GM
第2ラウンドの手番を決めていきましょう。同じく1d99。
バルトルト・リッツ
1d99 (1D99) > 30
セアラ
1d99 (1D99) > 81
カーシェス
1d99 (1D99) > 86
レフト
1d99 (1D99) > 15
GM
カーシェス > セアラ > バルトルト > レフト
GM
*第2ラウンド カーシェス
カーシェス
1d12 (1D12) > 4
カーシェス
1d12 (1D12) > 8
GM
8 広間。高い天井には、抽象化されたドレスと三編みの意匠が描かれている。
カーシェス
レフトを伴って、広間へと。
カーシェス
広く、見通しがきいて、戦場にはちょうどいい。
カーシェス
だから、前回も、ここで。
レフト
既に見慣れた広間。
レフト
繰り返す既視感。
カーシェス
「そういや、ダンスもしたな……」
レフト
ルゥルアと、ミアの首を絞めた感触は未だに残っている。
レフト
「ええ」
レフト
「思い出深いというには、少々血濡れていますが」
カーシェス
「なあ、レフ」
レフト
「はい」
カーシェス
「そういや、お前さ」
カーシェス
「兄って言ってなかったっけ」
レフト
「……実際、そのように呼ばれておりましたので」
レフト
「誤解を招く……というよりは、誤解していただくために言ったのも、間違いではありませんが」
レフト
「弟のライトは実際に男でございます。公爵家の屋敷の門番として二人で立つにあたって、男の双子のほうが何かと都合が良かったのだそうです」
レフト
「……ですので、幼少から私は”兄”でございました」
カーシェス
「へぇ……まあ、たしかに双子の門番は見栄えがいいもんな」
レフト
「幸い私は背も伸びましたので」
カーシェス
「いっちゃあれかもだけど、全然気が付かなかったもんな」
レフト
「……今まで、身内以外の誰にも」
レフト
「気づかれたことはありません」
カーシェス
「ライトは……」
カーシェス
「弟はお前のこと、兄だって言ってたんだよな」
カーシェス
「でも、大変じゃなかったか?」
カーシェス
「男と女って、結構成長とか違うし……」
レフト
「弟は知っていてそう呼んでいただけですから。よく叱られました。
兄さんは女なんだから、と」
カーシェス
「はぁん」
レフト
「あれが先に生まれていてくれれば、少しは違ったのかも知れませんね」
レフト
「ですが、本当に思われるような苦労はありませんでしたよ」
レフト
「私自身にも、周りにも」
レフト
ただ、自分だけは。
レフト
周りを欺いていることが、わかっていた。
カーシェス
「…………」
カーシェス
「前にさ」
カーシェス
「弟が死んだ時の話、聞かせてくれたよな」
レフト
頷く。
カーシェス
「今でも、ちゃんと思ってるか?」
カーシェス
「正しいことをしたって。間違ってないって」
レフト
「……」
レフト
「揺らいでいないと、言いたい気持ちはあります」
レフト
「ですが、そう思う時点で」
レフト
「……もはや」
レフト
緩く右手を握る。そこに今は、凶器はなく。
カーシェス
「…………」
レフト
「弟が死んだのは、ひとり罪をかぶるためです」
レフト
「私がそれを黙っていたのは、そうすることで守られるものがあると信じたかったから」
レフト
「……果たしてそれが報われたのか、確かめるすべはありません」
レフト
「正確には確かめることは出来るのでしょうが……」
レフト
緩く首を振る。
レフト
「それは、恐ろしい」
カーシェス
「レフ」
レフト
「はい」
カーシェス
「正しさや、確かなものだけが愛じゃないって、俺は思う」
カーシェス
「愛してるんだな、今も」
レフト
「……はい」
レフト
「ただ、恨みも、すこし」
レフト
「弟は、私の欲しいものをなんでも持っていましたから」
レフト
「……あのとき、もしかしたら。何かが違えば」
レフト
「弟を殺していたのは私だったのかもしれない、と……」
レフト
「ずっと」
レフト
「思ってしまうのです」
カーシェス
