連盟の者です。こちらは護衛のひとたち」
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村人
「うわ」
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村人
モックスフォンド学術連盟もそんなに……評判は……微妙。
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セージュ
他人のふりをして、ぬいぐるみと喋り始めました。
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金生 雛
「セーちゃんセーちゃん! こっちだよ!」
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セージュ
高ストレス状況になると、たまに見られる光景です。
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金生 雛
「セーちゃんちゃんと挨拶しないと! ほら!」
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セージュ
「知らない……」知らないではない
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港桂
「ど~も~☆」
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港桂
適当に手を振る。
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村人
うわ、って顔。三回目。
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村人
「モックスフォンドから来たんじゃあ、あれか、『カリプソ』か」
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Dr.エイプリル
「『カリプソ』?」
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村人
「入り江に棲んでるやつだよ」
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金生 雛
「まさか……ナマコの……?」
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セージュ
「ナマコ 好きなの……?」
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金生 雛
「え? なんで?」
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セージュ
「え……?」
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セージュ
なんでこっちが訊かれてるの?
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港桂
「え?亡者?」
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港桂
「海住んでんのやべくね?」
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セージュ
「話を……」聞こうよ……
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金生 雛
「カリプソってなんですか?」
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金生 雛
「入り江の……」ナマコではない……
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村人
「なんか、ずっと前に棲んでた人魚の子だか孫だかって話だけど」
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村人
「おれらはまともに見たことはないね」
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セージュ
もしナマコだったら、雛に押し付けようと考えている。
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金生 雛
「人魚!」
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港桂
「へ~」
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セージュ
「いるんだ」よかった……ナマコじゃない。
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村人
「なんか……船を出すと、それっぽい影が見えることはあるよ」
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村人
「別に、こっちに危害を加えてきたことはないけどね」
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村人
「ただ、海ん中の亡者とは……戦ってんのかどうなのか」
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セージュ
「……」 亡者もいるよね……
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港桂
「マジか~」
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セージュ
危害を加えないということは…… 「ただの 末裔か 救世主」 かな……
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村人
「亡者と戦ってんのか、仲良くやってんのか……どっちにしても、ずっといるね」
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金生 雛
「そっか~」
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金生 雛
「どういう子なんだろうね。お話とかできるかな」
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村人
「おれが子供の頃には、もうずっといたって話だからな」
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村人
村人は四十歳くらいに見えます。
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金生 雛
「じゃあ不老不死なのかも」
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セージュ
不老っぽい
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港桂
「ババァかもな~」
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Dr.エイプリル
「じじいかも」
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金生 雛
「食べても美味しくなさそう」
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セージュ
「食欲……」
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村人
「まあ……おれらは普段、『カリプソ』には関わらないよ。そうすりゃ害はないから」
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Dr.エイプリル
「……じゃあ、あの……もしできたら、こう、大学に持って帰っても……いいですか?」
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村人
「……………………」
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村人
「まあ……うーん……」
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村人
「……おれらは、なんにも関わらない。『カリプソ』については、そういうもんだってことになってるんだよ」
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金生 雛
「ふーん……?」
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金生 雛
よくわかってない顔。
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金生 雛
「まあ、捕っちゃっていいってことね」
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金生 雛
おっけーおっけー!
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セージュ
関わると……「たたりが起こる……みたい な?」
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港桂
「出た~迷信~」
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セージュ
「たたり……!」 自分で言って怖くなった。
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金生 雛
「村に伝承の人魚の歌とかあるやつじゃん」
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セージュ
「手毬唄の とおりに……」見立てられて殺されてしまう。
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村人
「実際、触らぬ神に祟りなし、っていうらしいだろ」
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セージュ
「やだ……」死にたくない。
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村人
「おれらは触らないことで、祟られないようにしてんのさ」
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金生 雛
「いまさらなんだよな~~」堕落の国だよここ!??
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セージュ
「御札とか しめ縄とか……」剥がしちゃだめだよ……
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村人
「ま、あんたがた救世主なんだし。別に、この村であんたがたに文句言うやつはいないよ」
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金生 雛
「ありがとうございます!」
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セージュ
「ごめんなさい……」謝
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港桂
「ヨロ~」
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金生 雛
「話してみるといいひとだったね!」ねっセーちゃん!
