GM
例によって2ラウンド。手番は各ラウンド、1d99を振って大きいほうから。
バルトルト・リッツ
1d99 (1D99) > 45
GM
カーシェス > セアラ > レフト > バルトルト
GM
なんやかや、同じ構造が三度目にもなれば、勝手知ったる……とまではいかずとも、見慣れた風景。
カーシェス
途中、食料庫によって必要な食材を確保し、厨房へと向かう。
カーシェス
「うちのもそうだけど、末裔って献身的な子が多いよな」
レフト
うちの、という言葉が妙にくすぐったい。顔がむずかゆくなる。
セアラ
こちらは作業台でラプンツェルを食べやすいサイズにちぎっている。
セアラ
「あたし、白兎ほど、『みなさまに』そうってわけじゃないと思いますから」
カーシェス
いくつかある粉の味を確認し、塩や水などと混ぜてパスタの生地をつくる。
カーシェス
「もしかして、恋人同士だったりする?」
セアラ
「バルトルトさまは、あたしのいちばん大切な方ですけど……」
カーシェス
「でも、互いにいちばん大事なんじゃないのか?」
セアラ
「あたしは、バルトルトさまがいちばん大事」
セアラ
「バルトルトさまには、バルトルトさまご自身を一番大事にしてほしい」
カーシェス
「それって、どっちが『満たされる』と思う?」
カーシェス
「自分を大事にするって、結構難しいと思うよ」
カーシェス
「君が死んで壊れる『自分』だってあるわけだし」
カーシェス
レフトが刻んだトマトや野菜を炒め、水を入れて煮込む。
カーシェス
「でも、まあ。そういうのもありだと思うけど」
カーシェス
「俺はちょっと不安になっちゃうな、そういう子と一緒に旅するの」
カーシェス
「自分を活かすために死ぬような子を大事にしようと思ったら」
カーシェス
*セアラの『優しい手』を才覚で抉ります
バルトルト・リッツ
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
バルトルト・リッツ
2d6>=7 (2D6>=7) > 10[4,6] > 10 > 成功
[ バルトルト・リッツ ] HP : 28 → 27
カーシェス
2d6+5-4+2=>7 判定(+才覚) (2D6+5-4+2>=7) > 7[4,3]+5-4+2 > 10 > 成功
セアラ
「……でも、あたしはバルトルトさまの剣だから」
カーシェス
「好きでやってるって言い方じゃないし」
カーシェス
炒めて作ったフィリングをパスタで閉じ、茹でながら。
カーシェス
ぐつぐつと煮えるお湯に落とされていく。
カーシェス
「大切な人を、自分のために犠牲にするのは」
カーシェス
「……感情ってどうにもならないからな」
カーシェス
茹で上がったパスタにトマトのソースをかけて盛り付け、そのままレフトへと。
カーシェス
「どうした、相棒。食卓に運んでくれないのか?」
セアラ
八人がけのテーブル。白いクロス。もう三度目の光景。
セアラ
そこに皿を並べるレフトの隣に並び、サラダボウルを置く。
レフト
動きそのものはきびきびとしていながら、視線は何処か宙を見る。
セアラ
「……あなたの救世主さま、」 レフトを見ないまま、ふと零れる声。
セアラ
「救世主さまにしか言えないようなことを、誰にでも当然、みたいにおっしゃるね」
セアラ
「そう……」 かたん、かたん、とフォークを並べながら。
セアラ
「大切な人を自分のために犠牲にするのは、結構辛いと思うけど、……って」
セアラ
「それはたぶん、わざと言っただけじゃないでしょ」
レフト
「私に対しても含みのある言葉だったことは、わかっているよ」
レフト
「私もその衝動がわからないではない。救世主に仕える末裔には、ついて回るものだろうしな」
レフト
「……ただ、そう……我々は、そうすることでしか示せないということは」
レフト
「救世主様には肌で理解できるものではないのかもしれないな」
セアラ
「自分の救世主さまに、お前をおいていくしかないって、そう言われたとき」
セアラ
「あたしたち、それでもついていきたいって、きっと思う」
セアラ
「それをわかってくれないなら、……わかっててもだめだって言うなら、それは」
レフト
「……あの人は私が身代わりに散ったとして、膝を折れる人ではない」
レフト
「進んでそうすることを望まないというだけで」