「…………」
カーシェス
「俺には欲しいもの言ってくれないのに」
レフト
「……」
レフト
目を丸くした。
カーシェス
「……まあ、でも、そうだな」
カーシェス
「お前は今、ここにいるし」
カーシェス
「弟を殺してないし」
カーシェス
「俺と一緒に、歩いてる」
カーシェス
「それが、事実で……」
カーシェス
「俺は、そうやって生きてきたお前が好きだから、その……」
カーシェス
「俺じゃ、足りないかな」
カーシェス
その恨みを埋めるくらいには。
カーシェス
憂いを払うくらいには。
カーシェス
*レフトの『右手と左手』を才覚で舐めます。
セアラ
*横槍します。
セアラ
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
セアラ
2d6>=7 (2D6>=7) > 5[2,3] > 5 > 失敗
[ セアラ ] HP : 26 → 25
カーシェス
2d6+5=>7 判定(+才覚) (2D6+5>=7) > 10[4,6]+5 > 15 > 成功
[ レフト ] 右手と左手 : 0 → 1
レフト
「あの」
レフト
「……かつては、そうだった、という、意味で」
レフト
「今は、私の欲しいものは、すべてこの手にあります」
レフト
「あなたが与えてくれるから」
レフト
目を丸くしたまま、勢いに押されたように口からあふれる。
レフト
ほんとうのこと。
レフト
「で、すから」
レフト
「……ふ…………くく」
レフト
「そんな、一生懸命な顔で、おっしゃらなくても」
カーシェス
「…………」
カーシェス
「……そっか」
レフト
「ふふ……」
レフト
「足りております、充分に」
カーシェス
「よかった」
GM
あの人がいた過去があり、あなたがいる今がある。
GM
手のひらの上のものは変わっていく。
GM
零れ落ち、与えられ、また失って、何度も得る。
GM
でも今。この瞬間、満ち足りている。
GM
時に、失ったものを振り返っても。
GM
あなたとなら、また変わっていける。
GM
GM
*第2ラウンド セアラ
セアラ
「……いらした」 広間に顔を出す。
レフト
す、とそちらに顔を向ける。
セアラ
「そろそろ夜更けだから」
セアラ
「もしお眠りになりたいなら、それぞれ一人ずつ、交代で、って」
カーシェス
「ああ、なるほど」
カーシェス
「どうする、レフ」
レフト
「私は構いませんよ」
レフト
「なんなら私が起きたままでも」
カーシェス
「まあ、お前寝ないよな」
レフト
「コインの枚数は増えましたし、階下でも充分休みましたから」
セアラ
「……おふたり、下にどれくらいいらしたんですか」
カーシェス
「2日くらい?」
セアラ
「この階で、あたしたちのこと、待ちました?」 首を傾げる。
カーシェス
「そんなに待ってないよ、なぁ」
レフト
「ええ。数時間といったところでしょうか」
カーシェス
「ほら、上がってこなかったらゆっくり休めるだろ?」
セアラ
少し瞬いて、
セアラ
「……下には行けないのに」
セアラ
「それで、相手が来るのを待つほうが大変だと思いますけど……」
レフト
「もう少し休んでも良かったが、前回叱られたのでね」
レフト
「暇を持て余した、と」
カーシェス
「びっくりしたよな、上がったら突然襲われてさ」
レフト
「ええ」
セアラ
「……あたしも、扉を開けたら、いきなりこしょうを掛けられました」
セアラ
「なんか……すごく気短なコックで……」
カーシェス
「うわぁ」
レフト
「胡椒を」
セアラ
「お茶会も、半分くらい、あってないような……」
レフト
「それは大変だったな」
レフト
「我々は運が良かったらしい」
セアラ
「二度とも、お茶会から戦うみたいになったりしなかった?」
カーシェス
「まあ、うん。そんなことはなかったかな……」
レフト
「カーシェス様のお人柄があるからな」
セアラ
「おひとがら」 カーシェスを仰ぐ。
セアラ
これから殺し合う相手と料理をして食事をして……みたいな……お人柄……?