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セージュ
「ええ……」
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セージュ
「単に……立場が……その……」モゴモゴ
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GM
それから、Dr.エイプリルが村人といくらか実務的な話をして。
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GM
残念ながら風呂とベッドは無理でしたが、比較的小綺麗な納屋を借りられることになりました。
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GM
屋根がある!やったね!
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金生 雛
納屋、だーいすき!
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金生 雛
なわけあるか
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港桂
納屋だ~
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GM
* * *
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GM
ということで、一度レギュレーションなどの話を。
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GM
まず情報タブにそれぞれキャラシを貼ってくださ~い
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GM
ありがとうございます。
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GM
今回のお茶会は2ラウンド。
それぞれの手番が各ラウンド1回、PKの手番は計3回。
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GM
このシナリオは対立型です。
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GM
手番は都度希望を出し、カブった場合は1d6で目が高い方から行います。
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GM
反対に、誰も手番を行いたくない場合は、やはり1d6を振って出目の低いほうから手番を開始することとします。
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GM
それから、このシナリオには『クエスト』が存在します。
概要を情報タブに記載します。
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GM
クエストは、お茶会で手番の行動を決めるとき、同時に選択できます。
クエストを選択したシーンを描写する際は、クエストの内容を踏まえて演出を行ってください。
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GM
……ということになってますが、どうしていいかわかんないなってなったら追加シーンにしてもいいです。
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GM
それから、実際のやり方について。
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GM
クエストをやるシーンでは、通常のお茶会と同様に判定を行います。そのときの達成値がクエストの目標値に達していれば、クエストも同時に成功です。
つまり今回は、クエストを選択した手番、疵を抉る/舐めるなどの判定の際に10以上が出ていればクエスト成功です。
能力値補正やティーセットの効果も普通に乗ります。
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GM
誰もやらないとランダムでものすごい強烈にビンタされます。
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GM
最後にシーン表を掲示します。
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GM
データとしてはこんなところですね。
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GM
* * *
avatar
GM
さて、納屋の中。
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Dr.エイプリル
「まずは無駄足にならなくてよかったね!」
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金生 雛
「ほんとほんと!」
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港桂
「いるもんだな~」
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金生 雛
「無駄足だったら帰り道完全にもう……おしまいじゃん。エイプリルさんがなんかごめん……ってなってたよ」
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Dr.エイプリル
「えっ、別に……」
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Dr.エイプリル
「よくあることだし……」
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金生 雛
「えっ」
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金生 雛
「あっはい」
avatar
セージュ
(早く帰りたいな……)と思っている
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Dr.エイプリル
「まあ、いいんだよ!今回はいたから!」
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Dr.エイプリル
「それで、もちろん、私はくだんの『カリプソ』にお目にかかりたいわけだけれども」
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金生 雛
「うんうん」
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Dr.エイプリル
「きみたちは、こう……これから、」
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Dr.エイプリル
「探してきてね」
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Dr.エイプリル
「頑張って」
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港桂
「マジか~~」
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セージュ
「主語が……」
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金生 雛
「がんばろ~!」
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Dr.エイプリル
「すなお~!先生うれしいな~!」
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セージュ
抱いているぬいぐるみに爪を立てている。
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港桂
「タダはや~よ」
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金生 雛
「だってお仕事……のお手伝いだし!」
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Dr.エイプリル
「謝礼は大学からいくらか出てるでしょ!ちょっとだけだけど!……ほんのちょっとだけど!」
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GM
村人の話によると、入り江にはいくつかの小さな洞窟があって、『カリプソ』はそのうちのどこかにいるようです。
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金生 雛
「洞窟とかわくわくするね」
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セージュ
「そう……?」
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GM
引き潮を狙えば、浅い場所を歩いて入れるものが多いようですね。
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Dr.エイプリル
「聞いたとこ、もうすぐ引き潮の時間だってさ!」
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Dr.エイプリル
「頑張ってきてね!!」
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セージュ
(やだな……)「はい……」
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金生 雛
「荒野で人喰い三月追いかけ回してるより良くない?」
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港桂
「ま~海だからな~」
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GM
あなたがたはDr.エイプリルに見送られて納屋を出ました。
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セージュ
「洞窟は…… 転ぶし…… 頭ぶつける……」
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金生 雛
「どじっこだ~」
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金生 雛
「よし、いこ!」
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GM
村の中は、迷うほど広くもないですね。
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GM
海べりに出ます。
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GM
浅い海。水は……濁ってはないな。腐ってもいない。
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GM
この国にしてはかなり綺麗な水に見えます。
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金生 雛
最高ですね!
