GM
時計の針は、一体どこで間違えた?
GM
24時間くるりと廻り、同じところへ元通り。
GM
時計の針は、一体どこで間違えた?
GM
1秒先の正しい世界、あなたを置いていっちゃった。
GM
昨日も、明日も、同じ今日。
GM
雲の形も吹く風も、流れる川の一滴も。
GM
繰り返す、繰り返す――
GM
inSANe 『14時32分』
GM
――ここは、永遠の一日。
GM
GM
では、早速ですが順番に自己紹介していただきましょう。
GM
PC1から。
GM
ハンドアウトはこちら。
GM
◆PC1:HO
あなたはとある駐車場に停まった自分の車の運転席でうたた寝から目覚めた。誰もいない街で24時間経つと、スイッチを切り替えたように再び同じ日、同じ時間、同じ場所で目覚める。あなたの使命は『この一日から脱出する』ことだ。
蔵々倉 咲良
「よーっす!蔵々倉 咲良(くらくらぐら さくら)さんだぞ〜〜〜っと!」
蔵々倉 咲良
「すっっっげぇ〜〜〜ブラックな会社で働いてたんだけどねぇ!この前すっぱり辞めて、今は無職さんだぜ!」ぴーす
蔵々倉 咲良
「そっから車で一人旅、あっちへこっちへ行ってんぜ〜!」
蔵々倉 咲良
「あとは〜なんだ〜〜〜?なんだろうな、わかんねえや!まあその辺は話していこうぜ!」
蔵々倉 咲良
https://character-sheets.appspot.com/insane/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYo4mD0gUM
GM
ありがとうございます。こんな状況でも運転はお好きですか?
蔵々倉 咲良
「好き好き〜〜〜!むしろガソリン代節約できてお得〜〜〜!」
蔵々倉 咲良
「今回はあそこの十字路を五回交差してみるつもり〜!」
GM
今回は、それで何か起きるかもしれませんからね。
GM
では、続けてPC2。ハンドアウトはこちら。
GM
◆PC2:HO
あなたは自宅の座椅子でうたた寝から目覚めた。誰もいない街で24時間経つと、スイッチを切り替えたように再び同じ日、同じ時間、同じ場所で目覚める。あなたの使命は『この一日から脱出する』ことだ。
早瀬 勇魚
「よろしくお願いします!!」(大声)(お辞儀)
早瀬 勇魚
「自分は早瀬勇魚(はやせ いさな)、高校3年生の高校球児っす!!(高校を2回言っている)」
早瀬 勇魚
「そんなに野球部が強くない公立高なんで、俺がエースで4番っす!」
早瀬 勇魚
「去年は地区大会決勝まで行ったんすけど……、惜しくも3点差で負けてしまったんです……」
早瀬 勇魚
(3点差はそんなに惜しくない)
早瀬 勇魚
「今年こそは全国……甲子園に行けたら……いいっすね!」
早瀬 勇魚
https://character-sheets.appspot.com/insane/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYs7271wUM
早瀬 勇魚
「以上っす!ありがとうございました!!」
GM
ありがとうございます。今、一人でも練習なさってますか?
早瀬 勇魚
「実は……バッティングセンターがやり放題なんすよ!!!!!!!!」
早瀬 勇魚
「コーラ飲んでファミチキ食いながらバット振っても誰にも文句言われない!!サイコー!!!」
GM
なかなか謳歌していらっしゃるようで何よりです。
GM
では、最後にPC3。ハンドアウトはこちらです。
GM
◆PC3:HO
あなたは近所の公園の木陰でうたた寝から目覚めた。誰もいない街で24時間経つと、スイッチを切り替えたように再び同じ日、同じ時間、同じ場所で目覚める。あなたの使命は『この一日から脱出する』ことだ。
生倉弘毅
「生倉弘毅。作家です」
生倉弘毅
「いや、作家というか……ライターというか……とにかく物書きをやっています」
生倉弘毅
「締め切りに追われて、何とか文字をひねり出さないとな……AIとかにネタ出し頼ろうかな……でもな……とか腕を組んでベンチでうたたねしていたら、いつの間にかこういう感じに……」
生倉弘毅
「締め切りから解き放たれたのはいいけど、いくら原稿メモとっても24時間でリセットされるので、終わりかもしれません」
生倉弘毅
「無限にネタ出しはできるけど……そんなに記憶容量ないよ……」
生倉弘毅
「とりあえず積読とかを消化してます(日をまたぐとkindleのしおりも元に戻って発狂)」
生倉弘毅
「以上です」
生倉弘毅
https://character-sheets.appspot.com/insane/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYiOiV2AUM
GM
では最近、しおりが消えたあとにも読み切った本は?