セアラ
「息も心臓も止まってたって、バルトルトさま、おっしゃった」
セアラ
「あなたが本当に散ったら、あの方は、あなたの言うように、お一人で歩んでいかれるのかも」
セアラ
「でも、じゃあ。あたしみたいに、あなたが死んで、ぎりぎり戻ってきて……そうじゃなくても、大怪我をしたり。そうしたときに」
セアラ
「あの方は、おいていくしかないって、おっしゃらない?」
セアラ
「ちゃんと、今までみたいに、一緒に頑張ろうって、本当に言ってくださる?」
セアラ
「大事にしてくださってるんだって、思うけど」
カーシェス
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 愛
カーシェス
2d6+1=>7 判定(+愛) (2D6+1>=7) > 9[4,5]+1 > 10 > 成功
セアラ
2d6+4+2-7>=7 (2D6+4+2-7>=7) > 10[6,4]+4+2-7 > 9 > 成功
レフト
カーシェスが彼女に対してそう口にしたとしても、きっと自分に言いはしない。
レフト
自分の左手を見る。自分には、まだ言っていないことがある。
レフト
あの人の足下を、どうしようもなく揺らがせてしまうのではないか。
そう思っていたからこそ、ここまで黙っていたのではないか。
レフト
そうしてそれが、埋め難く断裂を作っているのではないか。
レフト
「君の救世主は、置いていくとは言わなかったんだろう」
セアラ
どちらかの道がここで途絶えることは、もはや疑いようもなく。
レフト
目の前に食卓が出来上がる。八人がけに、四人分。
レフト
これまで殺してきた四人と。相手が殺してきた四人と。
そしてそれらが殺してきた四人と。
レフト
この国では、全員がしあわせになることは、できない。
GM
大事だから、一緒にいる。
大事だから、おいていく。
GM
大事だから、傷ついてほしくなくて。
大事だから、幸せになってほしくて。
レフト
いささかの腹の探り合いと、前の階でのことを少し話して。
相手の心に指先で触れるような時間。
カーシェス
「そっちは休めてる?ほら、鍵かかる部屋あったし、休んでてもいいよ」
レフト
「カーシェス様はこの通り、嘘のつけない御方だから」
バルトルト・リッツ
「とはいえ、救世主相手に、鍵のひとつで落ち着きはしないだろうから。しばらくはここに」
カーシェス
食器を重ねてまとめる。数は、昔に比べれば少ない方だ。
レフト
別に何処でもよかったが、相手もこの塔の構造を知り尽くしている以上、何処を選択してもそう変わりはなかっただろうから。
カーシェス
「改まってどうした。何か不安なのか?」
レフト
「申し訳ありません。今更動揺するようなことでもないとは思ったのですが、先程のセアラとの会話が気になって」
レフト
「自分を活かすために死ぬような子を大事にするのなら、置いていくしかない、と」
カーシェス
「お前、おいていかれると思ったのか?」
レフト
「お気を煩わせるようなことを言っていたら、申し訳ありません」
レフト
「あなたは、生きている私を置いていくようなひとではない、と」
レフト
言外に、死ねばそうすることもあるだろう、という含みは滲ませて。
レフト
「もし私が修復不能なほどの怪我を負ったら」
カーシェス
「最初に、ひとつ、言っておかないといけないことがあって」
カーシェス
「俺は、たぶん。お前がそういう目にあっても」
カーシェス
「泣いたり、苦しんだりできない……かもしれない」
カーシェス
「だって、この世界には奇跡があるからさ」
カーシェス
「どうにかすれば治せるかも、とか。なんとかできるかもって」
カーシェス
「たぶん、そういう風に考える気がするんだよな」
カーシェス
「お前が、俺の目の届かない場所で死ぬのは嫌だって」
レフト
「状況が目まぐるしく変わるあまり、不安に取り憑かれてしまったようです」
レフト
「……では、ひとつ、私の方からも、お伝えしておくべきことが」
レフト
「私が女であっても、同じように扱ってくださいますか?」
レフト
「ご信用いただけないのであればお確かめいただいても構いません」
カーシェス
「いや、別に確かめるとか全然必要なくないか……?この場で嘘つく必要ないし、そもそもお前こんな冗談言うやつじゃないし」
レフト