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セージュ
スカートの裾が濡れるなぁ……と思っている。
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GM
入り江ですから、こう、海を囲うように陸があり。崖のような場所もある。
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GM
そこに、いくつか、横穴が見えます。
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GM
歩いていけそうですね。濡れるのが嫌なら小舟がそのへんに繋がれています。
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金生 雛
小舟に乗ります。
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セージュ
乗ろう
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港桂
乗るか~
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金生 雛
乗って、こーちゃんをにこにこしながら見る。
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港桂
「引っ張ればいい?」
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金生 雛
なんか……とくいそうだから……?
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金生 雛
「わ~い!」
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港桂
「しゃ~なしやな~」
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セージュ
「ごめんなさい……」縮こまる
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金生 雛
「やさしい~! イケメン~!」
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港桂
「帰りはヒナちやってな~」
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金生 雛
「はーい」
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港桂
靴を脱いで海にじゃぶじゃぶ。
船につながれた縄を手でもって引っ張る。
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金生 雛
なんか小舟押すのも楽しそうだなって思っています
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港桂
「おらおら~」
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GM
水の中には、時折、手のひらにも満たないような小魚が泳いでいます。魚たちも亡者ですが、もともと噛む力もないようなやつ。
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金生 雛
完全に海遊びの気持ちだ。
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セージュ
ちょっと楽しくなってきている。
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港桂
「うお~魚いる~」
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港桂
わりと楽しそう。
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GM
このくらいのやつは獲って食えるんじゃないかな……
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GM
寿司は難しいかも。
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セージュ
水面(すいめん)に手を伸ばしては触れる前に引っ込めている。
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金生 雛
「魚だ魚だ~えい!」捕った
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GM
ぴちぴち。
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金生 雛
「セーちゃん食べる?」
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セージュ
「え……」生で?
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港桂
「おどりぐいじゃ~ん」
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港桂
生卵の亡者がいればな~。
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GM
まあそんなかんじで三人が適当な洞窟に向かうとですね。
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GM
ひとつめはハズレでした。
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金生 雛
「次押す! 変わって~!」
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金生 雛
スカートをずりずり上げながら立ち上がる。
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港桂
「おっけ~」
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港桂
小舟がぬれないようにこしかける。
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セージュ
(船底に砂利が……)
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金生 雛
「ゴーゴー!」
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港桂
「いったれいったれ~」
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金生 雛
これが猟奇3の力。ずんどこ行きます。
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GM
ふたつめ。誰もいない……ように見える。
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GM
ただ、何か。背後で、規則的な波を乱すような水音がしました。
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GM
とぷん。……とか、そんなかんじ。
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港桂
「お」
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港桂
「お魚さんかな~」
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金生 雛
「大物?」
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金生 雛
急旋回します。
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『カリプソ』
「わっ……」
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『カリプソ』
「……………」
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セージュ
「あっ」
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『カリプソ』
「……見かけない顔」
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港桂
「わ~」
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金生 雛
「あっ!」
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港桂
「めっちゃ美人じゃ~ん」
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GM
波の下に見えるのは、魚の下肢。
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GM
鱗には、真珠の宿す七色の輝き。
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金生 雛
「あなたがカリプソさん?」
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金生 雛
ストレートに聞く。
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セージュ
「人魚さん……!」
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『カリプソ』
「……カリプソ?」
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『カリプソ』
「わたしのこと……村の人間がそう言っているの?」
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金生 雛
「え、そう聞いたけど……」
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『カリプソ』
「……そう。じゃあそれでいい」
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セージュ
いいの……?
