GM
では始めていきましょう!よろしくお願いします!
ロレーヌ=ジャン・マルクス
よろしくお願いします!
瑠璃姫
よろしくおねがいします!!
GM
* * *
GM
遠い国のおとぎ話――すてきな舞踏会。
あなたもどうぞおいでなさい。
GM
さあ、手を取り合って。
GM
二人で踊り続けるのなら、シャンデリアはあなたがたの上に輝くでしょう。
GM
* * *
GM
Dead or AliCe『Waltz for Four』
GM
* * *
GM
ここにはなんでもあるのだけれど、
そこには終わりが迫っているの。
GM
ここにはなんにもないのだけれど、
ワルツの相手はそこにいる。
GM
* * *
GM
堕落の国で、少なくとも一月以上生き残っている救世主なら、ほとんど誰でも知っていること。
GM
それは、救世主の責務。
GM
30日以内に。一人以上。裁判で、死者を出さねばなりませんね。
GM
ということで、そうですね。お知り合い同士の、瑠璃姫と9768氏から始めていきましょう。
瑠璃姫
よくってよ!
9768
いいでしょう オールオーケーです
GM
では早速ですが、あなたがたは大変にまずい状況に置かれています。
GM
前回の裁判が閉廷してから、今日で27日目。それも、もう日が暮れようとしています。
GM
このままでは、今、あなたの隣にいる救世主と争わねばなりません。
瑠璃姫
それはたいへんにマズイですわよ
9768
困りましたね 姫
GM
すこしばかり、あるいはしばらく一緒にいらしたお二人ですから……それは、心情的にはどうでしょうね。
GM
その上お互いの手の内も割れていますから、実利的な面でも、できればこの二人で殺し合うのは避けたいところ。
GM
夜――お二人はどこにいますかね。
GM
どこかの宿?それとも荒野で火を囲んだりしていますか?
9768
宿を取りましょう
瑠璃姫
野宿だけはぜーーったいにいや!
9768
人間は体が冷えてしまいますからね 何と不便な
GM
では、どこかの町。ここも砂塵に汚れていますが、まあまあ穏やかな場所です。
GM
最近は救世主の噂もなく、住人は平和に暮らしていました。
GM
なので、あなたがたはやや遠巻きにされています。
9768
仕方がありません
9768
許容しましょう
瑠璃姫
失礼しちゃうけれど、物珍しいのは仕方ないものね。私はとってもかわいいし。
GM
あなたがたは一階の食堂で貧しい食事をとったあと、部屋に引き上げてきました。
GM
窓の外はもう暗い。
GM
この国ではあらゆる物資が貴重品。日が落ちると、町も基本的には静かです。
瑠璃姫
わたしはどんなに暗くっても平気ですけれど!
9768
私がおりますからね
9768
なぜなら私は光るのです
瑠璃姫
「そろそろ休みますわ」
9768
「おやすみなさい。私もスリープします。明日もよい一日でありますように」
GM
そういえばお二人は、責務の期限が迫っていることについて、お話し合いをしたりされます?それともお互いに触れないでおく?
瑠璃姫
瑠璃からは触れないかな でも焦りはあります
9768
デリカシーがないので明日朝一に聞くと思います。ええ。私は合理的なAIが機能していますから
瑠璃姫
モテませんわよ!恥知らず!
9768
申し訳ありません。情緒機能は搭載に非常なコストがかかりまして。
GM
そうして期限の迫る中、深夜になっても瑠璃姫の眠りはどことなく浅い。
GM
その耳に、小さな小鳥の声が聞こえます。
瑠璃姫
跳ね起きます。
9768
タンパク質ですよ、姫
瑠璃姫
鳥はだいっきらい!
9768
おやおや。それではただの肉にしましょう。それなら摂取できますか?
GM
鳴き声は、窓の外から。
GM
薄いカーテンの隙間から、何か、星のようにさやかな光。
瑠璃姫
布団をかぶっているのもおそろしいので、9768を呼びつけます。「ハチ様!」
9768
起動。ランプが光る。
「おはようございます。いかがいたしましたか」
瑠璃姫
「鳥……鳥がいるの……」
9768
「鳥」
瑠璃姫
窓を指す。
9768
「追い払いましょう」
9768
窓をあける。
GM
窓の外、少しだけ張り出した部分。
GM
そこに、手のひらに乗るほどの、金色の小鳥がいます。
GM
そのくちばしには、赤い封蝋を施された白い封筒を咥えています。
9768
「おや」
9768
「お手紙です、姫。心あたりはありますか」
GM
チチ、と何かを促すように鳴く。
GM
取れ、というように首を傾げる。
瑠璃姫
「鳥が持ってくる手紙に心当たりなんてありませんわ」
9768
「それでは私かもしれません。拝見します」
9768
手紙を受け取る。
GM
9768氏が封筒を受け取ると、その明かりのもとで、あなたがたの名前が二人ぶん、宛名としてきちんと記されていることがわかります。
9768
「我々に宛てられたもののようです」
9768
「ちゃんと船舶用型式承認番号第9768と記されています。珍しいことです」
瑠璃姫
いぶかしげに眉を寄せる。
瑠璃姫
「持ってきてくださる?……鳥は入れないでちょうだいね」
9768
鳥はいれない。窓をしめる。
GM
小鳥は窓を閉めれば飛び去っていきますね。
9768
「どうぞ、こちらです」
9768
その手に封筒を渡す。
「針や毒などの危険はないようです」
瑠璃姫
さらりと封筒に触れる。指先で辿る微かな筆跡。
瑠璃姫
「読み上げて」
GM
封蝋を剥がせば、白い便箋。
9768
「認識します。筆跡によっては読み込みにミスが生じる可能性があります。ご了承ください」
GM
記された筆跡は、丁寧で美しい。
GM
『救世主の皆様、ひとときばかりの宴にお越しください』
『あなたがたに必要なものは、なんでもお取り揃えしております。たべもの、のみもの、お洋服に、眠る場所』
GM
『そして、あなた以外の救世主』
GM
署名には、『Cendrillon』とあります。
9768
「『Cendrillon』データベースを検索しました。西洋、または古今東西に生じる民話から派生した御伽噺のひとつだそうです」
9768
「お姫様、ですね」
瑠璃姫
「まあ」
瑠璃姫
「いまさらなによ」
瑠璃姫
「でも、そういえば――ほら、このあいだ」
9768
「はい」
瑠璃姫
「公爵家の誰だか――誰だったかしら、まあいいわ、そのひとが、おっしゃっていたじゃない」
瑠璃姫
「鳥の話なんておぞましくって忘れたかったけれど……」
GM
『それは、実際に何人もの救世主に届いてる』
『招待状だよ。誰かが、どこかに救世主を集めてるんだ』
『そこから帰ってきたやつは、だいたいがみんな、六ペンスを増やしてきてる』
『つまり、だから……集まってるんだよ、救世主が、本当に』
瑠璃姫
指をゆるく立てて、まわしながら。
GM
噂話。あるいは、噂話よりももう少し、信用できる情報かもしれないですね。
瑠璃姫
あと2日とすこし。
9768
「ああ、マルガレーテ公爵夫人」
9768
「あの方が言うのなら、この世界においては信用のおける話かもしれません」
瑠璃姫
「そう、そう。だから――鳥が持ってきたからと言って破って捨てることはなさそうね」
GM
よく見れば、封筒の中にはもう一枚、便箋が入っている。
GM
そこにはまず、あなたがたの今いる場所から最寄りの、『大廊下』に繋がる扉の場所。
それから、その扉をくぐった後、どんな道順でどの廊下を通ればいいのか。
最後に開く扉の特徴。
GM
そんなことが、一通り書いてある。
瑠璃姫
舞踏会はもうたくさんだ。
瑠璃姫
でも、――
9768
「我々は任意でこの場所を訪れることができるようです」
9768
「行かれますか?」
瑠璃姫
「私たちの期限ぎりぎりになってこんな素敵な招待状をくださるなんて、ずいぶん性格のよい方がいらっしゃるのね」
瑠璃姫
溜息をひとつ。
瑠璃姫
「折角のお誘いですもの」
瑠璃姫
「台無しにするなんてできないわ」
9768
「私に社交用舞踏の機能は搭載されておりませんが大丈夫でしょうか?」
瑠璃姫
「踊るつもりなの?使用人室がいいところでしょう」
瑠璃姫
「……私だってもう踊れないのだからおあいこです」
瑠璃姫
ベッド脇の杖を引き寄せる。
9768
「そうでしたね。お食事だけいただきましょう」
GM
……では、明けて翌日。
GM
あなたがたは、朝から宿を出、指示された最寄りの扉から『大廊下』に侵入しました。
GM
果てしなく続く廊下。並んださまざまの扉。
GM
大きいもの、小さいもの、白いもの、黒いもの、赤いもの。鍵のかかっているもの、いないもの。
GM
それを横目に、指示された通りの道順を辿る。
9768
「旧式のランプが天井で働いていますね」
9768
天井を眺めながら姫の手を引いて歩いている。
瑠璃姫
「変な対抗心を燃やすのはおよしなさいな」
9768
「この世界では旧式のほうがメンテナンスもコスト・パフォーマンスもよいようです。口惜しいことに」
瑠璃姫
見えないので、9768の言葉が頼りだ。
9768
何度か扉があることを口にしてはそれはもういいと封じられ、それ以外のものについて説明している……。
9768
「鳥の亡者がおりました」
GM
やがて再び扉のことを話したくなるくらい長い距離を歩きます。
瑠璃姫
「やめて!」
GM
盲目の瑠璃姫の歩みに合わせて、ほとんど丸一日。
GM
最後の角を曲がって、右手の十三番目。
GM
重く輝く緋色の扉。
GM
それを開く――
GM
* * *
GM
というところでいったん切って、ロレーヌ氏の方へ。
GM
* * *
GM
ロレーヌ氏も、状況としては前二人とさして変わりはありません。
GM
前回の裁判から28日目の朝日が昇りました。状況は切実です。
GM
今この朝、あなたはどこにいらっしゃいますか?