「今まで黙っていて、申し訳ありませんでした」
カーシェス
「つまり、女の子に対して娼館に誘ったり一緒に野宿したり寝たり頭なでたりしてた……ってこと?」
レフト
「カーシェス様が御自分を責める必要はございません」
レフト
「あなたが私を男だと信じていることをわかっていながら訂正しませんでした」
レフト
「……いつかはお伝えする必要があると、思っていて」
レフト
「けれど、その。カーシェス様が私をただひとりの”レフト”として扱ってくださることが、心地よくて」
カーシェス
「お前が男だろうが、女だろうが、レフトであることには変わりないだろ?」
カーシェス
「まあ、だけどほら。俺にもさちょっとくらいはあるんだよ?女の子に対してはデリカシーに配慮するとかさ」
レフト
「私の性別に関して、カーシェス様にそのような煩わしい想いをしてほしくはなかったのです」
レフト
「………………失望されると、思っていたわけではないのです」
レフト
「ただ、今回は、それを続けていては後悔するのではないかと」
レフト
「偽りのない自分でいたいと、思ったのですよ」
レフト
*カーシェスの心の疵「救世主、ふたり」を愛で舐めます。
セアラ
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
セアラ
2d6+4>=7 (2D6+4>=7) > 6[3,3]+4 > 10 > 成功
レフト
2d6+4+2-10>=7 (2D6+4+2-10>=7) > 6[3,3]+4+2-10 > 2 > 失敗
セアラ
『救世主さまにしか言えないようなことを、誰にでも当然、みたいにおっしゃるね』
セアラ
救世主さまが選んでくれなければ、あたしたちには、ついていけるだけの力なんて。
レフト
本当に疑っていないか。本当に、言ったことで後悔をしないか。
カーシェス
「今回も頼むぞ、レフ。今なら海だって作れそうだ」
GM
信頼に偽りなんてなくて。思いに嘘なんてなくて。
GM
許してほしいと思うとき、許されたいと願う自分こそが、相手よりも翳りにいる。
GM
暗い場所に立ってしまう。相手が眩しければ眩しいほど。
バルトルト・リッツ
カーシェスとレフトが厨房から出ていったのを察する。
バルトルト・リッツ
「先程の、彼との話。まだ気にしているかい」
セアラ
「……すこし。……言われたことの意味は、わかりますから」
バルトルト・リッツ
「きっと、言葉では、どうやったって証明できないことだからね」
バルトルト・リッツ
「私は、下でお前さんが死んだとき」
バルトルト・リッツ
「……もう、それまでの自分でいられないと思った」
バルトルト・リッツ
「私は救世主で、お前さんが末裔で」
バルトルト・リッツ
「その上で、お互いにできることはまるで違う」
バルトルト・リッツ
「お前さんが私のためにしてくれるさまざまが、どういうことで、どういう意味を持っているのか」
バルトルト・リッツ
「こんな言葉で証立てることはできなくても」
バルトルト・リッツ
*セアラの『罰』を愛で舐めます。
レフト
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
レフト
2d6>=7 (2D6>=7) > 9[3,6] > 9 > 成功
[ バルトルト・リッツ ] ティーセット : 1 → 0
バルトルト・リッツ
2d6+5+2-9>=7 (2D6+5+2-9>=7) > 3[2,1]+5+2-9 > 1 > 失敗
セアラ
一緒に背負ってくださる。きっと、この方は。
セアラ
けれどあたしは、それを背負わせたいだろうか?
*
『君が死んで壊れる『自分』だってあるわけだし』
セアラ
「バルトルトさまが心配しなくていいくらい、がんばりますから……」
バルトルト・リッツ
この小さな少女の手に、何も持たせてやれない。
バルトルト・リッツ
言葉では、証明できない。そうわかっていて。
バルトルト・リッツ
それでも言わずにはおれないのが。
バルトルト・リッツ
以前なら、言わなかっただろうに。
GM
信頼に偽りなんてなくて。思いに嘘なんてなくて。
GM
しあわせでいてほしいと思うとき、そうと願う自分こそが、相手自身よりも望まれている。
GM
明るい場所に立たされてしまう。相手が優しければ優しいほど。