GM
時計の針は、一体どこで間違えた?
24時間くるりと廻り、同じところへ元通り。
GM
時計の針は、一体どこで間違えた?
1秒先の正しい世界、あなたを置いていっちゃった。
GM
昨日も、明日も、同じ今日。
GM
雲の形も吹く風も、流れる川の一滴も。
GM
繰り返す、繰り返す――
GM
inSANe 『14時32分』
GM
――ここは、永遠の一日。
GM
GM
GM
GM
では、早速ですが順に自己紹介していただきましょう。
GM
PC1から。ハンドアウトはこちら。
GM
◆PC1:HO
あなたはとある駐車場に停まった自分の車の運転席でうたた寝から目覚めた。誰もいない街で24時間経つと、スイッチを切り替えたように再び同じ日、同じ時間、同じ場所で目覚める。あなたの使命は『この一日から脱出する』ことだ。
浅倉 琉真
んん……。
浅倉 琉真
あ。また?そっかあ……。
浅倉 琉真
えーと、おれは浅倉 琉真。
22歳。フリーターでーす。
浅倉 琉真
……だよ、な。よし。
浅倉 琉真
えーと、あとなんだ?
好きな色はピンク。
好きな食べ物はフライドポテト。
浅倉 琉真
ポーチの中身も、おんなじ……。
今日買ったやつな。コレ。
浅倉 琉真
お父さんとお母さんと、弟の4人家族で。
おじいちゃんとおばあちゃんがお母さんの方の実家にいて……。
浅倉 琉真
うん、あってるあってる。
浅倉 琉真
で……。
浅倉 琉真
将来の夢は、児童介護福祉士。
浅倉 琉真
うん、忘れてないっ。
浅倉 琉真
https://character-sheets.appspot.com/insane/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY5Y-b5QUM
GM
ありがとうございました。素敵な夢ですね。
浅倉 琉真
勉強頑張らなきゃなー……。
浅倉 琉真
その前に、これどうにかしなきゃって感じか?
GM
勉強しておく時間は……無限にあるかもしれませんね。もしかしたら。
浅倉 琉真
テキスト持ってきててよかったかな~。
GM
では、続けてPC2。ハンドアウトはこちら。
GM
◆PC2:HO
あなたは自宅の座椅子でうたた寝から目覚めた。誰もいない街で24時間経つと、スイッチを切り替えたように再び同じ日、同じ時間、同じ場所で目覚める。あなたの使命は『この一日から脱出する』ことだ。
白日 こよい
…………
白日 こよい
同じ固さ、室温。
白日 こよい
座椅子チェックよし。
白日 こよい
窓の外を見れば、また牛のような形の雲がある。
白日 こよい
また同じ日が始まるのだと感じる。
白日 こよい
私は……白日こよい!
白日 こよい
本名もそのまま、シラクサコヨイ。
白日 こよい
鏡の前で表情のチェックを重ね、跳ねた髪の毛をしまう。
白日 こよい
ここにいる限り私の顔にはしわもシミも、剃った産毛も生えてこない。
白日 こよい
好きな色は黒!好きな食べ物は酒のつまみ!
白日 こよい
学生しながら……新人アイドルやってます!
白日 こよい
母親は営業だのなんだので家にいることは少ない。父は顔も知らない。
白日 こよい
なんか将来の夢だのなんだの、いいですよねそういうの。
白日 こよい
私はとりあえず学校帰りにドーナツでも食べて帰れればそれでいいかな。
白日 こよい
https://character-sheets.appspot.com/insane/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY_eLH4gUM
GM
ありがとうございます。好きなドーナツ、まだ飽きていませんか?
白日 こよい
どうだろ。
白日 こよい
同じもの結構食べ続けられるから、あんまり飽きてるとかないかも。
GM
それは、この場ではオトクかもしれませんね。
白日 こよい
私ってオトク!