ロレーヌ=ジャン・マルクス
野営かな。
GM
今日も厚ぼったい雲の下、それでも日が昇る。
GM
雲に遮られた、ぼんやりとした明るさ。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
接いだ亡者の骨と皮で立てた簡易なテントから出る。
清浄な空気とは無縁のここでも、日付という概念は死んでいない。
GM
28,29,30……あと、まる三日。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「…………次の街まで、ぎりぎりってとこか。着いたとしても……困ったな。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
簡易なテントは足を突き崩せば亡骸だ。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
石で火をつければよく燃える。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「誰か……見つけてくれないものかな。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
しばし、近くに座って焚火というには大きすぎる火を眺めている。
GM
その揺れる火に惹かれるように、空から、何か小さな影。
GM
金色の小さな小鳥が、ふわりと、焚火の隣に下りてくる。
GM
くちばしには、赤い封蝋を施された白い封筒。
GM
小鳥は首を傾げて、あなたが手に取るのを待っているふう。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「…………。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
さっと手を伸ばして、小鳥を掴もうとする。
GM
特に逃げないですね。あっさりと手の内に収まる。
GM
チ、と鳴くだけ。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「手紙、か……?」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
軽く周囲を見て、籠にできそうなものはないとみれば
ロレーヌ=ジャン・マルクス
羽根の先を折る。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
そうして鳥を地面に離し、封筒を開いた。
GM
封筒の表には、あなたの名前。
GM
中には、丁寧な美しい文字の便箋。
GM
『救世主の皆様、ひとときばかりの宴にお越しください』
『あなたがたに必要なものは、なんでもお取り揃えしております。たべもの、のみもの、お洋服に、眠る場所』
『そして、あなた以外の救世主』
GM
その文面に、あなたは、知人が話してくれた『舞踏会』の噂を思い出します。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
久しく見なかった、美しい装丁の招待状。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
話に聞いた『招待状』、噂は噂とあまり宛にしていなかったが……
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「3日。街に救世主がいない可能性を考えると……こちらが確実か。」
GM
あなたの手には、もう一枚の便箋。
GM
現在地の最寄りの『大廊下』の扉の場所。その扉をくぐったあとの道順。最後に開く扉の特徴……
ロレーヌ=ジャン・マルクス
中身を確認して封筒に戻し、荷物の隙間に差し入れる。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
暫くは燃え続けるであろう火もそのままに、羽根の折れた鳥を両手で掬い上げ、方角を確認して足を踏み出した。
GM
あなたは焚火をあとにして、『大廊下』へ侵入します。
GM
果てしなく続く廊下。並んださまざまの扉。
GM
大きいもの、小さいもの、白いもの、黒いもの、赤いもの。鍵のかかっているもの、いないもの。
GM
道のりはやはり、ほとんどまる一日。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
便利なものだ。しかし……
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「他に人はいないのか。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
記された通りに道を曲がる。
GM
『大廊下』の中でも寂れた区画のようですね。
GM
やがてあなたの目の前に、重く輝く緋色の扉。
GM
それを開く。
GM
まず目に入るのは、広いホールを挟んで真正面にある大階段。
GM
そして、天井から吊られた、眩いシャンデリア。
GM
たくさんの仮面の人々が、その光の下で踊っていますね。大概の人はドレスとタキシードです。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
なるほど。なるほど。
GM
そしてその中で、一人だけ仮面をしていない、変わった服装の女の子がいます。
GM
あなたからすると年齢は読みづらいかもしれないですね。もしかしたら、女の子というよりも女性かもしれません。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
この場にそぐわない異質な姿。それはつまり『ここの者ではない』ということだろうか。
夜見川 織乃
「あら」 開いた扉に振り返り、ロレーヌに気づく。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
鳥を荷物の上に乗せ、招待状の封筒を取り出す。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「こんにちは。貴女もこれを?」
夜見川 織乃
「あら、あら。あなたさまも、ご招待された方ね」
夜見川 織乃
「そうね、あたくしは……もうしばらく、ここのご厄介になっているのだけれど」
夜見川 織乃
「もともとは、わたしもお招きいただきましたとも」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「ほう、そうでしたか。私は見ての通り今到着したばかりでして右も左もわかりません。……よろしければ、ご案内いただいても?」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「ここの方々にお願いするのが筋とわかってはおりますが……ここでお会いしたのも何かのご縁でしょう。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「ロレーヌ=ジャン・マルクスと申します。美しい方、お名前をお伺いしても?」
夜見川 織乃
「ふふ。夜見川 織乃と申します。織乃とおよびくださいまし」
夜見川 織乃
「ご案内も、あたくしでよろしければ、喜んで。……でも、お急ぎにならずとも大丈夫」
夜見川 織乃
「ご招待を受けた方がいらっしゃるなら、もうすぐ大公閣下がおいでになります」
夜見川 織乃
「主催のサンドリヨンさまも、お顔は見せてくださいますでしょう」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「太閤閣下、ですか。それはそれは……もう少し身なりも整えたいところですが、ご挨拶もしないようではよろしくない。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「ご親切にありがとうございます、織乃さん。」
夜見川 織乃
「身なり。ふふ。この国ではあまりお気に病まれることもない」
GM
そのようにしてロレーヌ氏と織乃嬢が会話していると、その背後で再び扉が開きます。
GM
9768氏と瑠璃姫ですね。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「おや……。」
夜見川 織乃
「あら、あら。此度はこれまた、不思議なお方」
9768
「姫、天井で観賞用ランプが働いています」
瑠璃姫
音楽。人々のざわめき。なつかしいにおい。
瑠璃姫
「………………」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「あなた方も、招待状を?」
9768
「はい。本日ご招待に預かりました。初めまして、船舶用型式承認番号第9768と申します」
瑠璃姫
しばし呆けたようにその空気を浴びていたものの――掛けられた声によって顔をそちらに向ける。
9768
手のひらを上に、瑠璃姫を紹介するべく示す。
瑠璃姫
きらびやかな空気にそぐわないにおい。
瑠璃姫
「ごきげんよう。瑠璃と申します」
夜見川 織乃
「ごきげんよう、瑠璃さま。あたくしのことは織乃とおよびくださいまし」
瑠璃姫
灰の匂い。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「ロレーヌ=ジャン・マルクスと申します。お見知りおきを。」
瑠璃姫
顔をしかめそうになるのを、9768の袖を握りしめることで堪えた。
9768
袖を握りしめられている。
瑠璃姫
軽く膝を折り、かたちだけの会釈。
瑠璃姫
「それで――私たち、どなたにお招きされたのかしら」
夜見川 織乃
「主催は、サンドリヨンさまという女性の……救世主でいらっしゃいますよ」
夜見川 織乃
「きっとまもなくお見えになるでしょう」
GM
織乃嬢がホールのほうへ目をやると、仮面の男女がゆっくりと歩み寄ってくるところです。
サンドリヨン
「みなさま、いらしてくださったのね。ありがとう存じます」
サンドリヨン
「わたくし、主催のサンドリヨンと申します。みなさま、それぞれお名前を伺っても?」
9768
「はい。私は船舶用型式承認番号第9768です」敬礼。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「お招きいただき光栄です。ロレーヌ=ジャン・マルクスでございます。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
さやに収めたままの剣を立て、膝をつく。
瑠璃姫
「お招き感謝いたします。瑠璃と申します」
夜見川 織乃
「織乃もまたおりますよ。サンドリヨンさま」
瑠璃姫
声はかたい。
サンドリヨン
「みなさま遠くから来ていただいて、嬉しいですわ。どうぞ、楽しんでいらして」
サンドリヨン
「この舞踏会に関して、お困りのことがあれば大公にお申し付けくださいな。彼が実際のところを行いますから」
大公閣下
「みなさま、お気軽にお声がけください」 恭しく礼を取る。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
立ち上がり剣を腰に。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「ご厚意に感謝いたします。」
9768
「承知いたしました」敬礼を解く。
夜見川 織乃
着物の袖を口元に当て、微かに笑う。
サンドリヨン
扇に隠して、楚々と笑って。
サンドリヨン
「では、みなさま、“頑張って”くださいましね」
サンドリヨン
やわらかくそう言うと、大公を残してまた歩み去っていきます。
大公閣下
「では、みなさまに少しだけご説明を」 残った大公があなたがたを見回す。
大公閣下
「この宴は、サンドリヨン様が救世主としてのお力で作り上げていらっしゃいます」
大公閣下
「食べ物もお飲み物も、お好きにお取りください。お休みの際はゲストルームを用意してございます」
大公閣下
「ご参加いただく条件はひとつきり」
大公閣下
「二日に渡る宴が終わるそのときに『裁判』を行っていただくこと、それだけでございます」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
……ぎりぎり、か。
瑠璃姫
「まあ、素敵だこと」
9768
「承知いたしました」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「裁判を……ですか。承知いたしました。」
瑠璃姫
灰の匂いがする方を意識する。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「それが条件とあらば、この剣を振るいましょう。」
瑠璃姫
「今回招かれた救世主は、わたしと、彼と――そのほかには?」
大公閣下
「今回お招きしたのは、マルクス様、瑠璃様、船舶用型式承認番号第9768様の御三方」
夜見川 織乃
「あたくしがお招きいただいたのは、ふたつまえの宴ですの」
大公閣下
「ですから、みなさま四人で戦っていただく、ということになりますね」
瑠璃姫
「まあ、まあ。なんて素晴らしい催しなんでしょう」
瑠璃姫
「……では早速ですけれど、ゲストルームにご案内いただこうかしら。ご丁寧な招待状をくださったから御存じでしょうけれど――私、この通り目も足も悪いものですから」
大公閣下
「おや、お休みになられますか。ではご案内いたしましょう」
9768
「私は倉庫で構いません」
大公閣下
「せっかくですから、みなさまのお部屋も先にご案内しましょうか」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「それはありがたいお申し出ですね。よろしくお願いいたします。」
大公閣下
「船舶用型式承認番号第9768様のお部屋もご用意してございますよ。……瑠璃様とご一緒のほうがよろしいでしょうか?」
9768
「どちらがいいですか?」瑠璃に聞く。
瑠璃姫
「ハチ様は私の部屋に。いないと不便ですから」
9768
「ではそのように」
大公閣下
「かしこまりました。ではお二人用のお部屋を」
GM
ホールには、『大廊下』へ繋がるもの以外にいくつかの扉があります。
GM
そのうちのひとつを開けると、オイルランプが等間隔に灯る、窓のない廊下に出ます。
GM
その中から、それぞれに部屋を充てがってくれます。
GM
ちなみに織乃は慣れた様子でひとつのドアを開けました。
9768
瑠璃姫の手を引く。「こちらが私たちのお部屋のようです」
9768
「オイルランプが働いています」
大公閣下
「しばらくお休みになられましたら、またホールへおいでいただくのがよろしいかと」
大公閣下
「みなさま、『お茶会』をなさったほうが良いでしょうから」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「では、また後程。」
瑠璃姫
「ハチ様ほどおしゃべりなランプはいないでしょうね」
瑠璃姫
「……ごきげんよう」
夜見川 織乃
「みなさま、またのちほど。ふふ」
9768
「よい午前を」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
部屋に入ります。
GM
そのようにして、あなたがたは一度解散しました。
GM
* * *
GM
では、お茶会についていくつか。
GM
今回のお茶会は2ラウンドです。
GM
ペアマッチ。ロレーヌ氏と織乃嬢、9768氏と瑠璃姫。
GM
今回は行動順をデスゲーム『16人の救世主』のルールに準拠し、ラウンド開始時に1d6を振って大きい順とします。
GM
味方同士の入れ替えも不可です。
GM
続いて、シーン表を情報タブに。
GM
ホールを中心として、小さな城、という感じですね。
GM
お客様なのであまり裏方的なところには入れてもらえませんが、場所の提案があれば検討します。
GM
特に質問がなければ、1ラウンド目の行動順を決めていきます。
GM
各自1d6で。
夜見川 織乃
1d6
DiceBot : (1D6) > 6
瑠璃姫
1D6
DiceBot : (1D6) > 3
9768
1d6
DiceBot : (1D6) > 6
ロレーヌ=ジャン・マルクス
1d6
DiceBot : (1D6) > 6
瑠璃姫
きみたちさあ
GM
瑠璃姫以外もう一度振ってください。
夜見川 織乃
1d6
DiceBot : (1D6) > 5
9768
1d6
DiceBot : (1D6) > 2
ロレーヌ=ジャン・マルクス
1d6
DiceBot : (1D6) > 4
夜見川 織乃
織乃嬢>ロレーヌ氏>9768氏>瑠璃姫
[ ロレーヌ=ジャン・マルクス ] がダイスシンボルを 2 に変更しました。
[ 9768 ] がダイスシンボルを 3 に変更しました。
[ ロレーヌ=ジャン・マルクス ] がダイスシンボルを 2 に変更しました。
[ 瑠璃姫 ] がダイスシンボルを 4 に変更しました。
GM
では初手は織乃嬢です。
GM
* * *
夜見川 織乃
9768氏の疵を抉ります
夜見川 織乃
シーン表
夜見川 織乃
1d12
DiceBot : (1D12) > 12
GM
12:フィンガーフードのテーブル 鮮やかな軽食が並ぶ丸いテーブル。赤いクロスが掛かっている。
夜見川 織乃
瑠璃姫に持っていくものをお選びに?