レフト
うむ。
レフト
良いお人柄とは一言も言っていない。
セアラ
「……あの。ひとつ、伺ってもいいですか」
セアラ
カーシェスを見上げたまま。
カーシェス
「ん?」
セアラ
「……立ち聞きするつもりじゃなかったんですけど」
セアラ
少しためらい。
セアラ
「あの……ええと」
セアラ
「……正しくない愛って、どういうものだと思っていらっしゃるのかなって」
セアラ
「愛が正しくなくてもいいとして」
セアラ
「それってどういうものなのかなって……」
カーシェス
「あー……」
カーシェス
「まあ、そうだな……例えば……」
カーシェス
「誰にも傷付けられないように、閉じ込めるとか」
カーシェス
「誰とも関われないように、近づく人をみんな殺すとか」
カーシェス
「なんか、俺は……あんまり、正しいとは思えないんだよな」
カーシェス
「人それぞれだけど」
セアラ
「…………」
セアラ
「そういうの」
セアラ
「ご覧になったことがありますか」
カーシェス
「…………あるよ」
セアラ
じっと見る。
セアラ
「……正しくないことを」
セアラ
「正そうと思いますか」
カーシェス
「…………」
カーシェス
「思わないよ、そこまで」
セアラ
「正しくないとわかっていても?」
カーシェス
「助けてほしいと、手を伸ばされたら考えるけど」
カーシェス
「愛は個人の問題だから」
セアラ
「そこで確かに人が傷ついて、死んでいくのに?」
セアラ
「取り戻せなくなるものがあっても、そうですか」
カーシェス
「取り戻せないことが悪いことだって、判断できる?」
セアラ
「悪くないことだと思いますか?」
カーシェス
「思う、思わないというよりは……俺は」
カーシェス
「他人の人生に、簡単に触れたくないのかもな……」
セアラ
「それは」
セアラ
「責任を取れないからですか」
カーシェス
「責任、ね」
カーシェス
「そうだなぁ……」
カーシェス
「『責任を取れないから』って、聞かれるのが、ほら」
カーシェス
「『責任取らなきゃいけない』、みたいなさ」
カーシェス
「イメージあるじゃん、そこに」
セアラ
「ありますよ」
セアラ
「他人でなくなればなおさら」
セアラ
「選ぶのはご自身でも」
セアラ
「選べば、そこにはあります」
カーシェス
そういうのが嫌いなんだよな……。
カーシェス
「えぇ~」
セアラ
「拾うのも、捨てるのも」
セアラ
「それは誰かのせいですか?」
カーシェス
わかっている。
俺がそう言えるのは、常に『選べる』側だったからだ。
カーシェス
弱いものに、自分で選べというのは、時に死ねという一言に等しい。
カーシェス
「俺は、責任を負うことは自分で選びたいし」
カーシェス
「できれば、多いほうがいいと思ってるけど」
カーシェス
「…………」
セアラ
*カーシェスの『Durga』を愛で抉ります。
レフト
*横槍をします。
レフト
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
レフト
2d6+4>=7 (2D6+4>=7) > 8[6,2]+4 > 12 > 成功
レフト
1d6 (1D6) > 6
セアラ
*子山羊皮の手袋を使用。
[ バルトルト・リッツ ] 子山羊皮の手袋 : 1 → 0
[ レフト ] HP : 26 → 25
セアラ
2d6+4+2-6>=7 (2D6+4+2-6>=7) > 5[4,1]+4+2-6 > 5 > 失敗
レフト
「セアラ」
セアラ
ぱち、と瞬く。
レフト
「何を言いたい」
カーシェス
「…………」
レフト
「自分が選んだ救世主様ではない方に、君は何を求めている?」
セアラ
「……正しい、ってことが」
セアラ
「正しくないってことが」
セアラ
「あなたの救世主さまにとってどういうことなのか、」
セアラ
「…………」
カーシェス
「そっか」
カーシェス
「俺はね、責任なんてとりたくないって思ってるし、薄情なやつだよ」
カーシェス
「だから」
カーシェス
「みんなが自分で、選べる世界になればいいなって思ってる」
カーシェス