GM
では、最後にPC3。ハンドアウトはこちら。
GM
◆PC3:HO
あなたは近所の公園の木陰でうたた寝から目覚めた。誰もいない街で24時間経つと、スイッチを切り替えたように再び同じ日、同じ時間、同じ場所で目覚める。あなたの使命は『この一日から脱出する』ことだ。
瀬名 慎
目が覚めれば、木漏れ日。
瀬名 慎
……今日もここからのスタート。
ぱしゃり 何度目かのシャッターを切る。
瀬名 慎
切り取られた景色の写真。
瀬名 慎
これで数字の カウントは1。
そうやって、なにも変わりがないことを確認する。
瀬名 慎
僕は瀬名 慎。17歳の高校生。
趣味はカメラ。ここでは無用の産物だ。
瀬名 慎
……でも、趣味ってそういうものかもね。
瀬名 慎
ここに来てからいくらかの繰り返し。
瀬名 慎
指で景色を囲ってみる。動くものはなにもない。
ただあるものが、そのままにあるだけ。
瀬名 慎
好きな色?オレンジ。 ……夕日の色。
好きな食べ物……なんだっけ、今はパン以外ならなんでも。
瀬名 慎
夢を見るなら楽しい夢がいい。
次に入部するなら……映画研究部の方がいいかもね。
瀬名 慎
ファインダー越しに、自分以外進まない道を歩きはじめる。
瀬名 慎
https://character-sheets.appspot.com/insane/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYjMnG4gUM
GM
ありがとうございます。今日はこれからどこへ?
瀬名 慎
それが決められないから、困っちゃうんだよね。
瀬名 慎
あっちも行ったし、こっちも行った……
瀬名 慎
次は……そうだな、もうちょっと高いところにでも行ってみようかな。
GM
なるほど。では、お気をつけて。
GM
さて。みなさまの自己紹介が出揃ったところで、導入フェイズです。
GM
*導入フェイズ 浅倉 琉真
GM
14時32分――あなたはふと、うたた寝から目覚める。
GM
昨日と同じ、よく晴れた昼下がり。
明日もきっと、同じように晴れるだろう。
GM
何故なら、昨日も、一昨日も、三日前も、その前も……ここでは、雲の形さえ変わることなく同じ一日が繰り返されているからだ。
GM
そんな誰もいない街で、もう何度目覚めたか。
GM
『今日』も、あなたは目覚める。
浅倉 琉真
「………」
浅倉 琉真
あたりを見渡した。
浅倉 琉真
何度か瞬いて、目を凝らしてみても……同じように見える。
浅倉 琉真
ため息をついて、助手席の足元においておいた厚底を引っ張り出す。
浅倉 琉真
ペダルの横に置いた足をそっとどかして、厚底を履く。
浅倉 琉真
うたた寝の最中についたらしい化粧のずれを直してから……。
いや、“今日”は直さないでみるか?
浅倉 琉真
いやあ……試したなあ。
浅倉 琉真
もう一度ため息をつきつつ……結局直して、外に出た。
浅倉 琉真
「ゔーん……相変わらず暑い……」
GM
陽の光の差し込む角度。暑さ。吹く風の孕んだ湿気。
GM
すべて、もう、飽き飽きするほど感じたことのあるもの。
浅倉 琉真
せめて気温下がんないかなあ!
浅倉 琉真
日焼け止め、塗る……。
GM
気温は、『昨日』とまったく同じ34.2℃。
GM
きっと『明日』も。
浅倉 琉真
日傘を差して。歩き出してみる。
浅倉 琉真
行ってない方向……ってこっちだったな。
浅倉 琉真
指差し確認。
浅倉 琉真
靴底がアスファルトにくっつくぐらい暑くていやになる。
浅倉 琉真
いくつか遠回りをして、結局は街の大通りの方へ。
GM
たくさんの店が、ショーウィンドウの向こう側で、誰かを待っている。
GM
誰か。
GM
誰のことかは、今は知らない。
GM
GM
*導入フェイズ 白日 こよい
GM
同日、14時32分――あなたはふと、うたた寝から目覚める。
白日 こよい
また目を覚ます。
白日 こよい
流れるような座椅子チェックと、牛雲確認。
白日 こよい
いつも通り鏡の前まで行き、表情と髪を確認。
白日 こよい
にこ!と鏡に向かって笑ってみれば、
なんだかその笑顔も昨日と1mm違わず同じものな気がする。