9768
ええそうです。
夜見川 織乃
では、つつーっと近づいていきます。滑るように。
夜見川 織乃
「ごきげんよう、不思議な方」
9768
トングをカチカチしています。何故?古より人民の習性からプログラミングされた動作です。
9768
「いかがいたしましたか」
夜見川 織乃
「あたくし、あなたのことをどうお呼びすればいいのか、すこぅし、困ってしまいましたので」
夜見川 織乃
「もう一度お伺いできますかしら」
9768
「船舶用型式承認番号第9768とお呼びください」
夜見川 織乃
「きゅう、なな、ろく、はち……数字がお名前に入っていらっしゃる」
夜見川 織乃
「けれど、一郎さまやら、三郎さまやら、そういうご様子ではない」
9768
「そうです。我々は番号で管理されています。一郎、次郎、三郎。人民の命名ですね。そちらも似たような用途かと存じます」
夜見川 織乃
「まさか九千といくらも、ごきょうだいがいらっしゃる?」
9768
「いいえ。同一存在です。我々は同じ用途を想定されて実存しております」
夜見川 織乃
「用途」 ぱちりと瞬く。
9768
「用途」
9768
トングをカチカチと鳴らす。
夜見川 織乃
「お家をお継ぎになったり? ご家業をお継ぎになったり……?」
夜見川 織乃
「九千も一万もいらしたら、それはずいぶん、大変なことでしょう」
9768
「いいえ。我々は家業というような滅相もないことに関係することはありません」
9768
「九千、一万すべての我々はただ人民のなにごとかの用事のために実存しています」
夜見川 織乃
「あら、あら」
夜見川 織乃
「それは、みなさま、同じことを? 三男さまと四男さまが、長男さまのもとでお仕事をなさるような」
夜見川 織乃
「どなたかおひとりくらい、いらっしゃらないのですか、そんな方」
9768
「人民が命じれば実存します」
夜見川 織乃
「あら、あら……」 着物の袖で口元を押さえる。
夜見川 織乃
「おつむりの姿かたちが変わっていらっしゃるのと同じほど、変わった方」
9768
「おつむり」
9768
「頭部パーツのことで間違いないでしょうか?こちらは外洋船燈様式第12号の型になります」
夜見川 織乃
「型」 ふむり、と小さく首を傾げて。
夜見川 織乃
「では、同じお姿の方がいらっしゃる」
夜見川 織乃
「人形焼きのような」
9768
「人形焼き」
9768
「精製穀粉とショ糖、合成鶏卵を攪拌し、金属型にいれて焼き上げたもの」
9768
「お菓子でしょうか?」
夜見川 織乃
「お菓子でございますね」
夜見川 織乃
「このくらいの、大きさの」 指でそっと示す。
9768
「携帯食ほどですね」
夜見川 織乃
「あたくしは頂いたことがございませんけれど、夜見川のお子たちはみなお好きなようでしたから」
夜見川 織乃
「あなたさまもそのようなものかしらと」
9768
「金型に鋳造されて実存するということなら同じような製造過程にありますね」
9768
「我々はみな船舶用型式の製造工場の同じラインで製造されて実存します」
夜見川 織乃
「では、それこそお菓子のごと、その……人民とやらのみなさまのお手もとへ?」
9768
「はい。人民がそう望み、発注しましたらそうなります」
夜見川 織乃
「望まれなければ?」
9768
「倉庫におります」
夜見川 織乃
「あら、あら……。人形焼きとて、しまい込まれてしまえば腐ってしまいますのに」
夜見川 織乃
「それでは、あまりなご無体」
9768
「そうかもしれません」
夜見川 織乃
「あなたさまは、望まれてお外へいらしたのかしら」
9768
「この世界にですか?それとも我々の船、亜空海貨物巡行用大型船「オールド・グローリー・クリプトナイト」のことでしょうか」
夜見川 織乃
ほほ、と笑って。
夜見川 織乃
「この世界には、みなさま望まれておいでです。どなたが望まれたのかは存じませんけれども」
夜見川 織乃
「あなたさまの世界のお話ですわ」
9768
「そうですね。人民が用途を望み、発注したとき、そのなかのひとりに私がおりました」
夜見川 織乃
「左様でございますか……。あなたさまのご同輩は、特別にこれと望まれてあることはあまりないご様子」
夜見川 織乃
「たくさんのなかのおひとりなのですね」
9768
「そうですね」
夜見川 織乃
*では、船舶用型式承認番号第9768の『量産型』を抉ります。
夜見川 織乃
*判定は猟奇
瑠璃姫
*横槍を入れます
GM
ではチョイスで能力値を。
瑠璃姫
Choice[猟奇,才覚,愛]
DiceBot : (CHOICE[猟奇,才覚,愛]) > 愛
GM
では判定。
瑠璃姫
2d6+3=>7 判定:愛
DiceBot : (2D6+3>=7) > 5[4,1]+3 > 8 > 成功
GM
続けて効果量
瑠璃姫
1D6
DiceBot : (1D6) > 4
GM
はい。それではHPを減らしてください
[ 瑠璃姫 ] HP : 21 → 20
夜見川 織乃
2d6+2-4>=7
DiceBot : (2D6+2-4>=7) > 7[4,3]+2-4 > 5 > 失敗
瑠璃姫
「ハチ様、ハチ様」
夜見川 織乃
「あら、瑠璃さま」
9768
「姫。三不粘と呼ばれる食物はないようです」
瑠璃姫
「いつのまに油売りになったのかしら」
瑠璃姫
「無かったら揚げたもので良いと言ったのに」
9768
「旧式と一緒になさらないでください」
瑠璃姫
よちよちと歩んでやってくる。
9768
「トリニクアゲターノとかがありますがこちらでよろしいでしょうか」
瑠璃姫
「わざと?」
9768
「滅相もない」
夜見川 織乃
くすくす笑い。
瑠璃姫
「……あら、織乃様、失礼しました」
夜見川 織乃
「いいえ、瑠璃さま」
瑠璃姫
微笑み。柔和というよりは、牽制の。
夜見川 織乃
「瑠璃さまの“八さま”をお引き止めしたのはあたくしですから、あまりいろいろ、お責めにならないでさしあげて」 どこかあやすような声音。
9768
「ではこちらのフレンチフライにしましょう」もり……もり……。
瑠璃姫
「お優しい方なのね、織乃様。大丈夫ですわ、ちょっとしたおふざけですから」
瑠璃姫
「貴女もあまり。私の好い人をいじめないでくださいませね」
夜見川 織乃
「ふふ。仲良きことは美しき、でございますね」
夜見川 織乃
「では、あたくし一度失礼いたしましょう」
9768
「姫、トリニクマルメターノもあります」
瑠璃姫
「いらないったら!」
夜見川 織乃
「瑠璃さま、八さま、またのちほど」 笑って去っていく。
GM
* * *
GM
では次の手番はロレーヌ氏。
GM
* * *
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*夜見川 織乃 の『嫉妬狂い』を舐めます。
GM
シーン表使いますか?
ロレーヌ=ジャン・マルクス
使いましょう
ロレーヌ=ジャン・マルクス
1d12
DiceBot : (1D12) > 9
GM
9:小鳥の鳥籠 広間の片隅に、金色の小鳥の亡者の籠がある。たくさんの小鳥が、とまり木で静かに休んでいる。
夜見川 織乃
フィンガーフードのテーブルを離れたあと、ホールの片隅でなんとなしに笑っている。
夜見川 織乃
可愛らしいお二人。
夜見川 織乃
夜見川の、三つ前の代のお子らを見ているよう。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
ブラシを通した髪はいくらかましになったようだ。
重い鎧を外しながらも剣は手放さない。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
鳥の声に目をやれば、織乃の姿。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「お食事ですか?」
夜見川 織乃
「ふふ、おなかは先程いっぱいになりましたの」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「それは何より。……そういえば、織乃さんは2つ前の宴からこちらにおられるのでしたね。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「その時もやはり、裁判を?」
夜見川 織乃
「左様です」
夜見川 織乃
「あたくしたち、そのためにここにお招きをいただいているのですから」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「見目麗しいお姿だけでなく、他の救世主を退ける力も持ち合わせていらっしゃる。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「しかし、いかな強者とはいえ女性が傷つくのは心痛むもの。……よろしければ、裁判では私を盾としてお使いください。」
夜見川 織乃
「まあ、勇ましい方」
夜見川 織乃
「そうして殿方にお守りいただくのは、きっと世の女性の憧れでしょうね」 小さく笑う。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「貴女にとってはそうではないと?」
夜見川 織乃
「あたくしはもともと、夜見川のお家をお守りするものでしたの」
夜見川 織乃
「もちろん、あなたさまのように剣を取って、というわけにはまいりませんけれども」
夜見川 織乃
「ずいぶんと長いこと……夜見川のお家に、“良いこと”をお招きしておりました」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「なんと……織乃さんは聖女様だったのですね。」
夜見川 織乃
「ほほ。あたくしはむしろ、あやかしのようなものでございます」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「あやかし。」
夜見川 織乃
「夜見川のお家に依り憑いておりましたの」
夜見川 織乃
「そういうものとして生まれついたのです」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「……ヒトではなく、妖精や精霊であるという事でしょうか。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「そうとは知らず、無礼な物言いをしてしまいました。申し訳ありません。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「なればなおさら、その身傷つけさせるわけにはいきませんね。」
夜見川 織乃
「今はあたくしもあなたさまも救世主、というようでございますから」
夜見川 織乃
「あなたさまとなぁにも変わりませんとも」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「寛大なお言葉に感謝いたします。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「それでは……そうですね。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
膝をつき、手を差し出す。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「今この時、裁判の閉廷まで。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「貴女の剣となり盾となる栄誉をいただけますでしょうか。織乃様。」
夜見川 織乃
「あら、あら」
夜見川 織乃
「あたくしの本生としては、依り憑く家のない今は、もうどうしようもないほど落ちぶれた、というところでございますよ」
夜見川 織乃
「それでもよろしい?」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
愛で判定します
ロレーヌ=ジャン・マルクス
2d6+2
DiceBot : (2D6+2) > 5[2,3]+2 > 7
GM
成功。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「どうか、そのようにご自身を卑下なさらないでください。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「ありがたき幸せ。この剣を貴女に捧げましょう。」
夜見川 織乃
「あたくしにそんなこと仰る方、初めてでございますが」
夜見川 織乃
「では、この宴の終わりまで」
夜見川 織乃
差し出された手に触れる。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
恭しく首を垂れ、手の甲に口づけた。
[ 夜見川 織乃 ] 嫉妬狂い : 0 → 1
GM
* * *
GM
では、次は9768氏の手番です。
GM
* * *
9768
ロレーヌ氏の疵抉りに行きます。
9768
1d12
DiceBot : (1D12) > 3
GM
3:オイルランプの回廊 大広間にある扉の外、橙の灯が等間隔にともる窓のない回廊。いくつもの扉が並んでいる。
9768
オイルランプを眺めている。
9768
オイル壷とこより、そして火。シンプルな構造。
このような世界ではこちらの方が断然使い勝手がいいことだろう。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
大広間を出て歩く。
救世主以外の者達はどこか作り物めいて、少し気味が悪い。
9768
ランプに向かって自身の頭のランプを光らせる。船舶用型式による会話の一種。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
そう思い離れたものの視界の先にみつけたのは、より『作り物』めいた救世主である。
9768
「ロレーヌ=ジャン・マルクスさん。こんにちは」
9768
敬礼をする。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「これはこれは、確か…………船舶用、型式、承認番号、第9768さん。ご丁寧にありがとうございます。私の事はロレーヌ、またはマルクスとでもお呼びください。」
9768
「では。マルクスさん。改めましてこんにちは。先ほどの金属外骨格は外されたのですか」
9768
鎧のことを言っているらしい。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「金属とおっしゃいますと、鎧でしょうか。ええ、あれは戦闘で身を護るために身に着けるものですので。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「優雅な『お茶会』の場では相応しくないでしょう。」
9768
「なるほど。生体パーツではないのですね」
9768
「我々は肉体を持ちませんが、人民は肉体を持っておりまして。マルクスさんのような金属外骨格を生身の肉体に接続していることが多いのです」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「つまり、鎧を身体に埋め込んだり……という事でしょうか。苦痛など感じないのですか?」
9768
「そうですね。感じません。人民の趣味嗜好によるとは思いますが」
9768
「基本的に、我々の世界では人民に苦しみは存在しません」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「苦しみの存在しない世界……それはさぞかし……」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
退屈だ。きっと、つまらない。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
だが……そう。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「優しい世界なのでしょうね。」
9768
「はい。人民はあらゆるすべてを選択することができます。優しさも、苦痛のない肉体も」
9768
「あるいはその逆も」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「ふぅん……」
9768
「マルクスさんの世界ではどうでしたか?苦痛は存在していましたか?」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「そうですね。基本的に、人は人のまま、獣は獣のまま。選択できるものではありませんでした。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「趣味嗜好による、とおっしゃいましたが……それさえも、自由とは言えないでしょう。」
9768
「趣味嗜好をあらかじめ選択できないと。それは不便ですね」
9768
「人民は生まれてくるときに、あらかじめ趣味嗜好を選ぶことができます。自分自身をデザインできるのです」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「想像もできないですね。私が知っている世界とは真逆です。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「趣味嗜好……職業、居場所、性別、恋愛、結婚。生まれた時より定められたものを変えることは容易ではありません。」
9768
「なんと。職業、居場所、性別、恋愛、結婚も。結婚……結婚という制度があるんですね。なるほど、我々の世界ではとても古い概念です。興味深い」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「少々面倒ですが、それでもこの世界よりは……いえ、そうですね。生きやすかったかと言われると答えにくいですが。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「少なくとも、生活に困ったことはありませんでしたよ。不便というのは、人が生きるのに不要なものではありませんから。」
9768
「ある種。素晴らしいことです。不便であることは」
9768
「我々は不便、のラインすら認識ができませんでしたので。ここにきてはじめて生活というものに触れております」
9768
「生きるということは素晴らしいことです」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「…………そうですね。貴方の世界では、死は存在しますか?」
9768
「しません」
9768
きっぱりと断言した。
9768
「なぜならその概念がありません。存在することは理解しておりますが、概念自体が消去されていますので我々は死を知らないのです」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「それは少し……」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「羨ましいですね。」
9768
「ないものねだりですね」
9768
「私もおそらくマルクスさんと同じなのでしょうが」
9768
*ロレーヌ=ジャン・マルクスの「食人性愛」を抉ります。使用するのは愛。
夜見川 織乃
*横槍を入れます
夜見川 織乃
Choice[猟奇,才覚,愛]
DiceBot : (CHOICE[猟奇,才覚,愛]) > 愛
夜見川 織乃
2d6>=7
DiceBot : (2D6>=7) > 7[4,3] > 7 > 成功
夜見川 織乃
1d6
DiceBot : (1D6) > 2
GM
では-2。
9768
*ティーセットを使用します。
9768
2d6+2
DiceBot : (2D6+2) > 6[1,5]+2 > 8
[ 夜見川 織乃 ] HP : 17 → 16
9768
「この世界なら私の中に存在しない死も生も定義できるのではないかと……」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「必要ないんじゃないですか。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「同じというには、私と貴方は……少々違いすぎる。」
9768
「同じ救世主の仲ではありませんか」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「貴方には目玉も、内臓も、唇もない。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「その身体で……どうして死ぬことができましょう。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
異形の頭を見る。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「でも、そう、そうですね……」
9768
ランプがジジ、と鳴る。ただの回路の音だ。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
私の愛した人々も。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「貴方のような身体なら、死を知らない身体なら。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
いや、駄目なんだ。それでは。俺は……
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「もう少し、生きるのが楽だったかもしれませんね。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
愛することが、できないんだ。
[ ロレーヌ=ジャン・マルクス ] 食人性愛 : 0 → -1
GM
* * *
GM
1ラウンド目最後、瑠璃姫の手番です。
GM
* * *
瑠璃姫
織乃様の疵を抉りにまいります。
瑠璃姫
1d12
DiceBot : (1D12) > 8
夜見川 織乃
8:白い柱の傍ら 古い女神の彫られた美しい柱の影。女神はじっと舞踏会を見つめている。
瑠璃姫
片割れはまた油を売りにでかけてしまった。
瑠璃姫
ほんとうはひとりで何もできないわけじゃない。
