小山田 みちる
choice[グー,チョキ,パー] (choice[グー,チョキ,パー]) > パー
雨樋 緑郎
こういうまったりしたのも久しぶりだな……
雨樋 緑郎
choice[グー,チョキ,パー] (choice[グー,チョキ,パー]) > チョキ
GM
はい、では駅命名表を振りましょう。1d12が2つです。
雨樋 緑郎
あれ、誘導されて……? 俺が勝ったはずでは……
GM
【青町駅】ハンドアウト
終着駅まではまだ遠い。列車のすれ違いの関係で5分ほど停車するようだ。
ホームにも駅舎にも人影はない。
このハンドアウトは、第1サイクルの間のみ調査することができる。
GM
ちなみに、駅名はお守りで振り直すことができます。一応ね。
GM
車窓に迫る、線路脇の緑。時折その向こうになにかが見えて、すぐに木々の葉に隠れて。
GM
進行方向に小さく切られた窓からは、運転士の背中が見えた。
雨樋 緑郎
流れていく景色をみつめる。行くあての定まらない静かな旅だ。
隣にいる小動物はさておいて。
雨樋 緑郎
1d12 シーン表 (1D12) > 2
雨樋 緑郎
2d6 (2D6) > 7[1,6] > 7
GM
7:座席の下に缶コーヒーが置いてある。マナーの悪いやつもいたものだ。
小山田 みちる
ぶらぶらさせた足が座席下の缶コーヒーを蹴る。
小山田 みちる
白いワンピースのすそがコーヒーのしみになる。
雨樋 緑郎
懐からハンカチを取り出すが、どうしたものかと手が止まる。
小山田 みちる
「おばあちゃんにもらったやつなのにィ~~」
GM
そんなふうにわちゃわちゃするあなたがたをよそに、アナウンス。
小山田 みちる
「いけるか~?いけんのか~ろくろー?」
GM
『まもなく青町……お忘れ物ございませんようご注意ください……』
雨樋 緑郎
「考えている余地はなさそうだぞ、小山田君。」
GM
トイレにも、ホームにも誰もいない。相当な過疎線のようだ。
GM
『すれ違い運転のため、5分ほど停車いたします……』
雨樋 緑郎
共に、蒸し暑い空気が再びこみあがってくる。
「せわしないな……」
雨樋 緑郎
そこらをぶらついて、喫茶店にでも寄って、コーヒーでも飲もうか。
雨樋 緑郎
ひとときの空白の中、そんなことをぼんやり考えている。
雨樋 緑郎
スマホを取り出して。
青町駅の調査でも…しようかな! メディアで!
雨樋 緑郎
2D6>=5 (判定:メディア) (2D6>=5) > 7[1,6] > 7 > 成功
GM
【青町駅】秘密
ショック:なし
拡散情報。
駅舎の壁には色あせた張り紙がされている。
「当路線の列車はすべてワンマン運行です。一両目前側のドアからの乗降にご協力ください。落し物等については停車中にお問い合わせください」
▽ハンドアウト「運転士」を公開する。
GM
【運転士】ハンドアウト
制帽を目深にかぶった運転士。
停車中は運転席の外へ出てくる。少しなら話ができそうだ。
雨樋 緑郎
なんとなく壁を伝い、目線を上げると運転士の姿が見える。
GM
真っ直ぐな立ち姿。しかし、制帽の影になって表情は窺えない。
雨樋 緑郎
さすがにわざわざ声をかけるようなことは…しないけれど。
その仕事ぶりを眺めている。
まさか若いふたりが死にに行くなどとは思いもすまい。
雨樋 緑郎
カメラ越しに覗いてみる。
夏らしい陰影が、いい感じかもしれない。
小山田 みちる
カンカンカン!ぺちぺちぺち!