「まあ、そういう意味では……めちゃくちゃ重いけどね、責任。言わなきゃ0でしょ」
セアラ
「……そうですか」
セアラ
「不躾なことをお伺いしました」
カーシェス
「救世」
カーシェス
「俺はするつもりだけど、君の救世主もそう?」
セアラ
「バルトルトさまは」
セアラ
「できることを、できるだけ、責任を持って成される方です」
カーシェス
「それは大変そうだ」
カーシェス
「でも、きっと、君に対しては一番重いんだろうな」
セアラ
もう一度、じっと見つめて。
セアラ
「責任は等しく重いものです」
セアラ
「それを背負おうとなさる方だから」
セアラ
「あたしはバルトルトさまが好きです」
カーシェス
「そうじゃなかったからといって、嫌いになるわけじゃないだろうさ」
カーシェス
「好きに理由をつけるのは危ないよ」
カーシェス
「な、レフ」
レフト
「そういうものですか?」
カーシェス
「ええ……」
カーシェス
「俺も好きなら理由言った方が良いってこと?」
レフト
「お伝えいただいたほうが指針にはなりますが」
レフト
「恥ずかしければ言わなくても結構ですよ」
カーシェス
「言うなぁ、お前」
レフト
「?」
カーシェス
「そういうとこが好きだよ」
レフト
「……??」
セアラ
「……長話になっちゃった。お眠りになるにしても、ならないにしても、バルトルトさまがお待ちなので」
カーシェス
「うん」
カーシェス
「あ、本当に寝込み襲ったりしないから」
カーシェス
「じゃ、また」
セアラ
「そうですか」
セアラ
ひとつ頷いて、
セアラ
「では」
セアラ
それだけ言い残して。
GM
誰もが正しさに傷つき、正しくなさに傷つき、
GM
傷だらけの世界に救いの手を伸べる者は未だなく。
GM
ただ、選んで、選ばなくて、その責任がどこにあるのか。
GM
見ても、見なくても、見ないふりをしても。
GM
どこかにはある。
GM
知っていても、知らなくても、知らないふりをしても。
GM
GM
*第2ラウンド バルトルト
バルトルト・リッツ
一人戻ってきたセアラに、何を問うこともなく頷く。
バルトルト・リッツ
「おかえり」
セアラ
「はい」
セアラ
「こちらにはおいでにならないそうです」
セアラ
「寝込み襲ったりしないから、とは仰っておられましたが」
バルトルト・リッツ
「そうかい」
バルトルト・リッツ
「まあ、長くてもあと半日少しだろう」
バルトルト・リッツ
「眠らなくても影響なさそうかい」
セアラ
「下でずいぶん休ませていただきましたから、大丈夫です」
バルトルト・リッツ
「うん」
バルトルト・リッツ
「では、少し休憩だけ」
バルトルト・リッツ
「……あの二人、どうだった?」
セアラ
「……正直に?」
バルトルト・リッツ
「正直に」
セアラ
「あたし、あの救世主のひと嫌いです」
セアラ
「なんていうか……」
セアラ
「わかってるくせに、ってかんじです」
バルトルト・リッツ
若干の苦笑。
セアラ
「レフトのほうは」
セアラ
「……たぶん、ちゃんと選んだんだとは思うんですけど」
セアラ
「趣味悪いな……」
バルトルト・リッツ
「セアラにしては手厳しい」
セアラ
「正直に、とおっしゃいましたから」
セアラ
「救世、と」
セアラ
「言ってました」
バルトルト・リッツ
「ふむ」
セアラ
「バルトルトさまはどうなんだと」
バルトルト・リッツ
「……そう……」
セアラ
「……なさりたいですか?」
バルトルト・リッツ
「……どうだろう。神様が世をお救いくださると説いてきた身だからね」
バルトルト・リッツ
「身に余ることだという気はする」
バルトルト・リッツ
「この国で救世主はそういう存在だと言われれば、そうなのかもしれないが」
バルトルト・リッツ
「……屍の山の向こうの話だ」
セアラ
「それがバルトルトさまの『しあわせ』なら、叶うかもしれません」
バルトルト・リッツ
「……しあわせか」
バルトルト・リッツ
「……私のしあわせは、きっとそんなに大きくはない」
バルトルト・リッツ
「私と、お前さんと、……我々で届く限りのもの」
バルトルト・リッツ
「たぶん、そういう大きさでしか、私はそれを捉えられない……」