白日 こよい
それから手を洗って、アルコールで消毒して。
白日 こよい
体重は……まあいいか。
白日 こよい
身支度を適当に済ませたら、
玄関にある自作の相棒バッドくんを片手に外に出る。
白日 こよい
今日もとにかく暑い。
白日 こよい
だが日焼け止めは塗らない。
白日 こよい
これで焼けて私の玉のような白い肌がアフリカの民族のようになったら、
母が泣き喚いて発狂するかもしれない。
白日 こよい
それもまたよし。
白日 こよい
今日は何をしてやろうか考えながら、足は街の方へ。
GM
ぎらぎらと照りつける日差しに、剥き出しの肌がじりじりとする。
GM
けれどそれも、また24時間経てば、なかったことになる。
GM
それを知っている。
白日 こよい
これではまた私の、焼けて皮がめくれた肩をベリベリする夢は叶わないだろう。
白日 こよい
どうせまたもとに戻る。
白日 こよい
太陽もっと本気出せよ、とでも言いたげに空を見上げる。
GM
太陽は変わらず、すべてを照らしている。
GM
すべて。
GM
あなた以外にどれほどのものかは、今は知らない。
GM
GM
*導入フェイズ 瀬名 慎
GM
さらに同日、14時32分――あなたはふと、うたた寝から目覚める。
瀬名 慎
目が覚める。今日も木漏れ日が差す。
瀬名 慎
噎せ返るような空気、それでもまたシャッターを降ろす。
瀬名 慎
……ぱしゃり。 カウントが0から1になる。
瀬名 慎
ファインダー越しにのぞく景色が、無機質に揺れている。

……今日はどこに行こうか。
瀬名 慎
すべてがもぬけの殻。じりじり照り付ける日差しのなか。
車も、バイクも転がったまま動かない。
瀬名 慎
……でも、遠くにいくならやっぱりこれかな。
瀬名 慎
転がりっぱなしの自転車を起こして、ペダルをふむ。
瀬名 慎
ぬるい風をうけながら、それは走っていく。
瀬名 慎
踏みこむほどに、景色が流れる。
GM
信号が順に光っている。誰もそれを待っていないのに、延々と。
瀬名 慎
頭の中で、映画のリールが流れる。
終末の世界ってこんな感じだよな、なんて思いながら。
瀬名 慎
何にも邪魔されず道の真ん中をゆく。
瀬名 慎
目を閉じたって、怪我をすることはない。
瀬名 慎
事故を起こしたとて目覚めれば、おなじ。
瀬名 慎
変わらない世界の中で、昔より大胆になっていく自分がいる。
瀬名 慎
多分今なら、何をしたって 咎めるものもいないのだろう。
瀬名 慎
アスファルトの熱をあびながら、自転車は街へと走っていく。
GM
ここであなたを縛るものは何もない。
GM
何も。
GM
あるいはどこかに何かがあるものか、今は知らない。
GM
GM
では、マスターシーン扱いで御三方の合流シーンをしましょう。
GM
みなさま街のほうへ向かっていただいたので、順に遭遇していただこうかな。
浅倉 琉真
ピンクの日傘持ってぶらぶら大通りを歩く……。
浅倉 琉真
暑ちーー。
瀬名 慎
遠くから何かが高速で近づいてくる……
白日 こよい
は?人?
白日 こよい
遠目になんかすごい速さで来るものと、ピンクの人。
浅倉 琉真
特にまだ人に気づいてないです。
瀬名 慎
遠くから走ってくるのは……自転車だ。
瀬名 慎
乗り手の方は…もちろん気付いていない。
浅倉 琉真
歩くたびにゆれる傘の紐眺めてる。
白日 こよい
こいつ目閉じて運転してないか?
瀬名 慎
スシャ~~~ッ
白日 こよい
釘バットでコンクリを叩きながらピンクの人の方に近づいていく。
白日 こよい
「すみませ~ん」
浅倉 琉真
「えっ」
白日 こよい
ガンッ ガンッ
浅倉 琉真
「……」
浅倉 琉真
「あっ」
浅倉 琉真
足を止めて。
浅倉 琉真
しばし、その場に立つ。
瀬名 慎
「……?」 ……人の声?
瀬名 慎
ふ、と目を開けると 目の前に見知らぬものが……
瀬名 慎
「あっっ!!!まって!!ストップ!!止まって!!!」
白日 こよい
「え?」
瀬名 慎
高速で自転車がつっこんでくる……!!!
浅倉 琉真
「え!?」
白日 こよい
「マジ?」
白日 こよい
思ってるよりも速度が出てたらしい自転車がこちらに向かってくる!!