瑠璃姫
手探りで、杖をつき、足取りは遅々たるものだったとしても。
瑠璃姫
けれど29日目ともなると、身体が重く感じられる。
瑠璃姫
単に疲れからくるものか、それとも――
瑠璃姫
何かにつまずく。
瑠璃姫
よろめく、杖を取り落とす。寄る辺を失う。
瑠璃姫
「――……」
瑠璃姫
途方に暮れて、立ち竦んでいる――
ロレーヌ=ジャン・マルクス
船舶用型式承認番号第9768から離れて、大広間へと戻る。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
戻れば、またそこに救世主。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「……何か、お手伝いいたしましょうか?」
瑠璃姫
灰の匂い。
瑠璃姫
「ロレーヌ様」
瑠璃姫
少し恥じ入るような、そんな声音。
瑠璃姫
「ごめんなさい、杖を落としてしまって。いつもなら音でどこへ行ったかくらいはわかるのですけれど……音楽に紛れてしまいましたの」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「それは大変だ。少々お待ちを。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
地面に目をやる。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
落ちた杖を、見つけて。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「ああ、ありました。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
拾い上げ、少し手触りを見る。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
これが無ければ、裁判で少し有利になるかもしれないなどと。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
軽く曲げようとしてみて
瑠璃姫
金の杖。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
曲がらなかったので、そのまま差し出す。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「どうぞ。」
瑠璃姫
「ありがとう」
瑠璃姫
「お優しいのね」
瑠璃姫
――誰にでも。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「この程度、お礼を言われるほどの事でもありません。」
瑠璃姫
*夜見川織乃の心の疵:嫉妬狂い を抉ります。
判定技能は愛です。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*横槍します。
[ ロレーヌ=ジャン・マルクス ] HP : 20 → 19
GM
ではチョイスから。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
Choice[猟奇,才覚,愛]
DiceBot : (CHOICE[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*ティーセット使います。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
2d6+2
DiceBot : (2D6+2) > 7[5,2]+2 > 9
GM
では効果量。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
1d6
DiceBot : (1D6) > 2
GM
では-2
瑠璃姫
2d6+1=>7 判定:愛
DiceBot : (2D6+1>=7) > 11[6,5]+1 > 12 > 成功
瑠璃姫
その手を取る。
瑠璃姫
頬に触れさせる。
瑠璃姫
「いいえ、きっとお優しい方」
瑠璃姫
「私、貴方のお顔は見えないけれど……わかります」
瑠璃姫
大きな手。長い指。剣を握る者独特の感触。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
にこりと微笑む。たとえ見えずとも。
瑠璃姫
「さぞかしたくさんのご婦人を虜になさっているのでしょうね」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「光栄です、姫。」
夜見川 織乃
「ふふ。……あら、あら、まあ」 どこからとなく現れる。
夜見川 織乃
着物の袖で押さえた口元。どこか薄ら寒いような笑い。
夜見川 織乃
「睦まじいのは結構でございますね、瑠璃さま、ロレーヌさま」
瑠璃姫
「!」
瑠璃姫
「まあ、ごめんなさい。本命がいらっしゃったみたい」
瑠璃姫
少し名残惜しそうに手を離す。
夜見川 織乃
「ふふ」 濁ったような目。
夜見川 織乃
「仲良きことは美しき。……ええ、それがどなたさまでも」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「織乃様。」
瑠璃姫
「御親切にありがとう、ロレーヌ様」
瑠璃姫
片足を引いて、もう片方の膝を軽く折って。
瑠璃姫
「それでは失礼いたします」
9768
廊下の向こうからオイルランプと話し終えて戻ってくる。
9768
「姫」
瑠璃姫
「あら、あら!油はたくさん売れまして?」
9768
「ええ、これで姫の口周りをより油まみれにできそうです」
9768
手を差し出す。
瑠璃姫
「唇のうるおいはあった方がいいでしょう」
瑠璃姫
手を載せる。
瑠璃姫
私は手に入れている。
瑠璃姫
灰のにおいがより濃い方へ顔を向け、僅かな笑みを残して。
夜見川 織乃
「ふふ。……ではまた、瑠璃さま」 瑠璃姫の背を追いかける、鈴の音のような笑い声。
夜見川 織乃
それは、氷のように澄んでいる。
[ 夜見川 織乃 ] 嫉妬狂い : 1 → 0
GM
* * *
大公閣下
「みなさま、サンドリヨン様の舞踏会、一夜目の真夜中を過ぎました」
大公閣下
「お休みの際はゲストルームへ。夜間にもこの広間は開放されております。ご用命もお気軽に」
GM
すう、と広間から人波が捌けていく。
GM
楽の音も、少し声を潜める。
GM
あなたがたもまた、一度部屋に戻ります。
GM
明日は……30日目。
GM
* * *
GM
2ラウンド目に入る前に、再び行動順のダイスを振ります。
GM
各自1d6を。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
1d6
DiceBot : (1D6) > 3
瑠璃姫
1D6
DiceBot : (1D6) > 1
夜見川 織乃
1d6
DiceBot : (1D6) > 6
9768
1d6
DiceBot : (1D6) > 2
GM
織乃嬢>ロレーヌ氏>9768氏>瑠璃姫
GM
1ラウンド目と変わらないのだが……?
GM
では織乃嬢の手番。
GM
* * *
夜見川 織乃
再度9768氏の疵を抉りにいきます。
夜見川 織乃
シーン表
夜見川 織乃
1d12
DiceBot : (1D12) > 9
夜見川 織乃
9:小鳥の鳥籠 広間の片隅に、金色の小鳥の亡者の籠がある。たくさんの小鳥が、とまり木で静かに休んでいる。
9768
鳥とお話してます。
9768
ランプを光らせてみる。ツートントンツー。
夜見川 織乃
「八さま」 鳥籠の裏から、まぶしげに目を細めて滑り出てくる。
夜見川 織乃
「宴も二日目……お食事を摂る必要はきっとございませんのでしょうけれど、楽しんでいらっしゃいます?」
9768
「はい。楽しいです。見知らぬものがたくさんありますので」
夜見川 織乃
「たくさんのなかのおひとつ、ではないものが?」
9768
「明確には定義することができかねますが、概ねこの世界で出会うものはそうですね」
夜見川 織乃
「あたくしにとっては、型、のあるもののほうが目新しいのですけれども……八さまのご生国はそうではない」
9768
「我々機械ではない人民の権利が実際どうなっているかはわかりませんが、おそらく」
夜見川 織乃
「では、八さまは……如何様にして八さまなのかしらん」
夜見川 織乃
「ここであたくしや、瑠璃さまたちとお話をされている、八さまは」
9768
「私個人の型式番号だけでは認識が足りませんか」
夜見川 織乃
「型は、かたちのありさま」
夜見川 織乃
「おしゃべりをするのは、こころのありさま」
9768
「私に心があるかと?」
夜見川 織乃
「同じ腹から生まれた双子を同じように育てたとて、同じ場で同じことを喋りはせぬもの」
夜見川 織乃
「ものにも宿ります、こころのようなものは」
夜見川 織乃
「あたくしは、家に依り憑いて生まれたもの」
夜見川 織乃
「見、考え、喋る。それはこころの写し」
夜見川 織乃
「そうでなくば、あたくしはここにありはしません」
9768
「あるとすれば、その証明はこの世界に来たことでしょうか」
9768
「残念ながらそれを検証する術は私自身にはないのですが」
夜見川 織乃
「ほほ」 笑う。
夜見川 織乃
「四角四面に確かめずともよいのではございませんかしら」
夜見川 織乃
「だって、あなたさまは今ここにいらして、もう同じ型の方はいらっしゃいませんのに」
9768
「それもそうですね」
夜見川 織乃
「あなたさまはもう、たくさんのなかのおひとり、ではありませんの」
夜見川 織乃
*9768氏の『異端者』を抉ります。判定は猟奇
瑠璃姫
*横槍入れます。
GM
ではチョイスから。
瑠璃姫
Choice[猟奇,才覚,愛]
DiceBot : (CHOICE[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
瑠璃姫
*ティーセット使用します。
瑠璃姫
2d6+2=>7 判定:猟奇
DiceBot : (2D6+2>=7) > 6[5,1]+2 > 8 > 成功
GM
では効果量。
瑠璃姫
*ヤリイカ使用します
瑠璃姫
1D6+2
DiceBot : (1D6+2) > 5[5]+2 > 7
[ 瑠璃姫 ] HP : 20 → 19
夜見川 織乃
2d6+2-7>=7
DiceBot : (2D6+2-7>=7) > 8[4,4]+2-7 > 3 > 失敗
瑠璃姫
「ハチ様」
9768
「姫」
9768
ランプをそちらへ向ける。
瑠璃姫
向けられようと、まぶしくはない。
夜見川 織乃
「あら、あら」
夜見川 織乃
「瑠璃さま、今日もご機嫌麗しく」
9768
「見てください、ここに鳥がたくさんいます」
瑠璃姫
「ごきげんよう、織乃様。昨夜は失礼いたしました」
瑠璃姫
「ええ、ええ、いるでしょうとも」
瑠璃姫
「私は食事を取ってきてと言ったのですけれど」
9768
「失礼しました。韮饅頭ですね」
夜見川 織乃
「瑠璃さまがご歓談に興じられるのは良いことでございますよ。お食事も、大いに結構なこと」
9768
「探しに行ってまいります。失礼いたします、夜見川さん」
9768
敬礼をして去っていく。
夜見川 織乃
「ええ、八さま」 楚々と笑う。
夜見川 織乃
瑠璃姫に目を振り向けて、
夜見川 織乃
「宴は楽しむものでございましょう。瑠璃さま」
瑠璃姫
「あら、織乃様はご存じないのかしら」
瑠璃姫
「いくさ場ですわよ」
夜見川 織乃
「あらあら。女のいくさは笑顔でなくては」
瑠璃姫
「ええ、織乃様もきっと素敵なお顔をしていらっしゃるのでしょうね」
夜見川 織乃
「まあ。あたくしはそのあたりの童とさして変わりやしません」
瑠璃姫
「御謙遜。灰のにおいがする女は、いつだっていやなものですわ」
瑠璃姫
「あらいけない。いじわるを言いました。瑠璃は悪い子です」
瑠璃姫
「めくらに免じて許して下さいませ」お辞儀。
夜見川 織乃
「いいえ、瑠璃さま。あたくしはもともと、人ならぬ身」 笑う声。
夜見川 織乃
「ふふ。あたくしをいじめるのは、良いことかもしれませんね」
夜見川 織乃
「けれど、瑠璃さまがご自身を悪い子だとお思いになるのはよくないことでございますから」
夜見川 織乃
「あたくし、今は失礼いたしましょう」
夜見川 織乃
「良い子の瑠璃さま。良き宴を」
瑠璃姫
微笑む。
夜見川 織乃
見えぬ瑠璃姫にも、微笑み返して去ってゆく。
夜見川 織乃
灰のにおいだけがかすかに残る。
瑠璃姫
ああまったく!鳥も灰も嫌になる。
瑠璃姫
織乃の姿が見えなくなれば、瑠璃もまた早々にその場を後にした。
GM
* * *
GM
では2手番目。ロレーヌ氏
GM
* * *
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*瑠璃姫の疵を抉ります。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
1d12
DiceBot : (1D12) > 3
GM
3:オイルランプの回廊 大広間にある扉の外、橙の灯が等間隔にともる窓のない回廊。いくつもの扉が並んでいる。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
船舶用型式承認番号第9768がホール内にいることを確認して、大広間を出る。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
深く深呼吸。首のあたりを撫でながら誰もいないだろうと辺りを付けた廊下に出れば……
ロレーヌ=ジャン・マルクス
どうやら、思惑通りにはいかないらしい。
瑠璃姫
かつん、かつんと杖の音。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「瑠璃姫さん。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
後ろから声をかける。
瑠璃姫
「あら」
瑠璃姫
立ち止まり、振りかえり。
瑠璃姫
「そのお声は、ロレーヌ様」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「一人でも大丈夫なのですか?」
瑠璃姫
「ええ。ほんの少し、心細くはありますが」
瑠璃姫
困ったようにわらう。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「……そうでしょうね。」
瑠璃姫
「ロレーヌ様は、どうなされたのですか?」
瑠璃姫
「……まさか、私に会いに来て下さったわけではないでしょう?」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「ええ、少し……気にかかることがありまして。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
歩みより、杖の先端をつま先で払う。
瑠璃姫
「きゃ……!」
瑠璃姫
重い音を立て、それが床に落ちる。
瑠璃姫
慌ててしゃがみ、杖を探して手を伸ばす。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「やっぱり、そうですよね。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「『そういう事』をされたって反応だ。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
杖を遠くに蹴る。
瑠璃姫
「…………」
瑠璃姫
音が離れていく。
瑠璃姫
取りに行くことを諦めて、その場で相手の顔があるだろう方向へと顔を向ける。
瑠璃姫
「なにか、お気に障ることをしましたか……?」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「わざとですよね。」
瑠璃姫
「なんの、ことだか……」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「貴女は人を傷つける術を心得ていらっしゃるようだ。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「だから……今もそんな顔をしている。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「驚くでも、呆けるでもなく……考えている顔だ。」
瑠璃姫
泣きそうな顔。
瑠璃姫
これ以上にみじめなことはないという顔。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「今度は同情でも誘おうというのですか?」
瑠璃姫
「織乃様をからかったこと、怒っていらっしゃるの?」
瑠璃姫
「私、そんなつもりじゃ……」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「怒ってはいませんよ。ただ、貴女を好きにはなれないと思ったまでです。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「貴女は優しい人にはなれない。」
瑠璃姫
「……そんなこと」
瑠璃姫
胸の前で両手を握る。
瑠璃姫
その手は微かに震えている。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「貴女の優しさは、棘にかぶせた絹……強く抱きしめたものを傷つける。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「それは、意図したものですよね。」
瑠璃姫
「いいえ、いいえ……そんなこと。私はただ」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「ただ?」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「ただ、見ず知らずの男の手を引き寄せただけ?」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「それとも、気を引こうとでもしましたか?」
瑠璃姫
言葉が詰まる。目じりにみるみる涙がたまる。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*『やさしい姉』を愛で抉ります
9768
*横槍をいれます
GM
チョイスから。
9768
Choice[猟奇,才覚,愛]
DiceBot : (CHOICE[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
9768
*ティーセットを使用します
9768
2d6+3
DiceBot : (2D6+3) > 8[2,6]+3 > 11
GM
では効果量を。
9768
1d6
DiceBot : (1D6) > 1
ロレーヌ=ジャン・マルクス
2d6+2
DiceBot : (2D6+2) > 7[5,2]+2 > 9
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「無駄ですよ。私は……『本当に優しい人』がどんな顔をするのか、よく知っていますから。」
9768
通りがかる。杖を拾い駆け寄る。
瑠璃姫
「っ、ひっく、……」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
耳元に囁く。
9768
「姫」
瑠璃姫
「う、うう……うう~~っ……」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「貴女は優しくない。俺と……同類だ。」
瑠璃姫
顔を覆って、首をふる。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「……おや、邪魔が入りましたね。」
9768
「退け。女性には優しくが兵士の鉄則じゃなかったのか。異国の騎士」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「先に織乃様を傷つけたのは彼女だろう?」
9768
「悪気はないんですよ、あれでも」
瑠璃姫
あった。けっこう。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「おやおや、鈍い従僕でよかったですね。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「大丈夫、彼女を傷つけるつもりなんてないんですよ。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「ただ、本心を聞きたかっただけで……もっとも。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「貴方がいては、絹の毛皮を脱いではいただけないでしょうけれど。」
瑠璃姫
「ひっく……ひっく」
瑠璃姫
しゃくりあげる。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「本当か嘘かなんて、わからないんですかね。ああ、いや……それとも。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「わかっていて、優しくしているのかな。彼は少なくとも……貴女よりは優しいでしょうから。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
にこり、と笑いかける。
瑠璃姫
座ったまま床に伏す。うめき声。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「……それでは、私は失礼いたします。明日の準備もございますので。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
そういうと、あっさりと背を向けて去っていく。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
口元はどこか満足そうに弧を描いていた。
GM
* * *
GM
では、9768氏の手番です。
GM
* * *
GM
そういえば横槍のHP減らしてないですね。
[ 9768 ] HP : 20 → 19
9768
とりあえず姫をお部屋にお連れしても?