セアラ
「……はい」
バルトルト・リッツ
「だから……まずは、お前さんだね」
バルトルト・リッツ
「しあわせの資格とやらに」
バルトルト・リッツ
「いや……そんなものがなくても」
バルトルト・リッツ
「しあわせになってほしいよ」
バルトルト・リッツ
*調達。聖遺物を狙います
レフト
*横槍します。
レフト
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
レフト
2d6+3>=7 (2D6+3>=7) > 11[5,6]+3 > 14 > 成功
レフト
1d6 (1D6) > 1
バルトルト・リッツ
2d6+5-2-1>=7 (2D6+5-2-1>=7) > 5[3,2]+5-2-1 > 7 > 成功
バルトルト・リッツ
*アリスの証言を獲得。
[ バルトルト・リッツ ] アリスの証言 : 0 → 1
[ レフト ] HP : 25 → 24
セアラ
「……あたしのしあわせは、バルトルトさまがしあわせでいてくださったら、それで」
セアラ
「そうしたら、ひとつ余っちゃいますね」
バルトルト・リッツ
「ふふ」
バルトルト・リッツ
「……屍の向こう側ではないところに」
バルトルト・リッツ
「何かがあればいいと思うよ」
セアラ
「はい」
GM
少しばかりの語らいの、そこにしあわせの欠片があるだろうか。
GM
あってもなくても、そこにひとつ、証は立つ。
GM
あなたが大切だと。
GM
たったそれだけ。
GM
GM
*第2ラウンド レフト
レフト
1d12 (1D12) > 5
GM
5 衣装部屋。色鮮やかなドレスと、色鮮やかであっただろうドレス。裾の朽ちたものもある。
レフト
眠った時間よりも起きている時間のほうが長くなってきて、しばし。
レフト
セアラとバルトルトは眠るだろうか。眠れるのだろうか。
レフト
ダンスのレクチャー―相変わらず真面目にやっていた―を受けて、一段落つくと、ふと広間の扉から衣装部屋へ抜ける道のあることに気づく。
レフト
「そういえば、カーシェス様はお召し替えの必要はございませんでしたか」
レフト
布に染み付く時間のにおいに目を細めながら、その中を覗き込む。
カーシェス
「ん?ああ……」
カーシェス
下の階での事を思い出す。
カーシェス
新しく仕立て直したとか。
カーシェス
…………。
カーシェス
「今のところ、特には。ここ、水あるから洗えるしさ」
カーシェス
「レフだって、その服気に入ってるんだろ」
レフト
「ええ。気に入っておりますし、そうですね……この格好でいて長いので」
カーシェス
「…………着てみる?ドレスとか」
レフト
「子供の頃に仕立ててもらったのです。以前は裾を踏んで大変で……」
レフト
「……ドレスを♣?」
カーシェス
「ドレスを」
レフト
「…………」
レフト
「……ご覧になりたい、ので?」
カーシェス
「あー……いやっ、別にそういうんじゃなくて」
カーシェス
「いや、見てみたいことはみたいけど」
レフト
「なるほど……」
レフト
考えるような間。
カーシェス
「あ~、あ~でもなぁ」
カーシェス
「ドレス着たレフがものすごく似合ってたら困らないか?これから?えっ、困るな……」
レフト
「……カーシェス様」
カーシェス
「はい」
レフト
「動揺しておられますか?」
カーシェス
「あ~……」
カーシェス
「ちょっと?」
レフト
「で、あれば、申し訳ございません……」
レフト
「そのようなつもりはなかったのですが」
カーシェス
「…………」
カーシェス
「別に謝ることじゃないよ」
レフト
「ですが、”これまで通り”が難しくなることをわかっていながら」
レフト
「私ばかりが後悔したくないという一念でしたから」
レフト
「……少し、早まったのかもしれません」
カーシェス
「…………」
カーシェス
「これまで通りじゃ、ないならさ」
カーシェス
「これまでより、良くなればいいだろ」
カーシェス
「俺、結構レフに甘えてたからさ」
カーシェス
「せっかく、その……色々覚悟してくれたわけだし、教えてくれたわけだし」
