GM
時計の針は、一体どこで間違えた?
GM
24時間くるりと廻り、同じところへ元通り。
GM
時計の針は、一体どこで間違えた?
GM
1秒先の正しい世界、あなたを置いていっちゃった。
GM
昨日も、明日も、同じ今日。
GM
雲の形も吹く風も、流れる川の一滴も。
GM
繰り返す、繰り返す――
GM
inSANe 『14時32分』
GM
――ここは、永遠の一日。
GM
GM
では、早速ですが順番に自己紹介していただきましょう。
GM
PC1から。
GM
ハンドアウトはこちら。
GM
◆PC1:HO
あなたはとある駐車場に停まった自分の車の運転席でうたた寝から目覚めた。誰もいない街で24時間経つと、スイッチを切り替えたように再び同じ日、同じ時間、同じ場所で目覚める。あなたの使命は『この一日から脱出する』ことだ。
一宮一也
https://character-sheets.appspot.com/insane/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByGgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYgICAu86H7ggM
一宮一也
いやー、まいったまいった。
一宮一也
なんか大変なことに巻き込まれちゃったね。
一宮一也
自営業を営んでいるおじさんです。
一宮一也
輸入業とか、そういうあれだね。
一宮一也
色々やってるよ~ははは。
一宮一也
とりあえず、よろしく~。
GM
ありがとうございます。結構泰然としていらっしゃいますね。
GM
では、続けましてPC2。
GM
ハンドアウトはこちら。
GM
◆PC2:HO
あなたは自宅の座椅子でうたた寝から目覚めた。誰もいない街で24時間経つと、スイッチを切り替えたように再び同じ日、同じ時間、同じ場所で目覚める。あなたの使命は『この一日から脱出する』ことだ。
砂島 未来
https://character-sheets.appspot.com/insane/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByGgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYgICAy9Wo7wkM
砂島 未来
どうも~っ!砂島未来(サゴシマ ミライ)20歳大学生!お酒飲めま~す!
一宮一也
元気でいいね~。
砂島 未来
え~普段?大学で何を勉強してるか?とか……え~大学生っぽいことしてます!
砂島 未来
元気で~す!
砂島 未来
いや~なんか大変なことになっちゃったね!でもまあなんとかなるんじゃないっすか~?
砂島 未来
イエ~イドンドンパフパフ~
一宮一也
いえ~い
砂島 未来
次の方どうぞ!(陽!)
城里 カナメ
えっ……あっ……。
GM
明朗な方ですね。元気でよろしいかと思います。
GM
では、最後にPC3。
GM
ハンドアウトはこちら。
GM
◆PC3:HO
あなたは近所の公園の木陰でうたた寝から目覚めた。誰もいない街で24時間経つと、スイッチを切り替えたように再び同じ日、同じ時間、同じ場所で目覚める。あなたの使命は『この一日から脱出する』ことだ。
城里 カナメ
『はじめましての人ははじめまして☆ いんた~ねっとの海をぷかぷか漂う14さい、泡色らむねだよ、よろしくね~!』
城里 カナメ
……と、いうようなキャラクターをボイチェンしてインターネットでやっている成人男性です……。
砂島 未来
かわいいですね!何かのキャラですか?