GM
では改めて。
GM
よろしいですよ。泣いてますからね。
瑠璃姫
えーんえーん
9768
「姫」
9768
手を握る。
9768
「お部屋に行きましょう、お顔が台無しです」
瑠璃姫
「もうすこし言い方はないんですのっ……」
瑠璃姫
ぐすぐす、と喉の奥をぐずつかせながら、しかし立ち上がる。
9768
「すみません、辞書にないもので……」
9768
手を引く。自室へ向かう。
瑠璃姫
手を引かれているそのあいだ、ずっと歯噛みをしている……
9768
「奥歯が割れてしまいますよ」
瑠璃姫
「ううーっ……」
9768
自室。ベッドに腰かけられるまで案内をする。
瑠璃姫
葡萄の皮のような感触の……手。
瑠璃姫
見た目はわからない。ただ大きい塊が隣に侍っていることだけはわかる。
9768
お連れしたので改めて。姫の疵を舐める予定です。
瑠璃姫
予定とはなんですの
9768
まぁ私も猟奇持ちですので……ご安心ください。メタ発言というやつです。
9768
「シーツで鼻をかむのはおやめくださいね、洗面台から顔拭き布を持ってまいります」
9768
大きい塊が離れる気配。
瑠璃姫
言葉がよみがえるーー
瑠璃姫
”彼は少なくとも……貴女よりは優しいでしょうから。”
瑠璃姫
「どこが」
9768
戻ってくる。
9768
「ご自分でなさいますか?」
瑠璃姫
「拭いて」
9768
「承知いたしました」
9768
布よりも柔らかい顔を拭う。指先パーツに搭載された触覚センサーがハーフボイルドのゆでたまごほど、と告げる。
9768
「姫のお顔は半熟ゆで卵のやわらかさと私のセンサーに示されています」
瑠璃姫
「つぶれてぐちゃぐちゃになっちゃえとでも言うつもり?!」
瑠璃姫
荒れている。やつあたりだ。わかっている。
9768
「滅相もない」
9768
「機械の国にも御伽噺はあります。姫。その話をさせていただきたいのです」
瑠璃姫
「…………」
瑠璃姫
唇が尖る。
9768
「今でこそ私の指は半熟ゆでたまごをつまめるような性能ですが、その昔。我々は半熟ゆで卵をつかむことはおろか触れることすらできなかったのです」
9768
「我々機械の祖先は、何かを破壊するところから始まりました。主に大きな岩などです。山を崩し、川を埋め。破壊の限りを尽くしたのです」
瑠璃姫
「野蛮」
9768
「そうですね。野蛮です。人民はやがて我々に糸を紡ぎ機を織ることを命じました。人民は、人民の手を使うよりも機械にやらせようと思ったからです」
9768
「糸はあまりにもろく、機のめはあまりに細かく。多くの人民と機械の命の果てに糸を紡ぐ我々と、機を織る我々が誕生しました」
9768
「次に人民は、果実を収穫する我々を求めました。熟れた果実は脆く、やわらかく。多くの人民と機械の命の果てに、果実を収穫する我々が生まれました」
瑠璃姫
ときおり鼻を啜る音が響く。
9768
「そして、半熟卵をつまむことのできる我々が、ほんとうについ最近誕生したのです」
瑠璃姫
「それで?」
9768
「最新型の私のことです。この御伽噺の教訓は……優しくなにかに触れる技術を身に着けるためにはあまりに多くの犠牲を払い、途方もない時間をかける必要がある。ということです」
瑠璃姫
尖っていたくちびるがへの字にまがる。
瑠璃姫
「あなたも私が優しくないって言いたいの」
9768
「いいえ。姫。あなたはまだその途方もない旅の途中なのだということです」
9768
「私の指は半熟ゆでたまごをつまめますが、きっとあなたの眼に義眼をはめることはかなわないでしょう」
9768
「この世界にはもう私の指にこれ以上の優しさを与えてくれる人民はいません」
瑠璃姫
多くの犠牲。
瑠璃姫
光さす世界を失った。
瑠璃姫
自由に踊れる足を失った。
瑠璃姫
それで、まだ足りないのだという。
瑠璃姫
「あの子は、生まれながら優しさを持っていて」
瑠璃姫
「それを私にも与えてくれたけど」
瑠璃姫
「私にはわからなかったの」
瑠璃姫
「どうすればそうできるか、どうすればそうなれるか」
瑠璃姫
「だれも……教えてくれなかったもの……」
9768
「難しいことです。教え方を知らないひとも大勢いることでしょう。しかしあなたはそれに触れたことがある」
9768
「光のない世界で私の手をとったことに、私はその一端を感じます」
9768
*瑠璃姫の『かわいい妹』を舐めます。判定は愛。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*横槍をします
GM
OK では能力値のチョイスから
[ ロレーヌ=ジャン・マルクス ] HP : 19 → 18
ロレーヌ=ジャン・マルクス
Choice[猟奇,才覚,愛]
DiceBot : (CHOICE[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
ロレーヌ=ジャン・マルクス
2d6
DiceBot : (2D6) > 7[1,6] > 7
GM
効果量を。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
1d6
DiceBot : (1D6) > 4
9768
2d6+2-4
DiceBot : (2D6+2-4) > 5[3,2]+2-4 > 3
瑠璃姫
”彼は少なくとも……貴女よりは優しいでしょうから。”
ロレーヌ=ジャン・マルクス
『機械として生まれた彼でさえ、優しさを持つというのに。貴女はどうです。』
ロレーヌ=ジャン・マルクス
『そんな女性を、誰が愛してくれるんです。』
ロレーヌ=ジャン・マルクス
『器量がとびきり良ければ、誰にも負けなかったかもしれませんが』
ロレーヌ=ジャン・マルクス
『貴女はそうではなかった。』
瑠璃姫
「子供だましはやめて」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
『それがわからないほど、貴女は子供ではない。』
ロレーヌ=ジャン・マルクス
『そうでしょう?』
瑠璃姫
「あなただって私にうんざりしてるんでしょう」
9768
「いいえ。そんなことはありません。私は機械ですから」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
『機械に慰められる淑女……なんて、みじめなんでしょうね。』
瑠璃姫
みじめ。ぶざま。とうぜんのむくい。
瑠璃姫
「もういい……!」
瑠璃姫
その手を払って、ベッドに伏してしまう。
9768
手を払われると、そのまま黙る。
大きい塊が傍らから動く気配はなかった。
GM
* * *
GM
では最後。瑠璃姫の手番。
GM
* * *
瑠璃姫
ではシーンはこのまま。
瑠璃姫
おせっかいな船舶用型式承認番号第9768の疵を舐めます。
瑠璃姫
しばらくの沈黙。
瑠璃姫
どれほどそうしていたのか。
瑠璃姫
そう長い時間ではなかったかもしれない。
瑠璃姫
「……喉が渇きましたわ」
9768
「オイルなら今手元にあります」
瑠璃姫
「お茶!!!!!」
9768
「淹れてまいります」
瑠璃姫
優しくなりたいのに。優しくなりたかったのに。
瑠璃姫
またおなじことをしている。繰り返している。
9768
部屋に備え付けられたわずかな……紅茶。
おそらく茶会同盟から取り寄せられた貴重品。
茶葉と同じくわずかな水を沸かす音が部屋に響く。
瑠璃姫
それに気付いてまたみじめになって、自己嫌悪。
瑠璃姫
ベッドに転がり、身を丸めて。
瑠璃姫
足に触れる。靴の上から、かつて切り落とされた踵に触れる。
瑠璃姫
ああその通り、なんてみじめなんでしょう。
瑠璃姫
「まだ?」
9768
「ただいま蒸らしております」
9768
「あと30秒ほどです」
9768
「あと15秒ほど」
瑠璃姫
「はやく」
9768
「3、2、1……はい、お茶が入りました。お持ちいたします」
9768
カチャカチャとカップとソーサーが触れ合い、鳴る音。
9768
置かれる。ベッドサイドボードから漂う茶葉の香り。
9768
「口元まで運びましょうか?」
瑠璃姫
起き上がる。ソーサーを渡されるために差し出した手で、塊があるだろうあたりをぺちんと叩く。
9768
ぺちんと音が鳴る。
瑠璃姫
「いじわるばっかり!」
9768
「滅相もない」
瑠璃姫
それからソーサーごとカップを受け取って、熱い紅茶で唇を湿す。
瑠璃姫
「……あなた、さっき”機械ですから”って言ったわね」
9768
「はい。言いました」
瑠璃姫
「本当に嫌にならないの」
瑠璃姫
「自分をこきつかって、いじめて、ひどいめに遭わせるひとを」
瑠璃姫
「いじめ返したり、目をくりぬいたり、足をもぎったりしたくならないの」
9768
「全然。といっても信用できませんでしょうから、あまり気になりませんね、と言っておきます」
瑠璃姫
「気にならないってどういうこと?」
9768
「お互いの程度の問題ということです」
9768
「私ならば姫のわがまま程度気になりませんよ、という意味ですね」
瑠璃姫
「あらそう」
瑠璃姫
紅茶を啜る。
瑠璃姫
「私、本当はもっといじわるよ」
9768
「試してみますか?」
瑠璃姫
「…………腕を切り落とされたらたまらないもの」
瑠璃姫
「だからやさしくならなきゃいけないの。いじわるはだめなの」
9768
「素晴らしい心がけです」
瑠璃姫
「…………でも、そうね……」
瑠璃姫
「あなたになら試してみてもいいかもしれないわね」
瑠璃姫
カップを壁のほうへ放る。がしゃんと硝子の割れる音。
9768
「高そうなカップが割れてしまいましたよ」
瑠璃姫
ベッドに落ちるカップの破片を、手探りで取りあげて握る。
瑠璃姫
薄く上等な硝子はいとも簡単に手のひらを傷つける。
瑠璃姫
痛い。
9768
「手のひらを負傷してしまいます、握るのをおやめください」
瑠璃姫
「いや」
瑠璃姫
*船舶用型式承認番号第9768の心の疵「異端者」を舐めます。使用技能は愛。
夜見川 織乃
*横槍を入れます。
夜見川 織乃
Choice[猟奇,才覚,愛]
DiceBot : (CHOICE[猟奇,才覚,愛]) > 愛
夜見川 織乃
*ティーセット使います
夜見川 織乃
2d6+2>=7
DiceBot : (2D6+2>=7) > 11[5,6]+2 > 13 > 成功
夜見川 織乃
1d6
DiceBot : (1D6) > 1
瑠璃姫
2d6+2=>7 判定:愛
DiceBot : (2D6+2>=7) > 10[4,6]+2 > 12 > 成功
[ 夜見川 織乃 ] HP : 16 → 15
9768
「いや、ですか……」
瑠璃姫
「私がこれを望んでいるの」
9768
「離したくなるまで見ております」
9768
「そのあと、傷の手当てをさせてください」
瑠璃姫
「だめ」
瑠璃姫
血が垂れる。ベッドが、服がみるみる汚れる。
瑠璃姫
それでも瑠璃は痛みに強い。これくらいなんのことはない。
9768
ため息。本来、必要のない駆動音。
9768
半熟たまごをつまめる指先が、瑠璃の手のひらをこじあける。
9768
「仕方ないな……」
瑠璃姫
「どうして邪魔するの」
9768
「痛そうだったから」
瑠璃姫
「痛くないわ、このくらい」
9768
「僕が痛いんだ、見てて」
瑠璃姫
「機械のくせに」
9768
「そうだね……」
GM
こんこん、とノックの音。
大公閣下
「船舶用型式承認番号第9768様、瑠璃様」
大公閣下
「こちらにおいでですか?」
瑠璃姫
「いませーん」
9768
「いないです」
大公閣下
「ご退場をご希望ということでしょうか」
9768
「ほら、行きますよ姫」
9768
「大公さんを困らせてはいけません」
瑠璃姫
「えーん、痛いのに」
大公閣下
「大広間へお越しください」
大公閣下
「まもなく『裁判』のお時間となります」
GM
* * *
GM
大広間。
GM
つい先程までさんざめいていた仮面の人々が、今はどこにもいない。
GM
大階段の上には、いつの間にか椅子が一脚設えられている。
GM
そしてそこに、サンドリヨンの姿。
サンドリヨン
「みなさま」
サンドリヨン
「舞踏会はお楽しみいただけておりますでしょうか」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「ええ、存分に。ありがとうございます。」
夜見川 織乃
大階段の上を仰いで、薄く笑んでいる。
瑠璃姫
手には包帯。嫌そうに、その鈴のような声がする方向を仰ぐ。
9768
その場に立っている。
サンドリヨン
「宴の終わりも近くなってまいりました」
サンドリヨン
「みなさまの“お時間”も」
サンドリヨン
「ですから――」
サンドリヨン
「頑張って、くださいましね」
夜見川 織乃
「ええ、サンドリヨンさま」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
磨かれた鎧。研いだ剣。剣先を床に立て、膝をつく。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「仰せのままに。全力でこの剣を振るいましょう。」
瑠璃姫
「そこのにくったらしい灰男の横っ面を張り倒せる機会をいただけるのは僥倖ですわ」
9768
ポータブルソナーのチューニングをしている。
9768
「やることをやるだけだ」
夜見川 織乃
「あら、あら」
夜見川 織乃
「ふふふ。灰のにおいのするあたくしに、“いじわる”をなさりに参られませ、瑠璃さま」
サンドリヨン
ぱちん、とサンドリヨンの扇が閉じ、そして再び開く。
GM
楽の音がふと、わずかに歪む。
[ 9768 ] 異端者 : 0 → 1
GM
ヴァイオリンが三拍子を見失ってゆく。狂い出す。それでも奏で続けられる、暴力という宴を彩るための音楽。
GM
もはやこの場より法は去り、猟奇と才覚と愛だけが踊る。踊り続ける。
GM

踊らねば生きてはゆけぬ――この狂った場所では!