カーシェス
「甘えてることに変わりないかもしれないけど、ほら。なんか……」
カーシェス
「もうちょっと、気を抜いてもいいのかなって」
レフト
「気を」
レフト
「抜く……」
カーシェス
「うん」
カーシェス
「かっこつけすぎないとか」
レフト
「……」
レフト
「この後に及んでそのようにおっしゃられるとは、思ってもみませんでした」
レフト
「……正直な、ところ。」
レフト
「カーシェス様に救世を掲げていただいたことを、嬉しく思う反面」
レフト
「やはり、負担を強いたのではないかと」
レフト
「……勝手な期待や、願望で、あなたを」
レフト
「縛っているのではないかと」
レフト
「……そう、思っていたのですが」
レフト
まっすぐにその顔を見る。
レフト
「いま、”かっこつけすぎてない”おつもり、なのですか……?」
カーシェス
「え?」
カーシェス
「そのつもりだった……」
レフト
「……」
レフト
「私からすると、その。過剰なくらいに格好良く映っております」
カーシェス
「そう?」
レフト
うなずく。真剣に。
カーシェス
あとからちょっと恥ずかしくなってきた。
カーシェス
「そうか……」
カーシェス
「もうちょっとかっこいいんだぞ、いつもは……」
レフト
「いえ、これ以上格好良くあられると困りますので、丁度良いのかも知れませんね」
レフト
「……ですが私からはもはや、頑張りすぎないでください、とは言えませんので」
レフト
「せめて御側に仕えられることを誇りに」
レフト
「あなたが気を抜かれたいときは、支えになれますから」
カーシェス
「…………」
カーシェス
「俺がさ、やっぱり……」
カーシェス
「一番迷ってた部分ってさ、自分のために人を殺すことで」
カーシェス
「生きるために、誰かを殺すことって、すごく自分勝手に思えて……ずっと、俺が嫌いだった奴らとさ、同じじゃないかって」
カーシェス
「だから、『世界の救済』みたいな……クソ重いもの背負ってたほうが、多分……楽なんだよなぁ……」
カーシェス
「ずるいことしてるなって、思ってる」
カーシェス
「それと、同時にさ」
カーシェス
「……やり遂げなくちゃ、嘘だろって」
カーシェス
「救済を免罪符にして、人を殺しまくっただけの男になっちまったら……俺、かなり最低じゃん」
レフト
すこし、驚いたように瞬いて。
レフト
「あなたを、”最低”にはさせませんよ」
レフト
「誰にも、そう思わせたりは、いたしません」
レフト
「あなたが、それを選んでくださったのだから。」
レフト
*カーシェス様の心の疵『Durga』を愛で舐めます。
セアラ
*横槍
セアラ
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 愛
セアラ
2d6+4>=7 (2D6+4>=7) > 9[3,6]+4 > 13 > 成功
セアラ
1d6 (1D6) > 2
レフト
*ティーセットを使用。
レフト
2d6+4-2+2>=7 (2D6+4-2+2>=7) > 10[6,4]+4-2+2 > 14 > 成功
[ セアラ ] HP : 25 → 24
[ カーシェス ] Durga : 0 → 1
[ レフト ] ティーセット : 1 → 0
カーシェス
「うん」
カーシェス
「だから、お前も『背負わせてる』なんて思わなくていい」
カーシェス
「俺が選んだんだ」
カーシェス
「どれだけ血を浴びても、この世界を救うこと……お前と一緒にさ」
レフト
「……はい」
レフト
「では、ドレス姿は裁判が終わってからお見せいたしますので」
レフト
「今しばしお待ちいただければ」
カーシェス
「は?」
カーシェス
「…………」
カーシェス
「楽しみにしとくか」
レフト
「はい」
GM
これまで。これから。過去と未来。
GM
置いてきたもの、選んだもの、
GM
何かを捨てて、何かを拾い、
GM
お仕着せを脱ぎ、好きなものを着て、
GM
そうして少しずつ、なりたい自分に近づく。
GM
そうなるために、生きる。
GM
GM
では、お茶会が終了。裁判へ移行します。