城里 カナメ
あ……ハヒ……ヒヘヘ……っす……。
一宮一也
かわいいもの好きなんだねえ。
城里 カナメ
うっ……アッ……ハイ……。
城里 カナメ
リスナーのみんなには、僕が成人男性であることは隠してないんですけど……でも、この人たちには僕が泡色らむねだということは絶対に知られたくないです……。
砂島 未来
(本名書き込んで応援しそうな男)
城里 カナメ
ヒッ……アッアッ……。
城里 カナメ
ええと……絶対にループから……出たいですね……とりあえず、バレる前には……。宜しくお願いします……。
GM
では、頑張って秘密を守り抜いてください。……秘密? まあ秘密ですね。
GM
みなさま、この一日を抜け出すために頑張ってください。
GM
お三方の自己紹介が終わったところで……導入フェイズです。
GM
GM
*導入フェイズ 一宮 一也
GM
14時32分――あなたはふと、うたた寝から目覚める。
GM
昨日と同じ、よく晴れた昼下がり。
明日もきっと、同じように晴れるだろう。
GM
何故なら、昨日も、一昨日も、三日前も、その前も……ここでは、雲の形さえ変わることなく同じ一日が繰り返されているからだ。
GM
そんな誰もいない街で、もう何度目覚めたか。
GM
今日もあなたは目覚める。
GM
フロントガラスの向こうから差す、秋にしてはやや暑い日差し。
一宮一也
目を覚まし、窓を開け、タバコに火を付ける。
一宮一也
中毒は、何度繰り返しても終わらないから中毒だ。
一宮一也
こうやって一本吸ってから、今日をどうするか考えるのがルーチンになっている。
一宮一也
「まさか毎日松屋の駐車場で起きることになるとはねえ」
一宮一也
仕事で納品して、昼飯を食べて、一服してから軽くうたた寝して。
一宮一也
そしたらこれだ。
一宮一也
「ふう……じゃあ今日もウロウロしますか」
一宮一也
混んだ松屋の駐車場を、自宅の駐車場のような滑らかさで出る。
一宮一也
「今日は……こっちかな」
一宮一也
特に行き先の目星もないため、適当に街を走らせる――。
GM
誰もいない街を、エンジンの音だけが通り去っていく。
GM
静けさの中に何を見出せるかは、まだ知らない。
GM
GM
*導入フェイズ 砂島 未来
GM
同日、14時32分――あなたはふと、うたた寝から目覚める。
GM
窓から吹き込む秋風の中、一人。
砂島 未来
何度か瞬きをして目覚めて、相変わらず誰もいない。
砂島 未来
「時間は~……!?14時32分!うお~!」
砂島 未来
うわー!と家を飛び出してバイクに飛び乗る。
砂島 未来
鍵、締めませ~ん!
砂島 未来
「うお~~~!!!今日は……ここだ!」
砂島 未来
どこかの集合住宅前に停車!
砂島 未来
「うおーーー!!!」2Fからピンポンダッシュ!!
砂島 未来
うおー!ドアもガチャガチャ!ガチャガチャ!
砂島 未来
あっこの家開いてる!お邪魔しまーす!
砂島 未来
いえ~!人の家だ~!
砂島 未来
人の家ってどこも違う匂いするよね~
砂島 未来
冷蔵庫の中身チェ~ック!
砂島 未来
あ!ソーセージある!……え~とあ!キャベツだ!
砂島 未来
お米ある?
砂島 未来
(パカ)
砂島 未来
(冷凍庫パカ)あっ炊きたて冷凍する派だやった~!
砂島 未来
「いただきまーす!」
砂島 未来
イエー!人の家で勝手に調理~~!!
砂島 未来
皿も洗わねえぜ~!
砂島 未来
家でAP◯X、マッチしねえんだよな~!
砂島 未来
オンゲ全滅まる~!
砂島 未来
オフラインイエ~!
砂島 未来
このように人の家を尋ね回って遊んでいます。
砂島 未来
時間の進みが戻ったら謝ればおk~!
GM
誰もいない街で、何もかも気にせずに過ごす。
GM
その先に何が起きるかは、まだ知らない。
GM
GM
*導入フェイズ 城里 カナメ
GM
さらに同日、14時32分――あなたはふと、うたた寝から目覚める。
GM
やや暑い日差しの下、虫一匹いない木陰。
城里 カナメ
「……うっ」
城里 カナメ
「眩しい……」
城里 カナメ
霞む目を擦り、握りっぱなしだったスマホでSNSをチェックする。
城里 カナメ
自分のおはようVツイについた、全く同じ内容のリプライの通知を確認し、タイムラインを何度か更新する。
城里 カナメ
……溜息も出ない。
城里 カナメ
そのまま砂っぽいベンチに横になり、スマホの画面を眺めながらぼんやり過ごす。
城里 カナメ
今日という日を何度繰り返しただろう……。
城里 カナメ
寂しい……現実はどうでもいいけど、リスナーのみんな、どこにいるんだ……。
城里 カナメ
うっ……また泣いちゃうかも……。
城里 カナメ
スン……スン……。
城里 カナメ
「早くインターネットに帰りたい……」
GM
現実に誰もいない以上、オンラインにも人はおらず。
GM
あなたの寂しさを、今は誰も知らない。
GM
GM
では、マスターシーンとしてお三方の合流シーンをしましょう。
GM
車があるから、一也さんにまずはどっちかを拾ってもらおうかな。カナメさんのほうが拾いやすいかな?