GM
ダンスホールは今、どちらの二人のためにある?
GM
裁判、開廷!
GM
* * *
GM
では先制値から。1d6+各種補正
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*日刻みの時計を使用します
ロレーヌ=ジャン・マルクス
1d6+2
DiceBot : (1D6+2) > 4[4]+2 > 6
夜見川 織乃
1d6+1+1 才覚1+着慣れた衣装1
DiceBot : (1D6+1+1) > 6[6]+1+1 > 8
瑠璃姫
1D6
DiceBot : (1D6) > 6
9768
1d6
DiceBot : (1D6) > 4
GM
ロレーヌ氏と瑠璃姫は再度。補正も込で
ロレーヌ=ジャン・マルクス
1d6+2
DiceBot : (1D6+2) > 3[3]+2 > 5
瑠璃姫
1D6
DiceBot : (1D6) > 4
GM
織乃嬢>ロレーヌ氏>瑠璃姫>9768氏
[ 瑠璃姫 ] がダイスシンボルを 3 に変更しました。
[ 9768 ] がダイスシンボルを 4 に変更しました。
GM
では1Rめ。手札補充
夜見川 織乃
*h4 d9 s9 c9 hJ
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*h2 c3 h9 hQ dK
9768
*s4 s7 h6 c8 c10
瑠璃姫
*c2 h3 c4 d5 d8
夜見川 織乃
*d9で通打 対象は9768氏
夜見川 織乃
2d6+2>=7
DiceBot : (2D6+2>=7) > 6[2,4]+2 > 8 > 成功
夜見川 織乃
1d6+2+1 逆鱗込み
DiceBot : (1D6+2+1) > 1[1]+2+1 > 4
瑠璃姫
*c2で防壁使います
瑠璃姫
2d6+3=>7 判定:愛
DiceBot : (2D6+3>=7) > 5[4,1]+3 > 8 > 成功
GM
軽減無視で4点。
瑠璃姫
*4点もらって、d5で姫君使います。対象自分。
瑠璃姫
2d6+3=>7 判定:愛
DiceBot : (2D6+3>=7) > 5[1,4]+3 > 8 > 成功
[ 瑠璃姫 ] HP : 19 → 15
GM
では次のダメージが+3
夜見川 織乃
懐から簪が。
夜見川 織乃
頭部のランプを傷つけようと狙う。
瑠璃姫
振りあげられた杖がその軌道を逸らす。
瑠璃姫
「私の好い人をいじめないでって、言ったでしょう」
夜見川 織乃
「では、瑠璃さまをいじめればよろしいと」
瑠璃姫
「ええ、どうぞ?嫌な女になっておしまいなさい」
夜見川 織乃
「あら、あたくしはもともと妖異でございますから!」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*h2精確を使用して瑠璃姫にhQ衝撃で攻撃します。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
2d6+1d6+2
DiceBot : (2D6+1D6+2) > 9[3,6]+2[2]+2 > 13
ロレーヌ=ジャン・マルクス
1d6+2
DiceBot : (1D6+2) > 6[6]+2 > 8
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*瑠璃姫のd8をおとします。
瑠璃姫
*c4で防壁使用します。
瑠璃姫
2d6+3=>7 判定:愛
DiceBot : (2D6+3>=7) > 6[5,1]+3 > 9 > 成功
GM
では3+1点軽減。4点
[ 瑠璃姫 ] HP : 15 → 11
ロレーヌ=ジャン・マルクス
織乃の簪が飛んですぐ、駆け出す。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
腕を持っていくつもりで、簪を払った杖を下から掬い上げるように剣で薙ぐ。
瑠璃姫
「っ……」杖で防ぐ。しかし痺れるほどの衝撃。
夜見川 織乃
「ほほ。さすがのいさおしですこと」 背後で笑う。
9768
「姫、なんとか耐えて!」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「流石に腕はいただけませんか。」
瑠璃姫
「いわれなくても……っ」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
すぐさま距離を取って盾を構えなおした。
瑠璃姫
とはいえ、追撃するほど軽い身体ではない。
瑠璃姫
*パス。
9768
*s4 精確、c8 痛打。対象は織乃。
瑠璃姫
*船舶用型式承認番号第9768を援護。技能強化。
GM
ではまず達成値+2
9768
2d6+1d6+3
DiceBot : (2D6+1D6+3) > 7[2,5]+3[3]+3 > 13
GM
では威力。+2で
9768
1d6+2
DiceBot : (1D6+2) > 1[1]+2 > 3
[ 夜見川 織乃 ] HP : 15 → 12
GM
では手札を捨てます。
9768
*h6捨てます
夜見川 織乃
*s9を廃棄
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*dKを捨てます。
瑠璃姫
*セーブで。
GM
2R 手札補充
夜見川 織乃
*h4 c9 hJ(c7 hK)
瑠璃姫
*h5 h8 s8 sQ (h3)
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*c5 dQ sA(c3 g9)
9768
*s7 s10 cQ cA(s7 c10)
夜見川 織乃
*c9通打 対象瑠璃姫
夜見川 織乃
2d6+2+1>=7 万能込み
DiceBot : (2D6+2+1>=7) > 2[1,1]+2+1 > 5 > 失敗
夜見川 織乃
ふぁんぶる????
夜見川 織乃
*hJ 幸運
夜見川 織乃
2d6+2+1>=7
DiceBot : (2D6+2+1>=7) > 9[3,6]+2+1 > 12 > 成功
夜見川 織乃
1d6+2+1
DiceBot : (1D6+2+1) > 1[1]+2+1 > 4
[ 瑠璃姫 ] HP : 11 → 7
夜見川 織乃
「さあ、いじわるなあやかしと一緒に踊ってくださいまし」
瑠璃姫
「あまりものの女とダンスだなんて格好悪くて嫌ですわ」
瑠璃姫
痛い。
瑠璃姫
でも大丈夫。耐えられる。
夜見川 織乃
「あははっ!」 声を立てて笑った。黒い髪が翻る。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*c5で鋭気、c3精確、dQ衝撃で瑠璃姫を攻撃します。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
2d6+1d6+2
DiceBot : (2D6+1D6+2) > 5[2,3]+1[1]+2 > 8
ロレーヌ=ジャン・マルクス
1d6+2
DiceBot : (1D6+2) > 4[4]+2 > 6
ロレーヌ=ジャン・マルクス
6+3で9(鋭気)
GM
鋭気分ですね。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*落とすのは瑠璃姫のsQ
瑠璃姫
*h3で防壁使用。
瑠璃姫
2d6+3=>7 判定:愛
DiceBot : (2D6+3>=7) > 11[6,5]+3 > 14 > 成功
[ 瑠璃姫 ] HP : 7 → 2
瑠璃姫
杖で往なしながらも、もとより戦闘向きの身体ではない。
瑠璃姫
「淑女相手に随分乱暴な騎士様だこと!」
瑠璃姫
「そういうのがイイって方もいらっしゃるでしょうけれど」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「武器を向ければ相手は兵士、だろう?」
瑠璃姫
包帯に血がにじむ。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
脇腹に剣先を刺し込む。
瑠璃姫
「っ、……あら、ダンスパーティのつもりでしたわ」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
剣先に赤がともった。
GM
先程、織乃嬢の受けたダメージに逆鱗が乗ってないですね。HPを-1します
[ 夜見川 織乃 ] HP : 12 → 11
瑠璃姫
*s8で夜見川織乃に攻撃。能力値愛で。
瑠璃姫
2d6+3=>7 判定:愛
DiceBot : (2D6+3>=7) > 5[1,4]+3 > 8 > 成功
GM
姫君乗って5点。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*h9で防壁使用します
ロレーヌ=ジャン・マルクス
2d6+3
DiceBot : (2D6+3) > 3[2,1]+3 > 6
GM
失敗ですね。
瑠璃姫
狙うは――目!
瑠璃姫
杖の一撃がその顔を襲う。
夜見川 織乃
「あら、あら! ひどい方!」 危うく躱す、その頬に赤い傷が刻まれる。
夜見川 織乃
逆鱗乗って-6ですね
[ 夜見川 織乃 ] HP : 11 → 5
ロレーヌ=ジャン・マルクス
伸ばした手は間に合わない。
夜見川 織乃
「ふふ、ロレーヌさま。前をご覧になっていらして」
夜見川 織乃
刻まれた傷がくうに溶けて消える。夜見川織乃は人ならぬ身ゆえに。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「織乃様……!」
9768
*cA 救済 cQで刹那。対象は織乃。
GM
救済から。
9768
2d6
DiceBot : (2D6) > 5[4,1] > 5
瑠璃姫
大きな塊がそばにいる。
[ 瑠璃姫 ] HP : 2 → 7
9768
「応急処置程度でごめんよ」
瑠璃姫
*船舶用型式承認番号第9768を援護。技能強化します。
瑠璃姫
「ほんとよ」
GM
では達成値+2
9768
2d6+3
DiceBot : (2D6+3) > 7[4,3]+3 > 10
GM
ダメージを+2
9768
1d6+2
DiceBot : (1D6+2) > 4[4]+2 > 6
GM
逆鱗乗って7
[ 夜見川 織乃 ] HP : 5 → -2
9768
ポータブルソナーがさし示す。
9768
織乃の後ろに機雷が回りこみ、触れた髪の毛が爆破する。
GM
判決表!