生倉弘毅
「えーと……あれ面白かったな、『ルポ 日本の土葬』ってやつ」
生倉弘毅
「色々……移住者との軋轢とか、土葬の歴史とか……ネットで話題になってて……」
生倉弘毅
「……戻った時に何年も経ってて、ライターとしてトレンドについていけなくて終わりになってたらどうしよう……」
GM
でも、戻ってから大変になるためには、まずは戻らなければなりませんね。
GM
みなさま、この一日を抜け出すために頑張ってください。
GM
では、お三方の自己紹介が終わったところで……導入フェイズです。
GM
GM
*導入フェイズ 蔵々倉 咲良
GM
14時32分――あなたはふと、うたた寝から目覚める
GM
昨日と同じ、よく晴れた昼下がり。
明日もきっと、同じように晴れるだろう。
GM
何故なら、昨日も、一昨日も、三日前も、その前も……ここでは、雲の形さえ変わることなく同じ一日が繰り返されているからだ。
GM
そんな誰もいない街で、もう何度目覚めたか。
GM
今日もあなたは目覚める。
GM
フロントガラスを通過する夏の日差し。
蔵々倉 咲良
「…ふがっ!」びくっ
蔵々倉 咲良
「今日も!今回も?あっち〜〜〜!」
車のエンジンをかけ、冷房ぽちーっ
蔵々倉 咲良
ここまではいつも通り、何度も繰り返している。
蔵々倉 咲良
「さって、今回はどうすっかな〜」
蔵々倉 咲良
ハンドルに顎を乗せ、今回のルートだったりしたいことを考えていく。
蔵々倉 咲良
「………まっ!走らせながら考えればいっか!」ぶーん
蔵々倉 咲良
「…そーだ!今回はまたここに帰ってくるまでずっとぐるぐるしてみっか?!なんかいい感じの場所あったっけかな〜〜〜」
蔵々倉 咲良
そう言いながら、雑に車を走らせる。特にこれといった目的もなく、行き当たりばったりに。
GM
陽炎の立つような街なかに、何も定めず走りだす。
GM
そこに何かがあるかどうかは、今は知らない。
GM
GM
*導入フェイズ 早瀬 勇魚
GM
同日、14時32分――あなたはふと、うたた寝から目覚める。
GM
エアコンの効いた部屋の中、ひとり。
早瀬 勇魚
「…………」
早瀬 勇魚
実家のリビング。 テレビは今話題のグルメを紹介している。
早瀬 勇魚
本当なら、両親と妹も一緒に見ていたはずだが、ここには自分しかいない。
早瀬 勇魚
「ん~……」
早瀬 勇魚
立ち上がって、冷蔵庫を開け、棒アイスを咥える。
早瀬 勇魚
そのまま靴を履いて、玄関を出る。 鍵はかけず。
早瀬 勇魚
じりじりと照りつける日差しの中、今日はバッティングセンターに行かずに、学校へ。
早瀬 勇魚
クーラーのよく利いた職員室へ。
早瀬 勇魚
「失礼しまーす」
早瀬 勇魚
誰もいない。
早瀬 勇魚
机の上には、教科書、テスト、ノートPC、私物のマグカップ、等々が残されたままだ。
早瀬 勇魚
片手にはバット。
早瀬 勇魚
バットを持ったまま、そろ……と机の上に上がる。
物を壊さないように。
早瀬 勇魚
右足のすぐ側には、担任のノートPC。
左足のすぐ側には、新任で若くてかわいい女先生のマグカップ。
早瀬 勇魚
「ふふっ、足場サイアク……」
早瀬 勇魚
「だが、俺はやるぜやるぜ~~~!!」
早瀬 勇魚
フルスイング!