一宮一也
では信号を無視してぶーんぶーんと車を走らせてると、公園になんか黒い塊があるのに気づきます。
城里 カナメ
黒い塊が丸まっています。
城里 カナメ
「グス……グス……」
一宮一也
うわっ、何かある。
一宮一也
タバコを吸いながら、それに近づいてみます。
一宮一也
人だこれ。
一宮一也
「おーい君~」
城里 カナメ
「ピャ!?」
城里 カナメ
「……!? ……??? ……ェ……???」
一宮一也
「おおっと、怖がらなくていい、ちょっとおじさん困ってて」
城里 カナメ
「あ、あ、ア…… ハ……ぇ、人……?」
城里 カナメ
三次元の人間を見るのは久しぶりなのでめちゃくちゃ驚いています。
一宮一也
どこまでも立体的です。
城里 カナメ
ひええ……。
一宮一也
「君も、そうだと思うんだけれど」
一宮一也
「ループ」
一宮一也
「してるみたいなんだよね」
城里 カナメ
挙動不審に視線を彷徨わせたあと、目の前の男性の足元を見ながら(目を合わせられないため)……
一宮一也
立体的くたびれ革靴です。
城里 カナメ
「あ、……あなた、も……?」
城里 カナメ
はっ!とスマホを取り出し、Xを鬼更新する。
城里 カナメ
新しいポストは無い……。
一宮一也
「いや~、久しぶりに人間みたよ」急にスマホしはじめたなこいつ。
一宮一也
「はじめはのんびりできるな~って思ったけど、いや~、こまっちゃうよね」
城里 カナメ
スマホ越しにあなたを見る。
「……ス……。 スね……」
一宮一也
「あ、おれは一宮。これ名刺」
城里 カナメ
名刺!?!?
一宮一也
ポケットから名刺を出してくる。
一宮一也
一宮一也、輸入業とか書いてある。
城里 カナメ
どうにか受け取る。名刺って……すごい、社会的な人間だ……こわ……。
城里 カナメ
僕もそういうファン向けのグッズ作ろうかな……。
一宮一也
ファンより眼の前の人とコミュニケーションしようね。
城里 カナメ
「ぼ……ボキュ……僕は……」
一宮一也
お腹痛いのかな?
城里 カナメ
「城里でス……城里カナメ……」うつむき、声はどんどん小さくなる……。
一宮一也
「カナメくんかあ! よろしくね~」
城里 カナメ
ヒ~ッ
城里 カナメ
久しぶりの人間怖い……。
城里 カナメ
てか下の名前でいきなり呼ばれるのこわ……。
一宮一也
カナメくんの横にどかっと座ります。
城里 カナメ
「えぇぇ??」
一宮一也
「君も吸う? タバコ」
城里 カナメ
木に擬態しているフクロウみたいになります。
城里 カナメ
「エッ!?!?!? イヤイヤイヤ……!?」
城里 カナメ
友達(インターネット)は吸ってたけど……カフェインとるほうが好きだし……。
砂島 未来
ブロロローン。遠くから響くバイクの音!
一宮一也
「お、なんだなんだ」
砂島 未来
「……え!?」遠くに見えるは……人!?!?!?!?
城里 カナメ
うっ……てか僕臭くないかなウワァアなんだなんだなんだ
砂島 未来
あっ近くに車!
砂島 未来
ゴン!
砂島 未来
「ギャーーーッ!!」
一宮一也
立ち上がってそっちを……あ!
城里 カナメ
呆然としています。
砂島 未来
「やった~!まいっか……」持ち前のポジティブさで一端切り替えてバイクから降りる。
城里 カナメ
「ェ……コレ事故……ォ?」
一宮一也
元気そうな若者のほうに手を振る。
城里 カナメ
し、知らない人がもう一人増えた……
一宮一也
まあ、どうせ直るので気にしていない。
砂島 未来
「え……!?っていうか、マジ!?人?人じゃないすか!?」
バイクの車輪とくるまの車体がkiss...してるのを背景に走ってくる。
城里 カナメ
うぅ……リスナー助けて……。
砂島 未来
「え!マジで人だ~!どうもこんちは~!」
一宮一也
「元気いいね~こんちは~」
砂島 未来
「え!二人も!?うわ~!」キャー人~!こっち向いて~!