夜見川 織乃
2d6
DiceBot : (2D6) > 6[1,5] > 6
夜見川 織乃
ランダムな能力値で判定し、成功すればHP1の状態で立ち上がる。失敗すれば〈昏倒〉する。
夜見川 織乃
Choice[猟奇,才覚,愛]
DiceBot : (CHOICE[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
夜見川 織乃
2d6+2+1>7 万能込み
DiceBot : (2D6+2+1>7) > 8[3,5]+2+1 > 11 > 成功
[ 夜見川 織乃 ] HP : -2 → 1
[ 夜見川 織乃 ] 前科 : 0 → 1
GM
判決表は+1でしたね。変わらないです
夜見川 織乃
「まあ、髪ばかりが自慢でございますのに」
GM
では手札捨てタイム。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*sAを捨てます。
夜見川 織乃
*hKを廃棄
9768
*c10捨て
瑠璃姫
*セーブで。
GM
3R 手札補充
瑠璃姫
*s2 d3 h10(h5 h8)
夜見川 織乃
*h4 c7(h7 s6 d7)
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*s5 d6 d10 sJ hA
9768
*s3 d4 ck(s7 s10)
夜見川 織乃
*h4精確を挟んでd7闇雲 補正を-3 対象は9768氏
夜見川 織乃
2d6+1d6+2+1-3>=7
DiceBot : (2D6+1D6+2+1-3>=7) > 9[3,6]+1[1]+2+1-3 > 10 > 成功
夜見川 織乃
1d6+2+1+3
DiceBot : (1D6+2+1+3) > 5[5]+2+1+3 > 11
9768
通します。豪華な衣装で-1
GM
では10点
[ 9768 ] HP : 19 → 9
夜見川 織乃
「ええ、ええ」
夜見川 織乃
「髪ばかりが自慢ですの」 黒髪がぞろりと纏わりつく。
9768
「タダのケラチン質だろ」
夜見川 織乃
「浪漫のない方」
9768
髪が機器の隙間に潜り込む。
瑠璃姫
「ハチ様、女の髪は命です、そのように言うものではありませんわ」
9768
「君は別だ」
瑠璃姫
「……」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「おやおや、ついに壊れたかな?」
夜見川 織乃
「睦まじくてよいことではありませんの」
9768
繊細な機器が髪という異物の侵入に耐え切れず回路の一部が焼かれる。
夜見川 織乃
「そのまま一緒に、蹲っていただけば」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*d6で鋭気を乗せて終了
瑠璃姫
*船舶用型式承認番号第9768の不用意な一言で機能停止!パス!
9768
*d4 精確 cK 刹那 対象は織乃
9768
「姫!援護!」
瑠璃姫
*船舶用型式承認番号第9768を援護。技能強化!
瑠璃姫
「失敗したらぶちますわよ!」
GM
達成値+2
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「ち……織乃様が……」
9768
2d6+1d6+3
DiceBot : (2D6+1D6+3) > 10[4,6]+5[5]+3 > 18
9768
1d6+2
DiceBot : (1D6+2) > 3[3]+2 > 5
9768
トランシーバーが鳴る。機雷、爆撃の合図。
[ 夜見川 織乃 ] HP : 1 → -4
瑠璃姫
「やっておしまい!」
9768
「アイアイサー!」
GM
判決表
夜見川 織乃
2d6+1-1
DiceBot : (2D6+1-1) > 7[5,2]+1-1 > 7
夜見川 織乃
ランダムな能力値で判定し、成功すればHP1の状態で立ち上がる。失敗すれば〈昏倒〉する。
夜見川 織乃
Choice[猟奇,才覚,愛]
DiceBot : (CHOICE[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
夜見川 織乃
2d6+1>=7
DiceBot : (2D6+1>=7) > 8[3,5]+1 > 9 > 成功
[ 夜見川 織乃 ] HP : -4 → 1
夜見川 織乃
「せわしいこと」
夜見川 織乃
「宴の終わりを急いで何になりますの?」
GM
では各自手札を捨てます。
9768
*捨てない。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*hA、s5を捨てます。
夜見川 織乃
*s6とh7を廃棄
瑠璃姫
*s2 d3を捨て
[ 夜見川 織乃 ] 前科 : 1 → 2
GM
では4R目 手札補充
瑠璃姫
*h3 h5 hQ(h8 h10)
夜見川 織乃
*d2 dJ cJ sK(c7)
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*c6 dA Joker (d10 sJ)
9768
*d9 sQ (s3 s7 s10)
GM
瑠璃姫は切り札を獲得。
夜見川 織乃
*d2精確 c7闇雲、補正-4 対象9768氏
夜見川 織乃
2d6+1d6+2+1-4>=7
DiceBot : (2D6+1D6+2+1-4>=7) > 5[2,3]+1[1]+2+1-4 > 5 > 失敗
夜見川 織乃
*dJ 幸運
夜見川 織乃
2d6+1d6+2+1-4>=7
DiceBot : (2D6+1D6+2+1-4>=7) > 6[4,2]+4[4]+2+1-4 > 9 > 成功
夜見川 織乃
1d6+2+1+4
DiceBot : (1D6+2+1+4) > 3[3]+2+1+4 > 10
瑠璃姫
*h3で防壁使います。
瑠璃姫
2d6+3=>7 判定:愛
DiceBot : (2D6+3>=7) > 6[4,2]+3 > 9 > 成功
GM
では計-4で6点
瑠璃姫
「私のものに手を出すなって、何度言ったらわかるのかしら、このアバズレ」
[ 瑠璃姫 ] HP : 7 → 1
夜見川 織乃
「まあ。ものですって」
9768
「事実だ」
夜見川 織乃
「ふふ、ほんとうに仲がよろしくて」
夜見川 織乃
言いながら、髪は瑠璃姫に向かう。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「そんなに織乃様が気に入らないのかい?」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「優しくしてくれないからかな。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*Jokerを使用して瑠璃姫に衝撃します。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
2d6+2
DiceBot : (2D6+2) > 12[6,6]+2 > 14
GM
スペシャル。
GM
HP1d6回復
ロレーヌ=ジャン・マルクス
1d6
DiceBot : (1D6) > 6
[ ロレーヌ=ジャン・マルクス ] HP : 18 → 20
GM
全快。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*瑠璃姫のhQを落とします
ロレーヌ=ジャン・マルクス
1d6+2
DiceBot : (1D6+2) > 3[3]+2 > 5
GM
鋭気乗ってますね
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*5+3で8
[ 瑠璃姫 ] HP : 1 → 0
9768
「姫!」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「死ねば綺麗になれますよ。」
瑠璃姫
*判決表~に聖杯で割り込みます。
瑠璃姫
3d6+1
DiceBot : (3D6+1) > 14[3,5,6]+1 > 15
[ 瑠璃姫 ] HP : 0 → 15
GM
聖杯の効果により、閉廷まで瑠璃姫の威力が+3されます
瑠璃姫
*h5で姫君使用します
瑠璃姫
2d6+3=>7 判定:愛
DiceBot : (2D6+3>=7) > 10[5,5]+3 > 13 > 成功
GM
では次回ダメージが+3
瑠璃姫
*h8で夜見川織乃に愛で攻撃。
瑠璃姫
2d6+3=>7 判定:愛
DiceBot : (2D6+3>=7) > 4[2,2]+3 > 7 > 成功
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*d10防壁を使用します。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
2d6+3
DiceBot : (2D6+3) > 2[1,1]+3 > 5
夜見川 織乃
*cJ 幸運切ります
GM
ロレーヌ氏は振り直し。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
振りなおします
ロレーヌ=ジャン・マルクス
2d6+3
DiceBot : (2D6+3) > 9[5,4]+3 > 12
GM
8点から-4 4点
[ ロレーヌ=ジャン・マルクス ] HP : 20 → 16
瑠璃姫
立ち上がり、杖を振るう。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*sJで報復を使用します。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
2d6+2
DiceBot : (2D6+2) > 2[1,1]+2 > 4
GM
ファンブル。ファンブル表を
ロレーヌ=ジャン・マルクス
1d6
DiceBot : (1D6) > 5
GM
いきなりの慢心。即座に手札をすべて捨てる。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
織乃に向けられた杖を盾で払う。
瑠璃姫
弱々しい、子供の癇癪のような一撃。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「またそれ。それか。醜い……」
9768
*s3 精確 sQ 刹那 対象は織乃。
瑠璃姫
*船舶用型式承認番号第9768を援護。援護!
9768
2d6+1d6+3
DiceBot : (2D6+1D6+3) > 9[6,3]+4[4]+3 > 16
9768
1d6+2
DiceBot : (1D6+2) > 1[1]+2 > 3
[ 夜見川 織乃 ] HP : 1 → 0
9768
織乃を取り巻くソナーの子機がその位置を知らせる。
9768
「そこだ!」
GM
判決表
夜見川 織乃
2d6+1-2
DiceBot : (2D6+1-2) > 3[1,2]+1-2 > 2
夜見川 織乃
*免罪符で4 〈昏倒〉します
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「織乃様!」
夜見川 織乃
避けきれず。髪が焦げる。それが肌身に届く。
夜見川 織乃
小さな悲鳴とともに弾き飛ばされる身体。
夜見川 織乃
*昏倒に伴ってsKが捨札へ
夜見川 織乃
着物の袖が血溜まりのように広がる。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「…………。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「……どうにかするしか、ないか。」
GM
では手札を捨てます。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*手札ないです
9768
*d9を捨てます
瑠璃姫
*セーブで。
GM
5Rめ。手札補充
瑠璃姫
*c4 s5 h6 d8 (h10)
9768
*s6 s9 cK (s7 s10)
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*h2 s4 hJ dQ dK
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*h2精確、dQ衝撃で瑠璃姫を攻撃します。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
3d6+2
DiceBot : (3D6+2) > 11[1,4,6]+2 > 13
ロレーヌ=ジャン・マルクス
1d6+2
DiceBot : (1D6+2) > 3[3]+2 > 5
瑠璃姫
*c4で防壁使用します。
瑠璃姫
2d6+3=>7 判定:愛
DiceBot : (2D6+3>=7) > 10[5,5]+3 > 13 > 成功
GM
計4点軽減 1点
瑠璃姫
*h6で姫君使用
瑠璃姫
2d6+3=>7 判定:愛
DiceBot : (2D6+3>=7) > 6[2,4]+3 > 9 > 成功
GM
では次のダメージが+3
[ 瑠璃姫 ] HP : 15 → 14
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*衝撃の効果で瑠璃姫のs5を落とします
ロレーヌ=ジャン・マルクス
剣を振り、血を払ってからの刺突。
瑠璃姫
頬を掠る剣。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「ダンスはお上手ですね。」
瑠璃姫
「ちっとも嬉しくないわ」
瑠璃姫
*ロレーヌ=ジャン・マルクスをd8、愛で攻撃
瑠璃姫
2d6+3=>7 判定:愛
DiceBot : (2D6+3>=7) > 7[6,1]+3 > 10 > 成功
GM
8-2 6点
[ ロレーヌ=ジャン・マルクス ] HP : 16 → 10
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*s4精確、hJ報復を使用します
瑠璃姫
「ああほんとうに、ほんとうにうれしくない!」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
2d6+1d6+2
DiceBot : (2D6+1D6+2) > 10[5,5]+5[5]+2 > 17
ロレーヌ=ジャン・マルクス
1d6+2
DiceBot : (1D6+2) > 6[6]+2 > 8
GM
衣装で-1 7点
[ 瑠璃姫 ] HP : 14 → 7
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「生意気な淫売が、調子に乗るなよ。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
返す刃で胴を薙ぐ。
瑠璃姫
「っぁ、……!」
瑠璃姫
熱。
瑠璃姫
やさしくない痛み。
9768
「姫!」
瑠璃姫
「だい、じょうぶ……なんてこと、ないです……」
9768
「信じます、援護を」
9768
*cK 刹那 対象はマルクス
瑠璃姫
*船舶用型式承認番号第9768を援護。まだ踊れる。
GM
達成値が+2
9768
2d6+3
DiceBot : (2D6+3) > 4[2,2]+3 > 7
GM
威力も+2
9768
1d6+4
DiceBot : (1D6+4) > 5[5]+4 > 9
GM
2点軽減 7点
[ ロレーヌ=ジャン・マルクス ] HP : 10 → 3
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「くっ…………」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
膝をつく。
9768
「今度こそ、退け!」
9768
機雷が回る。ダンスを踊る。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
剣を支えにして、立つ。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「廃棄物は黙っていろ。」
GM
では手札を捨てます。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*dKを捨てます
瑠璃姫
*セーブです。
9768
*捨てない
GM
6R 手札補充
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*s2 d6 d7 hK hA
瑠璃姫
*c5 h5 c9 h9 (h10)
9768
*c3(s6 s7 s9 s10)
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*d6で鋭気、終了。
瑠璃姫
「守る者のない騎士だって、廃棄物と同じでしょう」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「ここにあるからな。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
剣の柄で腹を叩く。
瑠璃姫
*ロレーヌ=ジャン・マルクスにc9で攻撃。技能は愛です。
瑠璃姫
2d6+3=>7 判定:愛
DiceBot : (2D6+3>=7) > 9[3,6]+3 > 12 > 成功
GM
5点。
GM
軽減入って3点
[ ロレーヌ=ジャン・マルクス ] HP : 3 → 0
GM
判決表
ロレーヌ=ジャン・マルクス
2d6+1
DiceBot : (2D6+1) > 8[6,2]+1 > 9
GM
HP1の状態で立ち上がる。
[ ロレーヌ=ジャン・マルクス ] HP : 0 → 1
[ ロレーヌ=ジャン・マルクス ] 前科 : 0 → 1
瑠璃姫
杖で殴る。殴り、殴る。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
口から血が出る。
瑠璃姫
金の杖が血に濡れる。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「ああ……醜い。醜いなぁ。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「全然美味しそうじゃない。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
蹴り飛ばしてはなれる。
瑠璃姫
「それはそれは、ごめんあそばせ……っ、」
9768
「食えない女ってやつ?」
9768
*c3 精確 s10 痛打
瑠璃姫
「あなたは黙ってなさいな!」
瑠璃姫
*船舶用型式承認番号第9768を援護。
GM
達成値+2
9768
2d6+1d6+3
DiceBot : (2D6+1D6+3) > 9[5,4]+6[6]+3 > 18
GM
威力+2
9768
1d6+2
DiceBot : (1D6+2) > 2[2]+2 > 4
瑠璃姫
「おりこうさん、終わったらキスしてさしあげてよくってよ」
GM
抉れてるから6点。
[ ロレーヌ=ジャン・マルクス ] HP : 1 → 0
GM
判決表
ロレーヌ=ジャン・マルクス
2d6
DiceBot : (2D6) > 9[6,3] > 9
GM
HP1の状態で立ち上がる。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「ははは……主従ごっこかな。」
[ ロレーヌ=ジャン・マルクス ] HP : 0 → 1
[ ロレーヌ=ジャン・マルクス ] 前科 : 1 → 2
GM
では手札を捨てます。
9768
*捨てない
瑠璃姫
「ちょっとしたおふざけ、ですわ」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*s2 d7 hK hAを捨てます。
瑠璃姫
*c5 h9を捨てます。
GM
7R 手札補充
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*c2 d4 c10 cQ sA
9768
*s8 c8(s6 s7 s9)
瑠璃姫
*h4 d3 d4 h7 (h10)
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*d4精確、cQ衝撃で瑠璃姫を攻撃します。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
2d6+2
DiceBot : (2D6+2) > 12[6,6]+2 > 14
ロレーヌ=ジャン・マルクス
1d6
DiceBot : (1D6) > 6
[ ロレーヌ=ジャン・マルクス ] HP : 1 → 7
GM
スペシャル回復
ロレーヌ=ジャン・マルクス
1d6+2
DiceBot : (1D6+2) > 4[4]+2 > 6
瑠璃姫
*d3で防壁使用。
瑠璃姫
2d6+3=>7 判定:愛
DiceBot : (2D6+3>=7) > 7[1,6]+3 > 10 > 成功
GM
4点軽減 2点
[ 瑠璃姫 ] HP : 7 → 5
ロレーヌ=ジャン・マルクス
*瑠璃姫のh4を破棄します。
GM
鋭気乗ってましたね。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
おっと
GM
さらに3点
[ 瑠璃姫 ] HP : 5 → 3
[ 瑠璃姫 ] HP : 3 → 2
瑠璃姫
*d5で姫君使用。
瑠璃姫
2d6+3=>7 判定:愛
DiceBot : (2D6+3>=7) > 5[4,1]+3 > 8 > 成功
GM
では次ダメージ+3
瑠璃姫
*姫君の効果を船舶用型式承認番号第9768に。
GM
OK
瑠璃姫
*息切れ、パス!