早瀬 勇魚
素振りは全ての基本だ!!
早瀬 勇魚
片足が、最新式と思われるノートPCにこつりと当たる。
早瀬 勇魚
「……ふう~~~~、スリリングだぜ……!!!!!!」
早瀬 勇魚
今日の練習はまだ、始まったばかり。
早瀬 勇魚
果たして、高額商品を踏み壊したり、バットがすっぽ抜けずに今日を終えられるかな……!?
GM
誰もいない雑多な空間に、一人。
GM
そこで何をしていても、それを誰も知らない。
GM
GM
*導入フェイズ 生倉 弘毅
GM
さらに同日、14時32分――あなたはふと、うたた寝から目覚める。
GM
蝉の鳴きそうな暑さの中、しかし、静寂に満ちた木陰。
生倉弘毅
ぱちり、と目を開け……
生倉弘毅
……襲ってくる眩暈に、呻き声も上げずベンチに座ったまま背中を丸める。
生倉弘毅
14時32分……うだるような猛暑日……傍らにはペットボトルはあるが、そんな場所でうたたねをしている奴は……そう、熱中症寸前だ!
生倉弘毅
吐き気と眩暈に襲われながら、何とか立ち上がって、時折倒れそうになったり、というかほんとうに地面に横になったりしながら……最寄りのコンビニの自動ドアをなんとかくぐる!
生倉弘毅
「っふーーーーーー……………」
生倉弘毅
冷気に少しマシになりながらも、ずり、ずり……と店内へ。
生倉弘毅
水をがぶ飲みしたいが、差し当って自動ドアから一番近いのは栄養ドリンク等々のコーナーだ。
生倉弘毅
冷たい床にあぐらをかいてゼリー飲料を掴み、とりあえず飲む。
生倉弘毅
マジでこれ毎日やってるの信じられんな…………
生倉弘毅
楽になってきたので、水を頭からかぶり、アイスを食い散らかして、フリーザーの壁にもたれかかって息を吐く。
生倉弘毅
24時間経つ直前に考えてたネタが頭から飛んでる気がする…………
生倉弘毅
まあ、毎日のことなのだからぼやいていても仕方がない。ぼやいても聞く相手がいない。
生倉弘毅
楽になってきた頃合いに、よっと声を上げて立ち上がる。
生倉弘毅
毎日ひどい目に遭う代わりに……好きにさせてもらおう。
生倉弘毅
今日はいつもの書店のあの本の続きでも読むかな。
生倉弘毅
コンビニの黒い折り畳み傘を勝手に取って日傘に使いながら、クソ暑い、しかし静かな町へと歩き出した。
GM
じりじりと焦げ付くアスファルトを踏んで歩く。
GM
あなたの静寂の中の苦しみを、誰も知らない。
GM
GM
では、マスターシーンとしてお三方の合流シーンをしましょう。
蔵々倉 咲良
とある道路で真っ赤なスポーツカーをぐるぐる走らせつつ…、それだけでは暇なのでたまにクラクションを鳴らしている。
蔵々倉 咲良
ぱっぱーっぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱーーーっ!!!!
生倉弘毅
うるっさ…………えっ!?
早瀬 勇魚
うわ!?何何!?
早瀬 勇魚
クラクション!?
生倉弘毅
もしかして……ほかの人間!?
生倉弘毅
いやっうるっさ……やば……えっ!? どんな人間!?
早瀬 勇魚
思わず、クラクションの聞こえる方へ走る。
生倉弘毅
傘をさしたままよたよたそちらの方へ。
早瀬 勇魚
人? え?ゾンビとかだったらどうしよう……
生倉弘毅
(さっき水を被ったのでズボンまでびしょ濡れで走りづらい)
早瀬 勇魚
わからないから確認しないと……!