一宮一也
いえーいいえーい。
砂島 未来
「どうもこんちはー!自分なんか遭難?してて~?」
城里 カナメ
「あ……アヒ……ヒハ……」うつむきながら薄ら笑いを浮かべる。
砂島 未来
「え!?お二人もまさかそうですか~!?」
一宮一也
「そうそう、おれもそれ」
城里 カナメ
こわいこわいこわい……。
砂島 未来
「こんちはー!!」1の薄ら笑いに10の挨拶を返す。
一宮一也
「いや~今日はいい日だなあ~」
砂島 未来
「ずっと同じ日だった系の人すか!いやラッキ~!」
城里 カナメ
挨拶を返されると更に細くなります。
一宮一也
「よし、じゃあ、せっかく3人会えたことだし、呑みにでも行きますか」
砂島 未来
「いいすね~!」
城里 カナメ
「ヘ……? ハ……ハヒ……?」
砂島 未来
「居酒屋の厨房借りましょ!!」
一宮一也
「おっ、君もやってるねえ~」
砂島 未来
「俺最近自炊ハマってるんで!」
城里 カナメ
「ア……の……僕ゥ……」
砂島 未来
「はい!」相槌がデカい。
一宮一也
「どうしたどうした」
城里 カナメ
「ヒッ……僕はァ……いいんで……ここで待ってるのデ……」
城里 カナメ
お二人で楽しんできてください……。
砂島 未来
「え!そんな寂しいこと言わないでくださいよ~!」
砂島 未来
「行きましょうよ~!!」
一宮一也
「そうだよ~、また会えるかもわからないんだから」
城里 カナメ
はぁっ……はぁっ……(荒くなる呼吸)
一宮一也
「あ、またこの公園にくればいいのか、明日になっても」
砂島 未来
「そうそう!連絡先交換します?あっリセットで消えるかまいいやインスタとかしてます~?」
城里 カナメ
「アゥ……スね……ヘッヘ……」
城里 カナメ
「ェ……????」
砂島 未来
インスタとかなら覚えられるんで~
城里 カナメ
首を横に力なく振る。
砂島 未来
L◯NEでもいいっすよ~!
砂島 未来
「やってないんだ、残念!てかどこ住みですか~?」
砂島 未来
「遊び行くんで!」
城里 カナメ
「ァゥア……ヒン……」
一宮一也
「あ、カナメくん、飲み物でも持ってこようか」
城里 カナメ
助けてリスナ~~~!!!
砂島 未来
え!俺全然聞きますよ~!
一宮一也
なんか具合悪い?
一宮一也
お水とか……。
城里 カナメ
「うぅ……だ、だいじょうぶれす……」
一宮一也
「まあ、まあまあ、とりあえず移動しよう、ほら、暑くなってきたしね」
城里 カナメ
知らない人に飲み物をもらうわけには……。
砂島 未来
「あ!そういえばこっからちょっと暑いですもんね~この辺いいとこあるかな~」
砂島 未来
マップで検索……
城里 カナメ
「ア……ッ……ス……わかり、ましタ……」
城里 カナメ
力なくベンチから立ち上がる。ふらふら……。
砂島 未来
車乗りましょうよ車!ちょっと凹んだけど明日?には戻るし!
城里 カナメ
なんかもうみんな怖い……
一宮一也
あー結構いってるけどまあ動きそうだな。
砂島 未来
いや~すいません!(笑)よそ見運転ス!
一宮一也
後部座席は、割れたガラスが散乱してるので……
一宮一也
「カナメくんは……助手席だな!」
砂島 未来
結構イッててウケんね!
城里 カナメ
「へぇえ……???」
城里 カナメ
全ての要素が嫌すぎるけど拒否できるほどのコミュ力はない。
砂島 未来
あ!自分全然後部座席でいいんで!ガラス避けたら座れる座れる。
砂島 未来
ザッザッザ
砂島 未来
失礼しゃーっす
城里 カナメ
怖いよぉ……
一宮一也
「タバコ臭くてごめんね~」
砂島 未来
「酒くさいより全然いいっす笑」
一宮一也
「笑」
城里 カナメ
ものすごく躊躇しながら最後に乗り込みます…………。
砂島 未来
「ウェ~イ↑↑」
一宮一也
「うぇ~い」
一宮一也
出発進行っと。
城里 カナメ
常に俯いています。
GM
三人を乗せて、車が走り出す。
砂島 未来
えー普段何してる方なんですか?とか後ろから聞かれながら車が走る。
城里 カナメ
多分僕に聞いてないから黙っておこ……。
砂島 未来
バックミラー越しに お前を見ている
一宮一也
カナメくんは大学生かなあ?
城里 カナメ
ヒェ……!?
GM
三人、これまで出会わなかったのは、一体どんな偶然か。
GM
あるいは、何かが『繋がった』のか。
GM
何かが変わるかもしれない予感。
GM
永遠を漂っていた一日に、見知らぬ他人という小さなほころび。
GM
何かが変わった確かな兆しを、
GM
今、感じている。