サンダルがホームの階段を鳴らす音。
小山田 みちる
開け放たれたドアから裾をびしょびしょにしたみちるが滑りこむようにして帰って来る。
雨樋 緑郎
「おまえ、せめて何かで拭くとか、しぼるとか…………」
雨樋 緑郎
「なんだおまえ、その格好は と返させてもらおう。」
小山田 みちる
ドアの前にふらふらと歩いてって線路で絞る。
小山田 みちる
音だけ聞いたら立ちションみたいだなこれ……。
小山田 みちる
裾をタオルでくるんでしぼる。
ぎゅっぎゅ。
雨樋 緑郎
「先生は君の為を思っていっているのです」
雨樋 緑郎
滴った水が跳ねて、足元が濡れている…ずぶぬれだ。
小山田 みちる
濡れたタオルを持ってうろつく……。
うろ……うろ……。
雨樋 緑郎
「子供は大人のいう事を聞くべきだと思うんだ。」
小山田 みちる
タオルをふたたび線路の上で絞る。
ぎゅ……。びしゃしゃしゃ……。
小山田 みちる
タオルを絞りながら、怒られないかな……と運転士さんの顔色をうかがうことにする。
雨樋 緑郎
コーヒーひとつにどれだけ水浸しにしてきたんだ……と後ろ姿を見る。
小山田 みちる
2D6>=5 (判定:笑い) (2D6>=5) > 7[2,5] > 7 > 成功
GM
【運転士】秘密
ショック:なし
運転士はあなたに「落し物でしたら――駅の駅員室でお預かりしています」と無愛想に言う。駅名はよく聞き取れなかったが、おそらく終着駅のことだろう。
落し物……そう言われると、何か落としたような……?
▽この【秘密】を調査したPCは「プライズ:預かり証」を獲得する。
GM
【預り証】ハンドアウト
プライズ:預り証
「小山田 みちる」と名前が書かれた預かり証。
特定のハンドアウトを調査した際にこのプライズを所持していると、落とし物を受け取ることができる。
このプライズに【秘密】はない。
GM
運転士は、みちるにスッと用紙を一枚差し出しました。
GM
「落し物でしたら――駅の駅員室でお預かりしています」
雨樋 緑郎
「…? この短期間にもう落とし物を……?」
小山田 みちる
わちゃわちゃとワンピースを探るうごき。
GM
その間に、向かい側のホームに電車が停まり、そして通り過ぎていく。
GM
『お待たせいたしました、まもなく発車いたします……』
小山田 みちる
「いやっ落したのろくろーじゃない!?」
雨樋 緑郎
「いやだって、定期もカードもあるし……」
小山田 みちる
忘れ物をするので荷物が増えてくタイプのため。
GM
飛び乗ったあなたがただけを乗せて、ドアが閉まる。
GM
電車の内と外で交換されていた空気が、冷房でまた冷やされていく。
雨樋 緑郎
「ていうか大丈夫か、それ。 ……乾かさなくて。」
小山田 みちる
というか、なんとかならなくても。
カンケーないし……。
雨樋 緑郎
「…別に俺は、外で待っててもよかったんだけど。」
小山田 みちる
「だって~夜になる前に海いきたいじゃ~ん」
小山田 みちる
「あのねえ、海ってのはこのでかい水たまりのことじゃなくて~」
小山田 みちる
「海と砂浜を歩くあのへんが“海”なのだな~~」
小山田 みちる
わかるかね~?とうむうむ、としてみる。
GM
【青宮駅】ハンドアウト
寂しい雰囲気の駅舎の軒下に、帽子を被った人影が立っているように見える。
このハンドアウトは、第2サイクルの間のみ調査することができる。
小山田 みちる
2d6 (2D6) > 11[5,6] > 11
GM
11:押し包むような雲から、水のにおいが沈んでくる。雨だ。
GM
それは、昨晩の、嵐のようなそれではなく。しかし、さあぁ……と音を立てて。
小山田 みちる
「びっしょびしょのまま海に行くぞ~!」
雨樋 緑郎