生倉弘毅
びしゃ……びしゃ…
早瀬 勇魚
(野球部の俊足ダッシュ)
蔵々倉 咲良
ぶーんぶーんっ、ぱっぱー!
GM
やがて、焼け付く路面を走る咲良の車が、勇魚の視界に飛び込んでくる。
GM
反対に、咲良の視界にもまた、勇魚の姿。
早瀬 勇魚
「ぅわ……くるまだ!!!!!!」
早瀬 勇魚
「車が動いてる!!!!!!」
早瀬 勇魚
「車ってそういえば動くものだったな……」
早瀬 勇魚
スン……
生倉弘毅
びしょびしょ……と遅れて車が通っていた道まで出てくる。
生倉弘毅
ていうか猛暑過ぎてズボン乾いてきた。
早瀬 勇魚
あ、人だ。
早瀬 勇魚
「人だ!?!?!?!?!?」
生倉弘毅
えっ、人……あれっ!?
生倉弘毅
「車以外に!?」
早瀬 勇魚
「ということは……あの車にも!?」
蔵々倉 咲良
………ん?なんか動いてるものが、ある?
生倉弘毅
「逆に無人かもしれない!?」
蔵々倉 咲良
動いてるなぁ、動いて…えっ動いてる?!
早瀬 勇魚
「そっか……最近はAIが発達してるから……」
蔵々倉 咲良
ぱーーーーっ!!!クラクション鳴らしながらそちらに向かってアクセルを踏む。
早瀬 勇魚
「うわ~~~~~!!!!!」
生倉弘毅
「うわ~~~~っ!?!?!?」
生倉弘毅
殺人無人車!?
早瀬 勇魚
「轢かれ死ぬ”!!!!」
蔵々倉 咲良
ぎゅーん!そしてギリギリでブレーキ!!!キキーっ!
蔵々倉 咲良
「人じゃん!!!」
生倉弘毅
「………………」
生倉弘毅
セーフモーションをした。さっきけっこうがぶ飲みしてたので。
早瀬 勇魚
生倉さんを助けようとして突き飛ばそうとしていましたが、車が止まったので止まりました。
早瀬 勇魚
「ああっ」
蔵々倉 咲良
「あんたら生きてる?!死んでる?!」窓から身を乗り出し
生倉弘毅
突き飛ばされてたら漏らしてたかも。
早瀬 勇魚
「はい!!!! 今殺されそうになったとこっす!!!!」
生倉弘毅
「それな!」
生倉弘毅
「はい……生きてます……」
生倉弘毅
「ていうか、マジで人……」
早瀬 勇魚
「逆に今死んだら明日どうなんだろ……」
蔵々倉 咲良
「やーーーっ!ごめんごめん!あんたら見かけて思わずねっ!」
早瀬 勇魚
少なくとも骨折くらいは余裕だろうし……死んでもいけるのか……?
蔵々倉 咲良
こわいこと考えてんね〜〜〜!
早瀬 勇魚
「いや~、他にも人、いたんですね」
蔵々倉 咲良
「いや〜〜〜まっさか人に会えるとは思わなかったな〜〜〜」
生倉弘毅
「いたんだ……ほかに人……」
早瀬 勇魚
「あ、自分は早瀬勇魚、高校三年生です! よろしくおんしゃーす!!」(ぺこ!!)