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『カリプソ』
呼ばれ方には、あっという間に興味を失ったようです。
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『カリプソ』
「あなたたちは、……何しに来たの? 村のひとたちは、わたしには関わりたがらないのに」
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港桂
「お話しに来たんだよ~」
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港桂
へらへら手を振った。
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金生 雛
「私は金生雛! 中学生!」
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『カリプソ』
「カナウ……? ちゅう、……何?」
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金生 雛
「ヒナって呼んで!」
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『カリプソ』
「ヒナ。……じゃ、そっちの二人は?」
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金生 雛
なんかはしゃいでたから元気よく挨拶しちゃったな……って急に反省モードになる。
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セージュ
(ボクの名前は……)「セージュ……」(です……)
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港桂
「オレは港桂~コーでもケイでもいいよ~」
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『カリプソ』
確かめるように、ひとつふたつ、瞬き。
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『カリプソ』
「……お話って?」
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金生 雛
こーちゃんに任せたという顔で見る。
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港桂
「この海の亡者とか深さとか~」
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港桂
「あ、ね~カリプソちゃんこの海の向こうとか行ったことある?」
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金生 雛
ナンパがうまいな~って顔
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港桂
「船なら行けるかな~」
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『カリプソ』
「……いいえ。わたし、ずっとここにいるわ」
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港桂
「え?そ~なん?危なくない?」
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『カリプソ』
「亡者は……たまに、大きなのが来る。たまにだけ」
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港桂
「たまにか~」
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金生 雛
「カリプソちゃんって救世主なの? 末裔?」
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『カリプソ』
「……わたしのおかあさんは、救世主だったみたい」
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『カリプソ』
「おとうさんは、末裔」
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金生 雛
「へ~!」
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港桂
「ハーフじゃん!」
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『カリプソ』
「わたしのことは……よく、わかんない」
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港桂
「そーなん?」
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金生 雛
「たしかに初めてかも
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『カリプソ』
「大きいのとも、なんとか、戦うことはできるわ。……でも、わたしは外の世界から来たわけじゃないから」
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セージュ
二人が話している間にしげしげとカリプソの姿を観察しています。
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港桂
「外の世界の話とかは聞いたことある系?」
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港桂
「オレも海ってーか海の近く出身でさ~」
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港桂
「なんか懐かしー的な?めっちゃここの海いいね!」
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『カリプソ』
「……海の中は、ここもそんなに変わらないって、おかあさんは言ってた」
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『カリプソ』
「陸のことは、よく知らないわ」
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金生 雛
「いいよね」
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港桂
「海やべーもんな~」
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金生 雛
「永住するならここかなりいいもん」
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港桂
「海シャレんなんねーもんマジ」
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金生 雛
「ね~」
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セージュ
「まあ……そうかも……」マシなほうかも……
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港桂
「あ、もしかしてカリプソっておかーさんの名前だったりして?」
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『カリプソ』
首を振る。
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『カリプソ』
「今の村に、おかあさんを知ってるひとはいないわ」
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港桂
「マジか~」
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『カリプソ』
「お母さんがいた頃のひとは、たぶんみんな死んだから」
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金生 雛
「エイプリルさん呼んでくればいいのかな?」セージュに話しかける。
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港桂
「長生きじゃ~ん」
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『カリプソ』
「……エイプリルさん?誰?」
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金生 雛
「あなたに会いたがってるおねーさん」
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『カリプソ』
「…………」 ちり、と警戒の色。
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セージュ
「この人で あってるのかな……」他にいないだろうけど……
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『カリプソ』
「……ほんとうに、お話だけ?」
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金生 雛
うーん。警戒されているな~。
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港桂
「そーお話だけよ。潮満ちてくるし、オレたちもう帰るし」
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港桂
「今日はありがとね」
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金生 雛
さすがこーちゃん かしこい!
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港桂
「海な~呼吸できないの難点だよな~」
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セージュ
(コクコク)
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金生 雛
「またねえ」
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港桂
「ばいば~い」
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セージュ
「今は……合わせないほうが いいかもね……」小声
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金生 雛
じゃばじゃば。船を押していきます。
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『カリプソ』
「……うそつき」 背中に小さな声が聞こえる。
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港桂
手を振る。
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『カリプソ』
とぷん、と水の音。
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セージュ
ビクッ
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『カリプソ』
「むかし、いたんだから」
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『カリプソ』
「おかあさんを食べちゃおうとしたひと……」
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GM
* * *
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GM
では、導入を終えましょう。
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GM
今日はこんなところで。
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GM
次回、17日 22:00から。
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GM
次もよろしくお願いしま~す
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GM
* * *