GM
決戦は亡者戦。お茶会は2ラウンドで、通常のPvEと同じ形式です。
GM
シーン表はこちら。
最上階シーン表
1 階段。白い石の階段。もはや上はない。下ってみても、いつの間にか同じ場所へ戻ってくる。
2 鏡の間。数え切れないほどの鏡。姿見、手鏡、懐中鏡。あなたを映す無限の鏡像。 
3 赦しの間。淡い光の粒子が、足元からどこかへ昇っていく。あなたを赦す仄かな白。
4 咎めの間。深い黒の粒子が、天井からどこかへ降っていく。あなたを咎める重苦しい黒。
5 帳の間。垂れ落ちる絹の天蓋。透けるような布地の連なり。あなたを隠す無限の重なり。
6 奈落。塔の一番内側にある暗い穴。光の差さない深みが口を開けている。
GM
数が少ないので、好きにチョイスしても構いません。
GM
対戦相手は『野萵苣姫』。配下は『金の三つ編み』。
GM
詳細はキャラシをご参照ください。
GM
では、第1ラウンド。どちらから?
カーシェス
いきます
カーシェス
1d6 (1D6) > 3
GM
3 赦しの間。淡い光の粒子が、足元からどこかへ昇っていく。あなたを赦す仄かな白。
GM
開いた扉の向こうは、階下と同じく何も祀られていない小さな祭壇。
GM
そこに、きらきらと輝く『何か』。
GM
下から上へ、ゆるやかに昇る白い光の粒子。
GM
そして、そこに。
金の三編み
壁や天井を音もなくするすると這う、金の三つ編み。
カーシェス
「うわ」
レフト
「っ♣」
カーシェス
ちょっと百足みたいだなと思ってしまった。
レフト
「……これは、この塔に登るときに掴んだ……」
カーシェス
「そうだな……」
カーシェス
「"おひいさま"があの髪の持ち主なら……姿を現さないのは妙だな」
カーシェス
足元から昇っていく光の粒を、掴んでみようとして、それはすり抜ける。
レフト
「妙、ですか?」
カーシェス
「俺たちは言われたとおりに登ってきた」
カーシェス
「相手が救世主なら、あんな風に」
カーシェス
と言いながら動く髪を見て
カーシェス
「手の内を見せず、もう少し上手くやるだろうと思ってね」
レフト
「とすると、やはり」
カーシェス
「亡者かもな」
カーシェス
「目玉を集めるのも、人を殺し合わせるのも人のしないことじゃないが……」
カーシェス
「拍手をしながら勝者を迎えないなんて、もったいない」
レフト
「そういうものでございますか」
レフト
レフトにはちょっとわからない機微だ。
カーシェス
「ま、それはおいといて」
カーシェス
「動きが人間っぽくない」
レフト
「なるほど……今のところ、攻撃の意思は見られませんが」
レフト
「探られている、といったところでしょうか」
カーシェス
「それなら、こっちも探ってみるか」
カーシェス
髪の這う、その近くの壁に向かってダイスを投げつける。
金の三編み
ずる、と動く。蠢く。
金の三編み
しかしまだ、特別あなたがたに向かっては来ない。
カーシェス
「あてる気がないの、わかってたかな」
カーシェス
一体、何処から生えて何処まで伸びているのか。
カーシェス
塔の下まで届く長さを思えば、引っ張ったところで本体は出てこないだろう。
カーシェス
もしかしたら、伸縮するのかもしれない。
金の三編み
するする。するり。
カーシェス
「1本かな」
レフト
「今のところ目視できるのは」
レフト
「亡者のものなら、数本あってもおかしくはありませんが」
カーシェス
「なら、やりようもあるか」
レフト
「救世主様であれ、この量の毛髪となると、管理が大変そうです」
カーシェス
*野萵苣姫の『美しく長い金の髪』を抉ります
金の三編み
*配下から横槍します。
金の三編み
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
金の三編み
配下の能力値は脅威度で代用されます。
金の三編み
2d6+5>=7 (2D6+5>=7) > 9[6,3]+5 > 14 > 成功
金の三編み
1d6 (1D6) > 6
[ 金の三編み ] HP : 5 → 4
カーシェス
*ティーセット使用
カーシェス
2d6+5+2-6>=7 (2D6+5+2-6>=7) > 9[5,4]+5+2-6 > 10 > 成功
[ 野萵苣姫 ] 美しく長い金の髪 : 0 → -1