生倉弘毅
うわっ、運動部だ……眩し……
蔵々倉 咲良
「高校生〜〜〜っ?!すっげ〜〜〜!」
蔵々倉 咲良
「あたしは蔵々倉 咲良!無職!よろしくねっ!」
生倉弘毅
なんて堂々とした無職なんだ……
早瀬 勇魚
「元気な無職の大人だ!!」
生倉弘毅
「生倉弘毅です……えーと、ライターです」
早瀬 勇魚
「ライター!? プロの!? すごいっすね!!」
蔵々倉 咲良
「ライター?!作家!?サインちょうだい!!!」
生倉弘毅
「えっ、いや……」
早瀬 勇魚
「あ! 俺も欲しいっす!!」
生倉弘毅
「その……ライターつってもあの、WEB媒体の……ほら、あれ、大したことないやつで……」
生倉弘毅
「ていうか、サイン書いても明日には消えてるからほら……」
蔵々倉 咲良
「確かにっ!!!」
早瀬 勇魚
「そうだった……」
蔵々倉 咲良
「…ん?ってことはあんたらもぐるぐるしてんの?」
早瀬 勇魚
「あっ、はい!!」
生倉弘毅
頷く。
生倉弘毅
「毎日、14時32分に……」
早瀬 勇魚
「俺も同じ時間っす!」
蔵々倉 咲良
「すげぇ!同じだ!」
早瀬 勇魚
「なんなんすかね、これ」
生倉弘毅
「……わからない……」
蔵々倉 咲良
「あたしらもう死んじゃってんのかも?これは夢、的な?」
生倉弘毅
「じゃあ地獄かも……」
早瀬 勇魚
「にしても、三人だけってのは変っすよ」
生倉弘毅
毎日熱中症寸前で目覚める罰かも……
早瀬 勇魚
かわいそう……
蔵々倉 咲良
それは大変かも
早瀬 勇魚
「天国でも地獄でも、三人よりは多いでしょ……」
蔵々倉 咲良
「それもそう!」
生倉弘毅
「……今まではほかの人間には会わなかったのに、急に二人に会ったって言うのも、なにか変だし」
蔵々倉 咲良
「何かきっかけがあったのかもねぇ〜〜〜」
蔵々倉 咲良
「わからんけど!」
早瀬 勇魚
「きっかけかぁ……」
生倉弘毅
「……」
生倉弘毅
「……とりあえず、場所移動しませんか」
生倉弘毅
「ここで話してると、ほら、熱中症とかなるし」
蔵々倉 咲良
「おっ、じゃあ乗ってきな!どっか行こうぜ!」
早瀬 勇魚
「クーラー効いてるとこ行きましょ!」
蔵々倉 咲良
くいっ、と車を指す。
早瀬 勇魚
わ~いと車に乗り込む。
生倉弘毅
車だ……
早瀬 勇魚
「すご~い!! かっこいい!!」
生倉弘毅
一瞬ためらってから傘を閉じて後部座席に入った。
蔵々倉 咲良
「でっしょ〜〜〜?なんかすっげー高かった!」
早瀬 勇魚
「買ったんすか!? すごいお金持ちっすね!!」
生倉弘毅
なんかすっげー高かった……!?
蔵々倉 咲良
「ずっとやべーブラック企業で働いてたからさ〜〜〜金はあったんだよね!」
生倉弘毅
「ああ…………」
蔵々倉 咲良
「だから見た目いい感じのを買った!!!」
生倉弘毅
「忙しいと、金遣うあてなくなって、貯金だけたまってきますもんね……」
生倉弘毅
わかるわかる……
早瀬 勇魚
「?(ブラック企業にいると金が貯まる仕組みがよくわかってない高校生)」
早瀬 勇魚
「なるほど……」
蔵々倉 咲良
「君はいいとこに就職するんだぞ!少年!!!」発進
生倉弘毅
ウオッ……すげえ加速……三半規管に来る……
生倉弘毅
即座に窓に頬をくっつけて車酔いに備えます。
早瀬 勇魚
「大丈夫ですか!? 酔いましたか!?」
生倉弘毅
「大丈夫、まだギリ大丈夫」
早瀬 勇魚
「発進してまだ15秒っすけど大丈夫っすか!?」
生倉弘毅
「いける、まだいける。たぶんいける」
生倉弘毅
「恐らく……いけるといいな……」
蔵々倉 咲良
「無理すんなよ〜!早めにどっか止めっか〜〜〜!」
早瀬 勇魚
この人見てると、いけるっつって無茶な練習するチームメイトを思い出すな……
早瀬 勇魚
そいつはいけたりいけなかったりするんだけど……
生倉弘毅
「駅ビル行きましょう……そこならデパ地下の総菜あっためて食えたりするし……」
蔵々倉 咲良
「いいねぇ!パーティーすっか!!!」
早瀬 勇魚
「え!? デパ地下食い放題!?」
早瀬 勇魚
「スゲェ……、さすが大人、発想が違う……!!」
蔵々倉 咲良
「なんでも好きなもん食いな!お姉さんが奢ってやらぁ!!!」
生倉弘毅
「なんならあそこには料理教室スペースもあるから、広いキッチンで料理もできる……ウッ……」
早瀬 勇魚
「やった~~~~!!!!」
早瀬 勇魚
「あっ、 マジで大丈夫っすか?