濡れたワンピースというのは、なんというか……
小山田 みちる
へぶちん!と大きなくしゃみをひとつ。
顔をでっかく背ける。
小山田 みちる
「こぉ~~んなセクシー美女を前にして!?」
雨樋 緑郎
「次の駅ついたらココアでも買うか……あまいやつ」
GM
薄布のような雨を裂いて、電車はホームへ到着する……。
小山田 みちる
「ろくろー!あったか~いがないよ!」
雨樋 緑郎
「はしゃぐな はしゃぐな…」
小銭を探りながら 立ち上がる。
小山田 みちる
あったか~いを探すろくろーをよそに、自販機横のポスターに印刷されているQRコードを読み込んでみるべく【カメラ】を起動する。
小山田 みちる
2D6>=5 (判定:カメラ) (2D6>=5) > 5[2,3] > 5 > 成功
GM
【青宮駅】秘密
ショック:なし
拡散情報。
近づいてみると、人影に見えたのはあなたの背丈ほどのマガジンラックと、それにひっかけられた子供用らしき帽子だった。
マガジンラックにはよれた観光案内の小冊子が入っている。終着駅のすぐ近くには眺めのいい崖があるようだ……。
▽この【秘密】を獲得したキャラクターは、クライマックスフェイズで「儀式:心中」に挑戦することができる。
小山田 みちる
軽装に見えてもスマホは持ってきているらしい。
7年前くらいの型を延々と使っている。
小山田 みちる
自販機の向こうの人影におわわ、と驚いたかと思うとすぐにぺたぺたと寄っていく。
雨樋 緑郎
……これでいいか。
――ガコン。硬質な音がする。
GM
きれいな海と、高い崖。よれた冊子の写真は、よれているからこそなんとなし、誘うようなものがある。
雨樋 緑郎
あちあちと、缶を取り出しながら、そちらをみる。
小山田 みちる
「お? おお! 季節はずれのしるこだ!こんなところに生き残りがいたとはな……」
雨樋 緑郎
「んで、何見てたんだ。」
冊子を取り上げて眺める。
雨樋 緑郎
「なんていうか、観光には向かなそうな場所だな。」
雨樋 緑郎
ちょっと上に持ち上げておく。これぞ身体の理。
雨樋 緑郎
「そうか。どっちかっていうと、寂しい場所じゃない」
小山田 みちる
「バッカ、おれにゃお前がいるだろ~、ろくろー!」
雨樋 緑郎
「それだったら、もっといいとこ行きたいよ、俺は。」
小山田 みちる
しるこがほどよい温度になったのでカシュ、とあける。
雨樋 緑郎
「第二の被害者を出すわけにはいかんしな。」
雨樋 緑郎
「……このまま引き返すってのは、ダメなのか。」
雨樋 緑郎
「だってこのままだと、行くだろ 海に。」
小山田 みちる
ぐい、と止まったままの背中を押す手のひら。
雨樋 緑郎
押しやられた身体をすこしよけて迎え入れる、こちらに。
小山田 みちる
脇をすり抜けて。
てい、とドア横の座席に急いで座る。
雨樋 緑郎
缶ごしに。手触りで… 調査します、PC1の秘密。
雨樋 緑郎
2D6>=5 (判定:手触り) (2D6>=5) > 5[2,3] > 5 > 成功
GM
【PC1】秘密
ショック:なし
あなたはひとつ、賭けをした。
もしも死出の旅路の途中、いままで乗ったこともない路線で、あの駅と同じ名前の駅を見つけたら、そのときは……。
1D12を2回振って駅名を決定する。
セッション中、決定したものと同じ駅名を目にしたとき、あなたの【本当の使命】はPC2とともに帰還することになる。
あなたは「プライズ:紙片」を所持している。
小山田 みちる
「……もーなんもかんもヤになってさあ~……」
小山田 みちる
だから、魂のウクレレもお気に入りのバンドタオルも持ってこなかった。
小山田 みちる
「……高校の頃からコンビ組んでた相方がいてん」
小山田 みちる