カーシェス
「レフ、手」
カーシェス
「お前、泳げる?」
レフト
「♣」
レフト
「お恥ずかしながら……」
レフト
手を差し出す。
カーシェス
「じゃ、ちょっとだけ息止めてな」
カーシェス
伸ばされた手をとって、引き寄せ。
レフト
「息を……?」
カーシェス
自分も、大きく息を吸って、止めて。
カーシェス
大津波が、まるごと部屋を飲み込む。
金の三編み
三つ編みが大波に洗われる。
金の三編み
その太い髪の束が一瞬震え、
金の三編み
ずぞ、と部屋を出ていく。
金の三編み
素早い動き。
カーシェス
一度部屋を蹂躙し、波が引いていく。
カーシェス
「っは」
カーシェス
「大丈夫か?」
カーシェス
身体を抱き寄せたまま、問いかける。
レフト
「は……はい、なんとか。事前に警告いただけましたので……」
レフト
びしゃ……
レフト
「ですが、次回は事前に共有していただけれれば助かります」
カーシェス
「ごめんごめん」
カーシェス
「でも、これでにおいが濃くなったから」
カーシェス
「仕掛けてきたときはわかりやすくなるはずだ」
レフト
「なるほど、そのような効果が」
カーシェス
「救済したら」
カーシェス
「泳ぎも教えないとな」
レフト
「……精進します」
レフト
まず水の中で目を開けるところからだな……
GM
波の去った後も、光は足元から昇り続ける。
GM
ゆるやかに。静かに。穏やかに。
GM
髪の束は、潮のにおいを引きずりながら、何処かへと去り。
GM
あとに残るあなたがたもまた二人、海のにおいに染まっている。
GM
二人、同じように。
GM
GM
PKはここでは動きません。ので、次もPCの手番。
[ カーシェス ] ティーセット : 1 → 0
レフト
参ります。
レフト
1d6 (1D6) > 2
GM
2 鏡の間。数え切れないほどの鏡。姿見、手鏡、懐中鏡。あなたを映す無限の鏡像。
GM
扉を開けると、室内へ、外からの光が差し込む。
GM
それが幾重にも幾重にも反射して、眩しく輝く無数の鏡。
GM
一歩足を踏み入れれば、ありとあらゆる角度から、自分が見える。
レフト
一瞬、メイスに手を遣る動きをして。
レフト
鏡とわかればぐ、と抑える。
カーシェス
「鏡か」
レフト
一面に映る、自分とカーシェス。
レフト
「その……ようですね」
カーシェス
室内を見渡す。
レフト
それに追従するいくつもの顔。
レフト
「……何のために」
レフト
「このような部屋が」
カーシェス
「自分を見つめ直す……とか?」
カーシェス
「……最後に自分の姿をしっかり見ておけ……みたいな?」
レフト
「あまり、好きになれない部屋ですね」
レフト
視線を落としても、そこにも自分を映す鏡。
カーシェス
「そっか」
レフト
「カーシェス様は……」
レフト
「支障ございませんか」
カーシェス
「俺は、そこまで気にはならないかな……」
カーシェス
「鏡って、別に自分が増えるわけじゃないし」
カーシェス
「……まあ、でも。レフトが何処にいるかわからなくなるのは困るな」
レフト
「こちらにおります」
カーシェス
「うん」
レフト
「……カーシェス様の影……さまは」
レフト
「あの方には、ご意思は?」
カーシェス
「うーん……」
カーシェス
「今はそこそこある、かもな」
レフト
「そこそこ……」
カーシェス
「でも、たぶん俺の一部だから」
カーシェス
「こう……なんていうか……思い通りには動く」
カーシェス
「でも、俺が余裕ないときは勝手に動いてくれるしな……」
カーシェス
「ほら、自分のことを客観視するのって大事だし」
レフト
「……それは……なかなか、不思議な存在ですね」
レフト
顔を上げる。カーシェスを見る。
カーシェス
「登り始めた頃は、ただの使い勝手がいい手足だったんだけどな」
レフト
その向こうに自分の顔とカーシェスの後頭部、無数の角度から見た二人の姿。
レフト
「今は、ちがう」
レフト
「……あの、不要な懸念かとは思いますが」
レフト
「それは、大丈夫なのでしょうか」
カーシェス
「不安か?」
レフト
「少し」
レフト
「前の階で」
レフト
「カーシェス様がひどく、動揺なされたとき……」
レフト
「カーシェス様がふたりおられるように、感じたものですから」
レフト
あれは理想だと、そう言っていた。