蔵々倉さん急いで……、あっこれ急いだ方が死?」
生倉弘毅
「うーん……大丈夫、信号の停車がないだけわりとマシ……このままの、このままの速度で……」
蔵々倉 咲良
「頑張って揺らさんようにするぜ〜〜〜!」
久しぶりの安全(?)運転かも
GM
三人を乗せて、車が走る。
GM
これまで出会わなかったのは、一体どんな偶然か……
GM
あるいは、何かが“繋がった”のか。
GM
何かが変わるかもしれない、淡い予感。
GM
永遠を漂っていた一日に、他の誰かという小さなほころび。
GM
何かが変わった、確かな兆しを。
GM
今、この車の中に感じている。
GM
GM
では、メインフェイズへ移ってまいります。
最初に公開されるハンドアウトは2つ。
GM
◆街:HO
誰もいない街。普通では考えられない、静かな大通りの交差点。信号は順に光っているが、通行人は誰もおらず、車も来ることがない。
GM
◆スマートフォン:HO
自分のスマートフォン。ほかの二人以外の誰に連絡しても繋がらない。メッセージに既読がつくこともない。
GM
それから、シーン表。
GM
*誰もいない街シーン表(2d6)

2 小学校。静まり返った校舎の窓、窓、窓。開いたそこにカーテンがはためいている。
3 コンビニ。白々しく明るい店内に宣伝音声。一番手軽に物が手に入るが、ここの弁当にはもう飽きてしまった。
4 病院。清潔なにおいだけが残っている。診てはもらえないが、ここでは病気も怪我も、24時間経てばもとに戻る。
5 駐車場。洗車したての車、薄汚れた車……いずれにせよどこにも行けない車たちが数台、乗る者を待ち続けている。
6 図書館。咳払いひとつ聞こえない本棚の森。空調の低い唸りだけが耳につく。
7 交差点。通る者のいない道路で、信号だけが淡々と色を変えている。青、黄、赤。青、黄、赤……。
8 レストラン。いくつかのテーブルの上に並んだ料理。手つかずのもの、食べかけのもの。すべてが14時32分の状態で。
9 公園。持ち主のいないボール。塗りの剥げた木陰のベンチ。遊具の大半は撤去されている。
10 河川敷。悠々と流れる川の側。この川の中にすら、魚一匹いない。ただ水の音だけが流れ続けている。
11 デパート。広々とした売り場。服屋、靴屋、本屋に雑貨屋。誰に声を掛けられることもなく、なんでも見ていられる。
12 繁華街。静けさの中、リピート再生される音声。客引きにはついていかないようにしましょう……。そんなものはいない。
GM
シーン表はロールオアチョイス。希望があれば、表にない場所も作って構いません。
GM
ということで、改めまして、このシナリオは対立型3サイクルです。
GM
みなさま頑張ってください。
生倉弘毅
対立型らしい……
GM
らしいです。
早瀬 勇魚
何対立するんすかね~
蔵々倉 咲良
対立型ってなんだ〜?よくわからん!
早瀬 勇魚
早寝しなさいって人と夜ふかししたい人とかがいたら、対立するかな……
生倉弘毅
それは対立かも……
GM
早寝しなくても体調は24時間でリセットされますが……
GM
まあ、さしあたりはみなさまで色々と調べていってください。