白日 こよい
ごろん、とその場にバッドくんを転がして 自分は後ろに退避。
瀬名 慎
やみくもにハンドルを切る!!!
瀬名 慎
ギャギャギャギャ
GM
じゃあ《乗物》で判定してください。失敗した人間はぶつかったり転けたりします。
浅倉 琉真
2D6>=8 (判定:効率) (2D6>=8) > 10[4,6] > 10 > 成功
瀬名 慎
2D6>=6 (判定:カメラ) (2D6>=6) > 4[1,3] > 4 > 失敗
白日 こよい
2D6>=7 (判定:メディア) (2D6>=7) > 7[3,4] > 7 > 成功
GM
慎の自損事故が起きました。
瀬名 慎
ズシャアアア!!!!
浅倉 琉真
「わーーーっ」
白日 こよい
「あ~これは」
瀬名 慎
自転車ごとすっころんでいく
白日 こよい
「過失100ですね~」
瀬名 慎
「う~…あいたたた……」 
瀬名 慎
転がっていった自転車はフレームが歪み、
運転していた本人は地べたにはいつくばっている。
浅倉 琉真
「大丈夫?」
浅倉 琉真
「ごめんな、おれぼーっとしてたから……」
浅倉 琉真
慌てて駆け寄る。
GM
熱されたアスファルトの上に転がった慎は、もちろん、これまでの『今日』にはいなかった。
浅倉 琉真
「怪我とかない?」
瀬名 慎
「……だ、だいじょぶれす……」
白日 こよい
これは初めてだな、と思いながらバッドくんを拾い上げて二人に近寄る。
浅倉 琉真
バッグからばんそうこうを取り出して手渡した。
瀬名 慎
かわいい絆創膏だ…… 手に取って頭をかく
瀬名 慎
「いや、すみません……まさか人がいるとはおもわなくて‥」
浅倉 琉真
転んだとこをチェックする。
瀬名 慎
腕がひりひりと痛む。 怪我は受け身をとった足と腕がいくらか。
浅倉 琉真
ばんそうこう貼ろう。
浅倉 琉真
「悪いね、今これしかなくて」
白日 こよい
そのやり取りを見ながらボコボコになった自転車を転がしている。
瀬名 慎
「いえいえ、充分ですよ。 ……どうせ明日には直っちゃいますし。」
浅倉 琉真
「頭とか打ってなさそうだったけど……肘とか痛くなったら骨かもだし……」
瀬名 慎
さすりながらも、手当てを受けている。
浅倉 琉真
「んん?」
白日 こよい
「…………」
浅倉 琉真
「え?まさか、君も?」
瀬名 慎
「……ん!?」
白日 こよい
「あんたらもそうなんだ」
瀬名 慎
「え、ってことはふたりとも……?」
白日 こよい
二人を交互に見て、頷いて返す。
瀬名 慎
「……すごい、こんなことって あるんだな……いつから?」
瀬名 慎
「いや、何度目ですか?」
浅倉 琉真
「それがよく覚えてないんだよな、おれ」
白日 こよい
「私もぜーんぜん」
瀬名 慎
「……そっか、僕も正直あんまり……」
瀬名 慎
「あ、そうだ、カメラ!?」 取り出してシャッターを押す。
瀬名 慎
……カウントは2
瀬名 慎
「……よかった、無事だ……」
浅倉 琉真
「あ、カメラ」
浅倉 琉真
「写真撮るの好きなの?」
瀬名 慎
「へへ、そう……趣味でちょっとだけ。」
瀬名 慎
「まぁ……現像する機会もないんですけどね。ここだと。」
浅倉 琉真
現像するタイプのやつじゃん。
瀬名 慎
結構高かったんですよ~これ
浅倉 琉真
「で、君は……」
浅倉 琉真
バットを持ってる子の方へ顔を向ける。
白日 こよい
「え?」
浅倉 琉真
「野球?」
瀬名 慎
そちらに目を向ける
白日 こよい
バットで自転車の形を整えている。
瀬名 慎
「え、なんで釘……!?」
白日 こよい
「えっ……」
浅倉 琉真
野球じゃなさそう!