「ろくろー中学だから知らんと思うけど、ごっついゴリラみたいな女で」
小山田 みちる
「チルチル&ミチルって名前でやらせてもろてね」
雨樋 緑郎
想像してみる。かわいい名前に反して浮かぶのは子猿とゴリラ。
雨樋 緑郎
頭の上でキャッキャと愉快に回している、皿を。
小山田 みちる
「チルチルなー、施設の子でさあ。身寄りなくて、だから高校卒業してすぐルームシェアして」
小山田 みちる
「かわいい名前やろ~、ほんまかわいくてごつくて足なんかこんな太うて太うて……」
小山田 みちる
「そこは足なのにパンチなんかいっ!ってつっこむとこよ」
小山田 みちる
「って脱線さすな! 電車なのに縁起でもない」
小山田 みちる
「で、バイトから帰ってきたらチルチル倒れてるんよ。
もーびっくりして、病院連れてったらガンよ、ガン」
小山田 みちる
「あんなゴリラでも死ぬんかいっ……ってな」
小山田 みちる
「ま、それにぜんぜん売れてないわ、バイトきついわ、毎日ゲロヤバだわで」
小山田 みちる
「借金やばいし、フーゾクは行きたくないしで」
小山田 みちる
「ムリムリ、うちばりばりのメンクイだもん」
小山田 みちる
どこからが未遂なんだろう……。
みちるはむずかしい問いに考えをめぐらせた。
雨樋 緑郎
「……ああ、でも… それなら、よかった」
小山田 みちる
お前の脳内に直接語りかけとるで……。
雨樋 緑郎
「あ~…オチってどうやってつければいいんだっけかな。」
雨樋 緑郎
突然爆発する電車。飛び散る車輪。まっくろな顔で爆発頭のふたり。
雨樋 緑郎
そんな荒唐無稽な空想を、念じてみても、
薄暗い景色は流れてゆくばかりで。
雨樋 緑郎
静かに海へと続くレールの上を走っている。
GM
先程出し忘れました、「プライズ:紙片」のハンドアウトを掲示します。
GM
【紙片】ハンドアウト
PC1のした賭け。その答え。
所有者は自由に【秘密】を見ることができる。
雨樋 緑郎
「行き先が雨じゃあなあ……」
窓に額を当てる。すこしだけなまぬるい。
小山田 みちる
指でくりくりと自分の毛先をいじった。
雨樋 緑郎
「つまらんでしょ ぱあっとしてないし。」
小山田 みちる
「君は確かにつまらんかもしれんけど~……」
小山田 みちる
「同じ景色を見てくれそう、だと思う」
小山田 みちる
「うちもつまらんやつだし、オソロってことで」
雨樋 緑郎
「まぁでも、光栄だよ。そう言ってもらえるのは。」
雨樋 緑郎
「こんなとこ、誰が行くんだよっていうか……」
小山田 みちる
「三角巾つけてるうちを見てもそんな口きけるか~?」
雨樋 緑郎
「きけるね。幽霊ってのはもっと情緒がないと」
雨樋 緑郎
「なんか、死ににいく気がしないんだよ、お前といると。」
小山田 みちる
「ドリフで勉強した幽霊の腕を振るう機会がようやく来たのに」
小山田 みちる
「でも長さんもけんさんもメガネさんも死んじゃったよ」
雨樋 緑郎
「それに……これ、カンニングペーパー?」
雨樋 緑郎
「カトちゃんもブーさんも生きてるからな。」
雨樋 緑郎
「この前若い子たちとしゃべってたよ、なんか。」
雨樋 緑郎
「なんだ~?般若心経か?それともラブレター?」
雨樋 緑郎
「……じゃあ好きに、させてもらおうか。」
小山田 みちる
窓の外を指さした瞬間に、なまぬるい風が舞って紙片が手から花びらのように落ちる。
雨樋 緑郎
ひらりと舞う紙片と視界が交錯する。
かもめなんているはずもないのに。
雨樋 緑郎
「やっぱ、おまえみたいに面白いこと思いつかんな。」
落ちた紙片を拾いあげながら。
雨樋 緑郎
それを見る。 「……いいの? 乙女の秘密。」
小山田 みちる
プライズ「紙片」を譲渡。
こう書かれている。
「大ヶ井」