GM
あなたとあなた、一人と一人。そして二人が八揃い。
GM
あなたの隣と、あなたの敵と。どちらを見るのが正解か。
GM
もしかして、十二人。そうしてまた、いつか、誰か。この塔から。
GM
ゆっくりと休息を取り、そろそろ上へと向かおうという頃合い。
レフト
上への階段は緩やかにカーブを描き、先は見えない。
GM
踏み入れた階段は、下から来た時と同じく、白い石でできている。
GM
足音は上から下まで遠く響き、また延々と上る。
レフト
前階のこともある。盾を構えたまま中を窺った。
レフト
「まだ上がってきていないのかもしれません」
カーシェス
「それなら、軽く見て回るか。同じだろうけど」
レフト
「……階下で休んでいるのか、まだ戦っているのか」
レフト
「どちらにせよ、今度は我々が待つことになりそうですね」
カーシェス
「別に、待ち伏せする必要もないだろう。」
カーシェス
「心配なら、階段が見えるところで待つか」
GM
では、そうしてあなたがたは階段の近くに陣取って。
レフト
こちらから仕掛ける気は無いが、警戒するに越したことはない。
レフト
この救世主は、お茶会の意味するところをわかっているのだろうか。
レフト
いや、充分にわかっているからこそ、なのだろうが……
セアラ
握った拳を構えて、軽い足がとん、と床を踏む。
セアラ
構えはまだ解かないまま、ちらとバルトルトの方を見る。
カーシェス
「俺はカーシェス、救世主だ。こっちは末裔のレフト」
バルトルト・リッツ
ふむ、と視線が二人を順に見る。
レフト
視線を受けて、メイスを握る手を軽く下ろし。
ここでやりあうつもりはないと示すために一歩下がる。
バルトルト・リッツ
「私はバルトルト、こちらがセアラ。救世主は私」
セアラ
バルトルトが会話をする気だと察して、こちらも拳を下ろす。
カーシェス
「俺の方は最初からやり合う気はないが……」
レフト
顔を覆う鱗からトカゲの末裔であろうことはわかるが、珍しい色。
レフト
それがこの塔に入ってからか、その前かはわからないけれど。
カーシェス
「…………ずいぶんと仲良しみたいだね」
カーシェス
「お前、苦労だと思ってるならちゃんと言えよ」
レフト
「あ、いえ、そう云う意味ではなく!……言葉のあやです」
レフト
「……少なくともカーシェス様の言動に対して、苦労と思ったことはありませんから」
レフト
「まつわる様々には、時折は感じますが。自分で選んだことです」
カーシェス
「ま、今更お互い、引く理由はないってことで」
バルトルト・リッツ
やや呆れたような顔をしている。
カーシェス
「ここ来てから、衣食住が充実しすぎててさぁ……」
バルトルト・リッツ
「……外に比べれば、そうだろうね」
カーシェス
「簡単なもので良ければ一緒に作るけど」
バルトルト・リッツ
先ほどよりもはっきりした苦笑。
バルトルト・リッツ
「まあ、立ち話ばかりでも仕方ないだろうから」
セアラ
「バルトルトさまのぶんはあたしが作ります」
レフト
「……」セアラとカーシェスに向かって視線を往復させる。
レフト
「カーシェス様。そういう問題ではないのでは」
カーシェス
「別に、毒入れようってわけじゃないんだけどな」
カーシェス
「マッシュポテトとサラダと……あとは、スープと……あっ、乾燥トマトでも結構いけそうだったな、トマトソース」
セアラ
なんとも言い難い間を置いて、今度はバルトルトを仰いだ。