白日 こよい
ちょっと返答に困ってから
白日 こよい
「……趣味、っすかね……」
浅倉 琉真
「危ない人じゃん」
瀬名 慎
「しゅ、趣味……!?!?」
白日 こよい
「いやいや、生き物とかマジで殴ったことないんで」
瀬名 慎
「まさか……ゾンビとか!?」
浅倉 琉真
「でもガラス割ったら犯罪だよ」
白日 こよい
「っす……もうやんないっす」
白日 こよい
バレ無きゃよくないか……? と言おうとしてやめた
瀬名 慎
「……まぁ、気持ちはわかるけどね。」
瀬名 慎
「僕もバイクでお店のものぶちまけたし……」
白日 こよい
「犯罪者仲間ってことか」
瀬名 慎
「う、う~ん‥‥どうおもいます?」
浅倉 琉真
「おれはそういうのしてないけど……そっか」
浅倉 琉真
「確かに物を壊してみるって考えたことなかったかも……」
白日 こよい
「まあやることって言ったらもう……」
白日 こよい
「……あっ待って。自己紹介とかしません?」
瀬名 慎
「あ!?そうですね、そういえばご挨拶もまだ……」
白日 こよい
名前わかんないと不便なんで。
浅倉 琉真
「おれはりゅーま、よろしくね」
白日 こよい
「それ好きでやってるんすか?」
白日 こよい
服を指差す。
浅倉 琉真
「うん!超好き」
瀬名 慎
「確かにちょっと珍しい恰好……綺麗ですよね。」
白日 こよい
「へ~、いいじゃん。」
瀬名 慎
この街にはいっそ不釣り合いというか… ファインダーをのぞく
浅倉 琉真
「頑張ってお金貯めて買っちゃった~」
瀬名 慎
……うん、これはこれでいいかも。 ぱしゃり。
浅倉 琉真
いえーいピースピース。
白日 こよい
「でもそれ今日は暑くない?」
浅倉 琉真
「シアー素材だからそんなでもないよ」
瀬名 慎
「シアー‥素材‥‥?」 触ってみている…
白日 こよい
「へ~」
白日 こよい
機能性も考えてるんだな~
浅倉 琉真
「おれ基本車移動だし、図書館とかカフェ行くぐらいだしなあ」
浅倉 琉真
冷房あるとね。
白日 こよい
「えっ、りゅーまさん車あるんだ」
瀬名 慎
「運転できるんですか!?」
浅倉 琉真
「あるよ、向こうの駐車場に停めてる」
白日 こよい
「ちょっと後で操作方法教えてください」
瀬名 慎
「あ、僕も僕も! バイクよりは安全そうだし……」
浅倉 琉真
「車って危ないからなあ」
浅倉 琉真
「おれが君たち乗せるんじゃだめ?」
瀬名 慎
「……そうなんですか?」
白日 こよい
だから良いんじゃん……って言おうとしてやめた 怒られそうだから
瀬名 慎
「まぁ、琉真さんがいるうちは乗せてもらうってことで……」
浅倉 琉真
「じゃ、次二人の名前!」
浅倉 琉真
「テキトーに今つけたのでもいいよ」
瀬名 慎
「え~ニックネームですかぁ?」
白日 こよい
テキトーにか……
瀬名 慎
「え~‥う~ん‥‥だめ、思いつかないや。」
浅倉 琉真
「じゃあ~本名だなあ」
白日 こよい
真面目に考えている
瀬名 慎
「へへ…ゲームとかでも迷うんですよね…名前つけるのって苦手で」
瀬名 慎
「僕は、瀬名……瀬名 慎です。」
瀬名 慎
「呼び方はご自由に! あとは……」 
 真面目に考えている彼女のほうをちら、とみる
瀬名 慎
「名前、決まりました?」
白日 こよい
男の子か……?と顔を見ている。
白日 こよい
「うっす」
白日 こよい
「青汁」
瀬名 慎
「あおじる!?!?」
浅倉 琉真
「よし!青汁!」
白日 こよい
「イェーイ!!」
瀬名 慎
「りゅーまさんまで!!!」
白日 こよい
「なんだ~?犯罪者仲間だろ~?ちゃんと呼べよまこっちゃんよ~」
瀬名 慎
「まぁ、この際呼べればなんでもいいですけど……」
瀬名 慎
「あおじる、あおじるかぁ……」
白日 こよい
「あおちゃんでもじるちゃんでも」
浅倉 琉真
「青汁とマコトな、オッケーオッケー」
瀬名 慎
「受け入れ力が高すぎる!!」
瀬名 慎
「まぁ、そうですね…… りゅーまさんと、あおちゃんで……」
白日 こよい
「これが現代人の適応力か……」
浅倉 琉真
ニックネームみたいなもんだし~。
瀬名 慎
そういうものですか……!?