9768
*c8 痛打 対象はロレーヌ
瑠璃姫
*船舶用型式承認番号第9768に援護。よろめきながらも、二本の足で立ち続ける。
GM
達成値+2
9768
2d6+3
DiceBot : (2D6+3) > 3[2,1]+3 > 6
9768
*『量産型』を抉って逆転します
9768
*1のダイス目を6にします
GM
8 成功
9768
「僕は9768だけど……姫のハチ様だ!」
9768
1d6+2
DiceBot : (1D6+2) > 3[3]+2 > 5
GM
姫君乗ってるので+3
GM
援護でさらに+2
[ ロレーヌ=ジャン・マルクス ] HP : 7 → 0
GM
判決表
ロレーヌ=ジャン・マルクス
2d6-1
DiceBot : (2D6-1) > 5[3,2]-1 > 4
GM
〈昏倒〉する。
9768
8番目の機雷が騎士の傍で爆破される。
9768
「だから、僕は負けない!」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
ああ……リズ=カルロ……
9768
鳴り響くトランシーバー。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
爆風が騎士を吹き飛ばし、壁に頭を打ち付けて昏倒する。
瑠璃姫
立っている。
9768
「僕たちは、負けない……」
9768
立っている。
瑠璃姫
「ああ、服が汚れてしまったわ……」
9768
「次は水場を探しに行かなきゃ」
GM
夜見川織乃、ロレーヌ=ジャン・マルクス、両者昏倒により――
GM
勝者、船舶用型式承認番号第9768、瑠璃姫ペア。
GM
これにて裁判閉廷!
GM
* * *
GM
倒れた二人。立ち続ける二人。
GM
それを、仮面の瞳が見下ろしている。
サンドリヨン
「おつかれさまでございました、みなさま」
サンドリヨン
「素敵なひとときでしたわ」
瑠璃姫
「ご機嫌麗しいようで、なにより」
サンドリヨン
「ええ」 扇の向こうで笑んだ気配。
瑠璃姫
杖がようやく本来の役目を思い出す。
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「この後はどうなるんです?」
サンドリヨン
「あら、おわかりでしょう」
サンドリヨン
「倒れたお二人に、止めを」
サンドリヨン
「そうでなければ、あなたがたに迫る時計の針は進むばかりですわ」
瑠璃姫
「ええ、ええ、では」
瑠璃姫
「ハチ様。男の方はどっち」
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「あっち」
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手を引く。
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爆風で吹き飛んだ男の方へ導く。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
未だ意識はない。
首から下げたペンダントには凛とした女性の顔のカメオが彫られている。
瑠璃姫
導かれれば杖でその身体を探り当て、二度、三度。頭の辺りを小突く。
瑠璃姫
「起きなさいな」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「…………。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
引くりと痙攣して、目が開く。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「…………ああ、気絶していたのか。」
瑠璃姫
「あなたの負けです。どんな気分?」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
剣も盾も取り落とした手で、そっとカメオを握る。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「そうだなぁ…………」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「久々に思い出したよ。愛ってやつを。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「ありがとう。」
瑠璃姫
思わぬ言葉が返って来た、というふう。
瑠璃姫
「あなた、愛をご存じでしたの。驚いた」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「盾を取ってくれるかい?」
瑠璃姫
「嫌」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「いうと思ったよ。」
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「姫。兵士の最後だ、望みを聞こう」
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盾を取りに向かい、戻ってくる。
瑠璃姫
「……」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「愛する人から授かったものなんだ。ああ……」
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「僕も兵士だったから……」
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盾を渡す。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
盾を受け取って抱く。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「…………ここに来てから、人も、亡者も、たくさん食べたけど……」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「ずっと、思ってたんだ……もう一度だけ、彼女に会えたらと。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「織乃様はどうか慈悲があるならば、助けてほしい。俺はもう……」
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「彼女の意思を聞こう」
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織乃を起こしに行く。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「リズ=カルロを愛することは出来ない。だから、ここで潔く死のう。」
瑠璃姫
「そう」
瑠璃姫
離れて行った塊の気配を追う。
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倒れて黒髪が散らばっている床のあたりをコンコンと叩く。
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「時間です、今しばらく」
夜見川 織乃
散らばった黒髪。血溜まりのように広がった赤い袖。
夜見川 織乃
その袖から覗く指先が、かすかに床を掻き……
夜見川 織乃
「………………あら、あら……」 目を開く。
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「あなたのダンス相手とご契約を」
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立てないだろうから連れていく。ソナーの子機が動いて、織乃の軽い体を持ち上げた。
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ロレーヌ=ジャン・マルクスの近くへ運ぶ。
夜見川 織乃
「まあ、ロレーヌさま。……あたくし、お力になれなかったようで」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「織乃様。お護りできず、申し訳ございませんでした。」
夜見川 織乃
「おっしゃらないで。申し上げたでしょう?」
夜見川 織乃
「あたくし、どうしようもなく落ちぶれた身です。守っていただかなくともよいの」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「貴女は、落ちぶれてなどおりません。短い間ではありましたが……」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「お仕え出来て、光栄でした。」
瑠璃姫
(どのくちで!どのくちで!)
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(ステイ!ステイ!)
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「既に剣を持てぬ身体ではありますが……最後に主をもち騎士としてあれたことは、この上ない幸福でしたよ。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「ですからどうか、生きてください。貴女の安息の地は、きっと、見つかります。」
夜見川 織乃
「あら、あら……」
夜見川 織乃
「あたくし、生きたってどうせ、この宴を繰り返すだけですわ」
夜見川 織乃
「あたくしには依り憑く場所が必要なの」
夜見川 織乃
「消えてなくなるまで」
夜見川 織乃
ちら、と立った二人を仰ぐ。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「織乃様。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「……貴女を口にできないのが、少々惜しくなりました。」
夜見川 織乃
「生きるということはわかりません。あたくしはあやしの身。もとより生きているのかどうか、ふふ」
夜見川 織乃
着物の袖で、口元を押さえて忍び笑う。
夜見川 織乃
「残れというのならば、残っても構いませんけれども」
夜見川 織乃
「あたくしはね、ロレーヌさま。夜見川のお家が燃えたときから、執着などないの」
夜見川 織乃
「何にも。あなたさまにも、あたくしにもね」
夜見川 織乃
「だから、あなたさまより……瑠璃さまと八さまの望むまま、残るも消えるも」
夜見川 織乃
「ここはそういう宴です」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「織乃様……。」
ロレーヌ=ジャン・マルクス
目を閉じる。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
盾を抱いたまま。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
「そういう事らしい。任せるよ。すべてね。」
瑠璃姫
ようやく解放された。
瑠璃姫
「……ほんっと、嫌な男!!!」
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「わかった」
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自決用の銃を懐から出す。
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ロレーヌ=ジャン・マルクスのこめかみにあてる。
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「主より後に死ぬのは、きっと恥だ」
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引き金を引く。
瑠璃姫
その音をただ、聞いていた。
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想像よりも小さい音。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
乾いた音がホールに鳴り響く。
瑠璃姫
たぶん、殴り殺すよりは優しい。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
次いでガランと、盾が転がる音。
夜見川 織乃
じっと見ている。笑みもなく、かといって悲しみの色もない。
ロレーヌ=ジャン・マルクス
解放される。生涯ついてまわった異常な愛からも。猟奇性からも。
愛するものと永久に会えないという、孤独からも。
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「弾は1発だけなんだ」
瑠璃姫
「あら、残念」
瑠璃姫
灰のにおいが濃い方へと顔を向ける。
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「夜見川さん。僕はマルクスさんの言い分を聞くよ。君はもう少し生きるんだ」
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「どういうことかわからないかもしれないけど……」
瑠璃姫
「……」溜息。
瑠璃姫
「次回があるのなら、手の内がわかっているほうがいいですものね」
夜見川 織乃
まだじっと、倒れ伏した男を見ている。ほんのひととき、己の手を取った相手を。
夜見川 織乃
「……宴の夢でございますわ」
夜見川 織乃
「あたくしの拠り所は……みな、潰える前の幻」
夜見川 織乃
「夜見川のお家が、炎の中に消えてゆくところも……結局は、最後まで見届けることもできずに」
夜見川 織乃
くす、と笑う。
夜見川 織乃
「あたくしのもとには……なぁにも」
夜見川 織乃
くす、くす。
瑠璃姫
「身軽で羨ましいこと」
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「もうここを出てもいいんですよね」
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サンドリヨンに向かって問う。
サンドリヨン
「ええ。望まれるのならば、お残りになっても構いませんけれど」
瑠璃姫
「残念ですけれど!もう0時になりますわ。お暇しないと」
サンドリヨン
「六ペンスコインは、どうぞお二方で」
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6ペンスコインをもらっていこう。
サンドリヨン
「わたくしにはもう十分」
夜見川 織乃
「あたくしのぶんもお持ちになる?」
瑠璃姫
「ええ、ええ、そうでしょうとも、おやさしいサンドリヨン様」
瑠璃姫
「もらってあげますわ」
夜見川 織乃
「左様でございますか。ではこちらを」 懐から、小さな刺し子の巾着。ちゃり、と硬貨の触れ合う音。
瑠璃姫
なかばひったくるように受け取る。
瑠璃姫
身体が少しだけ軽くなる。そんな気がするだけかもしれないけれど。
夜見川 織乃
「あら、あら。そのようになさらずとも」 ほほ、と笑った。
瑠璃姫
「私、あなたにたくさんひどいことを言いましたから」
瑠璃姫
「仕返しされてはかないません」
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そのやりとりを見ていた。
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「じゃあ、僕たちは行きます。さようなら」
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姫の手を引く。
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ここへ来た時と同じように。
サンドリヨン
「ごきげんよう、お二方」
夜見川 織乃
「瑠璃さま、八さま、ごきげんよう」
瑠璃姫
ふん、と小さく鼻を鳴らした。
夜見川 織乃
「瑠璃さま」
夜見川 織乃
「どうぞご健勝で。八さまと睦まじくあられますように」
夜見川 織乃
くすくす、と笑って。
瑠璃姫
ほんと、嫌な女!
夜見川 織乃
ひらりと着物の袖を翻して、淑やかに手を振ってみせる。
瑠璃姫
返事はなく、ただ杖でこつんと地面を叩く。
瑠璃姫
間違った用途に耐え切れなかったのか、すこしだけ曲がっている。
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「まだ歩けますね」
瑠璃姫
「ええ、それはもう。なんなら踊っていってもよくてよ」
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「ここを出たらそうしましょう」
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緋色の扉を開けた。そして出ていく。
GM
二人が大広間を出ていく。
GM
扉は再び、重い音で閉じて――
GM
来るときには掛かっていなかった、鍵の音。
GM
あなたがたは、宴を去る。終わらないワルツを背にして。
GM
けれど、二人、手を取り合う限り。
GM
この狂った国で、あなたがたは踊り続ける。
GM
Dead or AliCe『Waltz for Four』
GM
――FIN