レフト
自分自身ではなく。
レフト
鏡は些細な動きをそのまま映す。
レフト
あるままを。そのはずだ。
カーシェス
「ふたり、か」
カーシェス
「俺は俺だよ、レフト」
カーシェス
「ふたりになっても、3人になっても」
カーシェス
『もうひとり』がそこに立つ。
レフト
驚きこそしなかったが、目を遣る。
レフト
鏡に人影が増える。
カーシェス
「俺は必要だから此処に立ってる」
レフト
「……触れても?」
カーシェス
「いいよ」
レフト
手を伸ばす。頬に触れる。
カーシェス
「変な感じかもしれないけどな」
カーシェス
その手を包むように触れて、微笑む。
レフト
「…… ……ああ」
レフト
「ほんとうだ」
レフト
「カーシェス様、ですね」
レフト
かすかにわらう。
レフト
あなたのあこがれ。あなたの一部。あなたの影。
レフト
切り離すことのできない内側にあるものだと。
レフト
触れて、はじめて納得したように。
カーシェス
「どうせ、取って代わろうとするんじゃないかとか、考えたんだろ」
レフト
「否定はできません」
カーシェス
「お前ら、『俺』がそんな事すると思うか?」
レフト
「……」
レフト
「カーシェス様の”あこがれ”は、カーシェス様のものですので」
レフト
「私からはなんとも」
カーシェス
「…………そうだな」
カーシェス
「俺がそう思ったときは」
カーシェス
「きっと、俺が自分を否定したくなったってことだ」
カーシェス
「…………」
レフト
「今のところは、杞憂のようですね」
カーシェス
「レフトがいるからな」
レフト
*カーシェス・ドルガの心の疵『Halt Waldes』を愛で舐めます。
金の三編み
*配下より横槍。
金の三編み
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
金の三編み
2d6+5>=7 (2D6+5>=7) > 7[1,6]+5 > 12 > 成功
金の三編み
1d6 (1D6) > 6
レフト
2d6+5-6>=7 (2D6+5-6>=7) > 8[6,2]+5-6 > 7 > 成功
[ 金の三編み ] HP : 4 → 3
[ カーシェス ] Halt Waldes : 0 → 1
レフト
瓜二つ、ではなく、同じ顔がふたつ。
レフト
鏡合わせではなく、たしかにそこに並んでいる。
レフト
けれどそれはどちらもあなた。
カーシェス
「手足も頭も、多いほうがいいだろう?」
レフト
信じるべき、愛すべき、あなた自身。
レフト
「カーシェス様は、大変器用な方でいらっしゃいます」
レフト
「私にはとても」
カーシェス
理想、憧れ、こうあれれば。
カーシェス
俺にとってのそれは、今の自分を否定するものじゃない。
カーシェス
もっと早く走れれば、もっと高く跳べれば。
カーシェス
届かない夢物語でもない。
カーシェス
選んだもの、選ばなかったもの。
カーシェス
そうだったもの、そうじゃなかったもの。
カーシェス
レフトの頬にキスをして、
カーシェス
解けるように消える。
カーシェス
「あっ」
レフト
「え」
レフト
「……?」
レフト
カーシェスを見る。
カーシェス
「……?」
レフト
「今のは……」
カーシェス
「えー……」
カーシェス
「あー……」
カーシェス
「俺もしとく?」
レフト
「……なされたいなら、どうぞ……」
カーシェス
「…………」
カーシェス
「うーん」
カーシェス
「ここ、出てから考える」
レフト
「はは」
レフト
鏡の中の自分が笑う。
レフト
そうしてかつて、自分にとって”そう”だと思っていたものが。
目の前に常にあると思っていた”それ”が。
”そう”ではなかったことを知る。
レフト
――ようやく。
レフト
君はここにはいない。
レフト
「行きましょうか」
カーシェス
「ああ」
カーシェス
「無事に降りるぞ~!」
GM
同じ顔をしていても、違うふたつとして在ること、在れること。
GM
あなたはそのことを、ただ、胸の中に正しく収めて――
GM
そのどちらも、手放す必要のないことを。
GM
信じられることを。愛せることを。
GM
二人、確かめる。
GM
あるいは、三人で。
GM
GM
では、PKは動かずにお茶会第1ラウンドが終了。このまま第2ラウンドに移ります。