白日 こよい
ゾンビマンでもいいよ?
瀬名 慎
それ殴られる方じゃないですか!!
浅倉 琉真
「ま、そのうち気が向いたら本名教えてくれよな」
白日 こよい
「おっけー」
白日 こよい
手でオッケーマークを作っている
浅倉 琉真
「で、どう……?なんだ?実際。なんか、変わったことってあった?」
瀬名 慎
「う~ん、ここに来てからは……特になにも。」
瀬名 慎
「思い当たることはないですね。」
白日 こよい
「同じく。今のこれが最も変わってるかも。」
浅倉 琉真
「たしかに……」
浅倉 琉真
「え?二人とも結構この辺歩いてた?」
瀬名 慎
「僕もこれは初めての現象です。ここには何度か来ましたが…」
瀬名 慎
「こういったことはひとつも……」
瀬名 慎
「ずっとすれ違っていた……んでしょうか?」
白日 こよい
「たまーにくるくらいだったけど……人なんて影すら見たこともなかったな」
GM
この、無限とも思えるような時の中で。
GM
三人とも、誰かに出会ったのは初めてのこと。
GM
ずっと同じ時を繰り返して。
GM
それは三人、同じものだったのか、それとも……
GM
何かが、どこかで、繋がったのか。
浅倉 琉真
「……“明日”?も会えるか正直わかんねーな」
浅倉 琉真
「いろいろ聞きたいんだけど、いいか?」
白日 こよい
「うん。私も色々聞きたい。」
瀬名 慎
「僕にわかることならなんでも。状況も確認したいですしね。」
浅倉 琉真
「じゃ、一旦おれの車案内するわ」
浅倉 琉真
駐車場に停めてある車まで案内しよう。
浅倉 琉真
バイト先の訪問整体の社用車です。
GM
では、あなたがたは三人揃って駐車場へ。
GM
果てのなかった繰り返しの中に見つけた、他人という綻び。
GM
何かがどこかで変わったのかもしれない。
GM
何かがこれから、変わるのかもしれない。
GM
GM
では、メインフェイズへ移ってまいります。
GM
最初に公開されるハンドアウトがふたつ。
GM
◆街:HO
誰もいない街。普通では考えられない、静かな大通りの交差点。信号は順に光っているが、通行人は誰もおらず、車も来ることがない。
GM
◆スマートフォン:HO
自分のスマートフォン。ほかの二人以外の誰に連絡しても繋がらない。メッセージに既読がつくこともない。
GM
それから、シーン表を。
GM
◆シーン表(2d6)

2 小学校。静まり返った校舎の窓、窓、窓。開いたそこにカーテンがはためいている。
3 コンビニ。白々しく明るい店内に宣伝音声。一番手軽に物が手に入るが、ここの弁当にはもう飽きてしまった。
4 病院。清潔なにおいだけが残っている。診てはもらえないが、ここでは病気も怪我も、24時間経てばもとに戻る。
5 駐車場。洗車したての車、薄汚れた車……いずれにせよどこにも行けない車たちが数台、乗る者を待ち続けている。
6 図書館。咳払いひとつ聞こえない本棚の森。空調の低い唸りだけが耳につく。
7 交差点。通る者のいない道路で、信号だけが淡々と色を変えている。青、黄、赤。青、黄、赤……。
8 レストラン。いくつかのテーブルの上に並んだ料理。手つかずのもの、食べかけのもの。すべてが14時32分の状態で。
9 公園。持ち主のいないボール。塗りの剥げた木陰のベンチ。遊具の大半は撤去されている。
10 河川敷。悠々と流れる川の側。この川の中にすら、魚一匹いない。ただ水の音だけが流れ続けている。
11 デパート。広々とした売り場。服屋、靴屋、本屋に雑貨屋。誰に声を掛けられることもなく、なんでも見ていられる。
12 繁華街。静けさの中、リピート再生される音声。客引きにはついていかないようにしましょう……。そんなものはいない。
GM
ということで改めまして、このシナリオは対立型3サイクルです。
GM
みなさまがんばってください。